2008/1/31

L'eteな人・・・・Clementine(vo)  木曜:Jazz & Classic Library

1989年の夏、バークリーを卒業して帰国した時だった。
バブルの真只中に3年間いないと周りは変化だらけ。この夏は渋谷や青山などに日参していろんな業界人を紹介してもらいつつ様々な情報を仕入れていた。

「赤松さん、ボサノヴァ好きでしたよね」
「うん」
「いいと思うんですよ、ボサノヴァ」
「ほう〜。じゃジョビンとか」

帰国直後、いろんなレコード会社の人と話しをする中(もちろん自分のアルバムを出してくれる会社を探しての事)でのひとコマ。

「いえ、ブラジルじゃなくてフレンチの」

はて? ボサノヴァにフレンチなんてあったかなぁ? と内心疑問符。

そう言えば、その頃しばらく居候させてもらっていた目黒のスタジオ(ヨシダさんち)でも「フレンチ・ボッサ」という言葉を何度も耳にしていた。ハテ? 一体なんだろう?
バブルの好景気で沸く日本はアメリカよりも変化のスピードが早かった。
だから渡米する時に1ドル280円だったのが帰国したら1ドル98円になっている変化にしばらくはついて行けなかった。あまりにも急激なスピードで日本が変貌していた時だった。

そうこうする内に大橋にあったポリドール・レコードから話しが来てアルバム『アンファンIII』が決まり担当のプロデューサーと顔合わせに。

ポリドールのMさんから紹介された細身に長髪にベレー帽の若い男、彼こそが渋谷系音楽の仕掛人の一人Yasushi Ideだった。それから暫くの間、僕は彼と一緒に行動して日本の業界の「学習」をする事になる。
1年後『アンファンIII』がポリドールからリリースされる前後、彼と放送局や雑誌の取材で歩き回っていた時に突然彼から「赤松さんさぁ、ボサノヴァとかどうです?」と出てきた。
「ボサノヴァってもフレンチなんすけどね」。

当時(90年)彼の手掛けていたオリジナル・ラブのデビューが秒読みに入った中でのフレンチ・ボッサ。ファラオ・サンダースなんかも手掛け始めていて、細身の彼のどこにこのパワーがあるのか不思議だった。

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『a suivre/CLEMONTINE』(sony/1996年)

その後テレビのコマーシャルなどで頻繁に流れるハスキーなヴォイス、これがYasushi Ideが手掛けたクレモンティーヌと知るには時間は掛からなかった。
ゴンチチが伴奏する「L'ete」という曲は誰でも知っているだろう。

果たしてクレモンティーヌが本国でどれだけ注目されていたのかは不明だけど、確実に日本でヒットを飛ばしてから本国に飛び火したのはよく知られた事。フレンチ・ボッサという一つのジャンルまで作り上げてしまった。

クレモンティーヌが日本でウケるのは一度聞けば当たり前だと思うほど日本人の好みとフランスのイメージ(日本人の描く)が合致している。
お洒落でアンニュイな感じ。
バブルの好景気の空気とも見事に一致していた。

歌手クレモンティーヌは単的に言えばフランス版アストラッド・ジルベルト。

今、このベスト盤を聞き返してみると、当時(バブル時代)の空気を蘇らせてくれるようだ。
そういう中で流れていた音楽で僕は一番好きなものかもしれない。
個人的にも井出靖という若きプロデューサーと出会った事もあるが、彼が当時描いていた事が何だったのかを、このクレモンティーヌを聞くと当時よりもわかるような気がする。

この音の向こうにあるバブルの残像。

そんなリアルな時代感を持ったアルバムは滅多にないと思う。
元気が無く低迷している日本だからこそ、今、このアルバムの価値が光り輝いている、と言うとちょっと大袈裟かな。

やはり有能なプロデューサーが時代を感じながら音楽をリードしないとダメだなぁ、と、つくづく思わせてくれるアルバム。お薦め。
ヘッポコプロデューサーの人、勉強しなさい!(笑)

井出靖HP

おしまい

2008/1/30

空港の手前に・・・  水曜:これは好物!

美味いものがあるなら何処へでも!
ブログも昨日の松山から一気に千葉県へ。

一度口にして再び口にしたくなるほど記憶に残るモノがあれば数年に一度は必ず再訪している。

千葉県成田市。
僕は「落花生」と川魚、特に「うなぎ」。

成田市と言えば、成田山と成田空港。空港は食べ物ではないのでこの際置いておいて、成田市に魅惑の「うなぎ屋」が。

何度も出て来ますが僕がうなぎで日本一美味しいとお薦めなのは埼玉県川越市にある「小川菊(おがぎく)」。うなぎの蒲焼発祥の地で今でも市民に絶大な支持を受けている老舗中の老舗。うなぎ嫌いの人を何人も連れて行って好きにさせてしまうジャズ好きの七代目の若大将。ココは四季の変わり目には必ず顔を出す。東京から車でも電車でも行きやすく四季それぞれにタレを工夫してうなぎを最上の状態で食べさせくれる。

成田となると、なかなか川越のように頻繁に出掛けるのは無理だけど、一度その「うなぎ」を味わってしまうと何とか理由をつけて足を伸ばしたくなるのですね。

「うなぎ屋」は成田山の参道沿いにある。
和の建築様式も味のうち。

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川豊』(千葉県成田市仲町)

ココが凄いのは、入口の横(それも左右)に調理場、つまりはオープンキッチンになっている事。
全国に数あるうなぎ屋でこのスタイルは僕が知る限りココだけ。

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「焼き」の部分だけ通りに面したお店は多数あるが、入口の左手が「さばき場」となっていて、初めて見た時はびっくりした。
参道を歩く人が思わず立ち止まってその仕事振りに目を奪われる。
(案外写真だとグロテスクなので“さばき”のアップはカット)

