2008/2/29

隙間、キミに任せたから・・・・・obbligato  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。第八十四回目の今日は「オブリガート」のお話しです。

ヴィブラフォンがフロントを努める楽器としてステージに上がっている時でも、マリンバがソリストでステージに上がっている時でも、例えば管楽器が主旋律を演奏している時に同じメロディーをユニゾンで演奏するばかりではないのは、少しでも演奏の経験がある人ならわかるでしょう。

「あ、サックスがメロね。ほんじゃコードで伴奏でも・・・・っと、っと、っと。あ、ピアノがコードでカンピングしてるし、、」

ジャズの演奏でセッションなどに出演すると、こういう状態に遭遇する事が多々有ります。

そんな時に「ボケ〜」と突っ立っていると「コノ、トーシローめ。フン!」な〜んて怖いベテランに睨まれたりします(笑)。
ステージに上がる以上はステージマナーというものがあり、それの一つも出来ない事には「オウオウおう、邪魔だ、邪魔だ。どいておくんなさい」な〜んて四面楚歌になったりするものです(江戸時代か!)。

まぁ、ノコノコと出て来て場所ばかり占領して、と睨まれる前に、ステージマナーを身に付けておきましょう。

で、

管楽器が主旋律を担当している時に、ヴィブラフォンやマリンバがコード伴奏という立場でもない時、叉は、編成でコード楽器が複数いる時などに、カウンター・メロディーを演奏する事があります。メロディーと言っても、主旋律は他の楽器が演奏してますから、サブ的にコード進行から主旋律を盛り立てるメロディーを即席で作るわけ。

日本ではカウンター・メロディーと言うよりも「オブリガート」の名称のほうが通っています。
「じゃサ、ラストテーマはヴァイブでオブリガート入れてよ」な〜んて感じで。

2本マレットで演奏している人は既に経験済みの人も多いと思うのですが、4本マレットで演奏している人は案外普段からコレに慣れてない場合があるんですね。コードは4本でブロックコードを弾くのに慣れているから空白地帯なのです。

「オブリガート」はソロ(アドリブ)じゃないので思いッ切りゴリゴリと演奏するものではありません。メロディー(主旋律)の周りに「それとな〜く」いる感じに仕上げないと、怖いバンマスに怒られます(笑)

取っ掛かりとしてメロディーに対するカウンター的なガイドを想定するところからオブリガートは始まります。

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上のラインが主旋律、下のラインがオブリガートとします。
最初に誰でも出来る事は、いくら変化球好きのジャズでも主旋律の大まかなところは曲によって決まっていますから、まずメロディーの音を抜いたコードトーン辺りを目安に、メロディーから一歩遅れた感じで「それとな〜く」盛り立ててみます。

何だか人の後ろに隠れて「バカ〜」とか言ってるみたいですが、それでいいんです。
出しゃばらず、がココでは肝心なのです。

しかし、これだけでは面白くありませんね。(もっとも、これが即座に出来ないとダメなんですよ)

そこで今度はメロディーの隙間にチョコチョコと動いてみます。

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最初の小節ではコードスケールにある音を使ってメロディーを超えた音域まで跳躍してみました。
2小節めはコードスケールがHMP5と予測出来るのでb9thの音を使っています。
ちょっとメロディーの影に隠れて「バカ〜」と言ってるだけじゃなくなりました。

次に、もう少しハーモニー的な遊びも入れてみましょう。

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こうなると“いわゆる”クールです。
最初に設定した簡単なメロディー(今日の最初に掲示)をターゲット・ノートとしてその前にアプローチノート(↑)を入れたわけです。
これなら無理をしないでも最初にターゲットとなる簡単なサブ・メロディーさえ浮べば、ここでこれまでに述べてきた事を使えば誰でもシンプルなオブリガートが作れる、というわけです。

しかし、この曲がkey of Db という事もあって、最後の小節でメロディーの後にオブリガートを入れると、何だか「字あまり」。

ここまでに説明した事をミックスして、最後の小節はメロディーに回帰すると、よりメロディーを引き立てる効果があります。何だかんだと動いても結局一番シンプルなユニゾンにはかなわないという事ですね。

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最初に示したシンプルなガイドトーンを守りつつ(2小節めはオクターブ跳躍)、アプローチノートも使いつつ、メロディーを引き立てる例です。

奏法としてはアプローチノートの箇所は必ずマレットダンプニングによってターゲットノートをクリアーに引き立てるのがコツ (便宜上“〜”で示した部分)。
2小節めの4拍めはコードスケール上にあるb9thがターゲットノートで、rootのAbがアプローチノートになっています。

オブリガート。
アドリブよりも簡潔に、言い換えれば、アドリブにチャレンジする前に修得しておくと良いわけです。

「んじゃ、ヴァイブに隙間、任せたから・・・」

と、言われても慌てないくらいジャズスタンダードのメロディーとコードを暗譜して練習しておきましょう。

おしまい

2008/2/28

38年間に及ぶ結束・・・・・・OREGON  木曜:Jazz & Classic Library

オレゴンの最新作が出たので早速購入してみた。

1970年にニューヨークで誕生して以来、実に38年。
ロックではバンド名を冠したグループが30年以上も活動を続けるのは珍しくないが、ジャズの場合は例外的。
ジャズバンドとしてネームを掲げながら38年間も活動を継続しているバンドは他に見当たらない。古くはアート・ブレイキーの“ジャズメッセンジャーズ”(1954年〜90年)があるくらいで、それとても実質30年を少し超えたくらいだから、もうすぐ40年になろうという“OREGON”がいかに長期に渡って彼らのジャズを発信しているかわかるでしょう。

