2008/3/31

変拍子・・・  月曜:ちょっと舞台裏

花冷えとはよく言ったもので、東京地方は満開の桜に雨ですねぇ。

気が付くとこのブログも開設3年目に突入です。
よくもまあ、ほぼ日刊でなんだかんだと書いたものですが、最初は続くかどうかも自信なんて無かったんですが、幸いにも曜日毎の話題という括りで続行中です。
どうかこれからもちょくちょく覗いてやって下さい。

今月からはMySpaceにまで手を伸ばして一体どこまで膨張するのでしょう(笑)。


赤松敏弘MySpace只今全世界的に営業中!(笑)

そのMySpaceで繋がった世界中のヴィブラフォン、マリンバ奏者の演奏を聞きながら面白い傾向に気が付きました。

ヨーロッパは変拍子はお好き?

ジャズにまつわるヴィブラフォン、マリンバ関係のMySpaceやYouTubeを開くと各国又はエリア内で、今、どういう傾向に音楽やジャズが向かっているのかが伝わってきます。
マスメディアではなかなか取り上げられないヴィブラフォンやマリンバのレアな情報がダイレクトに飛び込んでくるこれらのツールは、リスナーばかりかミュージシャンも挙って参加しているので面白いんですね。

それで、アメリカのジャズは幅がさらに広がり、聞きやすい音楽と複雑なムード(ある種アンニュイな感じ)の音楽に両極化しつつあるようです。
どちらにも共通しているのが、ビートがさらにタイトになりつつある、という事でしょうか。それも、その両者を兼ね備えたミュージシャンが増えつつあるようです。

それに対してヨーロッパはなぜか変拍子がやたらと目立ちます。
極端な言い方をすれば、ビート・ミュージックではアメリカにかなわない(つまりは横ノリというやつです)となれば縦ノリを複雑怪奇に組み合わせて違うパルスを生み出して新しいリズムをつくっちゃおう、という事なのでしょうか。
ムッチャクチャ「アンビエント」なサウンドと変拍子が組み合わさって不思議な恍惚感を出す音楽が普及しています。

元々クラシックの下地が幅を利かす土地柄だからでしょうか、メロディーに対して一つのグルーヴではなく、節目節目にリズムを当てはめてまるで因数分解のような感じでリズムのパルスを回すのです。

変拍子は日本でもかつてフュージョン華やかし頃にミュージシャンの間で流行りました。80年代前半でしょうか。
フュージョンをやっていたミュージシャンは拍の細分化に凝って、その視点からジャズのグルーヴを捉えて、それが5拍子とか7拍子とか11拍子などの「字余り」的パルスに置き換えたりしたのです。その裏には割り切れない拍子にするとパルスの時間が長くなって(2とか4とか6などの割り切れる拍子では細分化すると結局2に集約されてしまう)そこに妙な“フンコー”が待ち構えていたのでした。

当時一緒に演奏していた友人のドラマー佐々木隆(初代カシオペア)選手(懐かしいなぁ。当時はみんな“選手”を付けて呼び合っていました)は細分化の神様のような人で、やがて拍の細分化がジャック・ディジョネットのドラミングにクロスオーバーしていたりしました。こちら(ジャズ)から見るとまったく逆なんですが、正反対というのはおかしな波長で結び付いたりするもので、実際に演奏してみると共通している部分が多かったり、それぞれ相手の考え方を自分に当てはめてみると“謎”が解けたりしたものです。

とは言え、かれこれ四半世紀前の事なので、「今、変拍子」と言われても、なんだかちょっと照れくさいような気持ちになります。

しかし、ヨーロッパはそれが全盛期なのですね。
しかもメカニカルな技量では日本は云うに及ばず、アメリカをも凌駕する地域ですからその成型された変拍子はタダモノではありません。
逆に基本が横ノリではないから究極の縦ノリとも言える変拍子に“熱く”なれるのでしょう。リズムの構築美と言ってもいいでしょう。

アメリカはよりタイトに、ヨーロッパはより変拍子に、では日本は?

そうですねぇ、僕はそのどちらでもないモノが良いと思っているんですよ。
はい。。。

何はともあれ、MySpaceというツールはミュージシャン自身がセレクトしているので、既存のマスメディアでの報道とはかけ離れたレア・ムーブメントになりつつあるようですね。世界は一つ、なんて事はあり得ないから面白いんじゃないですか。

おしまい

2008/3/29

花より・・・?  日記

開花宣言で桜満開の東京ですが、今夜はいわゆる花冷え。
お花見の人も多いでしょう。
終電間際の京王線も週末の賑わいに花見詣でが加わりギューギュー詰めの大混雑。
って、こちらは車だったので踏み切り待ちしていてやって来た急行の大ラッシュぶりに「ひぇ〜」と驚いたのでした。

ついつい春のつもりの薄着で外に出て思わず震えた人、、、ソコにいますね(笑)
僕もその一人です(爆)

世の中が「桜、さくら」と騒ぐこの季節、なるほど冬の間はあまり気にしなかった草木の様相は一気に春モード。

「春といえば桜に菜の花につくしに・・・」
なるほど、草木に詳しい家人の口からは次々に春の草花の名前が飛び出す。
「桜に菜の花、つくしくらいは知ってるさ」
と心の中でつぶやく(笑)
こういうのって、やっぱり自分が興味あるから覚えてるんでしょうね。

僕は前にも書いたけど、草は草、木は木、程度で実際に梅の木と桜の木を花の無い時に的確に見分けられる自信は・・・・ないかも(涙)。
でも、草木や自然は大好きだ。
名前なんて人間が勝手に決めたもの・・・な〜んて開き直り気味。

先日そんな家人と中央線に乗って居た時の事。

「ねぇ、コレって昔からこんなんだっけ?」

うん?何のことだ?

