いつもの時刻に目覚ましが鳴って目を覚ます。ひどく寒い。
いつものように用意して家を出る。予報通り雪が降っている。多少積もってもいる。
駅に着くといつもより人が多い。事故で電車が遅れているとスピーカーから駅員の声が繰り返し聞こえてくる。
「こんな日にかぎって・・・」ホームでしばらく寒さに耐える。
予想通り車内は込み合っている。押したり押されたりでストレスが溜まっていくのがわかる。前のおっさんは体の前で傘を両手で持っている。おっさんの前は女子高生。おっさん危険だ。痴漢と間違われても文句いえんぞ。俺も弁護できん。
15分遅れで博多駅に到着。事前に電話をしてはいるが一応遅延証明所をもらって職場へ。そこで発覚。今日はオフ。
???
何故に?出勤って言われてますけども・・・。
「こんなこともあるよ」と言わんばかりに軽い感じで謝られる。
「最近こうゆうこと多いよね。ここ。」と同僚にドンマイ感をだされる。
間違いはあるとしてもこんなクソ寒い雪の日に間違えなくても
「こんな日にかぎって・・・」
実は昨日も休みだった。連休だ。正月以来の連休だ。こんな感じのたまの連休ってどうよ?嬉しくないよ。今日が休みとわかってたら昨日の過ごし方も変わってくるやん?
「こんな日にかぎって・・・」
釈然としないまま職場を出る。雪がひどくなっている。
このまま帰ったんじゃ悲しすぎるので気持ちを切り替えてなんかやろうと思うが朝の8時過ぎ。どこも準備中で博多駅はなんともいえない味気なさ。平日のこの時間に暇な人もいるはずはなく誰に連絡もできない。必然的に選択肢は限られてくる。
「早くから開いているカフェでコーヒー飲みながら読書。」に決める。
ここで発覚。
いつも持ち歩いている小説がカバンの中にない。昨日カバンの整理をしたときに出しっぱなしにしてしまったようだ。誰も悪くない。自分のミスだけど、そう
「こんな日にかぎって・・・」忘れなくてもねぇ
それならと新幹線の改札付近の本屋で適当に本を買ってカフェへ。ここなら早くから開いているのだ。ありがたい。
3時間ほど本を読みふけり帰路についた。まだ電車は遅れていた。
決まりごとってひとつ崩れると元に戻すの簡単じゃないんだな。
