2009/5/30

Special Live のお知らせ  音楽


Special Live のお知らせです。


■日時:2009年7月5日(日)午後7時45分〜(開場:午後7時15分)
■会場:横浜・関内「エアジン」 http://www.airegin.jp/
■横濱エアジンPRESENTS!
  赤松敏弘(vib) & 津村和彦(ac-g) duo night
  Produced by NAKAE
■料金:2500円(MC)+Drink(2セット入れ替えなし)
*MC学割あり
■予約:045-641-9191(エアジンにて本日より予約開始。早い者勝ちだよ!)

いつもお世話になっている横浜のライブハウス「エアジン」の初顔合わせ企画。

ある日、店に行くと・・・
「ねぇねぇ赤松〜。ギターの津村とやった事ある?」とマスターうめもと氏。
「ああ、津村氏かぁ。ううん、、、そう言えば昔から知っているのに一度もガッツリとやった事ないなぁ。」と僕。
「どう?デュオやってみない?」

ほう〜!面白い!何を迷う事があろうか。
即答で「いいよ!」と返事をした。

発案者のNAKAE氏とマスター曰く「意外だったなぁ。赤松が断るんじゃないかと話してたんだけどな」(笑)
「断ると思うなら声を掛けるな〜!」(笑)。

いやいや、思いも付かなかった津村氏との共演がこのようにして生まれました。
今からとても楽しみにしているところです。


ギターの津村氏は林栄一や古澤良治郎、高橋知己などジャズ界の古豪と渡り合ってきた人。
僕とはまったく違うフィールドを歩いて来た人ですが、その昔、お互いこの世界で駆け出しだった二十代前半の頃には新宿ピットインや池袋デるブなどでよく顔を合わせた時期があります。ミッドナイトセッションなどで一緒になった記憶もありますが、二人でガッツリと共演した記憶はありません。
同じような時期にジャズシーンにデビューしながら今日まで一度も共演していなかった“奇跡”を今夜開封する事にしました。

エアジンはデュオにはちょうどよい広さのお店。
ノーマイクでアコースティックに日曜の夜を横浜で過ごしませんか!

予約はエアジンの営業時間(だいたい午後6時〜11時過ぎ)に直接お店へ。
▼横浜エアジン:045-641-9191 http://www.airegin.jp/
けっして広くはないお店なので定員になり次第締め切りです。
良い席の御予約はお早めに!
ps:エアジンは純粋なライブハウスで生で音楽を楽しむお店です。ドリンク類(ノンアルコール飲料あり)と簡単なおつまみしかありません。お食事は近所の馬車道の飲食店で済ませてからお越し戴くか、途中の休憩時間にお店に断って近所で済ませるようお願い致します。


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チェキラ!

2009/5/29

Comping-伴奏でオロオロしない!その1  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はvibraphoneやmarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第百三十七回目の今日は「Comping-コード伴奏でオロオロしない方法・その1」です。

カンピング。
Comping (an abbreviation of accompanying) is a term used in jazz music to describe the chords, rhythms, and countermelodies that keyboard or guitar players use to support a jazz musician's improvised solo or melody lines.

かいつまんで言えば、コードによる伴奏に決まった形があるわけではないので、伴奏者は的確に判断したコードサウンドとその曲に相応しいリズムをその場で考えて、前でインプロヴァイズを行っているソリストをサポートする事、なんです。

ジャズをやりたい!とビブラフォンやマリンバで思い立ったら、ソロの事ばかり勉強してもダメです。
自分が前に出るシーン(つまりメロやソロ)以外はバンドの中での伴奏(カンピング)も出来ないと共演者も仕事も増えません。(笑)
ただでさえ図体のデカイ、ヴィブラフォンやマリンバです。
ステージのかなりの面積を占有しておいて、メロやソロだけチョロっとやって後はお休み・・・・じゃ、周りから大顰蹙(ひんしゅく)。ましてや、鍵盤が並んでいるのですから、他の楽器の人はみんな「あ、アナタ、伴奏くらい簡単ね!コードも書いてあるし、じゃ、宜しく〜!」って思って見てるんですよ!


コードが1小節毎とか、比較的小まめに変わる場合は実は楽なんです。

「え〜〜!」

って思う人、いるかもね。

でも、物事はなんでも原点に戻るって言うじゃありませんか。

コードネームを読むのに一苦労している時期には、「あ〜あ。絶対にコードは少ないほうが楽だよぉ。。」って思ってたでしょ?
それがいつしかコードを読むのに慣れてくるとちょっとヴォイシングなんか凝ったりして、カッコいいテンションな〜んか入れちゃったりして。

ところが・・・!

そんな頃になって改めて単純に何小節も同じコードが続く曲に出くわすと、いくらカッコいい伴奏を“ポ〜ン”とイッパツ入れてもコードが動いてくれないのでずっと同じ音の連打!!
「ありゃ〜、これじゃぁ全然、間が持たねぇ〜」って案外難しい事に気付く。

これはスケールの練習を思い出せば誰しも納得だと思うのだけど、最初はkey of C(ハ長調)なんか「白鍵だけじゃ〜ん!」とバリバリ得意に弾けるのに、ちょっと調号が付いたりする調(例えばkey of Eb/変ホ長調)なんかになると“ウウッ・・・”とかなって何だか難しそうに感じたもの。
それがある程度楽器に慣れると、今度は逆に一番簡単ながら、一番精度を要求されるkey of C(ハ長調)が一番難しく感じるようになる。あれですよ。

僕の師匠のゲイリー・バートン氏でさえ、自分が演奏しているビデオを見ていた時に、ある曲の中でCのスケールを使ったインプロが自分でも惚れ惚れするような出来で、嬉しくて感激して何度もそこばかりリピート再生していたらビデオテープが伸びてしまった(笑)・・・・というくらい、実はCのスケールってシンプルが故に難しいのです。

「間が持たない!」
伴奏の時に一番恐ろしいのがコレ。

どうすればいいんでしょう?

今回はそれについての解説です。

■まずは同じコードが並ぶ曲の例

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これはスタンダードの“INVITATION”風な曲の断片。
INVITATIONなら冒頭の2小節と9-10小節めのメロディー、コードと同じです。

INVITATIONでサーチするとYouTubeにはたくさんの映像がありました。
セッションの常連曲なので参照に


まずはメロディーとコードと調号からコードスケールを割出してください。
すると、この部分はCmとEbmのドリアン・モードで書かれているのがわかります。

コードスケールの成り立ちに関してはヤマハから出版している『レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン』(赤松著)や市販のジャズ理論本で理解してください。
コード伴奏(カンピング)にはある程度のコード理論が必要です。

さて!
ならば、基本に徹してヴォイシングしてみましょう。

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この状態が基本に忠実で悪いわけではありません。
ちゃんと左手→トライトーン(コードの3rdと7th)、右手Rootと5thに分担されています。

が・・・

これまでココで解説に使った譜例をみるとわかりますが、こんなに同じコードが続く曲は登場していないのです!

だからこのままでは「間が持たない〜!」典型なんですね。

だって、こんなにず〜っと同じ音を繰り返されたら、演奏としてちっとも面白くないんです。
小まめにコードが変わる曲ならコロコロとサウンドが変わるので退屈しないんですが、これではまるで後ろにサウンドの壁を作るようです。

この状態でバンドに参加したりすると、他の演奏者から「もっと何か無いの?他に・・・」と、明らかに空気が険悪は方面に傾きつつあるのを察知する事になります。

これはなんとかせねば!