しかも、これだけの長きに渡っても、オレゴンの音楽と言える妥協無きスタイルを貫き通している事に1ミュージシャンとして尊敬の念を抱いている。
つまりは、ミュージシャンズ・ミュージシャン、それがオレゴン。

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『1000 KILOMETERS/Oregon』(CAM/2007年)

メンバーは昨年10月4日に紹介した2005年のアルバム『PRIME/Oregon』(CAM/2005年)と同じ現在のオレゴン(Ralph Towner/ac-g,syn-g,p,kb. Paul McCandless/oboe,english hom,bs-cl,ss. Glen Moor/ac-b. Mark Walker/ds,rerc)による。
前作と同じイタリアのCAMからのリリース。
前作『PRIME』のツアーから生まれた新曲揃い。

オレゴンの魅力であるクラシックエッセンスとモダンジャズ、コンテンポラリージャズ、インディアンフォークソングのエッセンスがバランスよくミックスされたいつものサウンドは不動。
このバランス感覚が僕は好きだ。

オレゴンの曲が難しいかと言えば、少しも難しくない。
オレゴンの音楽が簡単かと言えば、少しも簡単ではない。
ここにオレゴンの秘密がある。

今回のアルバムで如実に出て来たのが「ジャズ」。
今までのアルバムでも十分に彼らのジャズに共感していたのだけど、今回は楽曲の中で占める「ジャズ」の部分が一段と濃くなっている点に注目だ。

ジャズと言っても大昔のジャズのリックを安直に繰り返したりはしない。オレゴンだから当り前だけど(笑)。
一番の魅力はどんどんサウンドに隙間が増えて来た事で、その隙間がジャズバンドが持つハプニングに溢れている事。
必然性に駆られてそこでその音を出す、というとココで言ってるジャズの意味がわかるかも。彼らと似たサウンドを出すコンテンポラリー風の音楽が随分増えているけど、譜面に書かれた事をいくらやっても彼らのような演奏にはならない。
ジャズという音楽だけが持つ「その場」をクリアーに見ながら音を出す、というスタンスとはかけ離れているからだ。

楽曲もその隙間に生楽器が生きるスペースが用意されていたり、全員のグルーヴで一気に駆け上がったり、とベースとなる譜面の音符とコードネームのバランスが良い状態で演奏している事がわかる。
例えば「ココのコードはラルフがピアノを弾くからこういうサウンドになるだろう」と予想してメンバーがスペースを空けながら演奏している、という状況まで浮かんでくる。

だからどのソロも熱い、いや温かい。

70年代のオレゴンから確実に時代と共に流れて来た現在のオレゴン。
決して時代のエッジを狙ったりしない、その時代に相応しいと彼らが思う音を演奏している。
ジャズに限らず音楽の中にはある時代で停まってしまうものもあるけど、やはり今聞いて「あり!」と言えるものが一番。
オレゴンはいつもそう感じさせてくれるから好きだ。

最近オレゴンはYou Tubeに登場して元気な姿を見せてくれる。
OREGON-You Tube
なかなかみんな「頑固爺様」風(笑)になっていますが、音楽は若々しいから魅力的。MCでは相変わらずジョークも(笑)
前に書いた通り、MCで爆笑して、この音楽に聞き入るという切り替えがまたオレゴンらしくもあるんですね。

ちなみにこの奇妙なアルバム・タイトル(1000キロメーター)はオレゴンを長きに渡ってサポートしてくれたThomas Stowsandに捧げられている。
ツアーの時に次の会場まで、時には1000kmの道程をドライブする事もあり、その「ちょっとだけうんざりするような瞬間」とトーマスをかけているらしい。

最後に別テイクとして納められたタウナーのピアノソロが奏でるタイトルチューン“1000 Kilometers”が心に染みる。

おしまい

2008/2/27

隠れたロングセラー・・・・飛竜  水曜:これは好物!

B級グルメ好きが高じると知らない土地に行ったら必ず入るスポットがある

今では観光ガイドブックにまで載って有名になるB級グルメもあるが、そもそもB級というのは「物珍しさ」が基準ではなく、日常にありふれた物でなければB級とは呼べない。
A級グルメが「特別」なものであれば、B級グルメは「どこにでもある物」。
そうなると、B級のほうが比較対象が多いので、実は激戦を生き抜いて来た逸品である可能性は高い。

少しでも一人暮らしをした人ならわかると思うけど、例え毎日外食を続けたとしても、自炊をしたとしても、初めての土地で「普通」のものを食べてカルチャーショックを受けた経験があるでしょう。「え〜?コレってこんなんだっけ?」
自分が生まれた土地の味から初めて客観的な味覚に触れた瞬間はみなそうです。
面白いのですよ、ホント、日本は食文化が豊かだと思います。

冒頭の言葉に戻ります。

昔は訪れた土地の名物というものに目が行きました。
ジモティーから聞き出して隠れた穴場を巡ったり、仕事だと招待してもらったりで、名物というものに触れる機会も多くありました。
いや、どれも旨いです。

でも、ある時から視点は変わってA級の前にB級を試してから、という二段構えになったのですね。

で、旅の思い出に、とお土産を買うのが風習になっていますが、駅や空港で手早く買うとか有名店に足を向けて買うとか、そういうパターンを一通りこなすと、今度は街の懐深くに入り込んで「個人的」なお土産を買いに行くようになりました。

で、最近はどこへ行くかと言えば・・・

ナント
スーパーマーケット!

