2007/9/29

知らないという事は・・・  日記

Happy Halloweenとばかりに今日は多少ケバい感じのバックで・・・・(笑)

隣り街に住む悪友Mが一瞬やって来て玄関先で用事を済ませて立ち話。鼻息が荒いと思ったら、なんでもさっき息子が原付の免許を取ったのでこれ幸いとばかりに近所の駅まで乗っけていってもらったら駅前で警官に止められて違反切符を切られたそうな。「原付の二人乗りは禁止です」と。「そんなの知らんかった」と散々陳情したがあっさり却下。まぁ、免許取りたての息子君が制止していれば良かったんだけど、二人とも知らなかったらしい。
「そんなん知らんかったですよ〜。知ってましたぁ〜?」と言われて、確かに僕も知らなかった。(傍らの家人は知っていたと見えて笑っている)

Mも僕も車の免許を持ってウン十年になるが、原付に乗った経験がない。チャリ→ 車という直行組だ。免許証の片隅に原付OKのマークがある事くらいは知っているが全然乗り方も知らない。下手するとエンジンをかけてからチャリのように助走して駆け乗りでもしそうだ。だから二人乗り禁止というのを知らないのもまんざら他人事ではない。僕も言うだろうなぁ、同じ事になったら。「そんなん知らんかった〜」
あの免許証に原付OKのマークはいらないんじゃないか?

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散々「そんなん知らんかったわ〜」を連発してソソクサと家路に着くM。それにしても強烈な色の車だ・・・と上からパチリ


玄関先で「知らんかったわ〜」と言えば、アメリカで郊外の住宅地に住んだ最初のHalloweenはドキドキした。一年目はボストンの街中のアパートだったのでみんなで仮装してパーティーをやってワイワイと賑やかに。仮装しないで歩くと上から腐った玉子をぶつけられるゾ!という噂が留学生に広まった。そんな事はないが、まぁ仮装して入学直後のこの時は交流も持てて楽しかった。
問題は、郊外の一軒家に引っ越した2年目。

Halloweenになると、近所の子供達が仮装して一軒一軒回ってお菓子をもらう習慣になっている(Halloweenの飾り付けのある家)。
そこでお菓子をもらえなかったりすると「あの家には悪魔がいる」などと良からぬ噂が広まる。まぁ、日本で正月にお年玉をもらうような感覚だね。もっとも、少ないからと「鬼」にされたりする事はないけど、、。

ところが、留学当初Halloweenは仮装パーティーくらいにしか知らないで住んでいるんだから、夕方仮装して歩き回る子供達を見て「うん?」と。
で、駅からの帰り道でよく観察すると、一軒一軒家の前で歌いながらやって来た子供達にみんなお菓子を渡しているではないか。
なぬ?ヤバッ・・・
そんなの用意してないよ〜

日が暮れてからその一組目が来た・・・だ、だ、誰だ、玄関先にHalloweenの飾り付けなんかした奴は!(4人でハウスシェアしていた)
玄関先で歌ってるゾ(@@;;;
お経でも唱えて異教徒である事を示そうにもお経なんて唱えられるハズもなく、木魚や鐘のような小道具すらない。
ヤバイ、ヤバイ、、と思っている内に隣りの家に行ってしまった。

心の中で「ごめんね〜」といいながら、家中からお菓子もどきを徴収して、ハウスメイトと共にそれらしき梱包をする。なんでこっちがこんなに焦ってるのか?少しヘンな気もするが・・・

すると二組目の歌声が聞こえてくる。。

ヤバイ、ヤバイ、間に合うか??

♪Happy Halloween^^

子供達の歌声が玄関から聞こえている。

ナンカ、こっちのほうがドキドキしてるんですケド・・・
と思いながらドアを開ける。

玄関先の階段に4〜5人の仮装した子供達。

ギリギリセーフでこっちも♪Happy Halloween~~;
なんとか無事にお菓子を子供達に渡せたのでした。これでなんとか悪魔の館にはならずに済む。多少ヘンな外人がヘンな音楽をやっている風に彼等には見えるだろうが、、、

それからは何事もなかったように歌声が聞こえる度に、♪Happy Halloween~~
街中のアパートは学生ばかりでパーティーしか知らなかったのですが、郊外の住宅地に住んで初めて実感した、、、ドキドキの

♪Happy Halloween~~

おしまい

2007/9/28

究極の練習のスタートは・・・  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。第六十七回目の今日はいよいよ究極の練習、第一歩のお話しです。

お蔭様で新刊の“レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン”(ヤマハ・ミュージック・メディア出版)も順調な滑り出しのようです。
金曜日はマリンバやヴィブラフォンに特化した話題を取り上げていますから、本を片手にブログを見るもよしで、ブログと本は説明の領域こそ違いますが密接に関わりを持っているので双方を照合するとより多くのヒントが得られるでしょう。左のカテゴリーで金曜日をクリックして過去の記事とも照らし合わせながら読んで下さいね。

