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cali≠gari 11 感想 〜ゼンブ・ホンブン・ダブン・キブン〜

2012/1/29 | 投稿者: 525

11を聴いていて他の人の感想が知りたいなーと思い、
「cali≠gari 11 感想」でググるのと何故がこのブログが検索上位にきちまいまして・・・
11の記事なんて書いてないのに、Amazonの次に表示されてますな。
(前に書いたカリガリの1000本ノック記事が影響してるらしい)

これは感想書かねばと長らく使命感があったので、とりあえず書くことにした



まぁいつも通り、チラシの裏みたいな感じで。
レビューするほどの技量も器量も御座いません。




1. 吐イテ棄テロ(詞:石井秀仁 曲:石井秀仁)
シンセから徐々に激しさが増していく。マネキンみたいに一度聴いたら頭に残りますね。
1曲の中に2,3曲入ってる感じがして面白かった。
既存曲の似たメロディを部分的に使っていて、何かしら印象付けしてる感じがした。
また、元々1曲目として作っていた曲だと石井が雑誌で言ってました。
歌詞の言い回しは-踏-っぽいですね。タバダってダムダムダバダバの略かな




2. JAP ザ リパー(詞:桜井青 曲:石井秀仁)
1曲目と切れ目なく続いている曲。初の曲:石井、詞:青。
普通逆だろってところがカリっぽい。ギターも昔の青さんぽい。
雰囲気は昔のメリーっぽい感じで、ガラさんが歌っても十二分に映えそう。
「歌詞カードに載せられないような歌詞」という石井のテーマで、
日本人の狂気的な殺人とかに視点を当てて書かれている。
JAPって昨年よくネットスラングとして使われていましたけど、
外国人が日本人を卑しむときに使う差別用語です。
それにジャック・ザ・リッパーをかけている。
内容は四肢切断された「だるま女」についてでしょうかね。
「それじゃあ、バイバイ」は売買ともかけてますし。
憎きビクターにNGが出る同然と思われている歌詞で、
実は消えてない(バレてない)部分が残ってるらしい。
こういう過激なことも未だにやってくれるところはムックとは違いますね




3. 娑婆乱打(詞:石井秀仁 曲:石井秀仁)
シングル曲。歌は撮り直し。
サビ前とかの伸ばしとか、「ウーハー」とかの違いが大きいね




4. コック ア ドゥードゥル(詞:石井秀仁 曲:石井秀仁・村井研次郎)
元々研次郎が別のバンドとかを目的で作ってた曲。
80年代ディスコ風曲で、娑婆乱打の後でマッチしてる。
少し前に聴いたらカリガリっぽくねーなーって思ってただろうけど、
復活後の今だとスゴいカリガリっぽいなーと感じました。
「振り向けば横たわった過去が風化して〜」について
音楽と人で少し触れていましたが、珍しく自身のことを書いてるみたいですね
「根もないハーモナイズ」は「根も葉もない」ですかね。
暗中浪漫でも同じ部分がありますし(根も葉もなく)。
それとシャ.ナ.ナでも「値もない、?い」って似た言い回しもありますしね。
あと曲名はニワトリの鳴き声ですよね。海外の人はそう聴こえるという。
言葉なんて聞く人によってどうとでもとれるんですよって意味かな〜と勝手に妄想中




5. その斜陽、あるいはエロチカ(詞:桜井青 曲:桜井青)
青さんの打ち込み曲。石井の低音ボイスのエロさを想定して作ったという。
最近エロ曲が物足りなかったので、個人的に結構嬉しい。
また、アルバムのテディベア曲でもありますが、実際は消去法だとか。
(テディベアはゲイ用語とは全く知らなかった…)
部分的に少し前のBUCK-TICKっぽい感じがしました。
歌詞はひたすらエロいですが、多分元ネタを分かる人は少ない(僕もほとんどわからない)。
例えば「けもの部屋」は女因さそりというVシネマ。
他にも舞妓や遊女とかの風儀も取りれてる感じかな。あとジャネット・エンジェルとか…
ちなみにJAP ザ リパーの元ネタのジャック・ザ・リッパーこと切り裂きジャックですが、
皮肉?にも殺人の対象はここでいうところの売春婦(狙って書いてるのかは不明)。
この曲に限らないけど、マニアックなネタを扱っているのに聞き手がバンギャってのも面白いよね。
嘆かわしい思想の本質に 希望などもてん いらん 知らん 積年の上塗り〜じゃないですけど(笑)