全国津々浦々にはいろんなスーパーがあるのですね。

デパ地下はまだA級土産に近くこれも捨ててはいませんが、やっぱりスーパーマーケットにはかないません。
スーパーと言っても、全国にある大手スーパーではなく、その地域にしかないブランドのスーパー。
ここがB級グルメの宝庫なのですね。

例えば、どこにでもあるインスタント食品でも、よく観察すると、「あれ?こんなメーカーってあったっけ?」という物が実に多い。
前提にはある程度流通している製品である事が条件なんですが、ホント中には大手食品メーカーでは出来ないようなものがあるんですね。
しかもインスタント食品は賞味期限が長いから「土産」として最適なんです。
ハハハッ。

そんな中から本日選んだのは・・・・
コレ

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『飛竜の焼きそば』(岡山市撫川・株式会社飛竜製)

とってもローカルな製麺メーカーですが、中国〜四国地方で時々目にするのですね。
岡山県内だけならまあ当り前ですが、生袋麺で意外と広いエリアで販売されているのは珍しいでしょう。
売れなかったら即廃棄処分ですから、アチコチで見かけるという事は絶対的な支持層がいるという事です。しかも大手のメーカーを相手にですから。

この飛竜の「焼きそば」の事を知ったのはそんなに昔の事ではありません。
僕自身高校から岡山の津山で寮生活をしてたので、この地独特のものは大概知っていたハズなんですが、これは知りませんでした。寮で夜食に「焼きそば」となれば乾燥袋麺が手軽だったからでしょう。

数年前に津山のジャズ喫茶“邪美館”にライブで行った時、マスターと何の話をしてたのかは忘れましたが突然「焼きそば」の話しになったのです。

曰く「焼きそば、ゆーたら(と言えば)飛竜でしょー。え?知らんの?飛竜?」。
「どこのメーカー?」と僕。「どこゆーても(と言っても)この辺や昔からソレしか知らんよ」とマスター。
「へぇ〜」と驚く僕らを見て、さらに驚くマスター。
「飛竜は何処でも売っとる思ぅとったよ。そこの天満屋にも売っとるよ〜」。
この言葉を聞いて早速近所の天満屋に行って即購入。

これが最初だった。

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車だったのでそのまま東京に戻って翌日家人を巻き込んで試してみたら・・・・

美味い!

これが美味いのですよ。
麺はコシがあって付属のソースも麺の味と絶妙なバランス。
どんな具材を入れてもこの味にまとまる。
特別なものは何もないけど、納得させられる完成度。
そしてなによりも大手メーカーにはない「優しい味」。
いや、ハマる、ハマる。

以来、岡山付近を通る度にスーパーがあれば「飛竜」をチェック。
この正月には実家のある松山の近所のアーケード街の“ロック”というディスカウントストアに陳列されているのを発見。
「へ〜ぇ」こんな所にも岡山の飛竜かぁ。

邪美館のマスターお薦めの飛竜の焼きそば。
いったいどのエリアまで流通しているのかは定かではありませんが、長年のファンが広範囲にいる事だけは確かのようです。

1941年以来66年の歴史が物語る「焼きそば」。
隠れた地域限定のベストセラーです。
いや、この美味さは(販売地区の方は)是非一度お試しアレ。
ホントに普通の焼きそば、されど逸品、これぞB級グルメの醍醐味。

B級土産は地域ブランドのスーパーで!

おしまい

2008/2/26

くじら橋・・・・  火曜:街ぶら・街ネタ

くじら橋って知ってますか?

恐らく知らない人が大半だと思う(笑)
とってもローカルだし。

でもねぇ、気になるんですよ、コレが。

多摩ニュータウン方面に車で抜ける時、いつも気になっていたんです。
だってこんな形してるんですよ。

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「くじら橋」

運転してると「あ〜〜〜」という間に潜って通過するんですが、
やっぱり気になってとうとう近くのパーキングに車を置いて観に来ました(笑)

場所は、
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東京都稲城市・稲城中央公園

鶴川街道で多摩川を渡ってそのまま多摩丘陵に上って行く途中にあります。
尾根幹線道路という多摩ニュータウンを縦走するドライブの入口と申しましょうか・・。

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車を公園の駐車場(無料)に置いて野球場を目指すとニョッキリとその姿を現します。

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下はさっき走ってきた尾根幹線道路。
片側2車線ですが、その昔は真ん中に高規格道路を通す話しもあったとかで、ゆうに8車線分の日本には珍しいアメリカ的な道路です。
これが多摩ニュータウンの丘陵地帯を縦走しているのですから、アメリカの郊外と同じ雰囲気があります。いかに多摩ニュータウン計画というのが壮大な計画だったのか。もっとも公社解体で今はどこまで開発が進むのかはわかりませんが、都心の取って付けた様な再開発よりはまだ土地も気分も余裕があったような気がします。

さて、その尾根幹線道路の上を跨ぐ「くじら橋」。
いつもは下を通過するだけでしたが、いったい上はどうなってるのでしょう?