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右側は「焼き場」で見るからに美味しそうで香ばしい香りが辺り一面に漂う。
うなぎ好きなら「も〜、ど〜なっても、え〜けんね〜」と本能で店内に足が向いてしまう仕組みなんだな。

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聞くところによれば、この「川豊」、元々はうなぎの卸しが本業だったとかで、美味いうなぎをどのように見せるかを知り尽くしている。
このオープンキッチンスタイルを見れば一目瞭然でしょう。

昔は何処のうなぎ屋でも表に面したところで焼いて香ばしい香りを辺りに振り撒いてお客を誘っていた。それがいつの頃からか(近隣に与える煙害も含めて)奥に引っ込んでしまった。大判焼きでもたこ焼きでも、やっぱり作っている所が見えるパフォーマンスは魅力的。商店街からそういう店が無くなって久しい。
そんな観点からか、うなぎ屋に転身し、この見事なパフォーマンスが的中してココは客足が絶える事がない。

客が来る、うなぎを裂く、焼く、それを見た客がまた入る、うなぎを裂く、焼く、またまたそれを見た客が・・・・まさにエンドレスだ。

今回は二階の座敷に上がった。

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小川菊でもそうだが、うなぎ屋の二階はちょっと「わくわく」する。
一階だと焼いて運ばれる様が常に見えて大体の見当(運ばれてくる)も立つが、二階だと下で焼かれる香ばしい香りを肴にいつ運ばれて来るのかの見当が付かないから。

美味いうなぎ屋ほど、この待つ時間が楽しいものだ。

表通りに面したガラス格子なんぞを眺めながら、世間話なんぞをしながら、「その時」を待つのである。
この瞬間だけは格子越しに江戸時代へタイムスリップしたような気分になれる。
もちろん江戸時代に育ったわけじゃないから勝手な想像に過ぎないんだけど。

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ぷわ〜んっと焼きの煙りが舞い上がる度に、「あ、今焼いてる煙りが自分のかな?」な〜んて勝手に思い込んだりする。
その度に体内の消化機能が万全のダッシュ状態でスタンバイするのだけど外れたりする。
すぐさまノッチオフで落ち着きの体勢に戻すのだけど、またまた店内に動きがあるとすぐにダッシュ状態。またも外れてノッチオフ、、、何度かこれの繰り返しの後に、店内の動きがズンズンとコチラに迫ってくる。「うん、キターーーー!」

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いたってシンプル。
うな重、肝吸い、そしてお新香。

それだけで十分。

ココのうなぎを一言で語るとすれば、

ズバリ!「シンプル」。

タレはいたって淡白で、あの「仕事場」を見てわかる通りに焼きの煙りで燻された香ばしさをタレで邪魔しない。この香ばしさは九州の柳川のうなぎに匹敵する。

そして、うなぎ。

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もう言うこと無し。

微塵の雑味もない、粋の良さとでも言うのでしょうか、さっきまであんなに元気だったのだから臭みもなにもあるハズがない。
至ってシンプルに、正直に味わえるうなぎだ。

熟練の技でうなぎを最上に仕上げる川越の「小川菊」。
鮮度で粋の良さを正直に焼き上げる成田の「川豊」。
関東の、いや日本の、僕の中での至高のうなぎ、それぞれのトップだ。

一度お試しあれ。

おしまい

2008/1/29

さらばラフォーレ!・・・  火曜:街ぶら・街ネタ

一つのビルの誕生から終焉を見届ける事になりました。

なに?それ。。。

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『ラフォーレ原宿・松山』松山市一番町@1/27/08(敬意を表してやや大きめ画像)

日曜日(27日)私用で急きょ実家のある松山に立ち寄ったら近所の「ラフォーレ原宿・松山」が本日限りで閉館に。経営不振での閉館なら諦めもつくが、例の『姉歯』事件の余波による建物の耐震問題だから複雑。大小60店舗はこのところ年商60億で推移していたから寝耳に水だろう。

このビルの事は近所だから新聞にも載らないような事まで知ってる。
元々ココは僕が小さい頃は“悪魔の”歯科医があった。もちろん歯科医さんは悪魔ではなく、自分が初めて虫歯を抜かれた恐怖から「悪魔」と勝手に呼んでいただけ。

それが小学校4年の頃に一帯と合わせて取り壊されて僕は近所から“悪魔”がいなくなってホッとした(笑)。
一年くらい掛けてのビル工事で、この頃は街のあちこちでビル建設が盛んだったので掘り返された基礎工事の現場を学校の行き来に通る内に自然と建築に興味が沸いた。

ココの工事の時も雨の日は工事がお休みで、まだ掘り返しただけの現場に巨大な水溜りがあるので中に入って遊んだ事がある。

この辺りは地下水脈があるので少し掘ると大量の排水の繰り返し。そのお陰で実家界隈は20階建て以上の建物が建てられない。
これも不思議だった。地下を掘ると水が出る?なぜ〜?
小学生の僕は益々建築に興味が沸いたのを覚えている。
ジャズに出会うほんのちょっと前の事だ。

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中心地の顔のひとつだった「ラフォーレ」

よく見るとこのビルは階段状の変則的な形をしている。
それには理由がある。

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アーケード街を挟んだ三越から見た「ラフォーレ」

1967年3月だったと思うが、この看板の部分を境界として東側(写真では向こう側)が広島に本拠地を置くスーパー「いづみ(現・イズミ)」として竣工した。デパートは当時、向かいの三越しかなく、大型スーパーとして中心部に開店した「いづみ」はプロモーション・デパートと名乗っていた。地上7階地下1階で地下に食料品売場を設けたこの街最初の建物だった。
なぜ鮮明に覚えているのかと言えば、「いづみ」開店の日の朝、小学校に行こうと玄関を出たら1ブロック先の実家前まですでに開店記念セールの行列が並んでいてびっくりしたからだ。朝8時ですよ。オバチャマパワーおそるべし。
開店間もない頃5階のレコード売場でビル・エバンスのアルバムを買っている。ジャズに出会って建築からは興味が薄らいだ。

