夏休みの前半パートは山岡敏明さんによる、アクリル絵の具の「黒色」を使った抽象的平面制作。台紙は、ボール紙だったので「うす茶色」で、黒く描いたものを修正するのに「白色」を使いましたが、それ以外の色はなし。もしかして病院での美術活動としては前代未聞(!?)のモノクロな3週間にだったのかもしれません。
当初は黒だけだと暗くなるかと心配したのですが、そんなことは全然なく、黒一色に絞ったことによって、ストローク感ある筆跡が際立ち、また色を選んだりつくったりといった中での雑念がなく思い切り良く大変ダイナミックに描けました。
そして、今まで絵筆を一度も触ったことがない幼児の参加も数名ありました。はじめて扱う絵の具と絵筆が、プロの画家並みの本格的なものだなんて、この夏に入院しなければ味わえない初体験だったかもしれません。
作品はさらにアーティストが手を加えて、後半パートのものとあわせて現代美術作品として院内で展示をする予定です。
山岡さんがはじめの形を描いた一枚に繋げて、どんどん紙を足しながら、大きな作品に取り組む。
はじめて絵筆を持った幼児とボランティアスタッフが一つの画面を一緒につくる。
三週目にはみんな山岡さん並みの抽象画を描いていました!
