兄が寡黙になってしまっている状態を先生から説明を受けた。
それは悪い症状ではなく、むしろ良い兆候だとおっしゃった。
気持がおちついているから、そういうふうに見えるのだと言う。
ちょっと安心した。
最近ミクシイを見ていない。
励ましてくださる方ばかりの暖かい我家のようなミクシイに何故行けないのか・・・
それは、今の私の気持が底の状態だからだ。
家族の問題・・・? いや、違うな、多分。
べつに子供が非行に走ったわけでもないし、経済が破綻したわけでもない。
それどころか娘二人は就職も決まり、何もかもが順調良くいっている。
強いて言えば兄のことで神経を使っただけ。
一家に主人は二人いらない。兄は当然居候、でも兄は子供の頃からずっと居候だったのだ。自分の出版した本を宣伝するみたいだけれど、「ハレルヤ」に書いた通り。
私達兄妹の不幸は深いし、私の両親の罪も重い。今更亡くなった両親のことを悪く思うつもりもないし、むしろ早く死んでしまった母が恋しくて十年以上経った今でも泣いている私。
十一匹の猫達がもしいなかったら、私はひょっとしたら自殺していたかもしれない。
もちろん兄と一緒に。
家族に迷惑をかけているのはいつも私の実家だった。
夫も口には出さないけれどそう思っているだろう。
人は与えられた人生を全うしなければならないと口では言うけれど、大切な者たちに迷惑をかけてまで生きていなくてはならないのだろうか。
もし死んだら風になりたい。
もし生まれ変わることができれば恐山のカラスになりたい。
でも、でも、母が死んでから引きずっているこの悲しみを大事な娘にまで味わわせたくない。これから社会に出て人生の荒波をくぐっていこうとする娘達の心の支えにならなくては親として最低だと・・・思っている。