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看板から左側が最初に竣工した。看板の位置は旧・「いづみ」のまま

その開店数日前には同じ広島を拠点とするスーパー十和田がフジの名で別のアーケード街に同じく侵出してちょっとした大型スーパーの出店ラッシュだった。(フジはその後独立して松山を本拠地とするFUJIとなり中四国各県にある)

この時、アーケード街は進出を侵出と受止め、大規模小売店法を制定して「いづみ」の売場面積を削っていた。自衛手段が共存とはほど遠い形だ。

数年すると好調によって西側に増築した。しかし、またも売場面積を削られ最終的には5階建てにまで削られた。(階段状の真ん中の部分)

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階段状に増築した跡

そうこうする内に私鉄ターミナルに「そごう」が侵出して来ると、向かいの三越も全館建て替えで新しくなった。大街道アーケード内にあった手狭な「ダイエー」は近所に新店舗を新築し、市駅前にあった「ニチイ」は銀天街アーケードの中に新店舗を新築した。狭い地方都市の中心部に2つのデパートと4つの大型店が揃い地元商店街も加わって集客を競う高度成長期そのままだった。その時に「いづみ」はどうしてもほしかったアーケード街に面する部分を増築して、現行の階段状のビルが出来上がった。1970年頃の事だ。

その後オイルショックで売り上げが低迷し80年代に入ると「フジ」の店舗数拡大によるネットワーク化とは対照的に単体の「いづみ」には陰りが出てきた。

82年、ついに撤退し、その建物は東京の「森ビル」が買取、翌83年に『ラフォーレ原宿・松山』が誕生した。

なんで「ラフォーレ松山」じゃないの?と、当時みんな首をかしげたが、森ビルでも犬猿の仲のリゾート開発の「ラフォーレ」と区別する為に会社名が「ラフォーレ原宿」だったからと判明。
ともあれ、四国の片隅に突然原宿の「ラフォーレ」出店第一号が誕生したのだから若者が来ないわけがなく、たちまちランドマークに。
TowerRecordsやヴィレッジ・ヴァンンガードなども入店しファッション以外のカルチャーもココが中心となって益々ランドマーク化して行った。

恐らくこの四半世紀のこの街の待ち合わせ場所は「じゃ、取り合えずラフォーレ前で」に固定された。25年だから親子二代「ラフォーレ前で」派もいるでしょう。

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市内各地から市電で降り立つと目の前で待ち合わせ。最終日も同様。

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午後6時〜9時が待ち合わせのピーク(08年1月3日)

忘年会も、新年会も、同窓会も、新歓も、カップルも、オッサンも、オバチャマも、恐らく人口50万の街の半分以上がココで待ち合わせた事があるだろう。

僕はへそ曲りなので通りを挟んだ銀行前やスタバの前が多かったが、それでも目の前にはいつも「ラフォーレ」があった。

いったいこれからこの街の待ち合わせ場所はどうなるのだろう?

「旧・ラフォーレ前で」か?
アーケードの反対側にある私鉄ターミナルの「市駅前で?」、これはあり得ない。なぜならデパートや地下街はあっても飲み屋街がない。夜はガランとしている。
JRの駅前はもっとあり得ない。街の外れにあるから。
威勢のいいお兄ちゃんやオネイサンは最近「三越裏(南口)」というのがあるそうだ。ラフォーレ前は駐停車禁止だからか。
でも、やはりココだろう。
元々ラフォーレの出来る前からココは待ち合わせ場所だった。アーケード街の名称「大街道(おおかいどう)で」と言うと結局同じラフォーレ前に集まる。

さて、泣いても笑っても最終日。
「ラフォーレ」の進出を我家で一番喜んでいたのは父親だった。
昔から男性化粧品を愛用し、ブランド好きで僕の100倍以上お洒落だった父親は何かにつれ最新ファッションが豊富な「ラフォーレ」のノンブランドも気に留めてコソコソと購入していた。
夏暑いと「ちょっとラフォーレを抜けて行こう」。冬寒いと「ちょっとラフォーレを抜けて行こう」・・・。通り抜けるだけのハズがない(笑)

僕もちょっとしたステージ衣装はココで面白いモノを見つけられるので重宝していた。

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偶然にも最終日に実家に立ち寄ったので前を何度か行き来した。
日曜日という事もあって朝から人出が絶えなかったが午後3時頃と閉館間際の午後8時頃は異常な混みようだった。

午後8時過ぎに夕飯をアーケード街そばの洋食屋で済ませて実家に帰ろうとすると、ラフォーレのアーケード口に異様な人垣が・・・

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在民放5社とNHKのカメラ、新聞各社、それに最後の姿を写メールで押さえる人達。
なにやら店長の挨拶があるとかだけど、僕には関係ない。
この店長氏、前任は一昨年に閉めた「ラフォーレ原宿・小倉」の店長さんだったと聞く。赴任先が今度は耐震問題で閉館とは、心中複雑だろう。

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この夜から翌朝のローカルニュースは全て「ラフォーレ」だった。
取り壊されたあとの事はまだ発表されていないが、建直しとなると建蔽率の関係から同じ床面積を建てるには高層化しかないが、その割には土地が狭く難しそうな気配。
いっその事通りを挟んだ中途半端な市営駐車場と土地を交換すれば上モノは建てられるが・・・・他の企業が先に開発を進めるような話しも聞こえている。

ともあれ、これで「ラフォーレ原宿」は原宿本店と新潟店だけになってしまった。
80年代を象徴する「ラフォーレ」。ライバルの「パルコ」と共に新しいファッションビジネスを切り開いてほしいものだ。