■テンションの応用

コードトーンだけによるヴォイシングというのは音の壁を作るだけじゃなく、他の楽器との干渉も生んでしまいます。
一番嫌がられるのがベース。
ベースはコードネームを見ると真っ先にRootと5thを弾く楽器です。
編成上もそのベースの出すサウンドの上に全てのハーモニー、全てのメロディー、全てのリズムが乗っかっているのです。
その“静かなるドン”を怒らせちゃ大変なので、少なくとも今よりも伴奏からRootと5thを減らす事が急務。

そこで登場するのがテンションです。

レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン(略してジャズマリ)』をお持ちの方は後ろの「応用編」のp58“コード伴奏の作り方”を参照してください。

Rootと5thに関与するテンションは9thと13thです。
この曲の場合、メロディーから13thが含まれるコードスケールであるのは明確なので安心してRootと5thを9thと13thに置き換えてみましょう。

但しヴォイシングはジャズマリp58に書いている伴奏の音域をなるべく越えないのが望ましい。
わからない人はギターの伴奏音域(Dが上限)が最大許容範囲と考えましょう。
これはメロディーとの干渉を考慮するだけでなく、伴奏全体のサウンド・バランスとも関連します。

では、ギター伴奏音域を参考にトップにはギリギリ上限の9thをヴォイシングしてそれぞれの声部を配置してみます。
Ebm7は問題ないのでそのまま配置します。

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1小節毎にテンションサウンドが交互に聞こえる感じでちょっと後ろの壁が和らぎました。
これで少しはベースの怒りを減らす事ができるでしょう。
しかし・・・・・

こうなると、ビクともしない左手を何とかしたいものです。

やはり同じサウンドを連打するのは、いくらコードの重要なトライトーンだからと言っても「心地よい」ものではありません。

では、コードトーンで考えるとトライトーンと交互にRootと5thを組み合わせてみてはどうでしょう?

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これならどうでしょう?
小節毎にサウンドが動きます。

ベースとの干渉を注意しなければなりませんが、まずRootと5thは先ほどの右手の音域とはオクターブ違うので音の壁(同じ音域で同じ音が連続する事)を作るような事はありません。
また、伴奏音域の中であれば基本的にベースが弾く音域よりも実音は1オクターブ高いのでぶつかる事もありません。(伴奏音域最低音はマリンバもヴィブラフォンに合わせて練習してください/理由:ベースとの干渉を防ぐため)


右手にテンションを加えてみましょう。

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ううん、、、まずまず。

あまり良くないのは偶数小節がコードトーンばかりのヴォイシングになってしまった事。
ベーシストの怒りをかう危険性あり、です。

では、伴奏音域の中で奇数小節とは異なるCm7のヴォイシングを行うには??

それは次回へと続く。。。。


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チェキラ!


2009/5/28

リー・モーガンの再発盤はLPよりも素晴らしい出来になっちゃった?  木曜:Jazz & Classic Library


僕は毎朝(と、言っても太陽はサンサンと輝いてる時間だけど・・・)一番に、起きぬけの珈琲をキッチンで落としつつ、パソコンのある部屋の窓を開け、パソコンを起動し、落としたコーヒーをカップに注ぎ、メールチェックをしながら、「さて、今日は何を聴こうかな。」とCDライブラリーから選りすぐりのアルバムをCDプレーヤーに入れて、窓の外を眺めながら聴くのが日課。

慌てて飛び起きた時は別だけど。(笑)

起きて何を聞きたいかは、まだ完全に目覚めていない意識の中で、ほぼ無意識に「ううん、、、っと、、、コレ!」風に手にしたアルバム(あんまり選りすぐりには見えないな)なんだけど、時々起きた時から頭の中で流れている曲がある。

今朝の場合はコレだった。

1982年のPat Metheny Groupのアルバム『Travels』 の中のタイトル曲の“Travels”。
アルバム・タイトルなのに地味な曲で、まして今日一日のスタートにシャキッと聞くタイプの曲ではないのだけど、そして、特にこのアルバムの中でのフェバリット・ソングでもなかったのに、なぜか今朝、頭の中で流れている。

さっそくCDをセットして聞き始め。。。。

っつ・・・

珍しく頭の中に流れたキーと違っていた。
実際の演奏はKey of G だったのに、僕の頭の中で流れていたのはKey of E。
元のキーを忘れるくらい昔に聞いたっけ。。

いやいや、このアルバムについては今年の3月に触れたばかりだし、自分のブログ内検索でもいくつかある。

ブログ内検索「Pat Metheny Group」(この記事もヒットするので次位からを参照に)

YouTubeを捜したら僕の聞いたアルバムから5年後の1987年スペインでの映像があった。
パット・メセニー・グループの全盛期で、僕はこの頃彼等の演奏を何度もボストンで観ていた。


起きぬけのパット・メセニー、起きぬけのトラベルス。
静かなスタートの一日もいいものです。
もちろん、Pat Metheny GroupともMySpaceのフレリクで繋がっています。

さて、

本日のアルバムはメセニーではありません。(前振り長〜っ!)

コチラ!↓
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『DELIGHTFULEE+4/Lee Morgan』(blue note/1966年)

アルバムのタイトルをカタカナで書くと「デライトフリー」で何のこっちゃ?と思われるでしょうが、Delightfully(楽しい)の最後のfullyをモーガンの名前とかぶせてfuleeという、なんともオヤジギャグ的なこの作品。これを最初に聞いた時は「ホンマかいな!」と思ったものでした。

あ、今CD盤の日本語ライナーを見たらまったく同じオヤジギャグの解説が・・・(笑)。

なぜに「このタイトル、ホンマかいな!」と思ったかと言うと、LP盤のオリジナルには未収録だったオリバー・ネルソンがアレンジしたビッグバンド・テイク4曲を聴くまでは、にわかにDelightfullyが信じられなかったからです。

先日(09年5月25日)のブログで「プロの条件」という話題を書きましたが、これに対するコメントを頂いた中で「プロは意にそぐわないものでもちゃんと演奏出来る事」と。確かに、昔は意にそぐわない音楽でも何でも演奏出来なきゃプロとは呼べませんでした。僕もすっかりその事を忘れてしまっていましたが、確かにそうでした。そういう音楽の事をシャ●コマと呼んでいた時代を知っている人なら思い出すでしょう。
過去形なのは今はそう思わなくても済むからかもしれません。
仕事を選んでいるから?いえいえ、そんなに威張って生きてるわけではありません。
「僕は音楽が好きだから、」な〜んてキザな言い方はしたくありませんが、自分が関わった音楽には必ず好きな部分がある、という意識がオリジナル曲を作るようになった頃に生まれたのです。ジャズか否かという尺度の前に音楽か否かという尺度、です。

僕の話なんかどうでもいい?。
そうです、すんまっせ〜ん。
リー・モーガン。

トランペットのリー・モーガンとくれば、僕は真っ先にアルバム『THE SIDEWINDER』を挙げます。この陽気でキャッチーで何とも言えない、特にタイトルソングの「サイドワインダー」は21世紀になって聴いてもジャズの雰囲気を加味しだして止まない。このブログでも何回か登場しています。

