2009/12/30

年末恒例、移動宴会? と悪友持込禁断の酒の肴グルメ  水曜:これは好物!


とうとう今年も余すところあと一日。
大掃除などは済みましたか?

我が家は昨晩で今年の予定は全て完了。
実質的なスケジュール納めは28日でしたが、なんだかんだと結局残務で29日も夕方まで。
やっと全て片付いたと思ったら、もう出発の時刻。
家人と共にタクシーに乗り駅に向かい、そのまま東京駅へ。

今年の〆も寝台特急で。

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12月29日午後10時前の東京駅9番ホームは、普段よりも大き目の荷物の客で溢れていました。

たとえ高速道路が1000円だろうと、飛行機チケットが激安で配布されようとも、ココに集まった乗客はコレしか選びません。

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寝台特急サンライズ瀬戸・出雲

手荷物はいくらでも持ち込めるし、それぞれが個室に落ち着けば誰にも邪魔されない移動空間が確保されるわけですから、一度使うと他の移動手段には戻れません。

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今晩分も発売数分でチケットは完売。
残念ながら行きはプラチナ・チケットのシングルデラックスは取れず、家人とは一階と二階に分散。
同じ号車で取れただけでもラッキー。

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東京駅で仕込んだ食料で、年末恒例の移動宴会の始まり、始まりぃ。。。

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駅弁も各種取り揃えて並べると、お重のようです。

東京駅コンコースの地下にあるグランスタで今年は僕の日本酒の他に家人はワイン、さらにチーズ専門店を発見し迷わずゲット!

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今冬のNRE日本レストランエンタープライズの季節の吹き寄せ弁当『冬の彩』は蟹ずくしで超お薦め。詳しくは後日に。

その他、東京駅で遂に人気No.1となった『牛肉弁当』、さらに宴の肴にはうって付けの『夕刊フジ・おつまみ弁当』と、この冬の人気駅弁をラインナップ。

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『牛肉弁当』
関西、四国で肉と言えば牛。だから「焼肉弁当」ではなくわざわざ「牛肉」弁当と言うのは関東らしいネーミング。それでもこれはボリューム、味ともにバツグン。

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二段重ねの『夕刊フジ・おつまみ弁当』
車中の宴にピッタリ。おとーさんの強い味方。千円ポッキリでこの品数は居酒屋を超えた!

今年は階下の家人の部屋で宴を。

まずはワインで乾杯!

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乾杯の図。階下の部屋なので窓の外にはホームの端が。

毎年この寝台特急で締めくくるのだけど、今年は最後の最後で新しいチーズの店を発見しこれが大ヒット。

いけませんねぇ。。。

いけません、いけません、、、と言いつつ、飲めや歌え(いえ、別に形容的にですケド・・)結局午前0時前まで宴は続くのでありました。

新しい発見に来る年に期待大の2009年最後の寝台特急旅路でした。



さてさて、本日は年末という事でもう一軒、もとい、一件。

先日我が家にやって来た悪友マコティー。彼とはもう30年は軽く越える付き合いだ。
某企業で、仕事の能力はよくわからないが(笑)、まぁ、全国各地を飛び回るので食べ物には滅法詳しい。

今回も前日まで北海道に出張とかで土産を携えての登場だ。

まずは僕が出すのは富山の酒「三笑楽」。

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マコティーが出すのは福井の酒「伝心」。桐の箱入りをやたらと強調する。。

どうした事か偶然にも北陸の酒をお互い用意しての宴がスタート。

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家人手作りの料理に続けて、このタイミングとばかりに出したのは、京都の名産、鯖の「へしこ」。これは松山のジャズバー、キーストン常連F岡さんのお土産。

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『鯖のへしこ』(京都府与謝郡伊根町・蒲入水産製)

酒にベストな塩梅とはこの事を言うのだろう。
脂の乗った鯖の旨味が北陸の酒とジャスト・ミート!

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丹後半島も福井も富山もみな日本海に面した土地だ。
やはりその土地にはその土地の風土と味覚がよく合う。

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「これー!これ!。酒の肴に最高!」と箸は進むは、口は動くは、手は動くはで大騒ぎ・・・(笑)

F岡さんありがとうございます!