さんざん騒がれた一日が終わり、深夜にはテナントの大搬出の音が聞こえていた昨夜。
本当にランドマークがどうなったのか。

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今まで目立たなかった三越のネオンがやたらと目立つが手前はポッカリと空洞のよう。

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近づくと街灯や他のネオンに照らされてまだらしさが漂う

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一晩でショーウインドーは目隠しされネオンは二度と点かない

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翌日は閉館を惜しむかのように一日中雨

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これも時代の変わり目。次に何が出来るのかに期待しよう。

それよりもまた一つ父親との思い出の場所が無くなるほうが僕は残念だ。

おしまい

2008/1/28

新勢力?・・・  月曜:ちょっと舞台裏

この週末のブログ・アクセス解析を見て気が付いた事がある。

スパマー対応の為に週に一度は解析データを見て招かざる客(スパマー)をブロック。面倒だけど最近のスパムコメントは認証の「はい」「いいえ」まで読んで入って来るからタチが悪い。だいたいはクリック詐欺だから同じIPアドレスから同じワードで連続的にやって来る。面倒な時代になったものだけど、当分は認証式でコツコツ削除するしかない。

さて、そんなアクセス解析の折、リンク元履歴にちょっとした変化があるのに気付いた。

リンク元というのは主に検索エンジンやリンク先からの訪問数がわかるのだけど、ブログのメインページから飛んだ履歴も含まれるので複雑怪奇に数が多い。また常連の人のディスクトップからのブックマークなどは含まれない。
全部見るのは面倒なので上位30件くらいを表示しているのだけど、最近見慣れないURL。。。。

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この、baidu(バイドゥー)ってな〜に?

どこのブログやホームページでも同じだと思うけど、検索で訪問される方の大半はYAHOOかGoogle。このブログでも平均するとYAHOO3割(各カテゴリー含む)、Google2割(.jp以外の.comも含む)で半数を占める。残り半分の中でこの週末になって急に見慣れないbaidu.co/というリンク元が浮上していた。

全体の中ではたった4%弱。
微々たる数字とも言えるけど、ちょっと気になって調べてみた。

検索するとすぐにわかった。

baiduとは百度と書いてバイドゥーと読むらしい。
これは中国の検索サイトで先週から日本国内でのサービスを開始したらしい。

「へえ〜」

売りは検索速度が速い、という事らしい。

ちょっと試してみた。
検索トップの画面は何となくリニューアル前のYAHOOに似てるか。
選択カテゴリーが4つとは随分とシンプル。

ウェブ | 画像 | 動画 | ブログだけ。

少し難解な検索ワードを入れると、
たしかに素早く検索する。

Googleよりも早い。
YAHOOと同程度の速度だけどカテゴライズが少ないので一気に大量のリンクに辿り着く。

本国のページはどうなんだろう?と思って飛んでみた。

あれれ??

これは・・・・

検索カテゴリーに日本版には無い御法度の「MP3」が。。。
噂に聞いていた中国で爆発的に流行っている検索サイトってココじゃないのか?

You TubeやMy Spaceなどの公開動画と違って無断DL目的のMP3検索は僕でも違法だと思う。
日本版ではカットしているけど、簡単に本国のページに飛べるので問題はないのだろうか?
もちろん悪い事だけではないが、業界が恐れている検索エンジンが上陸したわけだ。

ネットの世界はどんどん進化している。
でも、だんだん面倒になっている面もある。

検索エンジンが増えるのは、ネットを辞書代わりに使っている身には歓迎する反面、かつてのYAHOO(カテゴライズなどは手動構築)とGoogle(完全なロボット検索)の違いのような特徴が増えるのならいいが、似たようなモノが増えるだけならいらないような気もする。

YAHOOもGoogleもロボット検索で大差の無くなった時代(カテゴライズでは両者ともに特徴はある)に、baiduならではの検索機能がイリーガルなモノ以外で何なのか、時々使って様子を見てみようと思う。

おしまい

2008/1/26

ミュージシャン事情・・・  日記

先日の六本木のライブの時に若いメンバーから最近のミュージシャン事情を聞いた。
若いと言っても彼らも20代後半から30代。一番ミュージシャンとして楽しい時期のハズ。

「厳しいっスよ」

そう語る。
この世界に馴染んで来た時期の彼らから出る言葉にしては意外という気持ちと、やはりという気持ちが交錯した。

第一が車に関する社会的な事情の激変。
楽器でメシを喰うには車は不可欠。
依頼が来れば、いつ、何時、何処へでも出掛けて行かなければならない。
たかが一本の仕事と思う事なかれ、その一本から新しい仕事の流れが生まれる世界だ。特に断る理由が無ければ引き受けるのが当然。

ここまでは僕らも同じだった。

しかし、仕事場は都心や街中。駐車場の確保から一日の仕事が始まる。
これも同じだけど、最近は路上に車を停めて楽器を積み降ろしする時に駐車違反を切られる恐怖がある。
仕事場の目の前に駐車場など都心にあるはずがない。
厳しくするのは良いけれど、夜間の路上パーキングメーターをもっと可動させれば済む事だ。道路清掃とかで夜8時〜朝7時まで昼寝しているパーキングメーターの無駄な事。

楽器を降ろしてから駐車場を探し回る。近くにあればいいけど、無いと遠くまで行く。戻るとリハ開始ギリギリか運が悪ければリハの時間にセットアップが食い込んでしまう。

それを嫌ってアコースティック・ベースなどは地下鉄で転がして来る。NYかっ!
駐車場代だって自腹だから8時間停めるとギャラから引かれる。繁華街だとまだ時間900円なんてザラだ。だから終わるとクモの子を散らすようにバタバタと片付けて帰って行く。ギャラの時はまだいいが、CBの時は厳しいだろう。