「コレ」

コレというのは、今乗ってる中央線の事だ。

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え?今頃気がついたの??
って、もう数年前からコノ中央線の電車は新しい車両に入れ替わってる。
しかも、家人とも何度も乗っているし、前の車両と比べればシートだってカラフルだしドアの上には液晶のディスプレイからニュースだって流れてる。

「今気付いたの?」

昔のオレンジ一色の中央線とはかなり違う印象だと思うのだけど、やっぱり興味がないとコレでも気が付かないで利用してるもんなんですねぇ。
JRの人がこのブログを見たらガックシくるかも・・・(笑)
こうなるとこれでもか!といわんばかりのド派手な内装とか、ガラス張りの電車とかにしないと気付かれないんでしょうね。

まぁ僕は鉄分が多めだからな、、、いや、しかし、、、、ううん。。。

で、冒頭の自分のケースに当てはめてみたら、まぁ、似た様なものですか。
それもあって家人と出掛けると街にある名前を知らない草木を見掛けては「あれは何?」という質問が増えつつある春です。

おしまい

2008/3/28

見聞を広げよう・・・その2、今度はMySpace  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。第八十八回目の今日は「見聞を広げよう-その2」です。

本日のブログのBGMは何を選ぶかな?
赤松敏弘MySpace


月に一度くらいは難しそうな話しから離れて広く見聞を広げましょう。
と、言うのも、ヴィブラフォンやマリンバを将来に渡って続けて行くには、あまりにも世の中に情報が少な過ぎるからです。その少ない情報の中には過った情報も入り込んでいるもので、それを除外したとしたら、ピアノやギター、管楽器には遠く及びません。

しかし、今の時代はネットでダイレクトに世界の情報が入ります。
これを活用しない手はありません。

僕がヴィブラフォンを始めた頃にこういう環境が整っていればもっと初期の段階は楽だったかもしれないと思うのですね。
「本当に自分がやっている音楽で良いのか?」「僕の考え方は間違っているのだろうか?」
MySpaceを見ていればそんな悩みも吹っ飛びます。
何だかんだと言われても、確実に世の中は便利な世の中に変わっているのです。

情報は天から降ってくる?
そんな事はありません。自ら進んで行かないと何も得られないのです。
以前You Tubeで様々な国に、実に多くのヴィブラフォンやマリンバなどマレット奏者が動画を配信している事を取り上げました。
プロもアマチュアもこの中では区別がなく、ランダムに辿って行くと振るいわけが必要だと感じていました。
You Tubeはツールとしては画期的なものですが、何処の誰が何を目的として配信しているのかがかなり見えにくくなっている為に、当り外れが極端だったのです。
そこに2年くらい前からアメリカの大学生の間で流行の兆しが見えたMySpaceがあり、こちらは自らが配信する身分を証しているので「他人」のものを勝手に使うケースは稀で、特にアーチスト自身が配信する内容には注目すべきものがたくさんあり興味深く見守っていました。

昨年後半からこの新しい流れ(ツール)は世界中で一気に加速して、今後しばらくはこちらが配信する側の標準ツールとして定着すると予測します。

このブログでもYou Tubeで見つけた逸材を何人か紹介してきましたが、MySpaceを作ってこちらからアプローチすると殆ど彼等と直接的な繋がりを持てます。
お互いに、お互いの音楽を聴き合いながらの繋がりですから、これまでネットでブラインド・ホールドされていた部分が取れてクリアーな繋がりになりました。

僕は主にヴィブラフォン奏者を中心にMySpaceを覗いていますが、ホント、世界にはおもしろいマレット・プレーヤーがたくさんいる事に驚いています。
そして、何よりもそういう彼等のオリジナルを聴ける事が楽しく、刺激にもなるのです。
今後も興味深いマレットプレーヤーを見つけてはリンクを増やして行きます。
赤松敏弘MySpaceのフレンドをクリックすれば世界中のマレットプレーヤーと繋がります。

元々ヴィブラフォンやマリンバは一般の音楽シーンの中ではマイナーで少数民族、情報交換としてネットには最適なものです。

日本でもアマチュアのヴァイビストがネットで集まって90年代の終わりに「日本ヴィブラフォン協会」を発足させたりしています。今はコミュニティー・ツールがMixi化されて交流の場としては一時期の賑わいは影を潜めているようですが、貴重なデータベースとなっているのは今も昔も変わりません。

それと同じように我々ミュージシャンもMySpaceというツールを使って自由に発信する場が整ったわけですね。

MySpaceを観て思ったのは、ヴィブラフォン奏者というのはどこの国でも少数、しかし精鋭揃いだ、という事です。
必要性があるからオリジナルを作り、それをセールスし、演奏をし、という基本を経験して作られている現在の姿が頼もしい限りです。

ここには余計な事を言う評論家もプロデューサーもいません。
良ければ浸透して行くし、新しいムーブメントを生む下地になります。

さて、そうなると、オリジナルというものの価値が重要になってきます。
しかし、いくらオリジナルでも「世界的な共通言語」(つまりはビートやコード)を持ち合わせないと判断しかねる状況を生みます。
ジャズというエリアで関連した音楽の場合はそこが重要になるでしょう。

