「Stay with me/Billie Holiday」
music
かなり久しぶりの更新・・・しばらく放っておくと、再開するのに踏ん切り(というほど大層なものでもないけど)がいるものだ。
特に話題もないのだが今聞いているCD『
Stay with me/Billie Holiday』がとても気持ちいいので
メモする気になった。
このアルバムはオリジナルとしては亡くなった1959年Verveリリースのもの。
1954〜55年録音で、私のはLP未収録のボーナスが3曲追加されている。
ビリー・ホリデイのキャリア中ではやや評価の落ちる晩年にあって『Lady in Satin』と並ぶ傑作らしく、ディープな味わいは薄めだが、そこはワン・アンド・オンリーの歌声。貴婦人の気品をたたえつつ軽快にスウィングしてなお、ちょうど頃合いの過不足無い情感も備わっているのが心地よい。
人気沸騰のマデリン・ペルーはしばしばホリデイと比較されるが、確かに「Don't Wait Too Long」を聞いたときは生まれ変わりかと思ったものだ。彼女のファンでもしまだビリー・ホリデイを聞いていない人がいれば、これなど、ヘヴィー級の名作『奇妙な果実』あたりよりも取っ付き易いかもしれない。
そう言えば、話題を呼んでいるカレン・ドールトン『
In my own time/Karen Dalton』も、これまで存在すら知らなかったが、年明けに買ってすっかり虜になっている。
声質から引き合いに出されるビリー・ホリデイよりはかなりルーズだが、美声とは言いがたいけれど誰にも真似できない独特の魅力的な歌声が、素朴なウッドストックサウンドやアメリカの荒涼とした大地が目の前に浮かんで来そうな弾き語り調の演奏(個人的にはこちらのタイプが好み)に映えて素晴らしい。
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投稿者: SHOJI
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