僕らの時代もその前の世代のミュージシャンの時代に比べれば「厳しいっス」の時代だったけど、終わってからゾロゾロと車を連ねて何処かで夜飯をしながら「あ〜だ、こ〜だ」とライブの話し等で盛り上がる時間くらいはあった。
そのまま飲みに行って朝までなんて事もあった。

今の僕でさえそうなのだから、演奏が終わって帰ってすぐに寝れる若いミュージシャンなんていないだろう。

情報交換などもあって、若いうちは同世代で集まれる時間や場所は貴重なんだ。
「頑張れ!」と言うしかない。だって、きっと君らの次の世代はもっと「厳しいっス」よ。
少し明るく?なった。

ミュージシャンに生活習慣は様々。
本番の前に食事をしないと調子が出ない人もいれば、終わってからじゃないと食事をしない人もいる。
僕は明らかに後者だ。
この世界に入った時からいろいろ試したけど、やはり本番前に食事をするとしっくり来ない(笑)。そういう意味では追い込んで極限の状態になりたがる不完全=燃焼型かな。食事で満足してしまったら眠くなるものある(笑)

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深夜に開いてるといえばファミレス。これは僕らがゾロゾロと車を連ねて移動していた時代も同じだ。

あるファミレスに入った時の事。

いろいろとオーダーを掛けていた時の事である。

とってもフレンドリーなウェイトレス嬢。

あるオーダーで「ソースはいかがいたしましょうか?」と。

珍しくグレービーソースがあるので迷わず「コレ!」と言ったら。

「お客様、正直申しましてそれはお薦め致しません」

「え?」

「いえ、わたくしどもが申し上げるのもおかしいのですが、ちょっとお薦めするには・・・」

「って、マズイって事?」(笑)
「はい」(笑)


「そんなに?」
「それは、もう・・」(笑)


「じゃ、ガーリックソイソース」(笑)
「はい。こちらは、もう。はい、承りました〜」(笑)

この時間帯じゃないとこういう事もないかも、ね。

おしまい

2008/1/25

たくさんの御来場ありがとうございました@六本木サテンドール  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

やはり晴れ男でした。
前日の雪模様とはうって変わって晴天の六本木。

フルート&ヴィブラフォンの井上〜赤松双頭バンド@六本木サテンドール。
オンタイムを信条?とするこのバンド。ちょうど客席も埋まった午後7時10分。
アルバム『Focus Lights』1曲目のオリジナル“Nostalgia”でスタート。

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ユキ・アリマサ/p 佐藤有介/b 赤松/vib 安藤正則/ds 井上信平/fl @六本木サテンドール

アルバムではヴァイブのカルテットで演奏したこの曲にフルートが加わると、一味も二味も温か味が増し、より立体的なサウンドに。会場の熱い声援に応えてソロもビルドアップ。お客様が楽しんでいただいている様子がステージからもわかる。

続いて同じ『Focus Lights』からモンクの曲を。
これもアルバムではフルートは加わっていないのでライブだけの特別ヴァージョン。有名なモンクの曲をイーブン・ワルツにしてしまった掟破りもココまで来ると自分達のオリジナルソングのようだ。

次は井上さんの選曲で、フロント+1(1はユキ・アリマサ)が共に学んだ同時期(80年代)のバークリー時代を彷彿とさせる(との井上氏のMC)C・ブレイの曲。今夜は選曲した人が責任を持ってMCを務める掟。原曲よりも早めでややサンバっぽいフィールにまとめている。

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一転して4曲目は井上さん選曲のミディアム・ブルース。
テナーのスタンリー・タレンタインとヴィブラフォンの巨人ミルト・ジャクソンが『Cherry』(CTI)に名演奏を残した曲で、ファンキーな井上さんらしい選曲に会場はさらに盛り上がる。

今夜のお客様は大変だ。
だって僕が選ぶ曲は静かだったりアンニュイ感じだったり(メンバーからは譜面が長いとも)、対して井上さんが選ぶ曲は超ハッピーでファンキー(で譜面も1枚)。
本当に音楽がワイドレンジで上へ下への大騒ぎ(笑)。
でも、それが双頭バンドの面白さ。一人のリーダーでは絶対に選曲出来ない組合せ。
バンドの演奏がどちらか一本調子に偏らないのだ。

午後4時に集まって2時間の打ち合わせで本番。やる側の集中力もピンポイントだ。

それでいて、二人で“せ〜の!”で曲を出し合ったら、なんの打ち合わせも無いのに同じ曲が出て来てびっくり
それがお互いに共通するハービー・マンとかじゃないから驚きだった。
いや〜、楽しいねぇ。

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二部の初っ端ではユキ・アリマサとの超速デュオも飛び出す。

飛び出す
と、言えば・・・・

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サンバで演奏が盛り上がってくると・・・

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師匠譲り?の必殺横向き奏法

いや、まだまだ。

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御機嫌に盛り上がった井上さんのソロを受けてコチラのソロに突入。

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さあ、コチラも負けじとヴォルテージを上げると・・(横の井上さんに注目)

あれ?

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何か下のほうでゴソゴソしてる?

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何か振り回していると思ったら

バレンシア・オレンジ型のシェーカー

ソロを取りながら横目だから最初は本物のオレンジにしか見えない。
オレンジ片手に何をやってるんだろう?と思った(笑)
シェーカーだったのね〜。

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本番で突然飛び出したのでびっくり。
フルート各種(レギュラー、アルト)+いろんな小道具(ポケットからはホイッスルも飛び出した!)
いやいや〜、ステージのヴォルテージを上げる事を知り尽くしてますね。

そんなこんなで、キッチリ60分3セット、計14曲。
上へ下へのワイドレンジを駆け巡って盛況の内に午後11時20分。
本日のライブは終了。

会場で何人かのブログ読者の方や懐かしい方達とお話し出来たのも嬉しかったです。

また次回をお楽しみに。

またきっと楽しいよ〜!