MySpaceでは著作権を自ら持つ楽曲の配信が原則となっています。
自分の等身大の楽曲と演奏を準備して多くのヴイブラフォン奏者、マリンバ奏者が新しい流れを作り始めているのかもしれませんよ。

そういう目と耳で世界の状況を把握しながら、自分の音楽を将来に向けて広げて行く事がこれからのミュージシャンのひとつの風習になるでしょう。
音楽が再びおもしろい時代に向かうチャンスなのかもしれません。

そんな事を書いていたら、青森県の弘前を中心に活動しているパーカッショングループ“ファルサ”の肥田野さんから情報発信のニュースが。

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『AUDIO BASIC』(共同出版社)

3月9日発売号にパーカッション・アンサンブル“ファルサ・FALSA”のCDが付録として収録されているそうです。
パーカッション・アンサンブルというのは確かにステージを見て楽しめるものだけど、なかなか音だけでアピールするのはヴィブラフォンやマリンバ以上に難しい世界です。
音響雑誌とのタイアップとは、これまた意外な発信方法。さすがです。
是非興味のある方はお近くの書店で!

おしまい

2008/3/26

飛竜・究極のこだわり全粒粉配合麺・・その2  水曜:これは好物!

本日のBGMはどれかな?
赤松敏弘MySpace
今なら試聴4曲フルバージョン
絶盤テイクや、発表テイクと未発表テイク(デモトラック)聴き比べあり!

やっと今朝東京に帰着。後追い更新です。

さて、本日は先週の飛竜・究極のこだわり全粒粉配合麺の第二弾。

登場するのは・・・・コレ
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『京都・高倉二条プロデュース“全粒粉入りら〜めん”』(岡山市撫川・株式会社飛竜製)

ひょんな事でこのブログを御覧になった当の飛竜・研究開発部のO崎さんからの御好意で届けられた究極の逸品。自ら自信作です!と開発者の手紙に添えられた言葉通り、先週紹介した「京都つけ麺」は絶品だった。

コメントをいただいた、りょうすけさんと同じでその完成度には正直ビックリさせられた。市販される麺でここまで味わいの深いものは出会ったことがない。
麺のコシ、味、感触、そのどれをとっても専門店そのもの。

O崎さんが同胞してくれたもうひとつの自信作、「ら〜めん」に今日は登場してもらおう。

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中身はとにかくシンプルにまとめられているのがいい。
麺、出汁パック、スープ。

麺は御覧の通り余分な色彩がない事からも、この麺が味で勝負というのがおわかりでしょう。

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この麺が旨いんだな、これが。

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薬味に山椒が付くスープのベース

まずはパッケージにある時間、分量通りに調理へと進む。

調理と言っても、分量通りにお湯を子鍋と大鍋に沸かす事と、薬味になるネギを刻むだけだ。これなら誰にだって出来る。それで究極の麺が食べれるのだからお薦めですよ。

ずんどうに麺を入れると、たちまち湯気の向こうからいい香りがするのは先週と同じ。平行して子鍋に出汁パックを入れベースをとる。
魚介ベースのスープだから食欲の増す香りがさらに広がる。

時間通りに麺を茹でて素早く湯切り。

この段階で麺からは益々いい香りがするので、ざるにあけた麺を一本つまんだりしてもいい(笑)

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いやぁ、これが実にいい食感と味なんですね。

鉢に豚骨ベースの素を入れ、先ほどとった魚介スープを合わせる。
間髪入れずに湯きりした麺を入れ、薬味を加えるともう出来上がり

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完成!京都・二条高倉式全粒粉配合ら〜めん

この間約5分。
ウルトラマンなら帰ってしまう時間だが、家人はしっかりとテーブルに鎮座している(笑)

さっそく添えられていた山椒を加えて・・・
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いっただっきま〜す

「んまい!」

豚骨と魚介のWスープに山椒はバツグンの威力だ。
両者の個性をガッツリと引き合わす。

麺。
これはもういう事なし!
食感に加えて、スープと絡まった一体感と言うのでしょうか、まさに三者のハーモニーを生みます。この感じってそう、旨いパスタと同じ、いや、それ以上の洗練された味わい。それでいて魚介出汁がワイルドさを残しているからグググっと引き寄せられる感じです。

そこに名わき役の山椒が、麺、豚骨、魚介の三位一体を際立たせリハモナイズ。
こんなに山椒がラーメンに合うとは思いませんでした。

恐るべし究極の「ら〜めん」。
地域密着型の製麺メーカーが放った「王手」です。

ぜひ皆さんも飛竜の究極の全粒粉入り麺をお試し下さい。
お薦めですよ〜!

飛竜ネットショップで全国どこでも購入できます。

飛竜の研究開発部O崎さん、ありがとうございます。
これは“わくわく”させられる究極の逸品です!

