3交代から2交代勤務に変って2ヶ月が経とうとしていますので、一応まとめてみたいと思います。
いいなー2交代 と思うこともないわけではないのですが、2交代きついよー!と思うことはどうしても目立ってしまいます。冷静に判断するためには、いいなと思うこともきちんとカウントしなきゃ..と思い、色々考え集めてみました。
実際の勤務時間は次の通り。
3交代の場合
日勤 8時〜16時45分 実質7時半から18時
準夜勤 15時30分〜22時45分 実質15時から23時30分
深夜勤 22時〜8時45分 実質21時半から9時半
2交代
日勤 8時〜16時45分 実質7時半から18時
夜勤 15時30分〜8時45分 実質15時から9時30分
2交代の勤務時間の組み方にまず問題があります。全員が2交代をしていて(遅番や早番や3交代のひとはいない)、日勤か夜勤しかいない場合、どうしても煩雑な時間帯を乗り越える為に、勤務者に負担が掛かります。
外科病棟なので、夕方頃、朝ご飯前、正午頃がこの病棟では煩雑時間帯と言えます。
夕方は言わずもがな、患者が熱発したり尿量が減少してきたりします。日勤から夜勤に人数が減っているにもかかわらず、抗生物質などの点滴類が一日のうちで9時の次に多い時間帯に当たります。また、夕食と眠前に関連して、血糖の検査やインスリン注射があります。他にも吸入やおむつ交換や食事、歯磨きなど身体ケアが分刻みにあります。寝る前のケアもあります。(こんなこと医者はわかってるんだろうか…)
ちなみに、夕方に翌日分の注射カートが薬剤部から上がってきますので、それを準備調整するのも夜の仕事です。
朝は、
朝ごはんに関連した血糖とインスリン、同じく歯磨きやおむつ交換などの身体ケア、手術患者の準備手術出しの他、日が変ることによって患者が新しいことを考えて要望してきたりします。
この病棟には 早番も遅番もいないので、時間帯集中型ケアがそのまま勤務者の仕事となり、この時間振りで2交代をした場合、夜勤者がこの夜と朝を丸ごと背負うことになります。時間的にもすごく長いので、正直言って辛いんです。
だけともちろん日勤が楽と言うわけではありません。昼間は、午前中は検査や手術の前処置、術後患者のケア、正午はバランス締めとしています。午後は、術後患者のケア、ストマケアの指導、肢切断患者のリハビリなどやることは一杯あります。内視鏡検査や血管造影なども夕方遅くに帰ってきます。
つまり、配置方法に関して言えば、通常の3交代の時間振りで日勤と夜勤を分けてしまうのは、あまり賢明でないと思うわけです。そして、時間集中型ケアに関しては、変則勤務者を作るべきなのです。
そういえば、以前2交代勤務をした2施設は、夕食朝食イブニングケアモーニングケアいずれもシフト以外の勤務者がいました。また、以前経験した夜勤は、17時から翌朝9時というものでしたが、この場合は、15時には病院に入っていなければなりません。拘束時間も長く、その勤務の前の時間をうまく利用することが出来ません。
ついでに書き留めておくと、この病棟には術後譫妄、肢切断、ストマ、痴呆でも子どもでもないのにパウチを剥がしちゃうなどに関連した予定外 想定外のケアが一日の中で何度か起こります。ラインの自己抜去・転倒・パウチ漏れ・誤薬・失禁やその他の汚染 みたいな物ですが、これはかなり看護師にとって心理的にも肉体的にも消耗する特徴的な仕事です。「助けてぇ〜」って感じですよね。
次に、夜勤が明けてからの状況です。
夜勤が明ける時には、看護記録を全く書かずに残しているということはなくなったので、それほど残業をしなくても帰れます。が、その頃にはヘトヘトになっているので、朝起こった出来事を記録に残す作業は脳みそが溶けているので結構難しいです。申し送りが終わった頃には放心といった感じです。