おしまい

2008/1/24

Jazz Flute & Vibraphone・・・  木曜:Jazz & Classic Library

まったくあてにならない天気予想(予報とは呼ばなくていいかも)で、昨日は雪の降りしきる東京でしたがみなさんはいかがお過ごしですか。
たかだかちょっと雪が降ったくらいで何をそんなに大騒ぎしているんだ、と雪国の人に笑われそうですが、でもね〜、やっぱり雪が降ると“フンコー”してしまうのですよ〜。幾つになっても(笑)。

新作『STREAM OF LIFE』へのコメントやメールありがとうございます!
手一杯な感じでこのまま亀レスになってしまいそうですが、嬉しく拝見しています。

さて、今夜はジャズ・フルートとヴィブラフォン。
今夜は六本木でフルートの井上さんと双頭コンボでライブもあるので、この話題に(無茶苦茶作為的なフリでごめんなさい)。

1月24日(木)六本木「サテンドール
井上信平(fl)&赤松敏弘(vib)双頭バンド登場!
w/ユキ・アリマサ(p)佐藤有介(b)安藤正則(ds)
開演:19:10、20:50、22:20、(開場18:00/3回ステージ)
料金:¥2.500+オーダー(お食事は18:00から22:45まで)
予約・お問い合せは03-3401-3080(サテンドール)

僕の中でフルートとヴィブラフォンの組み合わせとして筆頭に思い浮かぶのは

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『OPUS DE JAZZ/Milt Jackson』(SAVOY/1955年)

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『MEMPHIS UNDERGROUND/Herbie Mann(fl)』(Atrantic/1969年)

これらのアルバムについては過去に触れているので今回は組み合わせという事で書きます。

ヴィブラフォンのミルト・ジャクソンのアルバムでフルートを担当するのはフランク・ウエス。フルートのハービー・マンのアルバムでヴィブラフォンを担当するのはロイ・エアーズ。ハービー・マンはこの前のベストセラー・アルバム『COMIN'HOME BABY』(1961年)でもヴィブラフォンと組んでいます。

アルバムの性格は180度違います(ジャクソン氏のアルバムはブルース基調、マン氏のアルバムはR&Bやロック基調)が、共通するのは短いリフをフルートとヴィブラフォンが奏でた時の軽快さ。単純なリフだからこそフルートとヴィブラフォンのユニゾンが効果的と思わせるのですね。

先日、フルートの井上さんと打ち合わせした時もその話しになりました。
お互いに金属(フルートは木管に属するが本体は金属)を吹いたり叩いたりしている共通項があるのですね。
また、僕もHPの「音楽体験記」やココでも書いてるように、初めて買ったジャズのアルバムがフルート、それも掲示したハービー・マン。井上さんもジャズに入る切っ掛けがハービー・マンと言うのです。僕の場合はハービー・マンのアルバムに入っていたラリー・コリエル(g)を追っかけて、というのが真相ですが、入口にフルートが大きくあって、ヴィブラフォンを始めようと決意するまでの間、ハービー・マンやジェレミー・ステイグと言ったジャズフルートのアルバムを足掛かりにジャズを聴き広げた、いわばルーツの一つです。

ライブに備えて改めてこの二つのアルバムを聴いてみました。

フルートとヴィブラフォンの組み合わせによる可能性。
どちらも軽快な音の楽器なのでやや音域が高くなりがちな面もあります。
しかし、今日だとフルートもアルトフルートやコントラフルートまで多種多様、いろんな音域のフルートがあるのですね。
軽快なだけじゃない世界も描けそうです。

日本ではサックスの持ち替えじゃない専門のジャズフルート・プレーヤーは少ないように思います。フルート奏者自体はたくさんいるのですが・・・
知合いのフルート奏者を何人か思い浮かべると井上さん以外では殆どが女性奏者。
おや?
これは・・・・少しマリンバの世界と似ていますね。

昔の記憶を呼び起こすと、サックス奏者の持ち替えではないフルート・プレーヤーでマン、ステイグ以外のフルート奏者と言うとヒューバート・ロウズ、デイヴ・バレンタイン、、、、ううん、、勉強不足かなかなか出てきません。
女性ではボビー・ハンフリーの名前に記憶がありますが、デビューの頃に何度かジャズ喫茶で聴いたっきりです。

どうやらこれは最近の動向を調べてみなければ。
世界中にはヴィブラフォン・プレーヤーの数よりも遥かに多いジャズ・フルーティストがいるような気がするのに。こんな事ではイケナイな。

意外な展開になりつつ、今夜のライブが楽しみな朝です。

おしまい

2008/1/23

祝杯に選んだのは・・・・  水曜:これは好物!

昨日発売の新作『STREAM OF LIFE』(VEGA)へのコメントやお祝いメールありがとうございます。パソコン上ではやっと今年の賀状メールが片付きつつあるような状態なので超亀レスになりますがちゃんと拝見していますのでどうか御容赦下さい。m(_ _)m;

初日に頂いた感想では“Channel October”や“December”、“Jump Jive”などが人気のようです。やはりヴィブラフォンとギターの組合せは抜群でしょ?
“Mystical Insights”のようなちょっと暗めな感じがいいという御意見も。市川さんのピアノが冴えたトラックです。
“The Fellow Traveler”が妙にホッとするという感想もありました。70'sロック世代の方かな? 自分のルーツにある音楽として形にしておきたかったので嬉しく思います。

以前ココに書いたリヤジャケットクイズ(?)は右側の写真が本物。マジで回答いただいてしまいました。THANKS! そうそう、Marinba-ohjiの表記が妙にウケてます(爆)。みなさま、2008年の日々の中でどうか「STREAM OF LIFE」を楽しんでくださいね。