さて

先週までにシングルストロークとダブルストロークの奏法的なヒントを数回書きました。「なるほど!」という感想の他には「うぬぬ。。。」とまだ抵抗を持ちつつも横目で眺めている複雑な心境などもメールで頂いています。
そりゃそうです。今までに自分が何の疑問も持たずにストレスなくやってきた方法(シングルストローク)が今は一番“やりやすい”はずですね。
第一に、左右のマレットを正確に動かす事はヴィブラフォンやマリンバに限らず、打楽器全体の基礎中の基礎。この点はちゃんと克服しなければならない事にまったく異論はありません。

で、それらを“克服した後”のお話しです。

割と気が付いているようで気が付いていないのが、この基本動作(左右を交互に動かす)は、実は打楽器族独特のものなんですね。弦楽器は片や弓やピックを持ち片やフレットですから基本が違います。管楽器もオクターブキー等の操作はありますが左右交互という運指は基本にはありません。ピアノは左右の手を使うではないか!そうですが左右交互という動きは極限られた特殊な奏法で基本は左右同時かバラバラです。
ほらね、左右交互の運動が基本になっているのは打楽器だけなんです。

コードもそれとなく慣れてきた。アドリブっぽいフレーズもいくつか覚えてコード譜を見ながら弾けるようになった。よしよし、じゃぁ、このジャズスタンダードでも一つチャレンジしましょうかね。

この段階というのは、基礎としてヴィブラフォンやマリンバを練習すれば取りあえず何でも弾けるというレベルで、何を弾くかの根拠は譜面が読めて書かれてあるコードネームの示す意味(「レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン」に掲出している項目)をある程度理解している状態。耳でもいろんなジャズを聞きサウンドもある程度知っているとなおさらいい、という段階。

あまり複雑ではないスタンダード曲のコード進行に沿って、さて何か弾いてみようと楽器の前に立って音を出し始めたんだけど、、、、、、

「うぬぬ。。。。。」

そんな時、見かねた人達から「まずは思ったメロディーを軽くハミングしてみるといいよ」と言われるでしょう。
誰もそんな事を言ってくれる人がいなければ早速自分でやってみましょう。
そしてそのハミングしたような感じでコード譜を見ながら楽器を弾いてみてください。上手く弾けますか?

上手く行けばそのままいろんな物にチャレンジすればいいのですが、実はココで大半の人が歌えてるのに同じに弾けない、というジレンマを抱え込みます。僕もジャズをやり始めた高校の時に散々コレに苦しめられました。
その時に発見した意外な「番外的」解決方法。
それが今夜のキーワード。

「ハミングしながら一緒に片手のマレットだけで演奏すると出来るじゃないか!」

最初は右手のマレットだけで
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次は左手のマレットだけで
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ほらね!左右交互にマレットを組み合わせてハミングに合わせようとするよりも、遥かに思った通りに弾けるでしょ?最初はテンポもゆっくり、徐々に早くするのが基本。

実はダブルストロークを混ぜて演奏する事を推奨してきた理由がココにあります。
スピーディーに弾く事だけが目的ではなかったのです。
頭に浮かぶメロディーの指令を左右の手にいちいち振り分けるとタイムラグが生ずるのです。だから単純に片手で演奏するとメロディーの方向(上下、楽器的には左右)に対する身体の姿勢も安定するのですね。

初めて楽器の前に立った人は、打楽器の経験がない限りほぼ100%片手のマレットだけで鍵盤を演奏しようとします。それは脳からの指令を一番的確に伝達している状態なのです。演奏の中でポイントとなる部分にダブルストロークを使うというのは、実はコレにシングルストロークよりも身体が近い状態になるからなんです。
片手で演奏した事を左右交互で演奏すると、本来なら手の負担は半分になってもっと楽なハズなんです。何か弾かなきゃ、、、、と焦らす気持ちが簡単な事を妨害しているのですね。焦らずに片手で弾ける事を両手に配分する訓練を。交互に弾くという形的な先入観を捨てる事も時には必要なんですね。

コード譜を前に、どのように演奏するか迷った時はどうぞお試しあれ!

おしまい

2007/9/27

そうか・・・あれからまもなく10年かぁ・・・Mars Lasar(kb,arr)  木曜:Jazz & Classic Library

昨夜は新宿で九州のマリンバの悪友?カーコの急襲に遭い、朝型シフト・モードもこれまでか、、と思ったけど頑張りました(そんな大袈裟な事でもないが・・・)
急襲とは言え、こちらも予定が延びて結局約束の時間に1時間遅れで合流。九州方面広報部長(いつから?)に新刊の『レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン』のサンプルを無事に届ける重責も果たした。しかし、それよりもたった2時間強の時間とは言え古くからの仲間と会うのは楽しい。今これから船出する若者もいたが、彼もきっとそういう楽しい時間が来るだろう。先を見つめると無限大に広がる人生も振り返ると一瞬でしかない。だから振り返らずに頑張れ!