おしまい

2008/3/25

アミアミ鉄分・・・?  火曜:街ぶら・街ネタ

移動に次ぐ移動で後追い更新中・・・

MySpace好評配信中

完全に後追い状態ですが火曜日“街ぶら・街ネタ”です。

移動で“ふと”気が付く事っていっぱいあります。
今なら桜はどうかな?とか・・・

どうも鉄分が多めのこのブログ、まぁ、鉄分移動だからご容赦ください。でも、みなさんもちょっとネタに沿って窓の外を眺めながら移動すると飽きないかもですよ。

鉄塔。
これはもう日本の風景の一部と化していますね。
どんな辺境に行ってもこの“お姿”は目にします。

鉄柱。
文字の通りテツのハシラ。
これも案外街の景色の中に遠近法の素材としては欠かせない存在かもしれません。
道路の電柱とかのコンクリート柱に混ざって街路灯などは今でも鉄柱(あるいは銅かもしれませんが)は造形が容易なので、その街のアクセントとして個性を現している場合が多いです。

まぁ、電柱はどんどん地下ケーブル化されて街の景色からは消えつつありますから、その内に街路灯の鉄柱(銅柱)のみが残るのではないでしょうか。

道路からコンクリート柱が消えているのと対称に、コンクリート柱が増えているものもあります。

それが・・・・

架線柱。
みなさんが使う電車の線路沿いには必ずある、あれですよ、アレ。

これにも鉄柱とコンクリート柱があります。
元々架線柱は鉄柱か木柱と相場が決まっていました。

僕の記憶の中では主に私鉄は鉄柱が多く、JR(旧・国鉄)は都心部を除くと木柱が目立ちました。だから知らない道路を車で走っていても鉄柱が見えれば何処かの私鉄だろうという察しもつきました。

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標準的な私鉄の鉄柱の例(京成電鉄)

大都市圏に限らず、僕の生まれた松山の私鉄でも古い路線はこの鉄柱で、後に電化された路線はコンクリート柱と明白に分かれていました。

この“アミアミ”鉄柱ってなかなか印象的じゃないですか?
いい感じで昭和の造形だと思うのですね。
私鉄らしく、子供の頃はこの鉄柱1本1本に広告板が掲げられていたのを覚えています。たしか「ヒラミン」という薬の広告板でした。
だから下り電車に乗って先頭車両の“カブリツキ”をしていると、「ヒラミン」「ヒラミン」「ヒラミン」「ヒラミン」・・・とまるでサブリミナル効果の如くに賑やか(笑)。また上り側には「ノザキのコンビーフ」というこれまた広告板があって、「ノザキ」「ノザキ」「ノザキ」・・・・すごい発想です。
「ノーシン」もあった気がします。。
でも「ヒラミン」って・・?飲んだ記憶がありませんが・・・(笑)


ところが・・・・

やはり鉄は風化するのでしょうね、最近急激にこの“アミアミ”鉄柱が減ってコンクリート柱や最新式のステンレス柱(または銅柱)に変わっているようです。

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JR東海道線川崎付近

大都市圏のJRも同様で、古いこの“アミアミ”鉄柱は広い駅の構内などにはまだ残っていますが、大半がコンクリート柱に変わっています。

幾重にも支柱が立てられた区間はこの“アミアミ”鉄柱が健在のようなので、複雑な配線にはコンクリート柱よりも向いているのでしょう。
確かに溶接さえすれば高さの変更も容易なように見えます。

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隙間があるので風にも強いのでしょう。
折れても修理が効くのかもしれませんね。
それが証拠に鉄橋になると途端に“アミアミ”鉄柱が・・

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JR東海道線・相模川

いずれは最近都心で見かけるステンレス円柱に変わるのでしょうが、それまではまだまだ現役。昭和の英知の姿を見ることが出来ます。

かつて「ヒラミン」鉄柱街道だった地方の私鉄もコンクリート柱化が進んでちょっと味わいが無くなりつつあります。

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伊予鉄道高浜線・三津〜港山間

それでもまだ少しは「ヒラミン」街道の名残る“アミアミ”鉄柱区間も健在

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同上。この鉄柱1本毎に長方形の広告板が掲げられていた

それにしても、あの「ヒラミン」や「ノザキ」の広告板は誰が考えたのでしょうねぇ。架線柱1つ1つに広告ですから、物凄いアイデアだった事は確かです。
昭和ってそういうアイデアの時代だったのですね。

今や車内のダイオード・スクロールや液晶広告ですが、アイデアの大胆さから言えば「ヒラミン」「ノザキ」にかなわないですね。

おしまい

2008/3/24

些細な変化・・・  月曜:ちょっと舞台裏

MySpace好評配信中

先週末から無茶タイトなスケジュールで後追い更新。

土曜日は午後にヴィブラフォンのレッスンをやって、その足で錦糸町へ。
もう10年も前にドイツへと渡った元弟子タイコこと齋藤易子率いる「KOKO」のリサイタルをトリフォニーで観た。
札幌と東京、大阪をドイツで組んでいるユニットで回っている。

午後6時半過ぎからの演奏の感想は御覧になった人それぞれだと思う。すでにCDをリリースしての凱旋帰国ツアーだ。お祝いの気持ちで駆けつけた。
個人的にはとってもタイコの音楽に対する姿勢を昔から買ってる。

しかし実際に生を聞くとCDから想像していたのとは少し違った。
こういうギャップはたまにある。
曲はあくまでも素材にしか過ぎない。クラシック系の見かた、ジャズ系の見かた、それぞれで反応も違う。レコーディングの環境はさらに違う。様々なことが見えた。
また、マリンバ奏者がヴィブラフォンを弾くとこうなる的な問題もあるかな。それを克服したミュージシャンは少ないから期待している。