ちょっとワクワクしながら「くじら橋」の袂に。

すると・・・

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あんれま、ナントただっ広〜い橋でしょうか。
横一列でリトルリーグなら3〜40人は渡れそうです。
橋の真ん中を歩く人から想像して下さい。

さて、この橋の先には・・・
野球場があるのは案内にありましたが、他は・・・マンションがあるくらいで、一体一日に何人の人が渡るのでしょうねぇ。。

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最近公共施設の無駄が指摘されていますから、きっとこの橋もそういう標的になるかもしれませんが、もしもこれが無愛想なタダのコンクリート橋だったとしたら、、、
ううん、、。

どのくらいコストが跳ね上がったのかは知りませんが、建築物とアートの境目とすれば「あっても良いかも」と思わせる構造物ではあります。

調べてみると、この「くじら橋」は橋梁・構造工学上、計画・設計・施工・美観等の面において優れた特色を有すると認められた橋梁に贈られる田中賞というのを受けているそうです。

たしかに車を運転していても気になる存在ですから地域のランドマークなのでしょうね。初めて通った時に橋の手前の信号で停車していると「うん?なんだ?こんな丘陵地にくじらの腹みたいな歩道橋だなあ」と思い、信号の表札をみると「くじら橋」とあって何となくホンワカした気分になりました。

そういう気分にさせてくれる物が一つくらい街にあってもいいんじゃないか、と思うのですね。

おしまい

2008/2/25

無責任なDVDシェア争奪戦の裏には・・・  月曜:ちょっと舞台裏

週末のマスコミの報道によって知った人も多いと思うけど、東芝がHD-DVDから撤退することが決まった。
またビデオテープのVHSとベータ規格の時と同じ事の繰り返しで、今度はソニー側が勝った(ビデオの時はVHSの勝ち)。

企業だから市場で争奪戦を繰り広げるのは結構だが、一向に消費者不在の迷惑戦をやめてくれない。
そもそも規格が統一されて家電はナンボのもんですから、こんな争奪戦は企業間でやってから製品を販売してほしいものだ。
性能を売る手段としては昭和的な発想にしか過ぎない、あまりにも古臭いやり方だと思う。

もっとも、ビデオテープの時と違って、まったく真新しい「物」として見えないDVDレコーダの規格に、そんなに大企業が投資するのもちょっと時期外れに見えてしまう。

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我家にもありますDVDレコーダー。次はどんな記録メディアに?

「絶対にHD-DVDですよ〜」と店員に勧められて買ったわけでもない。
「絶対にHD-DVDじゃなくっちゃ!」と自分で選んで買ったわけでもない。
購入の理由はきっともっと単純。

“ビデオレコーダーが壊れたから”

おそらく、よっぽどの映画ファンとか、最新家電アイテムファンじゃなければ、当時店頭でBlu-ray Disc規格とHD-DVD規格を吟味して選択、というのはあり得なかった。
製造が減って気軽に入手が困難となりつつあったビデオテープの代用、これが消費者の本音だと思う。
企業はそこを製品の魅力で消費者を掴む「王道商売」から一歩引いた所の「規格争奪戦」という“裏”戦線で乗り切ろうとしているように見える。
だから大半の消費者は「どちらでも」よかった。
そういう価値観かもしれない。

少し前にCDでもSACDがDVDオーディオか、という“小さな”シェア戦争があった。
その頃すでにCDパッケージからネット配信に移行すると言われていたのに、だ。
オーディオファンには音質で音楽の豊かさが変わる、と好評だったけど、大半の消費者はiPodの登場でそのどちらにも振り向かなかった。
今ではSACDもDVDオーディオも普通のCDと同じ価格帯で特別な物ではなくなった。

CDと同じディスクタイプのパッケージに関する一連の規格争奪戦はすでに終わっているのを消費者のほうが知っているような気がする。

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今から次世代DVDを買う? それとも・・・

「ど〜するよ、このHD-DVDを・・・」
ビデオ規格争奪戦の時のベータユーザーのような今後に対する複雑な心境があるかと言えば、ビデオの時のような絶望感とは違うんじゃないだろうか。

ウチはDVDレコーダーを元々古くなったビデオを保存する事が目的で買ったので、そのDVDディスクをパソコンに記録して別のディスクに移行保存している。だから、たとえレコーダーが壊れても再生には困らない。それも時間が無くて作業はあまり進んでいないし。

つまり、僕なんかは次世代DVDとは無縁で影響が殆どないわけだ。
DVDの市販ソフトはパソコンで観てるし。
レコーダーはあくまでもレコーダーと割り切って使っている。

もちろん、HD-DVD用のソフトを購入された方は大変だろうと思うが、Blu-rayを使っている人も安泰とは言えない。

ワーナー(映画の)が販売ソフトをBlu-ray規格に統一する方向を打ち出したのが今回HD-DVD規格撤退の最大の要因なんだけど、それは映画等のDVDソフトの需要が今後どの程度市場に影響を与えるか、による。

数は減ったけど、これでも観たい映画は映画館に足を運ぶ。
あの映画館の雰囲気が好きだからだ。
音楽のDVDソフトもあるが、映画と決定的に違うのは音楽の場合DVDとまったく同じ生演奏というのは無い。ステージや席によってはDVDほど主役が見えない。いわば別物。ところが映画となると「雰囲気」を除いたら映画の本筋も映像も画面や音響の差はあっても同じ。
つまり、完全なる再演ソフトな点。映画館でも家庭でも同じ物が見れるわけだ。

