もっとオキナワ・ドット・コムのコラムでも書きましたが、宮古島で椿の原生種を探しているグループがあります。
テレビのドキュメンタリー番組のように、感動の出会いがあると嬉しいですね。
宮古島にも絶滅の危機にある植物が多く、宮古島の食用自生種を探して歩くKさんと一緒に海辺近くを歩いていると、間もなく見られなくなると思われる植物達に出会うことがあります。
以下が、私達の会話です。
「これ、上手く増やせないかな?」
「朱鷺の繁殖のように、ICU並みの増殖センター作れば増やすことは可能だよね。」
「でも増えたとき、同じ場所に戻せないよね。 だって、そこはもう生息環境として厳しくなったから数が減ったんでしょう?」
「あっ、そうか! ということは、増殖と元の生息地を元通りにすることを同時にしなきゃ、ほんとうの元通りにはならないんだ」
「でも生息地を元通りにするって、ものすごいお金と時間がかかりそうだよね」
「だから、いま本当に考えなくてはいけないことは、『理想はこうです』なんてのんきな事でなく、今すぐ自分達で守れることが無いかを探し、すぐに実行に移しておくことだと思うよ」
「じゃあ、あなたなら何から始めようと考える」
「う〜ん、とりあえず野生種で種が取れるものは集めておこうと思う。 腐らせさえしなければ、上手くいくと数十年後環境が整ってからでも植えて芽が出る可能性もあることだし」
二人の会話はこんなふうに、まだまだ続いていました。