さて、本日の“Library”はガラリと雰囲気が変わってコチラ
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『11:02/Mars Lasar』(Green Energy/1998年)

ジャズはジャズでもテクノジャズとかスムースジャズと呼ばれる音楽。
最近ではもうカテゴライズする事すら無意味なくらいに普及した音楽だ。
いわゆるインストによるポップな音楽。僕はこういうのも昔から嫌いじゃない。但し、時代を反映しているサウンドに限り、だ。

マーズ・ラサールと言ってもこのブログを御覧になっている人には疎遠かもしれないけど、テクノポップの世界では知れた存在だ。オーストラリア出身でこのアルバムを出した頃はアメリカにいた。
どんなサウンド? って気になるでしょうね。
端的に言えば、90年代後半からのアメリカのサスペンスドラマや映画に流れる風のサウンドと言えばよいでしょう。ケニー・Gやキム・ウォーターズのような楽器そのものに重点を置いたスムース・ジャズとは少し異なってサウンド指向に比重のあるスムース・ジャズ。最近ではやっと日本でもCMにこの種のサウンドが取り込まれるようになった。
だから、ビル・エバンスやソニー・ロリンズはここにはいない。

来年でこのアルバムに出会って10年になる。
普通、この種のサウンド指向の強いテクノ・ポップ系の音楽はそれまでのヒットサウンドと同じように時間の経過と共に色褪せてしまうものだが、このアルバムは不思議と時代にフィットしてくるから不思議だ。
その一つにはリズム的に凝りすぎなかった事と、サウンドが幾分チープだった事によると思う。
そして、もう一つ。この種のサウンドの大半にみられるように状況設定的なサウンド指向でありながら、情景的な設定とメロディーが明確である点が大きい。

だからトータルしてみると、アンバランスな部分が多く洗練されていない、という事が時間の経過を感じさせない逆転現象になっているんだと思うなぁ。面白いでしょ、音楽って。

このアルバムの日本盤は僕がライナーノーツを書いた第一号だ。
最初に聴いた時にはかなり戸惑った。ううん、、これはジャズなのか?って(笑)。
今、ライナーを読み返してみると、時間の経過の事について書いた部分がライナー全体を占めているので、きっとこの時も同じ事を予測していたんだと思う。
出筆では世の中に素晴らしいライターの方がたくさんいる。僕のような演奏側の人間がそれに太刀打ち出来るはずがない。
だから自分がこのアルバムをどんなsituationで楽しんで聴いているのかをガイドとして紹介している。ヘンなライナーだなと思ったテクノ族の人もいるでしょうね(笑)。

10年という時間は予測出来るものではない。自分の中でも周りでも予測のつかない変化が起きる。ただ、そんな時に虫の知らせではないが、「今は妙にアンバランスだけど、何か感じる部分があるな」と思ったものは手放すべきではない。やがて、そのアンバランスな部分を自分が時間と共に埋めて満ち足りた時間に到達するまで温存しておいたほうがいい。
昔からジャズが好きなのも、そのアンバランスな部分が自分の経過する時間と共に埋められる自由さがあるからなんだなぁ、と、久し振りに聴いたこのアルバムから改めて実感したのでした。

音楽は何でも触手を広げてキャッチする事をお薦めします。

おしまい

2007/9/26

な〜んだ、と思っていたら・・・  水曜:これは好物!

人間、先入観という奴ほどあてにならないものはありまっせん!

と、断言しちゃいます。
いや、させられてしまったのが、きょうの好物

北海道出身のヴィブラフォンの弟子“なっちぃ”が帰省土産に届けてくれたコレがその証しのようなものです。
本日は、自分の先入観にやや反省しながらも、ほろ苦く語る好物であります。。

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『北海道限定・CORN CHOCOLATE』(砂川市・株式会社ホリ製)

そもそもチョコレートと言えば、アーモンドやナッツが丸ごと入ったものを除けば殆どプレーン状態のものが好きだった。好みだから仕方ないんだけど、どうもクランチとかグシャグシャしたものは苦手で、丸は丸、四角は四角、みたいにチョコはチョコ、ナッツはナッツと明確なものが好きで、家人とかがクランチとかでナッツやキャラメルやクッキーの破片まみれになったチョコやアイスを美味しそうに食べているのが信じられなかった。その破片のどこが美味しいのだ! その砕け散った姿は真実ではないぞ! な〜んてネ。

だから少しでも破片っぽい形状のものを見ると「ハイ、パ〜ス」と右から左へ流していたのだ。アイスでもクランチ系だと「ハイ、パ〜ス」と見向きもしなかった。滑らかなアイスの中にナッツの破片を入れてどうして嬉しいのだ? 滑らかな食感が台無しじゃないか(>.<! などと、横で美味しそうに食べてる家人達を横目にひたすらアイスはアイス、チョコはチョコ、と純潔(?)を守っていたのだ。