するとDVDソフトのパッケージは必要か?という疑問がある。
CDパッケージのアルバムジャケットとはかなり意味合いが変わってくる。

Blu-rayはHD-DVDに勝ったけど、ネット配信という巨大な“敵”の前では歯が立たない。
デジタル化されたテレビでネットで観たい映画を買う。

55GBのBlu-rayディスクドライブが10万円、1TB(テラバイト)のハードディスクドライブが3万円を割る時代だ。(ギガは10億、テラは1兆の単位)

DVD規格争奪戦なんていってる時代じゃないんだな、これが。
「ロス疑惑」と同じで、何で今頃になって・・・?
そう思った消費者は多いんじゃないでしょうか。

それとも東芝は既にその事を読んで撤退というポーズを演出したのだろうか?
それなら凄い、いや、あの潔さには何かあると思ったほうが・・・

おしまい

2008/2/23

黄砂かと思ったら・・・  日記

春一番なんだそうです。

午後、出かけようとドアをあけて目に飛び込んで来たのは・・・

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「な、なんだ〜?」

最初はどこかで火事かと思いました。
晴天なのに地上付近だけがチョコレート色に染まっています。
駐車場に降りて車に向かう途中、もう目を開けてられません。
ザラザラの世界。

車に乗り込んで“ホッ”としてると、
上空の青空がどんどんチョコレートパウダーに染まって行きます。

「ひぇ〜、、、」

サラサラサラサラ、、、という音が車を包み込んで一瞬砂漠のよう。

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チョコレートパウダーが“味スタ”方向から飛んできて、やがて上空高く舞い上がり、渋谷方面に流れて行きます。

しかも

お昼頃は暖かかったのに、このチョコレートパウダーが舞う毎にどんどん体感気温が下がって行くんですね。

車で走りながらFMを聞くと、これは「春一番」なんだそうです。
でも、明日朝の東京地方の予想気温は0℃。
15〜6℃の急激な気温下降。

春一番って生暖かい強風というイメージがあるんだけど、どうやら今年は季節を逆戻りさせる強風のようです

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車を降りた途端。

さ、さぶ〜!

おしまい

2008/2/22

究極の練習その12・・・・カッコよく跨ぐ(其のニ)  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。第八十三回目の今日は先週の「カッコよく跨ぐ(其の一)」の続きです。

「跨ぐ」為にはリズムのパルスを自分の中で消化しておく必要があります。
無作為にやっても「着地点」が見えないと自分が何処にいるのかわからなくなってしまうからです。

ヴィブラフォンやマリンバは従来ピアノと同じように「平行移動」が苦手な部類の楽器でした。
ギターのように同じ指使いでフレットを平行移動する事が出来なかったからです。
しかし、ここで述べてきたように、ダブルストロークを使う事で従来よりは遥かに簡単に平行移動する事が可能になりました。

ヴィブラフォン奏者に限らずジャズでは演奏中に「アウトする」という言葉を聞いた事があるでしょう。
単調なII-Vの連結から離れてコードをリハーモナイズして行く奏法の事なのですが、この場合も「平行移動」を強いられます。
発想や奏法は「跨ぐ」とよく似ています。

さて、リズムに関して言えば、そんなに複雑なリズムはありません。
例えば、
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(クリックで拡大/以下同じ)

単純にアクセントの移動を行うだけで、この場合も前半2小節のパルスをベースに、後半にどのような「リズミック・テンション」を描くかです。

これは一つの短いリズムパルスを3つの音の区切りで感じる練習とも言えます。
前半2小節で同じリズムを繰返しパルスの時間を体感しておきます。

3小節めのリズムは1-2拍めは前の小節のパルス、3-4拍めはパルスにある一番細かい音符(この場合は八分音符)を刻むだけです。
そこにアクセントを挿入するのですが、この時に3-4拍めのアクセントの位置をずらして(前倒し)最後の八分音符を一つの到達点にします。

このアクセントで3小節めだけをしばらく繰返すと、リズムのパルスが徐々に2拍めの頭と3拍めの裏を強調すると「ノリ」(つまりスイング)やすくなる事がわかるでしょう。
ジャズに詳しい人なら「サイドワインダー」という曲のベースに流れるリズムと同じだと気付くでしょう。

3小節めの2拍め以降のリズムは3つの八分音符を1パターンとした1拍半のパルス(アクセント・パターン)です。
これをそのまま延長して4小節めを作ると八分音符3つの2アクセントパターン+八分音符2つ。
パターンで考えると八分音符が一つ次の小節(5小節め)に飛出しますね。
この飛出しが小節を跨ぐリズミック・フレージングの元となるわけです。
そのまま八分音符3つのアクセントパターンを継続すると6小節めの最後でパターンが小節の区切りと一致します。
もっと単純に考えれば、1小節めの頭から八分音符3つのアクセントパターンを繰返すと3小節で一周する、という事です。
また、3-4小節めを繰返すとボサノヴァのリズムと同じパルスである事もわかるでしょう。
これらのパルス感を覚えておきましょう。

さて、リズムのパルスだけではメロディーは生まれませんから、メロディー作りに対してコード的な法則を用いてみます。

・八分音符の頭はアプローチノートとする
・連続する3つの八分音符によるアクセントパターンの場合も先頭の音をアプローチノートとする

この法則で上のリズムをメロディー化すると次のような動きが出来ます。

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アクセントパターンの中のアプローチノートは(↓)で示しています

