2005年に世界的に問題となったモハメッド風刺画問題に絡み、12日早朝、オーフスで、風刺画を描いた12人のうちの1人、クルト・ヴェスタゴー氏を暗殺する計画を立てていた3人をデンマーク情報局が逮捕しました。風刺画を掲載したユーラン・ポステン紙の特大スクープです。3人はチュニジア人2人とモロッコ系デンマーク人1人。ヴェスタゴー氏を自宅で暗殺しようとしていたそうです。これが実行されていれば、1991年に悪魔の詩を和訳して何者かに刺殺された筑波大の五十嵐教授のような凄惨な事件になっていたでしょうから、デンマーク情報局はお手柄です。この件について、国内のイスラム教関係者たちは、一様に「なんでいまさら」「風刺画問題は終わったこと」と当惑のコメントを述べていました。

逮捕時の突入の際、ノブをぶち破られた容疑者宅のドア。ユーラン・ポステン紙より。