で、勤務が終わったら、以前はお買い物などお出かけしていたのですが、今は難しいです。寄り道しても16時くらいには完全にバッテリー切れしてしまいますので、食事をしてちょっとお買い物をして帰る程度です。アルコールはバッテリー切れをもっと早めます。
で、16時くらいが限界で眠りに落ちるわけですが、ここからが判断を困難にしている一番異常な状態なのです。16時頃から眠ると15時間くらいどうしても眠ってしまうのです。本当に放心というか開けっぴろげと言うか 子どものように何も考えず気付かず ふかふかと寝てしまいます。
ですから、以前夜勤前に眠れもしないのに布団に入って仮眠しようとすることに比べると、本当は気持ちよいんです。
以前は 準夜準夜深夜深夜と言う勤務の後、明けて休みと言うパターンがありました。今は夜勤は1回だけをやります。
準夜勤は 始めに書いたように忙しい時間帯なのですが、終電に終わりが近く、さっさと仕事をこなさなければならないため、身体的にも心理的にも強い負担がありました。実際に、走って仕事をしているような状態です。せっせ せっせ って感じです。2分とか3分とかを消耗する出来事やケアが予定外に起こるだけでも すっごいダメージですし、気分的にも許せない!!!と 心狭くもなります。それが準夜準夜と続くので、結構きつかったのですが、
2交代になって そういうことは全くなくなりました。準夜帯でもできるだけ適切でよい方法で看護を提供できるようになりましたよね。仕事を終えるために緊迫した気持ちも おさらばです。そういう意味では患者さんにとってはよいんじゃないでしょうか。寝ている間に看護師さんが交代することがないので、安心ですし情報交換もスムーズになります。
だけど働く側にとっては、悪いこともあります。
夜勤で2回分の勤務をこなすわけで、勤務回数が減るので交通費の支給方法が、定期券から実質払いに変りました。定期券が買えません。
それから、夜勤手当が減りました。勤務の内容がどうかは関係なく、実入りが減るのは大問題です。
それから、夜勤が明けた時の疲労と睡眠ですが、気持ちよいのですが これを長く続けていて体には悪い影響がないかどうかが心配です。
私が大学生・大学院生の頃 当直のバイトをしていました。その時はその前後で大学に行っていましたので、寝る時間は今ほど逆になかったのですが、おそらく体には負担だったのではなかろうかと思います。
一昨年肺結核になったりしたのも、真っ先に思いついたのは当時の環境と言うよりも、大学院生の頃の無理がたたったな…と心のうちは反省していました。
それから、勤務以外の時間の使い方ですが、
2交代の場合、夜勤非番休み休み というのが本来のセットパターンですが、年度末年度始めの関係で 夜勤非番休み しかもらえていません。
3交代の場合、準夜の前の時間は外出や勤務以外の時間を有効に使えていたのですが、今は夜勤の前にはさすがに体を休めていますので こうしたblogや 読書 調べ物 書き物が ちっともはかどらなくなりました。
夜勤の日は体を休めた後、全部仕事で拘束されていますし、
非番の日は 翌日まで寝ていますので、自分の時間が2日以上隔絶されてしまうのです。
来月になったら また夜勤非番休み休み となってかなり休みが長くなるので もうちょっとよいと思えるようになるかも知れませんが、収入が減っていることはデメリットですし、非常な疲労と睡眠がよいと言う根拠はないので、結論としては2交代は人間らしいやり方じゃないのかもしれないなと感じます。
仕事の内容としては、2交代のほうがよいとは思いますが、夜勤の仕事量をもっと減らさないと、中・長期的に働く人の健康にどのような影響を与えるかをもっと注意深く考える必要があると思いますし、あるいは夜勤手当を増やしてほしいものだと思います。
関係ないですが、
↓こんな立派な救急カート使いたいですよね。ちゃんとしてるわぁ。
