彼はいつも突然動き出す。
後ろの方でライブを見ていると思ったら、照明卓の前で光を操っていたと思ったらいつのまにか愛用のカメラを手に一気にステージの前まで来て片膝付いてシャッターをきり始める。
何かを待っているのだろう。ライブの前半から写真を撮られたことはない。決まって半ばすぎに動きだす。僕がのってくるのは大体ライブの半ばすぎだ。彼はその瞬間を切り取り、フィルムにおさめる。
きっと僕よりも僕がいい顔をする一瞬を知っていたのだろうと思う。
3月に突然久保っちが居なくなってしまったと言う衝撃は僕の日常に暗い影として存在しつづけていたが、追悼ライブの中身が決まりだしたこともあって少しずつ自分の中で折り合いをつけ、受け入れらけるようになってきた。
ライブは上記の日程、場所で行われます。久保っちの残したたくさんの写真を展示します。たくさんの人に来てほしい。そしてこのライブに来る全ての人にとって思い出深い一日であってほしいと思っている。
久保っちの作品のほんの一部
ふじき写真展・
ふじき写真展2