例えば →08年7月17日の木曜特集『昼下がりのアイスコーヒーが似合うジャズ?』

いやいやキミ!モーガンはそんな「御陽気元気なパツラ吹きじゃござんせんよ」と『Volume-3』や『indeed』を筆頭に挙げる人もいるでしょうね。

ともあれ、クリフォード・ブラウンの再来とまでいわれた若きトランペッター、リー・モーガン。
その名前を不動のものとしたヒット作が『THE SIDEWINDER』。おそらくブルーノート・レーベルで一番売れたアルバムでしょう。

そんなモーガンの「サイドワインダー」以降、ややスランプと言われながらも残したアルバムの中で一番印象が散漫だったのがこの『DELIGHTFULEE/Lee Morgan』でした。

なぜならば、せっかくのオリバー・ネルソンのペンによるビッグバンドとの共演として当初LPに収録された2曲はあまりにも“シャ●コマ”丸出しだったのです。

前年に大ヒットしたビートルズの“Yesterday”を取り上げているんですが、この手の売り込みは最初聞いた時に何ともお尻の辺りがムズムズ。。。ネルソンによるイントロなどは絶品なのに、肝心の演奏になるとどうしてもダルい感じがダメだこりゃ!と。
そういうあまりよい印象を持てなかったので、ず〜っとこのアルバムは避けていたのです。
モーガンしかり、まして、ウェイン・ショーターのイエスタデーを誰が聴きたいか?

時は流れて21世紀。
CDの時代になってジャズは新譜よりも再発がビジネスの中心と化してクラシック化です。
それでも果敢に今を語るミュージシャンは熱き想いを音楽に込めて発信しています。
豊富な在庫と未発表テイクが眠る大手メーカーはボーナストラックと名乗って没テイクを焼き増しした殆ど制作費が掛からないリイシュー盤を毎月大量に市場へと送り出します。
新譜よりも多い再発というのは大手メーカーが制作会社としての機能を失った事にもなるのですが、時々本当の「お宝の発掘」みたいな焼き増し盤を、まるでかび臭い倉庫の天日干しのようにポイっと輩出するのです。

ある時、CDショップの店頭で、「おや? ああ、、これは、あの・・・・」と『DELIGHTFULEE』を手にしてふと裏面を見るとナント4曲もボーナス・トラックが追加されているじゃないですか。
オリジナルLPは片面3曲ずつの計6曲。
CDは全10曲。しかもあの絶品なイントロのオリバー・ネルソンのペンによるビッグバンド・テイクばかり4曲も追加されている。

一体どうなってるんだ?

そして買って聴いて驚いた!!

どうやらこのセッションはオリバー・ネルソンによるビッグバンドとのセッションをメインとしても良い(いや、そうする予定だったのかも?)ような仕上がり。

おりゃりゃ?

ビッグバンドの没テイク4曲とオリジナルLP収録2曲を合わせるとちょうど6曲。
オリジナルLPはビッグバンド2曲とコンボ4曲の計6曲。

ううん、、、

このビッグバンドセッション全曲の仕上がりがあまりにもいいのでちょっと疑ってしまった。

このアルバム、本来はビッグバンドとの共演6曲としてリリース予定だったのでは?
どのテイクも6分〜7分に収められているのでLP片面23分の規定もクリアーしていたハズだ。

いやはや、それほど、このオリバー・ネルソンとのコラボは素晴らしい!
プロデューサーの意図がさっぱりわからないなぁ。。。

若き日のリー・モーガンの映像がYouTubeにありました。
Art Blakey(ds) and The Jazz Messengers
Lee Morgan(tp)
Benny Golson(ts)
Bobby Timmons(p)
Jymie Merritt(b)
"live in '58"



LP盤は決して薦めないけど、このCD盤の『DELIGHTFULEE+4/Lee Morgan』は超お薦め!
オリジナル盤よりもリイシュー盤の方が素晴らしいなんて滅多にないよ〜。


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チェキラ!
タグ: Jazz ジャズ CD

2009/5/27

おほっ!これはもっちもち〜!  水曜:これは好物!


好物である。

「うなぎ」!

ピーカンの夏の盛りもいいけれど、ちょうどこれからのジメジメとした季節が一番食べたくなる。
っといってもスーパーなどで売られている「臭い」うなぎじゃないよ。
うなぎが嫌いという人の大半は、あの臭みで嫌いと思っている。
美味い専門店に行ってごらんなさい、まったくの別モノですから。

うなぎ、と言えば我が家は川越(埼玉県)の“小川菊(おがぎく)”と決めている。
時々誘惑、もとい、勉学の為に他の店にも入るけど、やっぱり小川菊が一番だ。

しかし、小川菊が近所なら何処かへ出掛ける時に「うなぎ弁当」の一つでも作ってもらうのだけど、なんせココからは高速を使っても小一時間掛かる。往復2時間掛けていると出掛ける事にならない。
なかなか上手く行かないものだ。

そこで割り切って「弁当」を移動経路で求める事になる。

駅弁でうなぎ、と言えば、我が家は静岡県の自笑亭の「うなぎめし」と決めている。
冷めても硬くならず、もちろん臭みもなく、香ばしさもあって駅弁うなぎの一番だ。

しかし、残念な事にこの駅弁、浜松駅と掛川駅でしか売っていない。「こだま」や「ひかり」に乗ったらワクワクしながら駅に入るのも待てるが、「のぞみ」に乗ってしまうと、7〜8秒で通過してしまう。。。
しかも「のぞみ」の利用が圧倒的に多い。。。ああ、、、
なかなか上手く行かないものだ。

っと、駅弁うなぎを諦めかけていたところ・・・・

ナント、毎度御馴染み、東京駅の“駅弁屋”にこんなものが・・・・・・

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『静岡産直火蒲焼うなぎ弁当』(神奈川県小田原市・東華軒製)

ここの駅弁は殆どがNRE(株・日本レストランエンタープライズ)か新幹線ホームのJR東海パッセンジャーズ(旧・J-DINER)と相場が決まっているもの。

毎月の寝台特急やら、かれこれ30年以上のおつきあいでココの駅弁はほぼ網羅しているつもりだったが、これはあまり見掛けなかった。
しかも、小田原駅弁の東華軒と言えば「たいめし」或いは「小鯵押寿司」はよく知っているけど「うなぎ弁当」は記憶にない。多勢なNREの駅弁に混ざって何だか一人頑張っている感じ。
ならば、買ってみよう!

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由緒正しい駅弁マークも誇らしげに東京駅進出!

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他の駅弁のパッケージと比べると明らかにセンスの違うちょっと“垢抜けな〜い”感じがこれまた魅力!デザインよりも中身で勝負!という姿の駅弁に実は美味いのが多い。

どんなんかな〜?っと、蓋を取ると・・・

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おおっ!
ヨコで来ました、っか!と思わず口ずさむようなシンプルながら「ヨコ!」という主張あり。

まぁ、駅弁のどちらが縦でどっちが横なのかはパッケージで勝手に判断してるんですが、、、、

端っこまでギッチリと御飯が敷き詰められています。
いいね〜。
この超シンプルでデ〜ンとした感じ。

で、さっそく

「いっ・た・だっ・き・ま〜す!」

おおっ!!