ところが・・・

この“コーン・チョコレート”。本来ならコーンの粒々にチョコだろ?チョコレート純潔主義の僕は絶対に手を出さないタイプの物なんだけど、可愛い“なっちぃ”のお土産だから、まぁ、一口頂いて感謝を述べよう、チョコもコーンも嫌いじゃないし、程度に手を伸ばしてみたところ・・・

ありゃ?
う、、、うまい、、かも、、
いや、、うまい

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さらには、

これ、オレ、好きだったかも、、

に変わり、ソソクサと一つ持って別室に逃げ込み(別に逃げる必要はないケド)、こうしてブログ用にカメラを向ける始末。

“とうきび”のほのかに焦がしたイイ香りが口に広がり、それをホワイト・チョコレートが優しく包むという、二段構えの時差攻撃。
これはイイじゃありませんか。

ソソクサとカメラに収めて再び“なっちぃ”と家人のいるリビングに戻り、再びコーン・チョコに手が伸びる。

イケマセンねえ、先入観って奴は。

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うん?
ってぇ〜事はですよ。今までクランチ系のモノが出てきたりすると、「あ、僕はこっちがいい」とプレーンを選んでそっちは横流ししていた“あれら”を全部胃に納めている家人って、随分と得をしていたんじゃぁ、ありませんか?
値段だって違うし。
フム。。。

先入観って奴は知らないだけじゃなく、どうやら知らぬ間に損もしているようです。
これからは損をしないように(?)先入観を捨ててチャレンジあるのみ!

なっちぃ、ありがとう。

おしまい

2007/9/25

夕映えの街・・・  火曜:街ぶら・街ネタ

早起きモードにシフト中です。只今午前6時。
こんな時間に起きるのは早起きモードが失敗してるのか成功してるのかわかりませんが・・・(笑)

いろんな街を見ますが、どの街でも夕暮れ時というのはどこかソソラレるものがあります。不思議ですね。

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「自宅から見る競馬場のある隣り街の夕陽」

そんな夕映えの街の良さを最初に教えてくれたのは岡山県の津山市でした。
高校でこの街にある作陽高校の音楽科に入り初めて親元を離れての生活が始まった事もあって何事も新鮮だった為もあるでしょう。街自体はこれといって掴みどころがあるわけでもなく、規模も小さいながら高校生にはちょうど良い広さだったかもしれません。何しろ何もないですから面白い事は自分達で作るわけでテレビの無い生活の楽しさも発見でした。また、何も無いから練習には身が入るわけで一日6時間練習なんて事も楽々消化してました。人間、多少不便で不服のある状態のほうが突き抜けたモノを手に入れられるのかもしれません。この時期にやった事は今でも活かされている事が多いので不便というのは想像力の源のような気がします。ヴィブラフォンの奏法的な基礎もこの時期に殆ど発見して消化していましたから。

この作陽高校のある場所の一段高い丘の上に作陽音大があって(現在は倉敷市に移転し校名もくらしき作陽大学に変名)、その傍らの高校音楽科の男子寮が住み家だった事もあって、朝な夕なにこの丘を通って高校と行き来をしていたわけです。
その丘から見た夕陽は感動的ですらあって、あまりに美しいと噴水のあるその丘で太陽が沈むまで見惚れていたりしました。

音大の丘の真下には吉井川という大きな川が流れ、夕陽の方向に一直線に伸び、四方のなだらかな山の稜線と交わる辺りに夕陽が沈んで行くのですから、まぁ、多感な時期である事を差し引いても感動的な光景です。
しかし、その街に住んでる人にとってはあまり大した事ではないようで、津山市のHPなどでも一言も「夕陽が感動的だ」なんて書かれてませんね。
そんなものなのでしょうね、きっと。

音大があったせいか、そんな山の中の街であるにも関わらず音楽のイベントには市も力を注いでいます。この週末にも津山国際音楽祭が催されていたようです。

早起きをしてネットに繋ぐと、先日の音楽科同級生の訃報の事から昨夜はウン十年振りというその頃の懐かしい人や、東京に出て来てから出会った人のメールがたくさん届いてました。返事を書きながら思ったのは、今はどんな夕陽に照らされながらみんな暮らしているのだろうか?という事でした。

夕陽は街を優しく包んでくれますね。
これからもどんな素敵な夕陽が見られるのだろうか、と何処へ行っても楽しみなんですが、その出発点は僕の場合山の中の津山市の夕陽なんですね。

おしまい

2007/9/24

タネあかし?  月曜:ちょっと舞台裏

タネあかしその1.