先週と同じKey of Gの曲の中の一時的な転調の部分です。
4小節めは次の小節に八分音符が一つ飛出しているのがわかるでしょう。
アクセントパターンとアプローチノートを組み合わす事で小節毎に区切られたフレージングから離れられるようになるのですね。
言わば「字あまり」が生んだ展開とでも申しましょうか・・・

実際に演奏中にアクセントパターンを挿入するとどうなるか、書いてみます。

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やや速めのスイングと仮定しています。
1-2小節めはダイアトニックに動きます。
リズムはそれぞれに要点を共通させています。
3小節めからがアクセントパターンへの入口で、助走です。
音の跳躍を使ってアクセントパターンとアプローチノートの挿入のイメージを作ります。
4-5小節めがアクセントパターン。
手順はダブルストロークで俊敏に対応します。
この場合は一時的な転調(5小節めから)に入るのでDの音をコモントーンとして一瞬安定させています。
6-7小節は下行のフレージングでリズム的には似た形を使って次の展開に備えます。
8小節めは新しい展開(9小節め)に向けた準備で、最後のDの音をRで弾いているので、次にどんなコードが来てもDよりも低い位置のメロディーを拾う準備がなされています。

リズム的な事とアプローチノートを組合わせると、拍を「跨ぐ」、小節を「跨ぐ」、調性を「跨ぐ」事が簡単にイメージ出来るようになります。
チャレンジあるのみ。

おしまい

2008/2/21

ピアノトリオの冠以外でも・・・Bill Evans(p)  木曜:Jazz & Classic Library

ジャズ・ピアニスト、ビル・エバンスと言えば誰しも「Bill Evans Trio」名義の名盤の数々が思い浮かぶでしょう。

そもそもビル・エバンスが今日でも多くのミュージシャンに影響を与えているのには理由がある。
「Bill Evans Trio」が登場するまでのジャズ・ピアノトリオは三人が同じリズムの中で平行してジャズを演奏する印象が多かった。ピアノトリオそのものもメインとなるフロント(管楽器や歌)が抜けた状態の軽快な編成であったり、超絶技巧のピアニストに対してベースとドラムが追従しながら演奏する形が多かった。

よくビル・エバンスはハーモニー感覚に優れたピアニスト、という印象を持つ人がいますが(勿論それも間違いでは無い)、僕は「バンドで自由に演奏する先駆け」を作った人だと思っています。

上記のようなピアノトリオの形を「三者三様」で成立させたもの、その先駆けが「Bill Evans Trio」。共演者がピアノに対して追従するのではなく、ベースはベースで主張しながら、ドラムはドラムで主張しながら、この「ながら・・・」と言うのがその後のジャズを大きく発展させたわけです。

当時同じ方向でジャズを作っていたのがマイルス・デイビス・クインテット(M.デイビス/tpジョージ・コールマン/tsハービー・ハンコック/pロン・カーター/bトニー・ウイリアムス/ds)で、ありきたりのスタンダードソングを自由にその場でリユニオンさせていたのですね(但しウェイン・ショーター/tsが加わってからは違う路線に進む)。

この二人のリーダーに共通しているのが「並外れたハーモニー感覚の持ち主」。
ハーモニーはありきたりのコードヴォイシングでは得られないスペースを生むわけです。そのスペースでその場でベースやドラムが何をするか、共演者は毎回相手を聞き合ってアイデアを重ねるわけです。大筋はリーダーが決めていても、そこに到達するまでは毎回が冒険。それがこれらのバンドの魅力、はたまたモダンジャズが次のステップに向かって進化する動機に繋がっているわけです。
ハーモニーという表現にはコードサウンドという狭い意味だけでなく、ベースやドラムから出る空間を演出する音や様々な倍音も含み、ピアノ一つでは作れない「ハーモニー」をピアノトリオで作り上げた、それがビル・エバンスだったという事です。

さて、そんな「自由な」ビル・エバンスのトリオ以外でのお気に入りはなんでしょう。
70年代のジョージ・ラッセルとの大編成による『リビング・タイム』が僕は筆頭ですが、このアルバムにも愛着があるのです。

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『INTERPLAY/Bill Evans』(riverside/1962年)

メンバーは
Bill Evans/p
Freddie Hubbard/tp
Jim Hall/g
Percy Heath/b
Phill Joe Jones/ds

ジャズを少しでも演奏する人ならわかると思いますが、この編成、実に厄介なものなのです。
まず、ピアノがリーダーであるのにそれよりも主旋律で遥かに目立つトランペットがいる。
さらにコード楽器としての役割りを持つ楽器としてピアノとギターがいる。
ピアニストのリーダー作と考えると「どのようにリーダーを演出」するかが大問題になる編成なのですね。

初めて聞いた時にはそこに興味を持って「待ち構え」ました。
ヴィブラフォンでも同じような事が起こるからです。(Vib+sax+p+b+dsとか)

1曲目のスタンダード“You And The Night And The Music”を聞いた瞬間にこの答えが明確に示されていてビックリしました。
ヘッドアレンジによってビル・エバンスらしさをイントロやインタールードに演出し、しかもピアノソロはまるでヴィブラフォンのよう。ピアノの左手のブロックコードを廃してメロディーの中でハーモニックに演奏してるのです。
当時まだ駆け出しでスイングの演奏に悩んでいた僕は、このエバンスのソロをお手本にしてヴィブラフォンを演奏してみました。そういう意味でも大きなヒントをもらった演奏です。