さて、本日は“好物”。
アルバム発売日という事もあって、祝杯をあげました。
こうやって書くと、呑んベーに思われてしまうんですが、呑むのはホント時間に余裕のある時だけで、この1年は呑む時間が少なかったですね。

プロジェクトも一区切りという事で

今回の祝杯に選んだのは、松山の“へーさん”セレクトによるコレ
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『清酒 寿喜心(すきごころ)』(愛媛県西条市・首藤酒造製)

昨年、松山のキーストンに行った時に“へ〜さん”が「これ、美味いんよ」とプレゼントしてくれたもの。この人、ジャズとお酒には滅法詳しい。時には外す事もあるんだけど(笑)、何でも自分で吟味してから教えてくれるので心強い。

良質な湧水のある四国の瀬戸内海側の西条市〜四国中央市(旧・伊予三島市、川之江市)一帯には酒蔵が多くあり、過去にも有名銘柄の梅錦などを紹介しました。
元来寒い地方の日本酒は辛口、暖かい地方の日本酒は甘口が多いかと。

この「寿喜心」も分類としては甘口に属すると思えるのですが、さて、いかに。

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うん。口当たりは甘口。でも後味が予想以上にスッキリ。へぇ〜、さすが“へ〜さん”だなあ(ダジャレじゃないっス)。「すきごころ」というネーミングもこういう日にはいいねぇ。

この感触って何かに似てると思ったら、

ワイン!

ちょっと飛躍した感想だけど、ワインと同じだ。
でも、ワインのように複層のテイストが最初からハーモニー的に攻めてくるんじゃなくて、一つ一つの山が時差を持って過ぎ去ってゆく感じ。

僕はあんまりワイン党ではないが、美味しいワインはみなハーモニー的なんだな。外れたワインは不協和音。当たったワインは協和音やちょっとゾクゾクっとするテンションを放っていたり。

日本酒はその点、口に含んだ瞬間の輝きと後ろに控える陰影が時差を持って包み込む。そのレスポンスが早すぎると攻撃的な酒になり、ゆったりだと優しい酒になる。奥ゆかしさ、というのでしょうかね。

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「寿喜心」は全体としては後者の酒に入ると思うのだけど、引き際が実にいい。フェードアウトではなくカットアウトのような感じ。だからついつい次に手が伸びる(って、ただの飲兵衛か?)
カットアウトなので、その時差の残像が一瞬ハーモニーのような複層に感じてワインという形容が出て来たんだと思う。

こりゃいいや

ついつい杯が進んでしまいそうになるけど、引き際が良ければ肴は選ばない。
食前酒にもなるし、食後にゆっくり味わうのもいい。

さすが“へ〜さん”、と、祝杯を重ねるのでした。
THANKS!

さて、明日はフルートの井上さんとの双頭バンドの初ライブ。
是非六本木へどうぞ!
当日は新作「STREAM OF LIFE」や井上さんが加わった05年のアルバム「Focus Lights」なども数量限定で販売いたします。

1月24日(木)六本木「サテンドール
井上信平(fl)&赤松敏弘(vib)双頭バンド登場!
w/ユキ・アリマサ(p)佐藤有介(b)安藤正則(ds)
開演:19:10、20:50、22:20、(開場18:00/3回ステージ)
料金:¥2.500+オーダー(お食事は18:00から22:45まで)
予約・お問い合せは03-3401-3080(サテンドール)
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東京メトロ「六本木」駅より徒歩3分
港区六本木4-11-5 Annexビル 4F
御予約はお早めに。

おしまい

2008/1/22

祝・本日発売!『STREAM OF LIFE』  ■Produce Notes レコーディングルポ

本日は発売日につき特別編。

いよいよこの“Produce Notes 2007”カテゴリーも本日で最後です。
途中いろんなカテゴリーに飛び火(笑)しましたが、発売日という事もあり本日のノーツで目出度く〆に。

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本日発売!『STREAM OF LIFE/赤松敏弘』(VEGA)
AmazonHMVTowerRecords新星堂山野楽器disk UNION、他全国のCDショップで!

ほぼ1年前からスタートした今回のプロジェクト。
この1年で3枚のアルバム(『TIDE GRAPH』、『Six Intentions -Complete Edition』、『STREAM OF LIFE』)と一冊の曲集(『レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン』)という形になりました。(Amazon.co.jp他で発売中)

アルバム制作では(株)ベガ・ミュージックエンタテインメントのみなさん、並びにクレッセント・スタジオの皆さん、ジャケットデザインのササキヒトミさん、曲集制作では(株)ヤマハ・ミュージックメディアのみなさんの協力を得て実現したもので、あらためて関係者のみなさんに感謝!

そして何よりもこうして毎日ブログを御愛読いただいて開設2年を待たずして約16万アクセスをいただいているみなさんに心から感謝!

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今日は、今期プロジェクト最終版の『STREAM OF LIFE』発売にあたって参加メンバーへのSpecial Thanksです。アルバムを流しながらでも読んでください。

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市川秀男(p)さん(→ホームページ
帰国直後から共演させていただいている日本のコンテンポラリージャズを引率して来た市川さん。僕は高校の頃に初めて市川さんの音楽に触れ、以来日本でジャズピアノと言えばこの人、という存在でした。昨年秋には市川さんとデュオのレコーディングをしたので近い将来にはその素敵な世界をココで紹介出来るでしょう。

鈴木良雄(b)さん(→ホームページ
チンさんのニックネームで親しまれる鈴木さんとは帰国直後にチンさんのバンドに参加して以来、優れた作曲家でもあるチンさんの作品はいつも心を和ませてくれます。中学の頃に聴いた渡辺貞夫さんのアルバムがチンさんを聞いた最初で、バークリー在学中に出会う機会がありました。洗練という言葉が一番似合う人です。

