今日も、「秒速5センチメートル」の話題をしたいと思います^^
というわけで、ネタバレなので、続きに書きますw
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「秒速5センチメートル」の酷評の一つに、主題歌である山崎まさよし氏の「One More time,One more chance」のPVであるというものがあります。
確かに、「One More time,One more chance」は名曲だと思いますし、第3話だけ観るなら、そう思われても仕方ないところがあるでしょう。
それに、「秒速5センチメートル」は、「One More time,One more chance」を強く意識してストーリーが構成されたと思われる場面もあるので、そう思われることはむしろ宿命と言えます。
しかし、もし「秒速5センチメートル」が「One More time,One more chance」のPVだったなら、「秒速5センチメートル」は駄作だったか? 名曲のイメージの価値を落とすような拙作だったか? と問われればどうでしょうか?
映画に限らず、主題歌のある作品というものは、ある意味、全てがその主題歌のPVと言っても差し支えないと、僕は思います。
例えば、「新世紀エヴァンゲリオン」は、「残酷な天使のテーゼ」のPVと言っても差し支えないでしょう。
もし、「秒速5センチメートル」が先にあり、「One More time,One more chance」、そのあとが作られていたなら、もしくは「One More time,One more chance」が、あまり有名でない曲だったら、評価はまた違ったものになっていたのではないでしょうか?
もう一つ。
「秒速5センチメートル」は、3話バラバラの話だったものを、登場人物をあわせて一つの物語にしたという経緯があります。
そのためなのだと思いますが、1話〜3話までの貴樹が、全く別人に思われるのは僕だけではないでしょう。
「桜花抄」のラストで、明里を守れるだけの力がほしいと言った貴樹と、出すあてのないメールを打つ貴樹とが同じ精神をもっているとは思えません。
昨日は、明里と疎遠になったのは貴樹のせいだ、と書きましたが、それは「コスモナウト」の貴樹を慮ってのことです。
いくら遠距離恋愛が長続きしないとは言っても、その人間の人格まで変えてしまうほどの出来事はまずありえないでしょう。
「桜花抄」の頃の貴樹なら、大学受験以前に明里のために東京の高校を受けようとしたのではないでしょうか? あの冬の日のキスを覚えている限り、貴樹は明里のためならば、何度でも立ち上がったような気がします。もちろん、貴樹と明里が初恋を実らせたとは限りませんが、少なくとも第3話のような貴樹には成長していないでしょう。
正直なところ、「秒速5センチメートル」は、第1話「桜花抄」と第2話「コスモナウト」第3話「秒速5センチメートル」の貴樹は、同じ名前の全く別人と考えるほうがしっくりくるような気がします。
少なくとも、バラバラの3話を1つにしたことは、成功したとは言えないと、僕は思います。
とはいえ、こうしていろいろ考えるということ自体、僕が「秒速5センチメートル」が好きであるという証明でもあります。
人間って、面白いですなあww
では、次は小説の連載が終わった頃に、また話題にしたいと思いますww
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補足
ちょっと書き忘れたことがあったのでw
僕は、「One More time,One more chance」は確かに名曲だと思いますが、「秒速5センチメートル」という作品にとっては、やっぱりオマケのようなものだと考えています。
「秒速5センチメートル」の主題曲は、やっぱり天門氏のあの切なく透き通るような名曲の数々だと考えています^^;
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