続く有名曲“When You Wish Upon A Star(星に願いを)”もエバンスらしいリハーモナイズが頭からシャワーのように降り注いでスペースとパルスをどのように作れば原曲の流れを壊さないで新しい解釈を生むかを示してくれました。
リハーモナイズの楽しさを知ったトラックです。

一番好きだったのが3曲目の“I'll Never Smile Again”。
この軽快なスイングは憧れを持って聞きました。
もちろん原曲を損なわないアレンジが軽快なソロと流れを生んでいます。

今回再発されたCDにはこの“I'll Never Smile Again”の別テイクがボーナスされています。
面白いのは最初のセクションでベースがペダルでCの音(曲のKeyはF)を弾く部分でオリジナルはリズミックに演奏しているのに対して別テイクではストレートにペダルを弾いていた事です。
クレジットによればオリジナルはテイク7、別テイクはテイク6との事。
個々のソロは、実はエバンス以外はオクラになっていたテイク6のほうが良いというのも発見です。ラストコーラスで8バース(掛け合い)が崩れたのはご愛嬌(笑)。このテイクがボツになったのはこのせいでしょう。

きっとテイク6まではCペダルの部分はストレートにやっていたけど、上記の理由でそのテイクの「ボツ」が決まってから、「あそこはさっきのラストテーマみたいに最初からリズミックにやろう」と徐々に構成が変わって行ったんじゃないでしょうか。

10代の時に憧れを持って聞いた演奏を今改めて聞くと、いろんな事がわかってきてまた違う楽しさになってきました。こういうボーナストラックというのはあまり感心しなかったのですが、このアルバムに関しては「聞けてよかった」と思いましたよ。

おしまい

2008/2/20

なるほど絶品・・・・  水曜:これは好物!

ファーストフードの中で一番気軽なのがハンバーガー。
箸もいらなければナイフもフォークもいらない。
車を運転しながらでも食べられて、おやつよりは食事に近い。
だから意外と食べる回数が多い。

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見慣れたこのデザインの袋。
そう、「ロッテリア」。

僕がハンバーガー好きになったのは、テレビの影響。
ハンバーガー歴とでも申しましょうか。。。

子供の頃に何度も再放送されていた番組「ポパイ」。
その中で天邪鬼の僕が好きだったのがいつもハンバーガーを食べてるウィンピー(Wimpy)。調べると本名はJ. Wellington Wimpyだそうでジャーナリストの設定でいつもハンバーガーを食べて特に何をするわけでもない、いい感じのキャラだった。日本で言えば「レレレのおじさん」ってとこ。

そのウィンピーが何層にも重なった(今で言えばトリプル)ハンバーガーを美味そうに食べてるのを見て子供の頭にしっかりとインプットされた。

まだマクドナルドが日本に進出してない時代だったから、近所の三越に行くといつもハンバーガーを買ってもらうのだが、あのウィンピーが食べてるような何層にも重なったものではなく、少々がっかりしながらもよく食べた(笑)。
「いつかウィンピーのように一口じゃ食べきれない奴(ハンバーガー)を食べるゾ!」。

やがてマクドナルドが進出して来ると、最初に「ビッグマック」に手を出した。
ううん、、、、ま、こんなものか、、。
正直なところ、そんな印象だった。

その内に東京に出て来てからよく出演していた原宿のライブハウス「サンビスタ」の近所にあったウェンディーズに入って「トリプル」にハマり、やっとウィンピー気分に浸れるようになった。
モスバーガーもイイ感じで気に入ってたな。

その後アメリカに行ってからは「バーガーキング」一本槍。しかも当時新発売だったワッパー。かなりウィンピーな気分になれたのでした。
帰国直後にバーガーキングが日本に進出して喜んでいたが、バブルがハジケてマクドナルド他の低価格路線に太刀打ち出来ず一時撤退。提携先(西武)との問題もあったようだ。
それが昨年見事に復活。バーガーと言えば「バーガーキング派」だ。

ところが、その少し前から「おや?」と思っていたFCがあった。

それが「ロッテリア」。
以前はそれほどの印象を持っていなかったんだけど、数年前から「ストレートバーガー」というラインナップが出て来て僕の中のバーガーランキングでは急浮上。
以来、お気に入りで街角の「ロッテリア」を見つけると「ストレートバーガーとホットコーヒー下さい」の人に。なかなかコーヒーも美味いのです。

急に味が好みになったと思ったら、なんとロッテリアはバーガーキングと提携していたのですね。納得。まずパテの味が変わった。そしてソースの味が変わった。これならいいや、と「バーガーキング」「ウェンディーズ」「ロッテリア」「モスバーガー」が四天王に。もちろんバーガーFCとしてのランキング。

で・・・(随分引っ張りましたが/笑)

コレよコレ!