彼女達の書く曲はとても好きだ。わくわくさせてくれる曲がいくつもある。
今回はミュージシャンとしてクールに見ていたんだけど、そうなると曲は良くても内容(この場合はインプロの出来やサウンドバランスなど)は説得力が少々欠けたかな。曲を如何様にも発展させるだけのインプロが聞こえて来なかったのが残念。テーマとテーマの間に何が起こるかをいつも期待して音楽を聞いているからかもしれないね。
まだ始まったばかりの彼女の音楽だ。目指している音楽は大いに共感しているのでこれから先の展開と表現奏法の開拓などに期待しながら会場を後にして今度は東京駅へ直行。

リサイタルに来ていた元弟子のHitomi嬢と家人と三人で構内のチャイニーズレストランで遅めの夕食。トリフォニーを出た時から「ホイコーロー、ホイコーロー」と騒ぐHitomi嬢にせがまれて(笑)。

「21時40分には食べ終わる事よろし」という僕のお達しに沿ってオンタイムで晩餐終了。構内で買物や今夜の肴を調達して今月3度目の寝台特急の人となる。
22時ちょうどの発車まで少し時間があったので寝台特急は初めて見たというHitomi嬢。車内を歩きながら「キャ〜、シャワ〜だ〜!」とか騒ぐHitomi嬢を引率して車内散策。
あっと言う間に発車の時刻に。

ホームでHitomi嬢の熱烈なるお見送り?を受けオンタイムに寝台特急は東京駅を後にする。

個室にやって来た家人と軽く一杯やって熱海を過ぎた辺りで流石に今日は限界。

お、お迎えが・・・・・

途中浜松手前で目が覚めたのでシャワーを浴びてサッパリ。
隣りの上りホームに夜行快速の東京行き「ムーンライトながら」が入ってきたら通路まで満杯の客にビックリ。午前3時だよ?
あ、そうか・・・もう春の「青春18きっぷ」の季節。
大昔にこの逆の「大垣行き夜行」に乗った事を思い出した。
破格の自由席グリーン車狙いで東京駅に3時間前から並んだ記憶があるがそれでも先客が多くギリギリセーフだった。
あれに比べたら随分快適な夜行の旅(現在は指定席あり)だけど、やはり混む時は今も昔も変わらない。

などと思ってる内に再びお迎え・・・・

気が付くと岡山の手前の「おはよう放送」で午前6時7分。

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昨夜は気がつかなかったが、車内に置いてあるルーフレットが一新されていた。

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些細な変化だが、この7年間は頻繁に使っているこの寝台特急の事。ほんの小さな事でも「驚き」があるものだ。

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先週乗った時は昔からのルーフレットで、表に編成の仕様を図で示したもの(これは変わらず)裏はこの寝台特急が走るルートと停車駅のマップだった。
それが裏面は車内施設を写真で案内するように変わった。

登場以来15年近く経てばいろいろと変わる。
行き先だって従来の高松と出雲市に加えて多客時には松山と広島が加わった。さらに途中停車駅も増えた。考えてみれば15年も昔のままだったほうがおかしい。

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おそらく今回のダイヤ改正を機に変えたのだろう。
なんせダイヤ改正前夜の旅にこの列車を使って改正当日東京に戻っている。

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いつも馴染みだから「驚き」だったが、もしも初めての人にとっては、こんなルーフレットひとつに騒ぎはしないだろうね。

愛着が出てきた物の些細な変化はけっして見逃すことはないんだ。
音楽でもそれは同じだなぁ。
些細な事って目立つことよりもずっと印象に残るんですよ。

おしまい

2008/3/22

らしさ・・・  音楽

本日のBGMはどれかな?
赤松敏弘MySpace
本日から試聴4曲フルバージョン。

・スクロールアルバム追加(3月20日〜)
Plus!
・聴き比べトラック追加(3月22日〜)*ホストにアップロードされるまでに時間が掛かる場合があります。表示されない場合は時間を開けて再アクセスをお願いしますm(_ _)m...

MySpaceでらしさ、というとどんな事が出来るのか?
動画とかはもちろんですが、二週間経ったのでそろそろ「らしさ」仕様に改造中です。

本日アップした(はず)のは、ミュージシャンが作った曲を作品としてアルバムに残すまでの一つの記録です。

2002年にリリースされた『Six Intentions』(TBM)に収録されている“Passege of the time”のアルバムバージョン(試聴用短縮バージョン)と、その曲がアルバム・レコーディングに至る前のデモ・トラック(こちらはフルバージョン)。聴き比べトラックとしてアップしてみました。
このアルバムは嬉しい事に2007年12月に『Six Intentions-Complete Edition』としてオリジナル未収録1曲を加えて再発されています。

曲というのは通常アルバムの完成型でしかみなさんにお目見えしないものですが、曲を作った当初のピュアな形というのも「らしさ」としてこういうツールで聴いてみてください。

(アップがうまく行ってれば)トラック5がCDの試聴バージョン、
トラック6がアルバムの楽曲候補として作ったサンプル・バージョンです。

このサンプル・バージョンは僕が一人で深夜に空いている目黒のスタジオをお借りして引きこもり(笑)、ヴィブラフォン、キーボード、 パーカッション、さらにはドラムセットを多重録音したもので、エンジニアも自分で担当したものです。プロのエンジニアには到底かないませんが記録として残しているものです。1996年の録音。

