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2018/5/23

「農家への転職」実状  栽培エトセトラ


頑張っている人の実情が書かれている興味ある内容です。
月刊SPAより転載してみました。

★元サラリーマンが「農家への転職」を後悔。
支援制度があっても現実は悲惨だった
40男が、“前からやりたかったこと”に
今さら挑戦した結果を紹介!
痛々しさもいとわず、心と体にムチ打ったあげく、
散った夢の跡とは……!?

田舎で農業に挑戦
支援制度で就農も不作でギブアップ寸前

近年、1人あたり年間150万円×5年間と
手厚い国の青年就農給付金制度のおかげで、
農家に転職する40代が増えている。
三室亮介さん(仮名・40歳)は、
同制度を利用した就農3年目の農家だが、
「給付金目当てに安易に選んだことを後悔しています」とボヤく。

「もともと東京でサラリーマンをしていましたが、
土いじりが好きで郊外に家庭菜園を借りて、
趣味で野菜を育てていたんです」

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中古だがトラクターも購入。
ほかの農機具も合わせ、農地以外にかかった費用はおよそ1000万円。
「不安しかないけど、このまま農家として続けるしかない」と三室さん
当時は老後、田舎に移住して農業をしながら暮らしたいとの
夢を抱いていたとか。
だが、34歳のときに青年就農給付金が創設されると知り、
脱サラ就農を決意する。

「嫁もアウトドアが趣味だったこともあり、賛成してくれました。
農地は2年間の農業研修の間に知人のツテで手に入れ、
一昨年から果物中心の農家として始めましたが
栽培していた十数品目のうち、リンゴやブドウは2年連続でほぼ全滅。
想定していた量を収穫できたのはブルーベリーくらいで、
利益は1年目30万円、2年目70万円といずれも事前に設定していた
目標利益を大きく下回っています。
給付金がなければ、親子4人の生活すらままならないのが現状です」


しかも、「消費者の顔が見える形で売りたい」と直売や小売店・
飲食店に直接卸す形にこだわり、農協には加入していない。
そのため、農協からの支援もないという。

「確かに、支援が受けられるのは大きいですが
栽培作物も自由に決められず、年配の農家が多いので
人間関係も面倒なんです。
それに移住した地域は閉鎖的なところがあり、
近所の農家ともあまりいい関係ではないんです。
農地を買う前にその辺をもう少しリサーチしておけばよかったんですけど」

経営的には最初から完全につまずいてしまったが、
それでも家族を養わなければならない。

「冬場は建設作業員として働いていますが、
それ以上に辛いのは次男が『東京に帰りたい』とグズること。
でも、今になって農家をやめるわけにもいかないので……」

支援制度があっても数年で独り立ちできるほど甘くないようだ。

― 悲惨な40男の挑戦 ―
https://nikkan-spa.jp/1115603/2
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