6. アイアイ(詞:石井秀仁 曲:石井秀仁)
混沌の猿の続編。猿シリーズ。かなり聴きやすく、スルッと終る。
混沌の猿を聴いた知り合いの子供に猿はアイアイでしょと言われたのが元ネタとか。
イントロですけど、昔ドンキーコングでこんなステージのBGMありましたよね(笑)
まぁ、ドンキーは猿ではなくゴリラですけど。。。
サビ前はなんとなくお猿のかごやっぽい感じ?
最後にかけて混沌の猿になっていきます
6曲目に入ってるけど普段なら3、4曲目に入ってたんじゃないかな




7. 初恋中毒(詞:桜井青 曲:桜井青)
青さんのを先に聴いてるから自分なりに料理するのが難しく、ハマったと雑誌で言ってた。
使われなかったVerもあったとか。
BL編と差別化するために色々試みているけど、どうしてもカラオケに聴こえてしまう。
こればかりはシングル聴いている人は仕方ない




8. すべてが狂ってる 〜私は子供が嫌いです 編〜(詞:桜井青 曲:桜井青)
ベース以外撮り直し。元ネタの作品を更にオマージュして子供が嫌いです編、に。
ライトポップになって可愛らしいですね。「パフ‐パフー♪」がいい味だしてます。
あと最後の青さんの語りも変更されてて、シングルを買ってても満足できる内容。




9. 暗中浪漫(詞:石井秀仁 曲:石井秀仁)
再録なし。元はアルバム曲だけに入ってるものにしたかったらしい。
イイ曲なのにシングルじゃないの?みたいな。
そうなってたら石井が結構わかりやすい歌詞を書いてた…みたいなことを雑誌で語ってた。
あと、もっと血みどろ臭いアングラ臭のするようなとか。
実は時間がなくて2番に入る歌詞が1番の使い回しになっているという裏話があったり。
メロディは青さんっぽいんですよね、どことなく。
このアルバムのイメージやコア(核)になっている曲ですね、多分。




10. 最後の宿題(詞:桜井青 曲:桜井青)
歌詞もメロディも懐かしさを感じさせてくれる90年代エレポップ。
#2のエンドロールでもBGMになってましたね。
そのときは DUB NOTE みたいのかと思ってたけど、全然違った。
スクールゾーンと暗中浪漫を足して青で割った感じでしょうか(笑)
歌詞は青春狂騒曲が夢に対する青春曲ならば、こちらは恋愛青春曲。
初恋中毒は恋愛失敗ですが、これは成功して「性」までこぎ着けたケース。
青さん的に言うと、起用な恋愛をこなした場合のパターンで、
普通の人は初恋中毒ぐらいが普通なんですけど、っていう。
でもそこで終わらせてないところが青さんらしく、
最後に「変わらぬ群生劇」というフレーズを使ったのは流石です。
カロッサの「我々は人生という大きな芝居の熱心な共演者だ」という格言に近い気がします。
歌詞に2か月かかったらしいですが、かなり実ってると思う。
ちなみにAmazonに11が登録されたときのリストでは、この曲が11曲目になってました。




11. 東京、40時29分59秒(詞:桜井青 曲:桜井青)
前曲の2時間31分前。曲名の理由は秘密だが、歌詞のないところに意味が隠されてるとのこと。
最後に歌詞が追加されましたが、私小説的なことだからシングルでは抜いていたらしいです。
インタビューで書かれてますけど、自分ができなかったこと(仕事だったり恋愛だったり)は、
他の人がしてくれるから自分は今の自分(桜井青)を楽しもう〜みたいなことを語っていました。

