スーパー、小売店などで買い物を終えると、レジに並ぶことになる。
商品一つひとつにはバーコードがつけられ、店員はそれをPOSで読み取る。
買い物客はそこで精算するが、実はこのPOSデータは単に商品の売上動向を解析するだけのものではない。
POSデータは、卸売業やメーカーで共有され、小売店の在庫の必要量や補充量を自動的に計算することができることになっている。
これにより、小売店の発注指示を待つことなく、商品をお店に発送される。
平たく言えば、POSデータから消費者が購入した分だけ補充すればいい。
店頭商品の在庫管理も、小売店に代わって、メーカーや卸売り業者が行うことになる。
また卸売業者は、倉庫の在庫が減少すれば、次に納入される日までの需要予測を行い、それに対応した量を機械的にメーカーに発注することになる。
このシステムはCRP、シーアールピー(Continuous Replenishment Program)と呼ばれ、連続補充方式とも言われる。
CRPは、メーカー・卸・小売業が一体となって「効率的な消費者対応」を行なう、ECR戦略(特に食料品、日用品)の具体的な施策の一つとしても利用されている。
すなわち、ECR戦略は消費者の需要創造であり、このECR(Efficient Consumer Response)は、「効率的な消費者対応」、生活者満足の最大化を図るもの。
具体的には、消費者のニーズへの対応を目的として、メーカー、卸業者、小売業者が連携し、流通システム全体を効率化しようとする取り組みのこと。
それで、消費者を基点とした、製品補充、販売促進、品揃え、新製品導入の効率化を目指している。
IT革命による、新しい発想に基づく受発注業務や、時代の要請に即応した物流業務が、流通業界に新たな息吹を吹き込む。

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