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絶品チーズバーガー』(ロッテリア製)

これは美味いゾ!
なんせ中身はビーフパテとナチュラルチーズのみ。
コテコテのソースもなければレタスもトマトも無い。
味付けは塩とコショウだけ。

ここまで思いっ切りがいいと食べたくなります。

東京とはいえまだ近所は田舎の為に販売してない。
なので家人が新宿に出たついでに買ってきた。

今のところ首都圏の一部の店舗でしか販売していない。

家人は買う時に店員から「なるべく店内でお召し上がり下さい」としきりに勧められたらしい。それだけ自信作という事なのだろう。
まぁ、その為にわざわざ出掛けるほど暇じゃないし・・ね。

で、僕はなんでも熱い食べ物は好きじゃないので冷めてからのほうがいい。
当然新宿からココまでの時間に冷めているわけ。
レンジで温めようとする家人を制して、冷めたまま食べる。

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少々見てくれは悪い。
トロトロ〜の二段チーズも固まっている。
そうなると、もうこれはパテと味付けだけが勝負になる。

で・・・・

「美味い!」

バランスがFCとしてはお見事!
これなら近くにいたら「買い」です。
とにかくシンプル、冷めていても食べれる。
冷めたら食べれないゴマカシだらけの食べ物がどれだけ多い事か。
アッツアツ〜とか言って喜んで食べてるのは味がわからないんじゃないかと疑問に思うくらいだ。
だからこれはお薦め。

ウィンピーを卒業した人、
是非お試しアレ!

ちなみに、遅い時間になると殆ど売り切れになる。
「絶品」のネーミングには「すぐ絶える(在庫が)」の意味もあるんじゃないかと・・・

早く全国販売してほしいものだ。

おしまい

2008/2/19

Avenue・・・  火曜:街ぶら・街ネタ

山手通り初台〜本町近辺。

昨年12月下旬に開通した首都高「中央環状線」で様子が一変した地域。

中央環状線は山手通りの地下をトンネルで一気に抜けて新宿ジャンクション(正確には渋谷区初台)と池袋西を5〜6分で結ぶ画期的な道路だが、走っていてもトンネルだけだから面白味はない。

十二年前に52階建ての東京オペラシティーが出来てからこの付近は変わり始めた。

それまでは目立った建物は倉庫やNTTくらいで何も無かった。
甲州街道側の代々木署の横には『騒(がや)』というライブハウスがあった。
東京に出て来た頃になぜかここのママさんが(フリージャズ系のお店なのに)気に入ってくれてよくリハーサルに使わせてもらった。

そうそう、初台は甲州街道の南側の地名なので甲州街道の北側は正確には渋谷区本町。新宿から西に向かって走る京王線を連想すると、この線の南側が渋谷区なのはわかるけど、北側にも渋谷区があるので住居表示を見ると一瞬戸惑う。
いわゆる飛び地という事で、京王線や甲州街道に沿って西行すると新宿西口の副都心が新宿区、オペラシティー付近から初台〜幡ヶ谷〜笹塚が渋谷区になるからややっこしい。渋谷区は新宿区の南側という印象が強いからか。

オペラシティーから山手通りを北行すると渋谷区本町。
通りを挟んで右側(東側)は新宿副都心。
頭上の首都高中央環状線が徐々に高度を下げ、やがて地中深く潜ってゆく付近だ。

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首都高は開通しても、まだ地上の山手通りは工事の真っ盛り。
それにしても道路の真ん中が首都高のフェンスや高架で区切られるとは、四半世紀前には考えられなかった光景だ。

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副都心の高層ビルをバックに深夜でもユンボがうねりを上げる

駐車場近くの、どうみても大衆食堂の入口には「当店名物キーマカレー」の表示。そのアンバランスさにちょっとソソラレたが、今日は用事があったのでまた次の時にチェキラしよう。

そういえば東京の道路、アヴェニューとストリートで表すとどうなるんだろう?
アメリカの古い街(例えばボストンとか)では南北の大通りをAvenue、東西の大通りをStreetと古い順に表現していたけど、この山手通りみたいな環状道路はどうなるんだ?

今、北行している部分はYamate-Ave。でも目黒付近だと完全に東西の道になるのでYamate-St?

ちょっと調べてみたら・・・
いろいろあるようですねぇ、コレが。

ニューヨークの1811年に制定された都市計画法が僕らの聞きかじった南北と東西の根拠になるのかもしれません。斜めに走る道がBroadway。でも環状道路は?Circleか?

アヴェニューは並木道という説までありますねぇ。
結局いろんなタイプの道路が増えて、はっきりした区別が無くなっているのが現状かもしれません。

あとは語感や語呂?

世界的に有名な「Wall Street」がWall Avenueだったら?
「Fifth Avenue」がFifth Streetだったら?
キリがありませんね。

そうそう、Avenue繋がりですが、現在ネット放送の「JJazz.Net」プログラム“JJazz.Net.Avenue”でニューアルバムの曲などが先週からフリー放送されています。他のコンテンツもフリーで見れます。

このJJazz.Netは今まで会員制のパスワードを発行して「聞ける」+「見れる」システムだったのですが、今年の4月からフリーメディアに生まれ変わるそうです。
その為の移行期間として、過去の番組をピックアップしてフリー放送しているのですね。

パソコンのリンク機能と放送を連動させた画期的なメディアがネット環境のインフラも整ってきたところでどのように進化するのかちょっと注目です。

パソコンをお持ちの方なら誰でも聞けます(見れます)
JJazz.Net(←トップページ左の「JJazz.Net.Ave」をクリック)

RealPlayerをお持ちの方はコチラからダイレクト・イン
WMPの方は上のトップページからどうぞ。

おしまい



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