先日、スローライフの先駆者 辻信一さんが取材に来られた。
辻さんの質問に答えているだけで本になってしまった。
その原稿を本日は読みながら新幹線で来ました。
「藤村博士のテクテクノロジー」というタイトルです。
サブタイトル 〜オール電化から非電化へ〜 9月初めに発刊
●「何度も花を咲かせる人」
辻さんの凄いところを紹介しますと、自分の立ち位置がしっかりしているという事。
即ち、ビジョンが明確であるという事。
辻さんの立ち位置は「新しい文化を生み出す人」です。
そして、その役割を発揮するための方法論をしっかりと持っている。
→「私は聞き屋」自分は聞き手に徹するという事。
世界中何処でも誰でも話を聞かせてもらえる。
人の話を利害、年齢、役職関係なしにどんな人でも尊ぶことができる人。
誰とでも友達になれる人だから、人脈を豊富に持った人
「根をはれる」→根があるからたまに花を咲かせる。
一度だけではなく、何度でも花を咲かせることができる。
@思想・立ち位置(ビジョン)を持つ → A方法論を持つ → B根をはれる
●科学、技術は人の幸せの為に使われるべき
新しい化学物質を発見したら登録するという制度があるのだけれど、20年前の登録数は1週間で約3000種だった。今は1日1000種になっている。
新しい化学物質は「地球の平和に役立つのか?」という検証が本当は大切。
販売されているもので平和にさせるものは1:999位ではないかと私は感じる。
リスクを覚悟して何かをするもの。何かをして、後でリスクを知るというのが現実だからです。
●経営者にとって決断とは50%根拠がない
選択の為の「カード」がアメリカの経営者の中で爆発的に売れた。
5枚程度のカードから引いたとおりに決断するというものです。
正しく、どんな素晴らしい人でも決断に自信を完全に持っている人はいないという事。
決断とは「論理と勇気」が必要
・論理力は ゆとり と 論理的思考能力 から生まれる。
経営者に「ゆとり」はあるのか? 論理的思考能力で大学生に勝てるのか?
・勇気は 健康 と 希望 から生まれる。
不眠不休で働く経営者は健康か? 構造不況の現代に希望はあるのか?
●中小企業の新事業を阻む12の壁
@目先のこと、自分のことしか考えない。
・本当は何時、誰が、何処で何を困っているのかを考えるべき。
・後から、目先の事や自社の利益を考えれば良い。
・利益は無視してはいけないが、先に考えてはいけない。
A発明を先にする壁
・発明起業塾では最初にテーマ(ビジネスモデル)を考える。それから発明が必要になる。
B実現手段を同時に考えてしまう。(技術系の人)
・自分の技術の範囲でしか考えない。
・自分ができる範囲で考えていては世界で初めての発明が生まれるわけがない。
C自分のアイデアでないと熱心にならない壁
・こんなのがあったらいいなぁ→テーマ・アイデア
・アイデアとはただの希望。発明とは違う。
・具体的に実現する事が発明。
D真剣に考えない壁
・資金繰り程、真剣に考えていますか?
・どれ位の時間や資金などの犠牲を払うか決める。
・頭が痛くなる。寝られないくらい考えているか?
Eできるわけがない という壁
・今までの自分の人生を信じて入り込むしかない。
・時間がもったいないかな?・・・とかの迷いが1%でもあれば出来ない。
・できる訳ないじゃないか! → できる!訳ないじゃないか!
・impossible(不可能な) → I,m possible(私はできる)
F機能重視の壁
・売れる → 機能程度で売れるのは大手企業だけ。
・機能が良いのはあたり前
G狭い世界で考える壁
・プラスチックの成形ならその中で生み出そうと考えてします。
・他の素材も検討してベストを使ったり、組み合わせたりという事ができない。
Hものづくりしか考えない壁
・ものづくりとサービス 5:5 で考える。
・ものづくりはまねされないがサービスはまねされる。しかし、モノづくりだけでは新しい事が立ちあがらない。
I現業に犠牲を払わない壁
・新事業に魂を込め無くてはできない。
・一切犠牲を払わないことなどありえない。ありえない事をしてもただの損失。
J手っとり早く儲けたい壁
・新事業を始めても3年で儲かるなんてない。
・現業でもその気になればお金は儲かる。
K低いレベルで妥協してしまう壁。
・思いついたら、これでいいや!と走ってしまう。
・ある一線を越えなければたいした成功にはならない。
・商品の質=営業の質 同じレベルにならないと成功しない。
・金切れしない事が大切。お金が切れたら妥協する。だから成功しない。
・法律違反、脱税は絶対しない!倫理観は持たなければならない。
●補習授業(懇親会にて)
「記憶」の極意
・記憶を出しやすいように入れる。
・書類の整理も同じで、分類しファイリングするのは「複数で共有」する場合に必要な事である。自分だけなら書類を山積みにしておいても充分わかる。
・何故なら、人間は時系列で記憶している。分類には判断が必要であるので判断が正確とは限らない。
・人間は画像で覚えている。
(自転車をどこに置いたか解らない=自転車置き場を改札口から振り返る)
・子供の学校の成績なんて「記憶力と集中力」をつけるトレーニングだけで抜群に良くなる。
・国語は本を一緒に読んで「今、なんて書いてあった?」と頻繁に聞くと子供は質問を意識するため、自分なりに何時でも引き出せる準備をして読むという習慣ができる。「彼はどう感じた?」と頻繁に聞くと「感情」を読み取りながら読むという習慣ができる。
投稿者: 野川 正克
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