宇宙空間へ飛び出した。
「小惑星ヲ発見突入シマス。」
機械はそういい残し、さらにスピードを上げた。
「長かったな、あの時の苦しみは…」
ゴジットの脳内は幻想と回想が渦巻いていた。
そして月日は流れ、全てを失いかけていたのだ。
「小惑星ノ大気圏に突撃シマス。」
大きな爆音はゴジットをハッとさせた。
小惑星はまさに夢色だった。
花いっぱいに囲まれた草原は、まさに絶景と言えよう。
ゴジットはこの日をどれだけ待ち望みにしたことだろう。
「宇宙はやはり無限じゃなかった!」
そうこの小惑星こそ、宇宙の果て。
いわば宇宙の外側である。
つまり、宇宙とは万華鏡のようなもので、八つのピースをグルグルと回しているのだ。
そのエネルギーは回しているエネルギーその物が、生物の力の源なのである。
となると、この小惑星は次元の繋ぎ目。
八の次元の一つ一つを繋げるパラレルワールド。
幻想である、そしてついに突き止めた!
この宇宙全てが幻想だと言う事を、となると残りは
何が現実で何が幻覚なのか、長い間の宇宙の時間が全てを狂わせていた。
ゴジットは頭の枷が外れたかのようなスピードで、加速した。
「この星を幻現星(げんげんせい)と名づける」
後に起こる大きな戦争こそ、この幻現星で起こるのである。