それから六本木ピットインなどのライブを経て、さらに幻となったストリングス・アレンジのレコーディング・バージョン(98年)を経て、2002年にようやく作品としてアルバムに納められたもの。

1曲の事ですが、そこにはいろんな人との出会いがあり、時には別れもあって今振り返ると、このデモ・バージョンから始まったチャレンジが記録されているのだと思います。

こういう事にMySpaceというツールを使うのは、なかなか面白いと思っています。

どうかお手元のCDの“Passege of the time”と聴き比べて下さい。
僕にとってはかけがえのないトラックのひとつです。

おしまい

2008/3/21

究極の練習・・・焦るな、焦るな、の巻  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック

本日のBGMはどれかな?
赤松敏弘MySpace
只今開設記念期間。試聴6曲フルバージョン。
さらにスクロールアルバム追加(3月20日)

毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。第八十七回目の今日は「焦るな、焦るな!」のお話です。

勤勉な民族の長所は何でも細かく丁寧に、をモットーとしている事。
いわゆる「マメ」です。
几帳面と言ってもいいでしょう。

「わたしは違うわよぉ」とおっしゃりそうなそこのアナタ!
いえいえ、十分に「マメ」ですって。
もう、これはどうしようもない、と言ったほうが良いでしょう。
マイナスばかりかプラスの事のほうが多いのですから。

しかし・・・

音楽に於いては、その「まめ」さ加減が時としてマイナスに向いてしまう事もありがちなんです。

ヴィブラフォンやマリンバは、どちらかと言えば、「マメ」な楽器です。
だってあの細い鍵盤がズラリと並んだ上を、これまた細い棒を持って、しかも指の間に2本とか3本とか挟んでチョコチョコするのですから、ド〜ンと1発ってぇな太鼓に比べたら、そりゃマメですよ。

それはいいんです。

しかし、問題は「立って叩く」それにヴィブラフォンになると片足でペダルの操作を行いながら、というとてもアンバランスな状態で前後左右に身体を移動しながら演奏する、という事は思いも寄らぬプレッシャーを呼び込んでしまう事があります。

早いテンポ

そう、この早いテンポというのが実に「マメ」な民族は苦手なのです。
その中でも立って演奏する楽器は座って演奏する楽器と比べるとかなりプレッシャー度が高いのです。

「マメ」と「リズム」ではこんな事があります。

・早いサンバ
・細かいシンコペーション
・ノリノリで演奏

正にプレッシャーの三要素みたいなものですが、実は演奏する前から余計なプレッシャーがこちらを向いている場合があるんです。

それが「譜面」に隠された罠。

上記の三要素で次のAとBの譜面を見比べて下さい。

[A]
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(クリックで拡大/以下同じ)

[B]
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どちらも同じ曲の譜面です。
譜面の書き方の違いで[A]は[B]の倍の長さで書いています。
これ、[A]が欧米スタイル、[B]がジャパニーズ・スタイル。
同じ曲なのに譜面から受ける印象は随分と違いますね。

実はここに「マメマメ民族」のリズムに対する落とし穴があります。

サンバなので2拍子というリズムが基準となるべき。
その中で大きくピートにのっかる、というのが課題に。
早いテンポを大きくキープするという事です。

元来「マメマメ民族」は[B]のような細かい事をさらに細かく捉えがち。
そこがヴィブラフォンやマリンバを演奏する時にもネックとなります。

さて、インプロ(ソロ)を行おうと言う時に、早いテンポだと最初から飛ばしてしまって途中から息も絶え絶えになってしまってる人、けっこういますね。
そんな時の対処法です。

■まずコードの流れを大きくキープ

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コードスケールからアヴォイドノートを省くコードトーンやテンションを使ってまずガイドを作りましょう。
なるべくコードの横の繋がりを考えながら。

[A]の書き方だと2小節を一つの区切りとして見れば、前半の小節にガイドの動きを作れば後半の小節は休んでもビートに乗り遅れる事はありません。
これは1小節めを「動」とすれば2小節めは「静」というコール&レスポンスを生むからです。
もしも、[B]の書き方だとこれが1小節の中で起こっているように感じて大きな捉え方にならないのですね。
小節というサイズで「動」と「静」が繰返されると、やがてそれがパルスとなって感じられるのです。

これだけでもビートをキープする事は出来るのですが、、これに「次の小節」へのアプローチを作ると「静」の部分に動きが出ます。
あくまでも次の「動」に対する動きなのです。

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ここに過去何度も出てきたアプローチノートを最後の音に使っています。
当然の如く、最後の音は必ずマレット・ダンプニングしましょう。(半音ですから)

大きく捉えるコツは「慌てない」「焦らない」です。
曲の流れを大きく捉えて、早いテンポでも心に余裕を持つように。

残念ながら[B]のような譜面が出てきたら・・・・

頭の中で倍に引き延ばしてリズムの仕組みを割出して下さい。
その時に八分音符を正確に弾く事てす。
ともすれば八分音符がルーズになっている場合もあります。
几帳面になればなるほど。八分音符が短くなる傾向があります。

演奏でリラックス、というのは、力や気を抜くのではなく、細かい部分だけに気が行かないように「大きく」全体を捉える、と言う事です。

立って演奏するプレッシャーもこれで克服出来るはずですよ。

あ、細かい音符の時に息を止めて一息に、とかで演奏しちゃダメですよ。リズムがいい加減になってしまう元凶。
どんな時でもちゃんと呼吸しながら、が大事です。

おしまい

2008/3/20

LoveにまつわるLetter・・・鈴木良雄  木曜:Jazz & Classic Library

本日のBGMはどれかな?
赤松敏弘MySpace
只今開設記念期間。試聴6曲フルバージョン。
スクロールアルバム登場(3月20日)