これは何と表現すればいいのだろう。

ふっくら。

いや〜、実にうなぎがふっくら仕上げてあるんです。

もちろん臭みなど微塵もない。
タレはスッキリ系で御飯との相性も上々。

それにしても、このうなぎはちょっとびっくりだなぁ〜

いつもなら「ふん、どうせ決まってるよ。自笑亭にはかなわないサ」、と見向きもしなかったかもしれないんだけど、これは「買ってよかった〜。」、そう思わせてくれる作品。

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冷めても美味しい、というのが駅弁の醍醐味。
一見冷めただけじゃん、って思うかもしれないけど、冷めた状態で美味いものが本当の美味。
あつあつ、というのは調理の途中の姿で、そこには嗅覚的、視覚的に「旨そう」に見える要素がいっぱいある。
でも、本当はその状態では全体の味なんかわかりゃしない。いくらでもゴマカシが効くんだ。
“あつあつ”で旨いと思ったものを冷めてから食べてごらん。一目瞭然だよね。

冷めて、なおかつこのふっくらとしたうなぎは、さすがの自笑亭にも優る味わい。
もちろん味付けがまったく違うから比較する方がおかしいかも。

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そうだ!ふっくらプラスもっちもち〜。
このうなぎの食感。

いやはや、、、、人生、先入観を捨てて日々勉強デス!
また一つ好物を発見する事が出来ました。


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チェキラ!


2009/5/26

風評列島・・・?  火曜:街ぶら・街ネタ


突然ですが、次の文を見てどのような意味に受け取れるでしょう?

出れんの!

さあ。


この文を見掛けた時の正解は・・・

「出られるんだ!」という、ちょっと「え〜?出られるんだ!」を略した意味での使い方でした。

しかし、西日本方面だと、大半は「出られない!」と、まったく逆の意味に解釈されてしまいます。

関西だと「出られへんの〜?」。
中四国だと「出れない?」。
九州も同じ。
例えば福岡なら「出れんっちゃ!」とか。

どちらにしても「出られない」という否定的な意味。
こうなってしまうと文章だけで理解させるのは困難。

国民の半分の人に誤解されてしまっては・・・
ましてキャッチコピーとなると・・・・・ねぇ。

例えば・・・・

僕ならこう書きます。

出れンの!

いわゆる「ッス」言葉の一つで、「ん」をカタカナの「ン」にするだけで視覚的な意味合いがある程度固定できます。

おまけに、否定的な場合なら

出れんの?

と。
日本語は難しい。。。

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マスクな東京の朝です。
関西では昨日から「規制」が緩和されて学校閉鎖なども解除というニュースが流れています。

そう、新型インフルエンザ。

今回、誰しも途中から「あれれ?」と思ったのが、「弱毒性」なのにどうして規制するのか?

マスコミでは感染者がまるでキャリア扱いで「犯人の逃走経路」を示すようなテロップまで用意して報道するものだから、街は閑古鳥。
一時は「新幹線」までキャリアにされかけた暴走ぶり。

そのおかげで、修学旅行のキャンセルやら、出張の取りやめなどで関西方面のホテル、旅館業界は大打撃と聞く。
そればかりではなく、イベントやライブの中止、またそれによる風評的被害で夜の歓楽街は閑古鳥。
神戸の飲食店のおばちゃんが「ゆうべはお客さん、10人しかきーへんかったわぁ」と嘆いていたのが印象的。

何がおかしいのか?どこから脱線してしまったのか?

鳥インフルエンザ」や「サーズ(SARS)」のような強毒性の感染症なら理解できるけど、まだ国内では死亡者のいない段階で、しかも弱毒性と報じていながら・・・・・。

厚生労働省のHPによると、「この新型インフルエンザは季節性インフルエンザに比べて、下痢や嘔吐が多い可能性が指摘されている。また、7日以内に新型インフルエンザが蔓延している国又は地域に滞在もしくは旅行をした、感染者と2メートル以内に接近した等の情報は診断の参考になる。」との事。

さらに、

問い:集会やスポーツ大会は、中止しなければならないのですか?

集会やスポーツ大会についての、一律の自粛要請は行われていません。感染の一階を考慮して開催を決定するとともに、病み上がりや体調不良気味、発熱症状のある方には参加や感染を遠慮してもらうように徹底して呼びかける、人と人が近い距離で接触しないようにするなど、運営方法を検討してください。

問い:マスクが手に入らないのですが?

現在、マスクなどは、店舗によっては品切れが報告されていますが、各社に増産してもらっているところです。また、新型インフルエンザの発生地域での需要の急増にできる限り答えるため、発生地域への出荷を優先するようお願いしています。また補充されますので冷静に対応するようにしてください。

問い:必ずマスクを着用する必要がありますか?

マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いため、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所にはいるときに有効です。一方屋外などでは、相当混み合っていない限りあえてマスクを着用する必要はありません。
咳やくしゃみ等の症状のある人はマスクをつけましょう。

問い:N95マスクの性能がよいと聞いたのですが?

N95マスクを使用する際にはフィットテストなどの事前準備が必要であり、一般の方の使用にはむいていませんので、厚生労働省は推奨していません。

もっと詳しく・・・は厚生労働省のHPへ!

つまり、厚生労働省は、街の中に出掛ける事に恐怖感を持つような事は一つも言っていないのです。
25ー25さんが先日のコメントに書いているように、昔のオイルショックの時のトイレットペーパーと同じで大半が風評被害なのです。

いいですか。
あくまでも、今回の新型インフル騒動は「国内侵入防御、又は拡散防止」の為の措置であって、感染症の威力に対抗しての攻防措置とはまったく違う、という事。
テレビを見ていると、まるで感染者は皆死亡するかのような恐怖と危機感を持ちます。
誰も死亡していないんですからもっと落ち着いて。

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我が家も手洗い強化、うがい習慣、マスク着用体勢に

もっとも、このマスク。
僕が3月に風邪で入院騒動の時に大量に買ったやつで、今回慌てて買ったものではありません。

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本日冒頭の「出れんの!」じゃありませんが、ことの意味合いをどのような表現で的確に伝えるか、は難しい。。
その種のプロであるマスコミでさえ頭を捻るのだから、まして我々素人にはどのように伝わるか察していただきたいものです。

ホント、昨日バレーボールで感染が広がった説の実証実験をやっていた局がありましたが、、、、、
そのレベルで何の根拠も持たずに公共電波で風評を撒き散らすのはやめてほしいものです。ネットの風評よりもたちが悪い。

いわば、これは街の危機・・・・・です。


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チェキラ!

2009/5/25

プロの条件?・・・  月曜:ちょっと舞台裏


この前、これからミュージシャンを目指そうとしている若い人達と話す機会があった。
やっと社会人になるかならないかの境目にいる彼等。
そこでこんな話が聞こえてきた。

「プロの条件とは?」

もちろんミュージシャンとしてのお話だ。
まぁ、その年齢の頃はこの世界に興味を持つ者なら誰でも頭の中を過ぎった言葉だ。

おかしなもので、この国には専業ライセンスのような明確なものがない。
音楽の仕事で生活をしていてもライセンスは必要ないのだから本当に不思議だ。
外国から来る人達には厳しいのに、ね。

これは、この国に著作権を全うに語れる人がいないのと似ていて、法律を作っても誰が何の根拠をもってそれを著作物として認可するのかが明確でなく、「これ僕のモノ」とか「これはあたしのもの。肖像権あり!」と主張すればそれが認められてしまう構造になっている。価値とか権利とか、もうまったく根拠がボロボロ。国民総著作権者の国と言っても過言ではない。