このところ、ちょっとブログの更新時間が“ヘン”じゃない?
とのご指摘が・・・

日によっちゃ午前8時前だったり、午後11時過ぎだったり。
ついに深夜族が膨張してアイツも不眠に陥ったか・・・

いえいえ、実は夜型から朝型にちょっとだけ移行しようと試行錯誤中なんです。
と、言うのも10月はツアーがあって、初日の横浜のジャズフェスの出番はナント!トップバッターなんですね(10月7日12:00pm〜横濱ジャズプロムナード2007@情報文化センターホール)。正午本番という事は1時間以上前にはセッティングが完了してなきゃならないです。これはヤバイ(笑)。
通常でもゴゴイチ(午後1時)以前には予定を入れないのですから、まあ、普通に生活している人が、朝6時に羽田空港に集合して演奏するようなものです(どういう例えよ?)。

せっかくみなさんにいらしていただける時に意識モウロヲで本番じゃ申し訳ない。なので、少し早起きにチャレンジ中。その本番が終わったらすぐに900km走って翌日夕方には四国で本番という恐怖の激走もありますから。

10月のツアーまでですが、そのためにちょっとこれまでとは不規則な更新になる日もありますがどうか御勘弁を。

タネあかしその2.

四日前(9月20日のブログ)「本日発売のSwing Journal 10月号に・・・」で当誌に“お宝情報が・・”と書きましたが、「どうもこのヒントはわかりにくい!」「なんのこっちゃ!」というお叱りのメールが・・・
さんざん眺めて意味がわからなかったというのですね。

結構デカデカと載っているんですが、、、、、

では、謎解きです。

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発売中の『Swing Journal 10月号』(スイングジャーナル社

いろんな特集が載っています・・・

ディスクレビューには『TIDE GRAPH』も載っていますが、ココが目的地ではありません。
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いつもライナーでお世話になっているジャーナリスト小川隆夫さんの『ジャズ・フュージョンの真実』なんかはあまり詳細に語られなかった60年代後半の“新勢力”について面白い証言も飛び出して読み応えがありますねぇ。

おっと、ココで油を売っていてはいけません。
後ろ髪を引かれる思いで先に進みます。

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パラパラとページをめくると・・

ハイ コレ
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そう。そうなんです。
9月19日発売の新刊『レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン/監修:赤松敏弘』(ヤマハ・ミュージック・メディア出版)を読者3名の方にプレゼント

このブログを読んでくれている人はマリンバやヴィブラフォンに関係した人だけじゃないので「譜面かぁ〜、ううん・・・」と思ってらっしゃる方もいるはず。なので、今回はドド〜ンとプレゼントという“太っ腹”な企画なんです。ヤマハ・ミュージック・メディアさんとベガ・ミュージック・エンタテインメントさんに感謝!
勿論、マリンバやヴィブラフォン以外の楽器をやってる人にもジャズをやってみたいと思っている人にはお役立ち本なので、このチャンスをお見逃し無く。

スイングジャーナルが毎月何万部発行されているのかはわかりませんが、我こそはと“運”を信じる方は是非チャレンジを!

もちろん全国のミュージックショップ、音楽書籍取扱店、ヤマハ店&ヤマハ特約店で発売中。店頭で品切れの場合はお店でお取り寄せか、・Amazon.co.jp赤松敏弘ディレクトリー
楽譜ネット楽譜らんど 他のネットショップでドゾ!

おしまい

2007/9/23

月夜の森に響くマリンバの音色・・・  日記

昨日は夕方から久し振りに時間が空いたので隣町で開催された“お月見”の会に家人と出かけてみました。

と、言うのも、その“お月見の会”にヴィブラフォンの弟子Yuko嬢と元弟子yuri嬢が彼女達が組んでるマリンバグループ“Fly”で出演するというので、ちょうど時間もいい感じで、行ってみよう〜っという事に。

会場は府中郷土の森で“お月見”のイベントは午後4時頃から始まっていて、こちらが向かったのが午後5時半過ぎ。午後6時には着いたんだけど、この会場、実にわかりにくいんだなぁ。。車で行ったんだけど、案内標識が小さくて初めての者にはパズルだった。
「出演は午後6時頃からの1時間です。誰でも入れますよ〜」というYuko嬢の言葉を信じて府中郷土の森の入り口に向かうと???

日が落ちて真っ暗なエントランスをノコノコと歩いて来た僕らを見かけた係員のオバチャマ曰く「あら、もう午後6時なので閉館なのよぅ」

ガ〜ン!

未確認情報では定評のある(?)Yuko嬢のこと、さては「やられた〜」と家人と顔を見合わせる。ま、ダメ元で「イベントももう終わったんですか?」と言うと「あ、お月見の会ですか?もう半分以上プログラムは終わってますけど、、いいんですか?」と怪訝な顔をされる。「いいんですよ」と言うとスンナリと門を開けてくれた(もちろん入園料は払った。と、言っても一人200円だから)。

目の前に博物館兼プラネタリウム。Yuko嬢の「あの〜、天井が開いて星が見える建物ってなんでしたっけ?」という言葉が頭に残っていたのでソソクサと入る。

「うん?」

どう見ても閉館モード。ここの何処でやっているんだ??

