ザ・コンプリート・レコーディングズ/Robert Johnson (1999年2枚組)

これもI氏からお借りした。丁度このCDが発売になった頃は、「古いブルースはお洒落な音楽」という風潮があり、カフェのような所でロバジョンが「うっすらと」流れていたりして、なんとなくヒネている僕はこのCDを購入しなかった。まぁブルース自体その当時あまり聴かなくなっていたのだけれど。。。そして今聴く。。
ウーン軽くない。とてつも無くダークな「弾き語り」である。森田童子よりダーク。ダークと言うか深い。一言で表現すると「スピリチャル」。コルトレーンやジミヘンとかから感じる、黒人特有の「霊的」なものを感じます。声(多分「言霊」が発信されているだろう)がとても良い。ブルースって本来霊的な音楽で有る事を改めて感じます。知っている曲も沢山あるのだが、まるで違う世界になってます。それから古いブルースに良くあるように、小節の符割がとても尋常でない。「12小節のブルース」なんてまったく意味のない世界である。この感じはかなり好き。僕は歌詞(多分「言霊」が発信されているのだろうが英語なので)よりこのリズムに異界なものを感じる。中毒になる世界。多分言霊を発信するために、このような変拍子みたいな伴奏になってしまうのだろう。ギター演奏自体も素晴らしく上手い。
これは無防備にカフェで流しちゃいかんやろ。。。イヤ、、良いのかも。