ようするに、著作物であるか否かの判断基準が曖昧なんだ。

こんな状況だから若い彼等が「プロの条件とは?」と躍起になるのも無理は無い。
ライセンスがあれば、それを取得した瞬間から「君は今からプロフェッショナル。おめでとう!がんばれよ。」みたいな区切りも生まれ、それを取得するために日夜切磋琢磨するハズだ。

仕組みは自動車の運転免許証と同じで、プロのミュージシャンを目指す人も音楽学校や教室での「到達地点」が明確になって良いと思う。場合によっては更新制でも良いかもしれない。

要するに、それを誰が何を基準にして「認可するか」が面倒なだけ・・・。

こういう事は昔の内に制定しておけば何でもない事だったはず。
今さら・・・という時間の経過を誰も責めることは出来ない。

ただ、今ミュージシャンの世界は崩壊一歩手前の状況。
ライセンスのような明確な資格を若い人達に与えないと十年先には「プロ」と意識出来るチャンスも自由に演奏する場所も無くなってしまうかもしれない・・・多聞に若い彼等を取り巻く大人が悪いのだけど。。


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僕も彼等と同じように「この事」は気になった時期があった。

高校時代からジャズをやりたくて音楽学校に通ったのだけど、そこでは誰もジャズについて教えてくれない。クラシックの学校だから当たり前で、楽器の基礎が勉強できればいいと思っていた。

ジャズがやりたけりゃ、そこで自力でやればいいさ!というとっても“前向き”な志向と性格。そのまま大学になると専攻している科(クラシック)とは別の科(ポピュラー)から声が掛かり、街で活躍するミュージシャンの人と一緒にライブ演奏する機会に恵まれてジャズを自力で取得する手掛かりが出来た。

それから1年もしない内に毎週テレビの生放送で演奏する“仕事”も入るようになって、もう気持ちはプロだった。

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学生時代毎週土曜日に演奏していたテレビでの仕事(テレビ岡山)。演奏でギャラを稼ぐスタートだった。

この頃思っていたのは・・・・

「演奏してギャラを頂くのがプロ」

当たり前の事ですが、学生とはいえ生活するにはお金が必要。そのお金を演奏で得ているのだからこういう「プロ」という意識が芽生えたのでしょう。平日学生、週末プロという「セミプロ」意識のまま卒業です。

そうそう、この「セミプロ」という表現も微妙です。
何に対して「セミ」なのか?「メイン」と呼べないのはなぜ?・・・

卒業後は上京だけど、いきなり東京で稼ぐのは無理。
そこで生活の為の演奏と自分の為の演奏という二つの職場を持つ事になるのです。

生活の為の演奏とは、定期的、または毎晩演奏して月額でまとまったギャラを頂く仕事。
昼間のパーティーギグからホテルのラウンジなどの“ハコ”まで様々。
但し、仕事を選ぶ時に一つだけ条件があった。

「トラを入れられる事。トラの回数には制限が無い事」

これだけは崩せない条件。
ライブが入るとサッサとトラを入れる生活。

自分が「主」と考える演奏の場と「副」と考える演奏の場。
駆け出しの頃は「副」の収益で「主」を維持する形が徐々に逆転しやがて「主」だけに。

その頃思っていたのは・・・

「どうやらプロになれたような気がする・・・・」

ライセンスが無いからこればかりは自分が自覚するしかない。

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そうこうする内に、今度は「主」としていたものがいくつかに分かれて行く事になる。

僕の場合は3つ。
ライブ演奏、スタジオ制作、後進指導。

呼ばれればどこへでも行く。
出来ない、という言葉は吐かない。
希望されれば誰でも教える。

二十代前半の頃だ。
若いからこんな無謀なポリシーでやっていた(笑)。

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この時に思っていたのは・・・
「自分の才能を何にでも直結できるのがプロだ」

やがてオリジナルの作曲も始め、演奏するものは殆どオリジナルになった。
また、その頃(1980年代前半)から周りもオリジナル曲ばかり演奏するミュージシャンが集まるようになった。

この頃に思っていたのは・・・
「オリジナリティーがないのはプロじゃない」と。

やがてバークリー留学、そして帰国と一旦リセットして1990年代から始まった生活意識で今日に。

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冒頭の若い彼等の言うプロの条件・・・・

「演奏でメシを喰っているのがプロ。それ以外はプロじゃない。」

なるほど。
単刀直入。

しかし、そういう意識は僕がこの世界に入るか入らないかの頃の話だ。
今の時代、バンドマンが巷に溢れるような時代でもない。
ポップス系のバックバンドが全国行脚で毎度半月ツアーに出たら帰って来ないような時代でもない。
もうそういう時代ではないし、それが戻って来るような時代でもない。

少なくとも、ココに少し書いた、その時々の僕の心理から次の時代が読み取れるんじゃないかな?

悪い言い方をすれば、楽器を演奏して手っ取り早く稼ぐタイプの仕事が無くなったという事。
言い方を代えれば、最初は誰かに誘われて・・・風の「副」的な入口を経ないで最初から「主」だけで生きて行かなければならなくなった事。

ちょっとやってみてから考えよう・・・な〜んて時間も暇も与えられない時代になったという事かな?
悲しいかな、入口がその後の全てを決定するような風潮があるから入口を間違えると大変だ。
昔は曖昧だったプロ、セミプロ、アマチュアという領域に明確な線引きがされているようだ。
その代わりに「ライセンス」が無いから何をしてプロとなったのかは益々謎に・・・

と、言っても図式はそんなに変わっていない。
昔バンドマンが生活の「副」として演奏していた場所が今は「学校」。演奏が指導に変わっただけというのも変だが実際にはそうなっている。
「トラが効く」かどうかは別として休講の多い先生は昔気質のミュージシャン間違いなし、だ!(笑)。

なんという事はない。
まだ「日銭」で喰えて行けたポピュラーの世界が存在していた頃から、クラシックの世界ではもうこのスタイルが当たり前になっていた。
学校の先生が1年に一度リサイタルを開催するのと同じような時代になりつつある。
っと言ってもそれが100%悪いわけでも、プロ不在の世の中になったとも言えない摩訶不思議な時代。
毎年々々音大や音楽学校が卒業生を輩出するのだから巷は演奏者で溢れる。

その反面、街の状況も変わっている。
昔で言えばBGMの生演奏を流していたスナックやバーが、今ではライブハウスと名乗っている所が意外と多い。
BGM時代は毎晩ちゃんとギャラを支払ってプロを雇っていたが、ライブハウスと名乗ってからは出演者に演奏の場所を提供しているからギャラが安いならまだしも、出演者にいろんなノルマを課したりして上前をハネようとしている。おまけに酷い店になると客からもわけのわからない店流のシステムを押し付けてお金を巻き上げようとするから困ったものだ。

こんな環境じゃプロが育つわけがない。
若い人達が最初から「音楽じゃメシ喰えないし・・」と悲痛になってしまう。
これはみんなが考えなけりゃいけない事。

そこでミュージシャンのライセンス制度の必要性が浮かび上がってくる。
ライセンスを持つ者を演奏で雇う場合は最低限のギャラが保障される。
プロだものね。そのかわり演奏技術や内容はそれに相応しいものでなければならない。
厳しくなるという事だ。毎回の演奏に対して。
合わせてそこで演奏される著作物に関しても「包括請求」なんて曖昧な方式を改めてもらう事になる。

本当に一番良い姿を考えたら、今よりも厳しい世界にはなるだろうけど、育つものは確実に育つ。
育つというのは将来の展望を持った若い人が生きて行ける、生活して行ける、という事だ。

野放しのままだと、本当に「趣味の世界」で終わってしまう。


今の時代、プロの条件とは何か?

