こっちの新聞「Politiken」に日本の野球が登場していました。おお、なんだと読むと、AP通信の転電ですが、日本のプロ野球が試合時間短縮でCO2削減へ、という話でした。こちらでも環境問題は関心が高いだけに、その日のデスクの目を引いたんでしょう。記事の内容は事実を淡々と伝えたものでした。ただ、デンマーク人は、野球はアメリカの映画でみて存在は知っている、というレベルで、ルールなんて絶対に知りませんし、プロ野球どころか、メジャーリーグもまず知らない人がほとんどなので、どれだけ関心を引いたか。
そもそも無知の一端が、この記事の写真でしょう。商標権もあったのかもしれませんが、新日本石油ENEOSの田沢純一投手が昨年11月、日本代表として台湾でのワールドカップで投げたときの写真です。この日本代表は、社会人と大学生から成り、プロ野球選手は一人も入っていません。つまり「プロ野球の写真」ではないのです。とはいえ、その写真を記事と一緒に流しているのはアメリカの通信社APなので、メジャーリーグを熟知しているはずなのに、これまたいい加減な配信しやがって、という感じです。ま、国際社会というのは案外こんないい加減さの中で成り立っているということでしょうか。よく考えてみて損した、ってなところですかね。