さてさて、マコティーの真打登場 !
北海道からの土産物では最早定番となりつつある“佐藤水産”の登場だ。

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プリップリの「子持ちししゃも」に・・・

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そして・・・・

粒っつぶの「いくら醤油漬け」

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いけません、いけません。。。

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これはもう、ごはん無くしては日本人としての誇りを無くしてしまいます。

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「ご飯、ゴハン!」

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この黄金色に輝く粒々・・・・

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温ったかごはんに乗せまして・・・・・

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オーガニックに野菜を蒸してハーブ塩で頂く予定でしたが・・・

そんなん経由するヒマなどありません。

一気に「いくらごはん」に直行!!

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っん、まい!!

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いけません、いけません。。

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いくらの玉子の濃厚さ、絶妙の醤油加減。
まさしく、禁断の酒の肴、いや、ごはんの友。

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いけません、いけません。。。

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と、

箸が進んでしまう年末のひととき。

マコティーありがとう。
あんたはエライ!


みなさま、良いお年をお迎え下さい!



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チェキラ!

2009/12/28

ここだけの2009ヒットチャート・ベスト5  月曜:ちょっと舞台裏


さてさて、年も押し迫って来ましたがみなさんいかがお過ごしですか?

昨夜は悪友マコティー参上で我が家は足元がフラフラになるほど酔ってしまいました。

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食べながら飲みつつ喋る同時技真っ最中の某ナニガシ。たいてい口から何かがこぼれるんですが・・・(笑)

マコティーが持ち込んだ究極のグルメは水曜日のブログで! 乞うご期待!


けっして他では観れないオフィシャル・ブログ独自の“2009赤松音源ヒットチャート・ベスト5”発表の時期がやってきました。

なんだそれー、とツッコミ無しよ。
でも、意外と毎年好評なんっす、これ。

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各データは1クール毎にJASRACから送付される著作権分配書の中の音楽配信売り上げ(配信複製使用料+配信送信使用料の合算)を集計したもの。(個別の使用データが記載されるインタラクティブ配信のみ。CDの売り上げや放送・演奏使用で派生する著作権使用料は含まれていません)

尚、配信曲は通常30曲前後を各媒体(VEGA,au,Soft Bank,iTunes Store,HMV,Napster,USEN,Rakuten,他)が配信販売していますが、クール毎に配信ラインナップが入れ替わっている場合もあり、年間を通じて販売されていない曲もあります。

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では、今年の1クール毎のベスト5から発表です。

クール別ベスト5

[2008年10月-12月期ベスト5]

1.THE GLEANER (アルバム『NEXT DOOR』2000年発売)
2.NOSTALGIA (アルバム『FOCUS LIGHTS』2005年発売)
3.CROSSING DEPARTURE (アルバム『STREAM OF LIFE』2008年発売)
4.A FAIRY OF FOREST (アルバム『SIX INTENTIONS』2007年再発盤のみに収録)
5.LAST STUDENT (アルバム『SIX INTENTIONS』2002年発売/2007年再発)

[2009年1月-3月期ベスト5]

1.CROSSING DEPARTURE (アルバム『STREAM OF LIFE』2008年発売)
2.LAST STUDENT (アルバム『SIX INTENTIONS』2002年発売/2007年再発)
3.A FAIRY OF FOREST (アルバム『SIX INTENTIONS』2007年再発盤のみに収録)
4.MYSTICAL INSIGHTS (アルバム『STREAM OF LIFE』2008年発売)
5.THE FELLOW TRAVELER (アルバム『STREAM OF LIFE』2008年発売)

[2009年4月-6月期ベスト5]

1.A FAIRY OF FOREST (アルバム『SIX INTENTIONS』2007年再発盤のみに収録)
2.CROSSING DEPARTURE (アルバム『STREAM OF LIFE』2008年発売)
3.LAST STUDENT (アルバム『SIX INTENTIONS』2002年発売/2007年再発)
4.NOSTALGIA (アルバム『FOCUS LIGHTS』2005年発売)
5.THE FELLOW TRAVELER (アルバム『STREAM OF LIFE』2008年発売)

[2009年7月-9月期ベスト5]