依頼があれば(演奏のダブルブッキングでない限り)いつでも演奏現場に来れる人。

現実的なことを書けば、源泉上で音楽事務所に所属した場合の給与を除いて、「主」とする演奏等音楽関連の報酬所得が「副」とされる給与所得よりも多い人、という言い方も出来る、か。

まぁ、最初のうちの源泉はともかく、自分で仕事の優先順位を決定する権限を有して(維持して)いる事と、必ずそれが音楽・演奏を第一位にある者の事をプロ、という見解でいいのではないでしょうか。

演奏内容や精神論、モチベーションは問わず、実行力のある人間。
責任の持てないことはやらない、やるからには全責任を自分が負えるという事だね。

その土台が無ければいつの時代でもプロとは呼べない事だけは確か。
それなりにいつの時代もミュージシャンには辛いものです。
そこのキミ! 悲観することなかれ。
必ずその時代とマッチングした生き方があるから。

やりたいと思う事を如何に継続するか?
やりたいと思う事にどれだけの賛同者を得られるか?

継続する方法にプロとアマの分かれ目があるのだと思う。


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2009/5/22

打点は手と足元の改良に御注目・・・?  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はvibraphoneやmarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第百三十六回目の今日は「マレットと打点の改善」の巻です。

で、、、

今夜はマスクを忘れませんでした;
ピアノの市川秀男さんのライブだったのですが、僕がマスクをして登場すると皆ちょっと警戒した顔に。
昨日のリハーサルのメンバーもそうだったけど、ミュージシャンは老いも若きもマスク姿とはかな〜り疎遠。

「大丈夫、鼻風邪です」

そうは言ってもやはり新型インフル真っ只中。

「マスクしないの、みんな?」
と、こちらが心配する始末。

ちょうどいい感じにお客さんも集まり午後8時にライブはスタート。

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市川秀男(p)Trioが先行。僕は2曲目からなので控席からパチリ

しかし、これだけ人が集まってもマスク姿は皆無。
ううぬ・・・・
そうなるとマスクをして演奏とは行かないなぁ。。。
結局、マスクレスで通常と変わらぬ演奏状態に。

まぁ、ライブハウスでマスクして演奏した経験は無いからなぁ。

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本日、実は楽器に小変化。
ただし・・・・・・絶対に人にはわからない(笑)


さてさて、、、


もう随分前になりますが、現在使っている楽器(Musser M55 A=440)のキャスターを市販品に交換しました。
その時の様子は06年7月7日の金曜特集:第16回『ちょいと背丈を何とか・・・・・・キャスターの交換』、に詳しく書きました。

当時は使っていたマレットがマシュルーム・ヘッドのInaki Sebastian VCS-3 だったので鍵盤の高さを下げて打点を改良する為でした。

あれから3年。

半年ほど前からマレットを通常ヘッド(球体)のVic Firth M25 に替えていました。
元々はこちら(球体ヘッド)に馴染んだこの身体です。(笑)

出掛ける前にちょっとウォーミングアップで、昨日使ったいつもの楽器は分解して車に積んだままなので、組み立ててあった普段使わないツアー用の楽器で軽く腕慣らしを。

すると、、、、

気付いてしまった・・・・のです。

同じM55ながら鍵盤のチューニングがA=442の楽器。442があまり好きな音色じゃないのでもっぱら440を使う。キャスター非交換なので鍵盤の位置も普段使っている楽器よりもちょっと高い。

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手前が通常使うA=440、後ろが滅多に使わないA=442。同じMusser M55ながらピッチと「背」の高さが異なる。

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横から見ると高さの違いは一目瞭然

こりゃー、早速今夜試してみよう〜!


倉庫にしまっていた440の楽器の純正キャスターを鞄に詰め込み、ライブハウスに直行!

!!!!

市川さんのライブはほとんどリハなし。
曲目も当日指定なので実際に楽器に触れるのは本番の2曲目で登場して演奏を始めた瞬間。

それでもすぐにピンと来た!

楽器を組み立てる時に、キャスターを全て純正品に戻した。つまりは鍵盤高さアップ

アジャスターの付いてないオールド・タイプのMusserを使っているので、簡単に「鍵盤の高さ」を調整するなら「キャスターの交換」が一番。ホームセンターに行けば楽器のキャスターの代用品など簡単に揃えられる。

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左:これまで「背」を低くする用に使っていた市販品
右:元々この楽器に装着されていたMusser純正品

単純にタイヤの直径の差が「背」の高さの違いに結び付く。
キャスターで比較してみると約12ミリの差があった。

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その差、約12ミリ

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その12ミリが実にいいのです。

マシュルーム・ヘッドのマレットのコントロールにはコツが必要。

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一つのマレットでアタック音を強く出したり、エッジの効いた音やソフトな音を出したり、というコントロールをヘッドの打点角度の調整によって行うのです。
最初は随分違和感がありましたが、慣れると楽なものです。

同時にマシュルームヘッドをコントロールするには楽器の鍵盤が低いほどコントロールが容易い事がわかりました。
従って3年前に市販のキャスター(タイヤの直径の短い)に交換してスムーズなコントロールが出来るように改善したわけです。

が・・・・

半年前から球体のマレットに戻してからは、その必要が無くなっていたのです。
そのままマレットだけを替えて違和感無く演奏していたのですが、、、、、

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球体ヘッドのマレットはどこで叩いても等しい音がするので鍵盤を下げる必要がない。
むしろ鍵盤が手首に近い高さであるばあるほど、力が抜けて合理的な奏法に繋がる。

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ウォーミングアップで普段と違う鍵盤の高さの楽器に触らなければ気が付かなかったかもしれません。
ダブルストロークなども、実際打点が上がると面白いようにヒットします。
長い演奏歴の中で鍵盤の高さを低くしたたった3年間などあっと言う間。
軽く四半世紀を超えて身体に馴染んだ位置に鍵盤があるとこうも違うかぁ!
たった12ミリの差なのに元に戻せば身体もすぐに順応です。

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たかだかマレットを替えただけ・・・・
いやいや、やはりそれと連動して身体も楽器もベストな位置がありますね。

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アジャスター機能の無い方は是非お試しを!
また、アジャスター機能付きの楽器をお持ちの方はマレットのヘッドと鍵盤の位置に御注目!


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2009/5/21

チック・コリアのインナー・スペイスは爽快なジャズ・・・  木曜:Jazz & Classic Library


昨日はリハーサル・バンドのリハーサル。
うん?
いや、リハーサルでまとまるまでライブをやらない方針のバンドだからいいのか、この表現で。
ややっこしい。

いつもの目黒のスタジオに集合してこのところ着手したアレンジの試みをいくつか。
今のバンドの課題はいかに楽にバーという区切りを超えられるか。
トリッキーに難しそうな方向ではなく・・・・
面白い事になりそうです。

このバンド、ライブという名のリハーサルにはもう飽きたという人は乞うご期待!
本当にやりたい事が形に出来てから思いっきりやるのでライブが見たいという人、今しばらく待っててください。

そう言えば我がバンドではマスク着用者がゼロ。
メンバー4人中、車組二人、電車組二人。
昨日は出掛ける間際にマスクするのを忘れてしまった・・・・

何やら帰ってから鼻がグズグズするぞ。ったく〜。

今夜は横浜でピアノの市川秀男さんのライブ。
今度こそマスクを忘れないようにしよう・・・
しかし、演奏中はど〜すればいいんだ?



