さて、久々の更新です。
各企業と商品開発やブランディング、
ロゴマークのデザイン等の仕事をしていますが、
普段なかなかブログ上で紹介しきれていません。
進行中の物で公表して良いものというのは
ごく限られていて、リアルタイムに紹介出来ません。
それに、実務が忙しいあまりに、
ブログアップしきれていないというのも
事実ですね…。
2006年の仕事から
まだしっかり紹介しきれていないものを
順にアップして行きます。
06年の7月頃から
『肝高の阿麻和利:きむたかのあまわり』と言う
勝連の舞台劇(現代版組踊)のロゴデザイン・商品開発をしています。
かつて勝連を治めていた阿麻和利という
按司(王様)の物語を、与勝地区の中高生達が
演じ、踊り、生で音楽も演奏します。
平田大一さんの演出による話題の演劇で、
昨今の各地で見られる
演劇による地域振興・歴史教育とが一体となった
地域の取り組みのモデルになったのがこの
『肝高の阿麻和利』といっても過言ではありません。
僕達は琉球紅茶の
ティーファクトリーさんを通して
『肝高の阿麻和利』の仕事をする事になりました。
ちょっと阿麻和利について…
歴史上反逆者として伝えられている阿麻和利も、別の側面から見れば英雄であり、その事柄を通して歴史に対する多角的な見方がいかにに大事かを考えるきっかけにもなった。沖縄を通して日本が見える事が時としてある様に、勝連の阿麻和利ストーリーを通して沖縄が見え、そこから日本や世界が見えてくる思いがする。
商品開発にあたって、先ずはロゴマークからという事で
ロゴマークをデザインさせてもらいました。
話があってから一発で決めていました。
“あの角を使うぞ”と。
だいたいの場合、打ち合わせで話を頂いた時点から
デザインが始まっていて、ほぼ自分の中では決まっています。
はじめのインスピレーションは大事です。
担当の方とのフィーリングやバックボーンなど
をふまえて、はじめに出てくるイメージに
くっつけたり削ったりしながら
あとは論理的に進めて行きます。
これらの提案が完全にひっくり返る場合も多々ありますが…
阿麻和利のロゴはわりとストレートに決まりました。
ストレートというのは、初回の提案から
ほぼそのままという事です。
そのせいか、かなりパンチが効いていると思います。
逆輸入的な和テイストのアプローチは
どちらかと言うと通例がないと思うので、
それを受け入れる事が出来たのは
流石先駆的!と思いました。
少々アクの強い感じですが、その方が劇にマッチします。
はじめは、“向立(こうだて)”と呼ばれる、角飾りが
どうしても“ガンダム”を連想してしまって、
どうかな〜と思っていましたが、
僕なりの狙いが“演者の子供達にウケたい”って事だったので、
ガンダムっぽくて逆にOKとしました。

<『肝高の阿麻和利』のロゴマーク(シンボルマーク)は、組踊の舞台衣装として使われる、阿麻和利の“向立(こうだて)”と呼ばれる、角飾りをもとにデザインされています。組踊の中の按司(あじ)を表す向立は、日本の兜に近い物ですが、沖縄特有の形態です。気高き勝連の王、阿麻和利と沖縄の文化財組踊とを同時に象徴し、先人達に学び、誇り高き未来を築くという、思いが込められたマークです。>
次回は、阿麻和利カリーパン(?!)を紹介します。
お楽しみに!
『肝高の阿麻和利:きむたかのあまわり』公式ブログは
こちら