“Love”という言葉を表題に使ったアルバムはたくさんありますが、歌詞のないインスト・ミュージックでこの言葉をタイトルに使うのはその内容に寸分のブレがあっては成立ちません。
歌詞に“Love”を載せる事はリスナーへのメッセージとして一番受け入れやすい感情ワードですが、インストだけでそれを表わすというのはよほどの自信がなければ「ヲイヲイ!」ってツッコミで終わってしまいます。

そんな“Love”を表題にした心休まるアルバムを紹介します。

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『LOVE LETTER/鈴木良雄Bass Talk』(one/2007年)

鈴木良雄さんこと“チンさん”の最新アルバムが先日届きました。
僕はライターではないので、一人のミュージシャンとしてこのアルバムを聞いていたのですが、なんだか何か書きたくなってしまいました。

これまでにもココで少数ながら邦人のアルバムも紹介させていただきましたが、なかなか音楽家が音楽家にコメントを書く、なぁ〜んて「勇気」のいる事なんです。
だから本当に気持ちが押し上げないと、ここで触れる事はないのです。
友達だから、とか知合いだから、というのでは書けないのですね。
まぁ、ライターではないから御勘弁を。

「日本一のスペース・コンダクター」と僕は勝手にチンさんの事を呼んでいますが、そもそもチンさんと出会ったのはまだバークリー在学中の1989年の寒い冬の事でした。アメリカをツアー中のチンさんのバンドがボストンのバークリーで公演すると言うので観に行ったのです。子供の頃からナベサダさんのアルバムなどでチンさんの演奏と名前は知っていたのですが、実際に演奏するのを見るのはこの時が初めて。

チンさんは1985年まで長らくニューヨークを拠点に演奏活動していたので僕が東京に出てから見る事が出来なかったのです。
終演後に少し会話をして、その年の夏にバークリーを卒業した僕は帰国後すぐにチンさんの家に遊びに行きました。
巡り合わせとは不思議なもので、渡米前に仲間のミュージシャンから「チンさんときっと話しが合うよ」と言われていた事もあってです。

そこでニューヨーク時代にチンさんがピアノとキーボードとシーケンサーを使ってセルフレコーディングしたアルバムを聞かせてくれたのですが、これが恐ろしく衝撃的でした。

僕自身、渡米前に「同じコード、同じ楽器、同じ曲をやっても、絶対に日本人らしさがあるはずだ」という信念を持っていたのですが、その演奏を聞いて目からウロコでした。

帰国直後の僕はいつの間にか技巧を過信した上で演奏や作曲を行っていたのですね。
帰って間も無い頃にこのショックを受けて改めて自分をリセットしたのを覚えています。

それは、きっと海外で暮らした事のある日本人ならわかると思いますが、洗練された「和」の響きだったのです。
下手に雰囲気だけで和楽器などを使うわけでもなく、ベタに東洋を売り物にするのでもなく、ごく自然に目の前にあるピアノやキーボードから発せられる、現代人の感性に訴えかける音楽。
そこには上質の隙間がありました。
考え抜かれて、計算しつくされていても、心地よい響き。

それ以来、僕は勝手にチンさんの事を日本一のスペース・コンダクターと思っています。

さて、このチンさんの最新作『Love Letter』。
1曲目からいつものチンさんの音楽が持つ洗練された空間が僕の部屋の空気まで変えてしまいます。
リリカル、という言葉で表現するとあまりにも言葉が軽く感じられる音楽。
それでいて最上のクッションが効いた音楽。
もしも、音楽に包容力というものがあるとしたら、それを体験出来る空間が始まるのですよ。

ともすれば主義主張で塗り固めて、メチャンコな怒濤の洪水の中で発するジャズも無いわけではありませんが、正直、もう今の時代では疲れます(笑)。

でもチンさんのキャリアを見れば、僕ら以上にその怒濤・激動の中を生き抜いてきた演奏家である事がわかります。
それらを通過してこそ生まれた最上のクッションなのですね。
だから、軟弱な音楽ではないところが人気の秘密なのでしょう。

僕も参加させていただいた80年代後半のバンド“MATSURI”、93年から2002年までのバンド“EAST BOUNCE”、そして01年から立ち上げた現在のバンド“BASS TALK”。そのどれを聞いてもこの洗練されたクッションは変わりません。
聴き手が一番心地よくなるところでメッセージを伝えるのです。

変わらないと書いたけど、今回のアルバムは“BASS TALK”としては初めてのアルバムなんだそうです。意外でした。

1曲毎に展開されるメッセージ“Love”。
これまでのアルバムよりもずっとファミリアな“Love”で溢れているのですね。
だからこのアルバムは、ちょっと気取ったりカッコつけたりする“Love”ではなく、日常の中の愛おしいもの達への“Love”な感じがします。

もしも、生活の中で、音楽それもインスト、しかもジャズの空気が好きで、なおかつ心地よい時間を過したいと思う方には絶対にお薦めです。
この中には、かつて僕がショックを受けたチンさんの「和」に対するエッセンスが、今のチンさんの感性によって組み上げられているような、そんな気持ちがします。

ひょっとするとこの感触は今の日本で暮らしている人にだけ感じられるものかもしれません。
もしも、海外でこのアルバムを聞いたら、きっとみんな「JAPAN」という印象を持つかも。
それこそが、チンさんが長年掛かって築き上げている“Love”なのかも、ね。

おしまい

2008/3/19

飛竜・究極のこだわり全粒粉配合麺・・・その1  水曜:これは好物!