チック・コリアはいわずと知れたピアノのバーチュオーゾ(Virtuoso)。僕がジャズを聞き始めた1960年代後半から注目を集めていました。
最初はマイルス・デイビスのバンドでリングモジュレーターをフェンダーローズのエレクトリック・ピアノに装着して随分刺激的な事をやっている姿でした。
同じ頃にもう一人、フェンダーローズのエレクトリック・ピアノを弾くピアニストのマイク・ノックが好きだったのでリングモジュレーターもそんなに驚きはありませんでしたが、どうやら僕はヴィブラフォンの次にフェンダーローズのエレクトリック・ピアノが好きだったようです。

マイク・ノックの事はこのブログで彼が結成していた「ザ・フォースウエイ」というバンドの特集で触れています。
2006年10月5日のブログ「エレピが好きになった切っ掛けは・・・・The Fourth Way

この「ザ・フォースウエイ」というバンドの事は殆ど語られる事がないので動画でも無いものかとYouTubeをサーチしたらセカンド・アルバムの音源をアップしているの人がいました。
このバンド、当時ジャズ・フェスとかにも出演していたので動画を見てみたかったのですが・・・。
でも、1960年代の終わりに登場したバンドの中では、僕はかな〜り好きでした。
覗いてみてください。

■ザ・フォースウエイ"The Sun and Moon have Come Together"



話しをチック・コリアの方向に戻しますが、このマイク・ノックとチック・コリアは当時同世代という事もあって仲が良かったようです。それで同じリングモジュレーターをフェンダーローズ・エレクトリックピアノに装着していた、という事も納得です。

チック・コリアが初期の「リターン・トゥ・フォーエバー」でフェンダーローズ・エレクトリック・ピアノをメインとしていたのも、マイク・ノックの「ザ・フォースウエイ」の影響があると僕は思っています。
時代を先取り、ある意味では時期尚早だったノックの「ザ・フォースウエイ」的なサウンドは、チック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエバー」によって市民権を得た、と。

さて、数あるチック・コリアの作品の中で、最も演奏する機会が多かった割には「大元」のアルバムを聞く機会が少なかったのが本日紹介のこのアルバム。


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『INNER SPACE/Chick Corea』(atlantic/1966年、1968年録音)

初期のチック・コリアの名盤として名高いのは『Now He Sings, Now He Sobs』で音源的にはこのアルバムの次作となるものですが、どうしてどうして、この『Inner Space』は聴き応え十分。

そして、チック・コリアと言えばジャズ界きってのヒットメーカー。
最も有名なのはReturn To Forever時代の“SPAIN”や“LA FIESTA”ながら、この『Inner Space』に収録された曲もかなりの頻度で演奏した経験がある。

3曲め“Tones For Joan's Bones”、4曲めの“Litha”、そしてなんと言っても、このアルバムではスペインやラ・フィエスタに迫るのが6曲めの“Windows”。
ジャズ・ミュージシャンなら一度は演奏した事のある曲ばかりだ。

どうしてこんなにチック・コリアの曲はみんなから愛されるのだろう?
昔から不思議に思う。

元々このアルバムの一部はチック・コリアの初リーダー作として『Tones For Joan's Bones』というアルバム名で1967年にリリースされた。当時はLPで片面最大23分という時間制約があった。その為に10分を超える曲があるとA面とB面に分散されたり、想定していた曲順が大幅に変わったり、と、何かと都合が悪かった。

その後2枚組として「Tones For Joan's Bones」に収まりきらなかった曲とフルートのヒューバート・ロウズとのレコーディング・テイクを足してこのタイトル名で72年に発売されたというやや複雑な経緯がある。

まぁ、そんな事はどうでも良い人には関係ないですね。

いきなりエネルギッシュに始まる1曲目“Straight Up And Down”。チックの軽快なソロに続いてトランペットのウディ・ショウがペンタトニックでエネルギッシュなソロを披露。
2曲目“This Is New”はリリカルなチックのイントロからスイングへと繋がるテーマがカッコいい。
スワロウのベースソロは流石。
続く3曲目“Tones For Joan's Bones”でもチックとスワロウのコンビネーションが光る。
耳慣れた“Litha”のテーマがウディ・ショウのトランペットとジョー・ファレルのテナーサックスで聞こえてくると4曲め。6/8と4/4を行き来するスリルがこの曲の醍醐味。後のReturn To Foreverで重要なメンバーとなるファレルの生き生きとしたソロは聴きもの。続くショウは無茶苦茶正確なタイム感とピッチで余裕のソロ。この人ほんとうにトランペットが上手かった。
様々なミュージシャンの様々な姿がいろんな曲のフォーマットによって演出され、そして流れて行く。

チック・コリアの曲がみんなから愛される理由の一つだろうなあ。

このアルバムが録音された40年超前という時間の距離を忘れてしまいそうな6曲め“Windows”。
さらに“Guijira”。
これだけでも新鮮なのに、最後に収められた“Trio For Flute, Bassoon And Piano”の耽美なコンテンポラリーの世界はジュリアード音楽院に学んだチック・コリアの音楽の原点を見る思いがする。

最後に日本版の解説をされている音楽ライターの大村幸則氏へ。
ライナー本文にある“Sweet Rain”はチック・コリアの作品ではなく、マイク・ギブスの作品でスタン・ゲッツのバンドではチックの前任のゲイリー・バートンが持ち込んだレパートリー。
誰かお知り合いの方がいらっしゃれば教えてあげてください。
間違いは誰にでもありますから。

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ランダム再生復活で、今日はどの曲?
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[後日談:09年6月18日記]
後日音楽ライターの大村幸則氏御本人より御丁寧なメールを頂きました。
氏に伝えて下さった方、ありがとう。

タグ: Jazz ジャズ CD

2009/5/20

これで決まり!・・・青葉の季節  水曜:これは好物!


新型インフルで連日マスコミは大騒ぎです。
挙句には「一日41万人が利用する新幹線が感染拡大」とか・・・。

まぁ、それは事実ですが、そんな事は新型インフルが国内に入ったら誰でも想像できる事。
そんな事を言い始めたら、新幹線ではたかだか2〜3時間の密閉で済むのに、時間の掛かる高速バスとかはどうなるの?
その内に「座席の間隔を空けて座れば安全」とか「地下鉄は密閉されているので危険」とか、非現実的にパニックを煽るような無責任な発言が飛び出して右往左往させられるのがオチです。細菌爆弾テロではないのですから、やり方も受け止め方ももう少し客観的に。

予防には備えあればナントやら、で、うがい、手洗い、マスク。普段のインフルエンザ対策で冷静に対処しましょう。
九州の何処かの市長さんが、まるで神戸や関西が汚染されたような失言をしていましたが、良識人としての資質を疑います。自分のところはどうなんでしょう? 

