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新葬ラ謳

2012年に購入した音源で良かったもの10個 -改訂版-

2012/12/31 | 投稿者: 525

2012年に発売され購入した音源で525が良かったと思ったもの10個。
この番付も4年目ぐらいでしょうか。

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ちなみにこんなブログなのでこういうネタで書いているだけです。
書き手は音楽ってものをよくわかっていないし、語るもんでもないと思っています。
んな訳でここに書いてあることは結構テキトーです。
論理うんぬん、感覚的に好きだったな、って思ったものを連ねているだけだと思ってください。

それでは、そんなこんなで書いていきます。

【1/15 編集】




11(初回限定盤)(DVD付)
11/cali≠gari [2012.01.11]
年始発売だったのでだいぶ前に感じますが、今もループ率は高め。
11曲40分という短いアルバムというのもありますが、カリには珍しく捨て曲がなく1曲1曲印象に残るアルバムでした。これに収録されていないけど「さよならスターダスト」も良かった。

Shy, Low
Shy, Low/Shy, Low [2012.01.20]
王道?っぽいUSのポストロックバンド。
曲名の並びからもわかるように、物語のような流れができている。以下解説。
「灯を灯し荒波を乗り越えると一時の黄金期が訪れ、その後は再び過酷な時間が待っている。
そして「Farewell: A New Beginning」、別れ:それは新しい始まり」。
言うならば人の一生そのものを叙情的なサウンドに乗せて表現している。
全曲中異質に聴こえる5曲目「Heavy Hands」は、老いた自分と外との不調和をハードで歪んだサウンドで表現しているのではないか、と偉そうに解説してみる(笑)
人生60年なんて言いますが、1曲10年だと思い6曲楽しめば何かが見えてくるかもしれない。

I Am the Salt
I Am the Salt/Alta Mira [2012.03.12]
Albany(NY)を拠点で活動中のインディバンドの2ndアルバム。
最近はPCでの作曲が容易なのでトラック数を増やし入り組んだ音を作る人が多いですが、このバンドは逆。足し算よりも引き算。だからと言って簡素という訳でもない。
目新しさはないけど、でしゃばらないコーラスと演奏が美しく頭に残りやすい。
同期なしで演奏しており、ほとんどの曲は一発撮りみたい。

Language
Language/Zulu Winter [2012.06.19]
2012年、母国UKにて新人で1番注目を浴びていたと言われるバンドの1stアルバム。
最初聴いたときの印象が、「これ10年ぐらいやってきてるバンドじゃないの?」。
少なくともペーペーの僕が聴いても、活動し始めて1年目のバンドとは思えなかった。
美しいんだけど聴かせるだけじゃなく、ダンス要素なども盛り込んでいて退屈しない。
文学人ということもあり、Languageに込められた意味も興味深い。
向こうの言語や語彙のニュアンスを柔軟に理解できれば、かなり入り込めるのだろう。

SOFT
SOFT/ストレイテナー [2012.06.13]
昨年が勢力的だったから今年は繋ぎだと思っていたのに、いい意味で予想外。
新曲2つもいいけど、やはり耳に馴染んでいる旧曲のアレンジがいい!
加えてさり気なく旧→新の並びになっていて、歴史を辿る感じがします。
お気に入りは角を落としポップになった「MAGIC WORDS」。
関係ないけど、LCに貴重なRecordの寄付ありがとうございます。

Arc In Round
Arc In Round/Arc In Round [2012.06.26]
フィラデルフィアを拠点に活動しているインディバンドのアルバム。
主にポストパンク、サイケ、ノイズ、シューゲイザーを主としている。
本作は近年人気上昇中のドリームポップっぽい甘く浮遊感のある曲が揃っている。
それでも一様に〜系という感じではなく、ムード感を重視しつつ実験している感じ。
知識が乏しく細かく説明はできませんが、煩瑣的な曲が好きな人は楽しめるかも。

Divination
Divination/n Hearts Wake [2012.08.31]
AUS東部人口5000人程の小さな町バイロンベイで活動しているメタルコアバンド。
面白いと思ったのが全曲名の後に続く括弧表示のタイトル。
Neverlandに対しThe Star、The UnknownにStrength。
全部タロットを表しているらしく、これらでテーマと曲ごとの温度差を変えている。
日本人が洋メタルを聴くと聴き分けが難しいと聞きますが、これはゴリゴリしたサウンドが主でも各曲差別化されていて聴き分けがしやすい。ハードながらエモい部分もあり初心者にもオススメ。
デスボでない方のボーカルの声はInternational Driveのボーカルの声に似ている

夢見る宇宙
夢見る宇宙/BUCK-TICK [2012.09.19]
櫻井さんの大枠となるテーマがアルバムを包んでいて、名前負けしないアルバムでした。
ポップ過ぎるという意見もあるけど、それでもどこか掴みどころのない感じがして好き。
ノイズや音色重視な聴かせ方など、ポストロックぽさも個人的にヒットした。
既存曲も入っているけど、ラスト3曲の畳み掛けがカッコいい。
ジャケのクリムトの金魚も楽曲にマッチしていて、まさに夢見る宇宙!