本日のBGMはどれかな?
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このブログやホームページはたくさんの方に御覧いただいているようで光栄な限りです。
ミュージシャンであるのに音楽の話題が週に二日とは「ふむ!けしからん奴め!」、とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、十代の頃でさえ練習に明け暮れていたとは言え隙間を見つけては「ぶらり旅」が楽しかったのですから、音楽だけで語る人生なんてあり得ないのです。見たもの、触れたものが自分の音楽(お!ちょとカッコえ〜ゾ!)。ま、何でも夢中になってしまうところが長所でもあり短所でもありで結局プラスマイナス・ゼロ。それが人生かもしれません。でも、そういう気持ち失ってしまったら(僕の場合なら)音楽にはならないのです。

さて、嬉しい事に、世の中には夢中になっている人との出会いがあります。
例え職種は違ってもそういう人はどこかで通じる何かを出しているものなのです。

この水曜日の「これは好物!」の2月27日に“隠れたベストセラー・・・飛竜”と題して焼そばでハマっている飛竜の焼そばを紹介したら、ナントその飛竜株式会社の研究開発部のO崎さんという方からメールが届きびっくり。

ひょんな事でこのブログを観られたとの事で、その後やり取りがあってO崎さん開発の自信作が届いたのです!

いや〜、ホント、僕は飛竜の焼そばが好きなだけで書いたんですが、いらっしゃるんですよ、“夢中になっている”人が。O崎さんのメールや手紙からそれを感じました。昨日のブログに載せた「朝靄・朝霧」の児島を通って東京に戻った日の午後にO崎さんから「自信作」が我家に届きました。


さっそく興味津々にその日の夕食で家人と共に。

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『京都高倉二条監修・京都つけ麺』(岡山市撫川・株式会社飛竜製)

飛竜のO崎さんが何度も京都の高倉二条に通って研究したという自信作。
「夢中」になった男の作品です。

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店は京都市中京区高倉二条東南下ル (丸太町(烏丸線)) にある

さて、この「つけ麺」、タダモノではない。
なぜなら、麺はこだわり抜いた“全粒粉配合”。
その日のブログにコメントをいただいた“りょうすけ”さんも絶賛していた。

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さらにスープは化学調味料を一切使わない“豚骨魚介”のWスープ。
「医食同源」を掲げる京都高倉二条の逸品。

それをどうやって家庭で再現させてくれるのか。

まずは寸分の違いもなく袋のマニアル通りに本日は調理開始。

目を奪われるのが、やはりこの“全粒粉配合麺”。
普通のラーメンとは見た目も違う。
あの“黄色い”麺ではなく、必要最小限に材料で麺が色付いている感じで、しかもしっかりした締まり具合。
ずんどうに入れた途端に、湯気の向こうの甘い香りに包まれる。

平行してスープも。

こちらも最初に魚介の出汁パック(これは後で別の楽しみの為に捨ててはイケナイ)でベースをとるといい香りがする。

椀に豚骨ベースを入れ、その側でスピーディーにネギを刻む。他に具材は予め用意した煮玉子とチャーシュー。極力シンプルに味わいたい。

さて、合わせスープと麺が同時に茹で上がり、ササッと湯きりと冷水で麺を〆る。

あっと言う間の5分足らずで完成

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つけ汁はシンプルにネギ、煮玉子、チャーシューだけ

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そして何と言ってもこの“全粒粉配合麺”

さて、家人と共に、

いっただっきま〜す


を!ををを!!を〜!

何というこの感触!
そしてこの風味!

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人間美味しい物を口にすると、一瞬無言になって、その数秒後にお互いの目を見て思わず「美味しい〜!」と言うものだが、正にその通りに二人して歓喜の声を上げた。

スープ。

豚骨の深みを際立つ魚介が包み込んで“つけ麺”をガッツリと受止める。
それでいて後口に嫌な雑味がなく、いつまでもリピートを促すような魚介の余韻が。

そして、
麺。

元々僕は飛竜の焼そばで麺が旨いと思ったのだから、この気合の入った“全粒粉配合麺”とはどんなものなのか興味津々だった。

いや〜、家庭でこんな麺が食べられるンですね〜。
コシはしっかり、感触はなめらか、さらに麺の味わいが抜群。
それでいて、うどんにも、蕎麦にもない、ラーメンという存在感。
これはハマリますよ〜。

“りょうすけ”さんのコメントの通り、嬉しい事にこの究極の「つけ麺」はネットで購入出来ます。[飛竜ネット通販のページ]

さらに、先ほどの魚介出汁パックで出汁をとって残ったつけ汁に加えると、これがまたいい感じ。
超B級にココにご飯を入れて鍋で少し煮ると禁断の御粥の完成。
ヤバイっす。

さて、O崎さんは同時に「京都高倉二条・全粒粉入りら〜めん」も届けてくれたので、これは次週のブログでご紹介!

いや〜、素晴らしい。
O崎さん、コレは究極ですよ。
ありがとう!
「夢中になった男」度満点の味です。

この項その2に続く



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