大坂昌彦(ds)(→ホームページ
今や日本のジャズドラムのトップランナー。初めて出会ったのはバークリー在学中。帰国直後を除くと実に17年振りにガッツリ共演しました。全てのパーツのバランスが取れたドラミングは今も昔も代わりません。ストレート・アヘッドなジャズからロックまで、彼がいなかったらアルバムが成立しないほどの要役でした。

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養父貴(g)(→ホームページ
90年代後半から02年まで当時のバンド“NEXT DOOR”でギターを務めてくれた養父くん。その後は上田正樹氏のバンドのギタリスト&サウンドプロデュースを手掛けロック界で大活躍。彼が去った後はバンドからギターが消えて久しかったのですが、やはりヴィブラフォンとギターの組み合わせは抜群で今回見事復活です。

村上聖(el-b)(→ホームページ
2000年のジャズフェスティバルに出演した時、僕の前のバンドで凄まじくエネルギッシュなベースが聞こえてきてステージ袖で釘付けに。そのベースこそが村上氏だったのです。ボーダレスにロックからテクノまであらゆるスタジオシーンで引っ張りだこのベーシスト。六本木ピットインで出会った素晴らしいミュージシャン。

後藤浩二(p)(→ホームページ
数年前にネットで彼の名前を知り、ある時にふと入ったCDショップで彼のアルバムを見つけて聴いた時からいつかは一緒に演奏しようと思っていた若きピアニスト。名古屋在住ながらこのセッションのゲストに駆けつけてくれた。2006年秋に名古屋で初共演。これからがもっとも期待されているジャズピアノの“ホープ”だ。

マリンバ王子(marimba)
正体不明の目立つネーミング。少なくとも僕のダミーではない(笑)。女性の多いマリンバ界にあって今後の引率者となるべき男性マリンバ奏者は彼が筆頭になるだろう。狭いカテゴライズから脱却した粋のいいマリンバはいかがかな?この楽器の開かれた世界と同じ数だけ彼の世界観は広がって行くだろう。

参加メンバーにTHANKS!

おしまい

2008/1/21

いよいよ明日発売!『STREAM OF LIFE/赤松敏弘』  月曜:ちょっと舞台裏

雪が降るって言ってますよ、東京地方も。マジ?

いよいよ明日に迫って来ました。
何がって?
ニューアルバム『STREAM OF LIFE』ですよ。

先週に入ってから読者のみなさんから“jazzLife”で見ましたよ、とかネットで見ましたと言うメールが届くようになりました。

そう、既に少しずつ浸透しているのです。
ヴィブラフォンにスポットが当たる機会は少ないから、何事も少しずつデス。

そんな中で先日の僕の書き込みを見たブログ読者の“デンゾー”さんが昨日各誌のレビューを送ってくださいました。ありがとうございますm(_ _)m;

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頂いたデータをDLしてザ〜っと目を通した限りでは各誌とも前評判も上々のようです。

まっつんの言う通り“jazzLife”は心強いエールをいただいていますね。ライターの富澤えいじさんは『Focus Lights』リリースの時の同誌インタビューのインタビュアーでCD発売記念ライブの時にステージの真ん前で御覧になっていました。

“Swing Journal”が先月再発の『Six Intentions - Complete Edition』と合わせて2作掲載してくれているとは驚きでした。いや〜、電気ベースという表現も懐かしい、それでいて子供の頃読んでいたスイングジャーナルらしさが香るコシのあるレビューは面白い意見と受け止めました。

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また、同じく読者の“kozuma”さんからはジャズ専門サイト“Jazz Page”のトップページにド〜ンと出てますよ〜、と情報が。
覗いてみると、本当にド〜ンと紹介されていて光栄な限りです(恐らく今週限定)。

Jazz Page

レビューライターの兵藤さんからも心強いエールをいただいていました。
コンテンツを見ると、Jazz Pageが実施した「2007年人気投票(旧・ジャズメンWeb人気投票)『その他の楽器部門』」で3位をいただいたようです。妖艶な女性奏者に混じってヴィブラフォンとオルガンとフルートがむさ苦しい“野郎”ですか。何ともはや重ねて感謝です。

いつになく、各誌とも熱く語っていただいている感じがします。
たとえ趣向との完全な一致がなくとも、そんな空気が見えるのが制作者としては嬉しい限りです。

さあ、後はみなさんが聴いて楽しんで下さい。
これで1年前の正月にココで宣言した事がやっと完成です。(あ、HPのリニューアルがまだだ。。。/汗)
そんな感じで明日からは次のステップに向かって・・・始動デス!

いよいよ明日発売!
1月22日発売/ニュー・アルバム
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『STREAM OF LIFE/赤松敏弘』(VEGA/¥3.150/紙ジャケ)
赤松敏弘(vib)市川秀男(p)鈴木良雄(b)大坂昌彦(ds)養父貴(g)村上聖(b)後藤浩二(p)マリンバ王子(marimba)。アルバム史上最強メンバーが集結。乞う御期待!
お求めはAmazonHMVTowerRecords新星堂山野楽器disk UNION、他全国のCDショップで!

↓こちらも宜しく!

1月24日(木)/新春注目のライブ
井上信平(fl)&赤松敏弘(vib)双頭バンド登場@六本木「サテンドール
w/ユキ・アリマサ(p)佐藤有介(b)安藤正則(ds)
開演:19:10、20:50、22:20、(開場18:00/3回ステージ)
料金:¥2.500+オーダー(お食事は18:00から22:45まで)
予約・お問い合せは03-3401-3080(サテンドール)
東京メトロ「六本木」駅より徒歩3分
港区六本木4-11-5 Annexビル 4F

ヴィブラフォン&フルートの組合せ+αでサプライズ満載の60分3回ステージをお楽しみに!

おしまい



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