もっとも、市長さんがヒステリックになる一因にはマスコミの過剰報道があるんですけどね。
「自宅で休んで症状が出なかったら登校してください」
市側は関西の修学旅行から帰った生徒に(おそらく)このように告げたのだと思いますが、この件の報道からはこの部分が全てが飛ばされて「関西帰りの生徒を自宅隔離排除・差別扱い」をしたような印象を植えつけられました。
ちゃんと事実だけを報道する、という原則がこういう事でも欠けているように思います。
どちらも被害者なんですから。


「ちゃ〜んと手ぇ〜洗ったか〜!」
「うがいしたか〜!」
「宿題やったか〜!」

オ〜ッス!

のドリフターズではありませんが、宿題はともかく、手洗いとうがいを済ませたら、本日の好物!


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『吹き寄せ弁当・青葉の宴』(日本レストランエンタープライズNRE・製)

東京駅の構内売店「駅弁屋」で購入。この駅弁は東京駅の他、新宿・上野・大宮・品川駅構内のNRE弁当売店、及び鉄道博物館弁当売店で販売。

NREの季節吹き寄せ弁当シリーズも青葉の季節に突入。
日本橋大増の技を駅弁に生かした優れもの。

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蓋を開けると地味っぽい中にも華やいだ雰囲気があります。
今期のメニューは・・・

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添えられた「おしながき」によれば

・鯵南蛮漬焼
・海老蒲鉾揚
・白滝牛蒡煮
・友頭海老煮
・空豆塩茹
・甘長唐辛子
・まぐろ天ぷら

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・玉子焼き
・竹輪チーズ磯辺揚
・海老衣変わり揚
・わらびオリーブオイル和え
・茎わかめ酢味噌和え
・鱈子煮
・季節の煮物
・鯛御飯
・水まんじゅう

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というラインナップ。
青葉の季節の16品目という事ですね。

ほぼ毎月、多いときは月に二三度は寝台特急の旅人となるので、東京駅の駅弁はほとんど食べていますが、季節版は毎回微妙に内容が替わるので飽きさせないのです。

この最近の傾向としては、冬の季節版シリーズはやや塩分が高めの調理となっていましたが、この『吹き寄せ弁当・青葉の宴』は塩梅が絶妙。まさにストライク!です。

近年の『吹き寄せ弁当・青葉の宴』シリーズの中でもこれはベスト!と言える仕上がり。

なんと言っても、今年は「鯛御飯」の炊き方と味付けが絶品!@@;
これほど美味いと思わせる鯛御飯、それも釜飯のように温かくない、冷たい御飯で美味いと感じさせるこの技。
素晴らしい!
もちろん他の創意工夫のメニューも美味いのですが、今年のメインはこの「鯛御飯」。
いやはや、御飯がメインになるのは珍しい。それほどの上出来。

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可愛い子には旅をさせろ? と駅弁寝台特急の旅の図?

最後にデザート替わりの水まんじゅうを平らげた頃には小田原の海がもうすぐそこに。


今日からランダム再生復活!今日はどの曲かな?で、お楽しみ!
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2009/5/19

謎は白鷺と共に・・・?  火曜:街ぶら・街ネタ


小雨交じりの日はわりと好きです。
晴天のピーカンもいいですが、これからの時期の小雨模様の風情はなかなかお気に入りです。

例えば旅先、いや、旅の途中で列車の窓から小雨交じりに見る光景で昔から「今、そこに降りてみたい!」という衝動にも似た気持ちの高揚を覚えるのがこんなとき。

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小雨交じりの中を列車は進む・・・

街から徐々に離れ・・・

川を渡り・・・

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やがて山に入り・・・

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天気は相変わらず小雨交じり・・・

そんな時、

突然山間に視界が開けた時・・・

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身を寄せ合うように家が建つ光景。

限られたスペースに見事に立ち並ぶ光景。

遠近法的な魅力なのでしょうか。
昔からこのような光景を見ると、たまらなく「そこ」に降りてみたくなるのです。
なぜか勝手に「温かい」イメージを持ってしまうのですね。

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何の占いだったか忘れましたが、「あなたが住みたい場所は次の内のどれですか?」という質問で、「海の見える家」「広大な草原の中の家」「山に囲まれた家」という選択でした。

晴れた日は海を見て暮らしたいし、小雨の時は山に囲まれて生活したいし、と、てんでちゃらんぽらんな僕はこのチョイスが決められずに断念です。(笑)
占ってもらう資格ナシってとこですか、ね。

山と海が近ければいいじゃないか。
日本にはそういう場所のほうがたくさんある。

その中でも、やはり小雨交じりに山間を通り過ぎる時、ついつい目が釘付けになってしまうのです。

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そこに住んでいる人には迷惑な話ですね。

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これが新幹線のスピードだと速すぎて感動する暇がないのです。
在来線のスピードだからこそ、勝手な妄想に浸っていられるわけで。。。

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また山に突入・・・・
いくつもの山を抜けて・・・・・

再び視界が開けると・・・・

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ああ。。また心が釘付けに・・・・・

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小雨交じりの山間を走る列車は、山間のシーン毎に興奮で僕はとても忙しいのです。

(写真は2009年5月17日早朝の東海道線沿線)



そうそう、、
昨日のブログにあった「謎」。

昨日本屋でこんな本を見つけてしまいました

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『鉄道ダイヤ情報・6月号』(交通新聞社)

偶然とはいえ、ちょっと気になっていたものですから・・・(笑)
市販の時刻表には載らないような臨時列車の情報があるので、もしや?・・・と思って購入してみました。

この本は「撮りテツ派」のみなさんが御用達の本なので、どちらかと言えば「旅テツ派」の僕にはあまり縁がないのですが、今回はズバリお役立ち!

ちゃ〜んと「謎」が解き明かされているのです。スゲ〜!

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後ろのほうに「臨時列車運転情報」というのがあって、そこの「団体臨時列車運転予定表」の欄に、

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昨日触れた通り「681系または683系」という運転情報が載っていました。

僕の予測が外れたのは大阪〜金沢・富山を結ぶ特急「サンダーバード」用の車両ではなく、名古屋〜福井・金沢・富山を結ぶ特急「しらさぎ」用の車両だった事。どちらにしても普段は静岡県で見かけない珍しい車両に違いはありませんが。

で、一体「どこから、どこへ向う団体列車」だったのかもわかりました。

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09年5月17日午前5時9分。静岡県・富士駅ホームにて(サンライズ瀬戸より撮影)

この「しらさぎ」列車は5月16日の午後10時44分に金沢を出発して北陸線を進みます。
近江塩津という駅に17日の午前0時50分。
東海道線に入る米原には午前1時19分に着き、同22分に発車、新所原を午前3時16分、その後この富士駅に到着したもので、さらにココからやはり身延線に入って富士宮まで行くようです。富士宮駅午前6時着。

僕の乗ったサンライズ瀬戸は大阪を午前0時34分に発車して米原には午前2時前に着いていますからこの臨時列車は夜通しサンライズの30分前を走っていた事になります。
テールライトが点いていたのでこの駅で方向転換という事でした。

さらに身延線の富士宮を同日の午後2時に出て、東海道線を進み新所原午後4時22分、豊橋午後4時30分等・・大垣午後6時51分、北陸線に入って近江塩津午後8時16分、金沢午後10時30分着。

出発してからほぼ24時間後に金沢へと戻るのですね。

運転士や乗務員もタフですが、あの早朝の富士駅で起きていた乗客の人達も・・・・かな〜りタフです(笑)。

でも、これだけ時間(片道7〜8時間)を掛けて富士宮に8時間の滞在でとんぼ返り・・・
ますます謎が増えてしまいましたから、今日はこのへんで・・・・


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