この追加された部分がスクールゾーンでの青さん部分の歌詞に少し似ていて。
(〜汚レタ体デ暮惑イ、来シ方行ク末、只、思ウ〜)
石井の方がメインで聴こえるけど裏で青さんが歌ってる点とか同じですし。
歌詞も前後に「ビルの影」〜や「暮レ惑イ(=夕日)」、「空」や「色」とか。
東京43時00分59秒は0時からカウントすると翌日の19時頃。
東京、40時29分59秒は大体翌日5時半頃。
また、東京〜は青さんが学生時代のときの曲と語っています。、
そしてスクールゾーンは通学路。歌詞にもある新宿裏通り(20年前)。
これだけキーワードを散りばめたので、色々と妄想ができるでしょう。
(まぁ特別何かがわかる訳ではないと思いますけど)

あと多分偶然の一致だと思うのですが、
宇多田ヒカルの「ULTRA BLUE」というアルバムに「Passion」という曲があり、、
「わたしたちに出来なかったことをとても懐かしく思うよ」というフレーズがあるんですけど、
追加のラスト「きっと誰かが自分の代わりに叶えてくれるだろう」と意味的に似ているんですよね。
「ULTRA BLUE」(極限の青)に入ってる上、Passionは恋愛、情熱とかの意味。
しかも両方歌詞の最後に入ってますし。
直接関係はないでしょうけど、なんとなく似た匂いを感じたので書いときました。






最後に。
音楽論なんぞ存じませんが、これは良い作品です。
従来のカリガリを追求してる訳ではなく、今のカリガリを表してるのがコレなんです。
まとまっているようで散らばっいて、でもそこがカリガリっぽくて。
過去の後追いを望むファンもいますけど、現在のカリガリにおいてそれはナンセンス。
「昔の方がいいよね〜」と言われない作品作りを心がけているのではないでしょうか。
新規性を求めて逆にモサくなるバンドもいる中、カリはそこら辺頑張ってると思います。
まぁ、どこぞのバンドみたいに「新しいこと、新しいこと」しか言わないと既存の財布達は冷めちゃうので、
程よい強弱をつけて今後も頑張って頂きたいと思っています。

そして青さんが早くも12についてチラッと語ったらしいですね。
研次郎がバンド音で撮ったり合宿しても面白いんじゃない?と言ってたので、
今後そういうのも組み込んだりしたりすると聴き手側的には面白いですよね。
作り方が変われば音が変わるのは必然なので。
まぁ石井はこの作り方がほぼ完成形みたいなこと言ってますけど。

あと今回時間がもっとあって曲数を11という縛りをつけなければ、
7、8曲目にアルバム曲やドラマを入れたかったんじゃないかな?
そこら辺も12だか#3かはわからないですが、期待しましょう。


おしまい(よ!エンタテインメント)



11(初回限定盤)(DVD付)
cali≠gari
11(初回限定盤)(DVD付)
曲名リスト
1. 吐イテ棄テロ
2. JAP ザ リパー
3. 娑婆乱打
4. コック ア ドゥードゥル
5. その斜陽、あるいはエロチカ
6. アイアイ
7. 初恋中毒
8. すべてが狂ってる ~私は子供が嫌いです 編~
9. 暗中浪漫
10. 最後の宿題
11. 東京、40時29分59秒

1. 娑婆乱打/ミュージックビデオ
2. カリ≠ガリのTVコマーシャル「娑婆乱打」15秒スポット 発売後編
3. 暗中浪漫/ミュージックビデオ
4. カリ≠ガリのTVコマーシャル「暗中浪漫」15秒スポット 発売前編
5. カリ≠ガリのTVコマーシャル「暗中浪漫」15秒スポット 発売後編
6. 第1回 ヴォーカリスト石井秀仁インタヴュー
7. 第2回 密室芸能ニュース ー桜井青さんの一日ー
8. 第3回 むらい散歩 村井研次郎がゆく楽器フェアさんぽ
9. 第4回 密室大陸 ヘビースモーカー武井(ドラマー、俳優、映画監督)
10. 第5回 映画「愛と青春のme覚革命」予告編
11. 特別編 映画「愛と青春のme覚革命」1シーン

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