通り掛かった係員に「お月見の会って何処でやってるんですか?」と聞くと、
「ああ、あれは外ですよ。ココを出て道を突き当たりまで進んだら左に降りて下さい。きっと音が聞こえてきますよ」

そういえばYuko嬢は「外」という言葉も発していたが、それが何処なのかは告げていない。プラネタリウムは雨天の時の話だ。またしても「やられた〜」と家人と顔を見合わせながら真っ暗な郷土の森の広大な敷地を歩く。

するとポロン、ポロンとマリンバの音が森の向こうから聞こえて来た。

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森の中の円形劇場というか、森の中にポッカリとあいた広場でちょうどFLYの演奏が始まるところだった。
客席の芝生にはたくさんの親子連れ。このイベントは親子向けのものだ。

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ステージに2台のマリンバ、それぞれに二人ずつ計四人のマリンバ奏者。これが彼女達“Fly”のスタイルだ。

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大規模なステージ照明や大掛かりな音響設備を使わず、シンプルなステージだがステージと客席全体を灯篭で囲むというアイデアはなかなか効果的でいい。

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四人がパートを代わる代わる担当しながらステージは進む。
PAはとても褒められた音を出していない(中高音が歪みっぱなし)んだけど、マリンバの低音がごく自然な響きでとても心地良い。
今までホールなどで聞いたマリンバの低音はカツカツし過ぎてとても心地良さにまで到達しなかったのだけど、野外のステージでこれだけ綺麗に聞こえるというのは驚きだった。周りの森に木が共鳴でもしてるんだろうか?と思うくらい、本当に自然で耳と身体に心地良い低音だった。コレだよ、コレ!

演奏はどんどん進むが、さすがに30分を過ぎると子供は集中力が散漫。芝生で転がるわ、逆立ちするわ、走り回るわで、犬猫病院的な大騒ぎになってきた。
ところが最後の子供向けの曲が始まると、そこかしこで大合唱となる。よかったよかった、とこちらが胸を撫でおろす。

で、肝心の“お月見”はというと・・・

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あんれま、客席後方にしっかりと。
さすがに月はステージを意識して上がってはくれなかったみたいです(笑)
それにしても、写真のように会場を囲む灯篭の灯りは幻想的ですらあって、月夜に響くマリンバの音色をグッと引き立てているのであります。
自分が子供だったら、この光景は一生忘れないだろうなぁ、と思いつつ帰路に。

みなさんはこの連休にどんなお月見をするのでしょう。

おしまい

2007/9/21

瞬発的な反応演奏=ダブルストロークの必然性  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。第六十六回目の今日はダブルストロークの必然性のお話し。第六十一回目から断続的に触れている手順のお話しとも連動しますから第六十一回目以降の金曜特集もチェキラ!

まず最初に、
只今絶好調に発売中
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『レパートリーで学ぶジャズ・マリンバ & ヴィブラフォン/監修:赤松敏弘』 全6曲スコア+パート譜+コード演奏ガイダンス+コラム+参考音源CD4曲付き=¥3.150
(ヤマハ・ミュージック・メディア出版)

19日発売の『レパートリーで学ぶジャズ・マリンバ & ヴィブラフォン/監修:赤松敏弘』は大変大きな反響をいただき嬉しく思っています。
一部ネット購入でお届けに時間が掛かっているメールを頂きましたので、昨日出版社へ打診したところ現在は出荷等の手配が改善されています。お待ちいただいているみなさんには、今しばらくご迷惑をおかけしますがどうかよろしくお願いします。
また、初回入荷数の少なかった店舗では発売と同時に売り切れとなっているようですので、こちらも出版社に打診して手配を改善しました。店頭で見つからない時はお店で「お取り寄せ」していただけるとすぐに入荷します。ご利用下さい。

店頭以外にも下記ネットショップで発売中。チェキラ!
Amazon.co.jp赤松敏弘ディレクトリー
楽譜ネット楽譜らんど 他。
ヨロシクね〜!