GIFT
GIFT/THE NOVEMBERS [2012.11.07]
今までのような轟音や歪み・怒りを一掃した今作。
浮遊感と歌声が美しく染み渡って、ただただ優しい。
前情報なしで1曲目を聴いたとき、船出や福音を彷彿させてくれたんですけど、後で調べるとMoiréがフランス語で波紋という意味で驚いて。そこら辺の印象伝達が上手いと思いました。
前作「MIsstopia」は最高傑作と言ってもよかったので、今回物足りなさを感じるのは嘘ではないけど、「GIFT」を聴くと素直に受け止められるし、この世界観に心地よく浸る自分もいる。

Asobi Seksu x Boris (Split)
Asobi Seksu x Boris (Split) [2012.12.11]
ノイズ・シューゲイザー系でNYを拠点に活動しているAsobi Seksuと、USのレーベルを主としているハードロックバンドBorisが互いの楽曲をカヴァーしたスプリットシングル。
どちらも海外で高く評価されているだけあって、後述する4曲を含め全曲クオリティが高い。
様々なエフェクトや引き出しの数が興味深く、単体音源を集めるきっかけを与えてくれた。
ちなみにUSで7インチ盤を買うと別に4曲がダウンロード可能だとかで。
このシングル自体、国内だとiTunesやAmazonなどのデータ上でしか購入できないというのもあり、現状この4曲はYouTubeなどのStreamingサイトでのみ視聴が可能。
この4曲もクオリティが高くて驚いた。というかこっちが本命。



その他
上記以外でも印象に残った音源は結構あり、個人的には豊作だった印象。
洋楽だとBorn Villain/MarilynUgly/Screaming Females
日本はOKINAMERICA/ROACH傷名/The Mirrazburundanga/FACTLiFE and DEATH/SiMとか。邦楽は最近カッコイイバンドや音源が出てきている。
音が良くても売上が厳しい方も多いみたいなので、消えなければいいのだけど…

ちなみに今年洋楽はベテラン勢の勢いのあった年だったそうです。
これはUS・UK問わず、新人バンドの不作・勢いがなかったのが理由だそうで。
大物を押し退けて雑誌の表紙を飾るようなバンドが不在というのが現状。
期待の新人と言われてたバンドの売上が数千枚どまりというのも酷な話です。

一庶民からすると売れ行きなんぞどうでもいいのですが、90年代でいうところのミューズとかレディオヘッドだとか、そういう名前が残るバンドはいないなーとは感じます。

まぁ邦楽もその部分は同じですけどね。
大物バンドの復活・再結成、勢いのない新人。
アイドル性のあるものしか売れない現状は尚酷いかも。




どうでもいいけどどうでもいい話
近年はメジャーやインディーズ以前に一般人が商業上で音楽を売れる環境があって、「音楽」というものの売り方自体が変わってきていますね。別にライブハウスで活動していなくとも、ネットを上手く駆使している若手クリエイターの勢いはすごいなーと感じますし。
まぁ、バンドとは違うし畑違いなんですけどね。


巷で話題になった「禁断の多数決」は、ネットを上手く駆使している例じゃないでしょうか。
他にもニコ動発でメディア展開をしているカゲロウプロジェクトは、ヲタや若年層やターゲットに世界観というものを使い上手い商売をしていると思います。
(※こちらは音楽だけではないですが、音楽からの展開という意味で例として取り上げました)

ライヴで「かっけーこれ売れるわ」と思った新人バンドの音源より、ニコ動とかで一般人がボカロを使って作った曲が数倍売れる昨今、音楽単体の興味ってすげー分散しているなと感じます。




最近ノ525
僕はSoundCloudという海外サービスを利用しているのですが、先に上げた10個の気に入った音源の中に海外のインディバンドが多いのはこれが原因です。

無料でフル視聴できるし、マイナーな音楽を見つけるのは面白い。
気に入ったらAmazon MP3なりiTunesなどでワンクリック購入ができますし。
僕みたいにパッケージ自体に価値を求めていない人には非常に便利なサービス。



洋楽はパッケージ購入でも、邦楽の半額以下で購入できるのも嬉しいんですよね。
邦楽アルバムだと最低3150円ってとこですが、洋楽だと安いものだと1000円切りますし。
いわゆるレンタル感覚でジャケ買いが気軽にできるのは大きい。

そんな背景もあり、割高な邦楽で楽曲を模索購入するのが馬鹿らしくなってきて(今更)。
本当に欲しいものじゃないと邦楽のパッケージ購入は避けるようになりましたね、今年は。
どうせそこそこ知名度がある音源なら2コインで借りられますし。
先にも書きましたが、僕は音さえあれば視聴方法はなんでもいいので。

そんな訳で洋楽邦楽問わずCD不況と言われる昨今ですが、個人的にはありがたい環境が出来上がってきているんじゃないかと思います。

長くなりましたが、以上です。
それでは次回は2013年末に。
したらな!






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