先週お休みしている間に、実はスロヴェニアからチェコのプラハに行ってまいりました。
スロヴェニアはイタリアのベニスからもうちょっと東に行ったところにある、四国ぐらいの大きさの国です。
人口約200万人、首都はリュブリャーナ。
去年スロヴェニアからお客様が見えたのを、覚えていらっしゃいますか?
リリーさんとダニーさんのお二人。
ダニーさんがアコーディオンでスラブポルカを弾いてくださって、楽しい夜を過ごしたのですが、今回は我々がリリーさんのお宅にお邪魔しました。
リリーさんは、マリボーというスロヴェニア第二の都市にお住まいで、リュブリャーナの老人施設で秘書の仕事をなさっています。
我々がウィーンから列車でマリボーに着くと、駅まで息子さんと一緒に迎えに来て下さっていました。
息子さんは19歳で、美容師さん。なかなかハンサムな青年です。
その日はお宅へ直行して、リリーさんが仕事場から持って帰った夕食(つまり、老人施設で出される食事)をごちそうになりましたが、これがおいしい!
牛肉をホワイトソースで煮込んだものとポテトなんですが、こういうのは日本の老人施設じゃ出ないよなあと思いながら頂きました。
次の日、リリーさんが車で出勤されるのに便乗してリュブリャーナへ。
向こうではリリーさんのお友達のイヴァンさんが、ガイドをしてくださいます。
丘の上にたつ城の麓に旧市街地が廻り、堀のような川を隔てて新市街地がひろがります。
これが一国の首都!?と思うくらいの規模ですが、落ち着いていていい雰囲気。
川には「三本橋」という、文字どうり橋が三本架かったところがあって、よく見ていると、人々は両端の細い橋を渡り、真ん中の広い橋はがらがらです。
イヴァンさん曰く、
「最近まで真ん中の橋は車用だったから、その癖が抜けないんじゃないかな」
リリーさんの帰宅に合わせて我々も帰りましたが、この日の夕食も施設メニューで、今日は鶏肉煮込みにマッシュポテト。
どうも「煮込み肉にじゃがいも」というのが定番のようですが、ちょっとカロリー高そうですねえ。野菜は食べてるのかしら?
三日目からはマリボー観光です。
といっても、マリボーは小さな町で2〜3時間もあれば旧市街は回れてしまう広さ。
でもやっぱり川があって、何本も美しい橋が架かっています。
3つの池がある公園が市民の憩いの場となっていて、そこからすぐ山にも入れるし、スキー場もバスで20分ほどのところにあって、つまり市街地のすぐそばに自然がいっぱいなのです。
田舎暮らしを楽しみながら、簡単にバスで映画も見に行けちゃうわけで、う〜ん、これはうらやましい。
街中もなんとなく小奇麗だし、英語は通じるし、コーヒーはポルトガルより高いけど人々もなんだか穏やかそうだし、これはなかなか、住むのにも旅行にもいいところだなあと思いました。
でも、スロヴェニアの人はオーストリアはあまり好きではないような。
ウィーンに有名な「ザッハートルテ」というチョコレートケーキがありますね。
わたくし今回ウィーンを通った時これを食べて、さすがにおいしいな〜、と思ったのですが、リリーさんも、息子のジーガくんも、友達のセバスティアンくんも、
「マリボーの“イリア”のザッハートルテの方が断然おいしい」
と力説。
じゃあ、というので私も食べてみましたが・・・やっぱり本家本元ホテルザッハーの方がおいしいと私は思う。
でも、
「ね、こっちの方がおいしいよね」
というリリーさんの笑顔にはさからえませんでした。
このあと夫はお役所仕事の用事でイタリアへ、私は単身チェコのプラハに向かいました。
この続きはまた次回に。

マリボーのドラヴァ川