さて、本日の本題。
このブログの金曜特集は『レパートリーで学ぶジャズ・マリンバ & ヴィブラフォン』を御購入いただいて御覧になっている人もいるかと思います。「本」という形で対応できない「小さな事」、それでも「大切な事」や素朴な疑問に対する答えを毎週更新していますから本と合わせて読むと百倍の効果があります。
質問などは該当記事のコメントかメールでどうぞ(但し全てに回答できるわけではありません)。

金曜特集の8月17日の第六十一回目から触れている「手順」はそもそも何のために取り上げて来たか。
もちろん書かれた譜面を合理的に、スピーディーに演奏するため、というのは当り前ですが、その先にもう一つ大きな目的があります。

「ふん(^へ^; わたしゃ合理的とかっつー音楽にゃ向かない事はや〜んね」
って思う人もいるでしょうね。気持ちはよくわかります。
そう、その気持ちとも連動してる事なので、ちょっと読んでみてくださいな。

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よくある、どこにでもあるコード。テンポは速いです。四分音符で200ぐらいを想定してください。
さあ、インプロ(アドリブ)をやろう、と思い描いてる状態。

そこで浮かんだのがこんなメロディー。
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コードスケール上にある音を中心に最小限のアプローチノートを導入。(例えば最初の音は通常FMaj7のAvoid note(省略音)になるBbの音から始めるが、すぐにコードトーンAに解決させている)
メロディーの抑揚を作るにはアプローチノートとコードトーンを交互に組み合わせると動きが出てよいわけですね。
従って、このメロディーのコードトーン以外は全てアプローチノート(クロマチック、ダイアトニック双方を含む)という事になります。

よし!

と瞬間的に決めて、さあ演奏しようとすると。
もしも、これをシングルストローク(左右交互)だけで演奏となると、「ううん、、、手が、、、、足りん!」となってしまうでしょう。
もちろん、何度も練習すればよいのですが、ソロの最中ですから一瞬で描いた音を弾かなければなりません。

もしも、ダブルストロークを自在に使えるならば、描いた音の動きを手順によって制約される事がないのです。

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そして、この最後の音(Db)が左で演奏されている、という事は、次の音はそのDbよりも高い音に向かう、という事になるのです。これが判る人は必ずダブルストロークを自分のモノに出来ます。
では、最後のDbの音の続きが下(低い)の音の向かうとすれば・・・・
Dbの音を右で演奏すればよいのですね。

演奏を行いながらコードネームを読み、先の音を予知して体勢を整える。
その為にはダブルストロークで体勢を維持する。

これが大きなポイントなんですね。

クラシック系のマリンバの演奏者とジャズのヴィブラフォンの演奏者を比べると、マリンバの人よりもヴィブラフォンの人のほうがオーバーアクション気味です。

理由は簡単。

クラシック系の音楽は譜面に書かれてあるので最初から次の音が上か下かを演奏者は知っているのです。対して、ジャズではその瞬間まで上に行くか下に行くかはわかりませんから、一瞬でそれを予知して体勢を変えるためにバランスをとるのが難しいのです。体勢を崩さないためにもダブルストロークは有効なのですね。

おしまい

2007/9/20

本日発売のSwingJournal 10月号に・・・  木曜:Jazz & Classic Library

今朝東京に戻って来ました。

午後届いた本日発売の
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『Swing Journal 10月号』(スイングジャーナル社

アルバム『TIDE GRAPH』(VME)のCDレヴューはもちろんですが、昨日発売の曲集『レパートリーで学ぶジャズ・マリンバ&ヴィブラフォン:監修 赤松敏弘』(ヤマハ・ミュージック・メディア出版)に関する“お宝情報”が!
曲集に興味のある方はSJ誌を隅々まで、チェキラ

さて、本日は“Library”

数あるマイルス・デイビスのアルバムで、最も愛聴したのが1964年のライブ盤『My Funny Valentine』(CBS)。70年代のマイルスも大好きなんですが、聴き返した数から言うとこのアルバムに優るものはありません。

そんな『My Funny Valentine』クインテットの未発表ライブがお目見えしたと聞けばCDショップに駆け込んで真っ先に売り場に足を向けてしまいます。

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『Live at the 1963 Monterey Jazz Festival/Miles Davis』(MJF/2007年)

出てくるもんなんですねぇ、凄い時代ですねぇ、
などと言いながらイソイソと帰って早速聴くわけです、いや、聴けるわけです。
普段ならアルバムというのは収録順に聴くのですが、ことこのメンバーの演奏となると何を差し置いても4曲目の“Stella by Starlight”に。

なぜなら先のアルバム『My Funny Valentine』の中でも最もよく聴いたこの曲が果たして5ヶ月前のステージではどのような演奏であったのかを知りたかったからです。
このありきたりとも言えるスタンダードチューンをマイルス・デイビスは独自の加工を加えてスリリングな音楽に仕上げていたからです。最たる部分がソロ・パートの受け渡しをコーラスの頭ではない最初のチェンジの部分にしている事。これだけでも曲の印象派全然違ってくるのですね。(もちろんリハモナイズ等のアレンジもあるが)

このアルバムでもそのアイデアは実行されており、少なくともこの『My Funny Valentine』クインテットでは曲の解釈が徹底してマイルスナイズされている事がわかります。

