10月初日は、市内の民間介護施設でのボランティア演奏に4名で参加。これは会のTシャツ姿で良かったが、下旬には、男性は「紋付きの着物と袴」姿でと指定された演奏が日本武道館において予定されている。しかし、38年も前の結婚式で袴を着けて以来、そんな格好はしていない。ましてや着付けをしてもらっただけで、一人で着る経験は皆無。
そんなわけで、練習を兼ねて、ネット通販で安価な羽織・着物・袴のセットを購入。2日ほどで届いたため、まずは畳み方、着方などをネットで調べて早速試着してみた。
サイズもぴったりで見た目もなかなかいい感じ。でも羽織には紋が付いているが、着物は紋なし。そのため、本番では所属流派の紋付き着物と袴を先輩の名取から借りることにした。
この先、ボランティアなどで着る機会もあるだろうと、せっかく購入した物だが、しばらくは出番なし。
4日には、東京の江東区にある「ティアラこうとう」で開催された「秋のギターコンサート」を聴きに行き、帰ってからはすぐさまフットサル、そしてその延長での飲み会へと突入。
5日から6日にかけては、大型の台風18号が近づいていることで、屋外での太極拳のイベントは中止・延期となり、ギターサークルの練習も同様。
ノーベル賞3人受賞というおめでたいニュースが報じられ、皆既月食だった8日が過ぎ、10日は文化会館で行われた太鼓芸能集団「鼓動」の公演に妻と出かけた。新潟の佐渡を拠点に、1年の3分の1を海外、3分の1を国内各地で精力的に演奏活動をしているという「鼓動」。力強く鳴り響く太鼓の音に酔いしれるとともに、疲れを知らない若者たちの熱演に心底感心。
翌11日には、まだ暗いうちに車で出発し、嬬恋・草津方面へのドライブ。
もともとは三味線サークルの仲間と一緒に、嬬恋でキャベツと奮闘しているメンバーに会い、一泊して「三味線合宿」や観光をしようという計画だったが、18号に引き続いての台風19号の影響が心配されたことで、大事をとって中止となったもの。
しかし、当日の天気予報を調べると大丈夫そうだったため、最近、車での遠出をしていないこともあり、一人で出かけ、宿泊はせずの日帰り旅行。軽井沢から鬼押し出しに立ち寄り一休み。
予想外の秋晴れの好天に恵まれ、嬬恋高原から草津温泉に足を伸ばし、露天風呂に浸かってリラックス。
「湯畑」やその周辺もきれいに整備されており、昔のイメージからは想像できないくらい。このまま一泊してしまおうかとも思ったが、財布の中身を見て断念。
翌日は地区の運動会があり、朝から一日、小学校のグラウンドで過ごした。歴史は古いが規模的に弱小の自治会ということもあり、対抗競技での結果はビリ。しかし、来年以降に向けて新たな目標ができたと思えばこれでよしというところか。
終了後は自治会館でのご苦労さん会、さらに二次会に繰り出しての憂さ晴らし。
台風一過の晴天となった14日は30度超えの暑い一日。しかし翌日は小雨で肌寒く、夕方からは中華料理の店のママさんの誕生パーティーに、現役時代の飲み仲間二人と出席。おいしい料理と紹興酒で旧交を温めた。
17日には、文化会館での「交通事故防止研究会」に急遽出席することになり、交通安全指導員の立場で出かけると、なんと講演の講師は石坂浩二さん。神奈川県交通安全協会の会長を務めている石坂浩二さんは、話もなかなか上手で引き込まれた。
18日は東京で三味線サークルの定例練習会、翌19日の日曜日も自治会のバス旅行で東京へ。この日は「巣鴨」、「東武ホテルでのバイキング」、「柴又」の3箇所が目的地。
22日は朝から心臓のエコー検査や定期の採血検査を済ませ、そのまま横浜市緑区の「みどりアートパーク」で12時開演の「第1回よこはまギターフェスティバル」へと向かった。
このイベントは「ギターを楽しむ会」が主催し、26日までの5日間に渡って行われるとのこと。他の予定が入っていない、23日、26日にも会場に出かけてのギター三昧。
他の予定とは、例の日本武道館での「津軽三味線プレゼンテーション1200人大合奏」のこと。24日の夜にリハーサル、25日が本番のため連日の武道館通い。
3日間に渡る第54回郷土民謡民舞全国大会の2日目に、東京オリンピックでのプレゼンテーション演奏やギネス登録を目指しての大きなイベント。全国から集まった人々によるぶっつけ本番に近い大合奏だ。リハーサルは自分一人だが、本番当日は、師匠をはじめ7名で参加。こうしたビッグイベントに参加できたのは貴重な体験。ギネスの認定もされ一安心。
太極拳、フットサル、ギターサークル、三味線などルーチンの活動に加え、10月のアミューあつぎでの映画鑑賞は計8本とこちらも順調。

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