前にも書きましたが、大方の意見と違って僕はこの時期のマイルス・クインテットとしてジョージ・コールマン(ts)が加わった編成が一番充実していて好きなんですね。ウェイン・シュータ(ts)の入った編成になるとマイルスらしさが無くなりスリリングな演奏ではあるけどバンドの演奏が単純になってしまって、ロックを導入した最初の『Miles in the Sky』(CBS)までは興味の対象から外れてしまうのです。これ以降再びマイルス・ナイズが戻ってきて70年代半ばの一時引退までが僕の中では好きなマイルスなんですね。リーダーとしてのオーガナイズが並大抵ではありませんから。

このアルバムを聴きながら、5ヶ月後の『My Funny Valentine』がある、というのがよくわかります。ジャズのバンドとしてその間の時間が『My Funny Valentine』を創り上げたというわけですね。

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『My Funny Valentine/Miles Davis』(CBS/1964年)

このクインテットの面白い点は、マイルスが行くべき方向を示し、コールマンがそれをわかりやすく噛み砕いて演奏しハービー・ハンコック(p)に渡す、というソロの連携です。その間のロン・カーター(b)とアンソニー・ウィリアムス(ds)はそれぞれに展開されるグルーヴを変幻自在にコントロールしながら構築して行くわけです。決まりきったパターンなのに、少しの変化でまったく違う反応がバンドの中で渦巻いているギリギリのスリルがあるんですね。このバランスの良さはこの後にもこれ以前にもありませんでした。
マイルス・デイビスは飛び切りハーモニー感覚に優れたトランペッターであった事がこのアルバムの随所からもわかります。だからリック(短いフレーズを繋ぐ演奏)に頼った演奏をやらない。これが最大の特徴ですね。

予想通り“Stella by Starlight”がマイルス・ナイズされていてその完成度は『My Funny Valentine』に一歩譲ったとしても、演奏の時間が経つにつれ、向かうべき方向に大胆なノートで吹き始めるマイルスのハーモニー感覚に今さらながら脱帽です。

マイルス・デイビスの一ファンとして、非常に興味深い記録が聴けたと思わず嬉しくなってしまうのでした。

おしまい

2007/9/19

本日発売-レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン  水曜:これは好物!

本日発売
本邦初のジャズマリンバ & ヴィブラフォン実用書
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『レパートリーで学ぶジャズ・マリンバ & ヴィブラフォン/監修:赤松敏弘』 全6曲スコア+パート譜+コード演奏ガイダンス+コラム+参考音源CD4曲付き=¥3.150
(ヤマハ・ミュージック・メディア出版)

ネットでは15日発売として既に予約が開始されていましたが、本日19日より全国のミュージックショップ、音楽書籍取扱店、ヤマハ&ヤマハ特約店での店頭販売が始まりました。
マリンバでジャズに興味があった人、ヴィブラフォンで何となくジャズはやっていたけど「コレ!という確証がなくて」自信を持てなかった人、マリンバやヴィブラフォンじゃなくても従来のジャズ理論書では「ど〜にも敷居が高くて・・・」という人や「譜面があれば何でも弾けたんだけど・・・」と時代の変貌に戸惑っている人、そういう人に向けた「耳」から入る実践的なガイド本です。

店頭以外にも下記ネットショップで発売中。チェキラ!
Amazon.co.jp赤松敏弘ディレクトリー
楽譜ネット楽譜らんど 他。
ヨロシク〜!


さて、本日の“これは好物!”

カクテル
カクテルってどちらかと言えば女性向けのイメージがありますが、その名称たるやCDアルバムや曲名の如きで、その小さなグラスの中にある世界に浸るのも実に味わい深いものがあります。
昨夜は突然逝ってしまった級友の為に一人静かにカウンターで追悼杯。

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“SCARECROW”

SCARECROWをバーテンの写メに撮ってもらってパソコンに送ってもらった。

明日東京に戻る僕には何も出来ないので、まぁ、本人も“テュッティー”という学生が集う酒場を長年経営していたのだから追悼はバーが一番相応しい。賑やかなのが好きだったしね。

SCARECROWは1973年の映画「SCARECROW」をイメージしたカクテル。
テイストは独特で、口当たりは丸いが中心はかなり大きく濃い。うまい表現ではないが洗練されない荒々しさがある男性的なカクテルだ。色からしてバーボンでも飲んでいるかのような錯覚になる。

73年。偶然にも奴と会った頃のイメージだ。

他にもバーテンセレクトの「レオン」というカクテルも飲んだ。乳白色ながら酸味の利いたテイストでこれも今夜には相応しかったかな。

ビールを飲んだり、話したりと、すっかりいい気分になって追悼は終わった。
さあ、明日からは切り替えだ。
あまり深酒にならない内にバーを後にした。

カクテルって面白い。
ネーミングする時にはどんなだろうか?
僕らが曲名を考えるのと同じで、
ある時はネーミングが先にあってテイストでそれを追ったり、テイストが先に出来上がってネーミングで後を追ったりするのだろうか?

ううん。

じゃ、僕の曲で今度オリジナル・カクテルを作ってもらおうかな。

おしまい



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