1.NOSTALGIA (アルバム『FOCUS LIGHTS』2005年発売)
2.A FAIRY OF FOREST (アルバム『SIX INTENTIONS』2007年再発盤のみに収録)
3.CROSSING DEPARTURE (アルバム『STREAM OF LIFE』2008年発売)
4.MYSTICAL INSIGHTS (アルバム『STREAM OF LIFE』2008年発売)
5.LAST STUDENT (アルバム『SIX INTENTIONS』2002年発売/2007年再発)

それでは、いよいよ年間ベスト5の発表!!
順位は2009年度全4クール(08年10月-09年9月)の売り上げ合計。

2009 MP3's BEST 5 !


1NOSTALGIA (アルバム『FOCUS LIGHTS』2005年発売)
Member:赤松敏弘(vib)ユキ・アリマサ(p)武田桂二(b)小山太郎(ds)

A FAIRY OF FOREST (アルバム『SIX INTENTIONS』2007年再発盤のみに収録)
Member:赤松敏弘(vib)養父貴(g)村井秀清(p)

CROSSING DEPARTURE (アルバム『STREAM OF LIFE』2008年発売)
Member:赤松敏弘(vib)市川秀男(p)鈴木良雄(b)大坂昌彦(ds)

LAST STUDENT (アルバム『SIX INTENTIONS』2002年発売/2007年再発)
Member:赤松敏弘(vib)市川秀男(p)金澤英明(b)二本柳守(ds)

THE FELLOW TRAVELER (アルバム『STREAM OF LIFE』2008年発売)
Member:赤松敏弘(vib)養父貴(g)村上聖(b)大坂昌彦(ds)



2009年は「NOSTALGIA」強し!

MySpaceでも人気のNOSTALGIAは販売でも好調。売り上げでは二位の「A FAIRY OF FOREST」の2.3倍強と大差。二位以下は近似値。
昨年まで上位常連だったワルツ「THE GLEANER」が09年に入り配信ラインナップから外れたメディアがある為に今回はベスト5入りしなかったものの、2008年10月-12月期1クール単体でみると二位の「NOSTALGIA」の2.2倍強の売り上げがあり、通年販売だとベスト5入りは確実。

どの曲もそれぞれに思い入れがある曲ばかりだけど、個人的に70年代ロック・エイジへのトリビュート志向のある「THE FELLOW TRAVELER」が伸びてきているのは嬉しい限り。この曲はヴィブラフォンとギターの組み合わせでシンプルなクァルテットを目指した。

ご購入いただいたみなさんに心から感謝!!
そして共演者、その他スタッフに感謝!な2009年のベスト5発表でした。

赤松音源は以下の携帯電話着うたダウンロード・サービスでも購入出来ます。
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チェキラ!

2009/12/25

続・即興演奏は相対音感のココロ・・・『人に音で伝える』  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第百五十八回目の今日は先週からの続き。即興演奏で『人に音で伝える』事のお話しです。

ココから観た人は先週の金曜ブログから読んでくださいね。

http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20091218/archive

ジャズはインプロ(アドリブ)こそ命!

使い古された言葉ですが、それに偽りはありません。

しかし、このインプロ(アドリブ)と呼ばれる演奏行為には純粋な即興演奏もあれば、借り物(つまりはコピー商品みたいな物)の演奏も含まれており、決して嘘偽り無く「インプロ(アドリブ)こそ命!」とは呼べない状況に来ています。

そもそも、白紙の状態で演奏を始める場合を除いて、大半のジャズの演奏はガイドとなるコード進行があるので、実際には「与えられたコード進行とリズムに半分頼った即興演奏」と言ったほうが的確かと。

ジャズ・インプロヴィゼーションのレッスンをしていると、何とか形になったような成らないような状態で「取りあえず演奏経験、みたいなー」感じで人前に飛び出す人がいます。
経験のある人やプロと一緒に演奏すると、ほぼ間違いなく先週も述べた通り“打ちのめされ”ます。

その時に「自分を磨く」「自分をアピールする」・・・そういう指向で演奏するとさらに深く失敗します。

先週から読んでいる人ならもうおわかりだと思いますが、失敗の原因は「自分を人に伝えられていない」のと「人がやった事がわかっていない」ことにあります。

その状態を「耳が悪い」と音楽では形容するのですが、要するに「聞えていない」のに人と演奏をいくら経験しても上手くはなりません。
それどころか、下手にその事に気付かず演奏を続けてしまうと「ゴマカシ王」になってしまいます。

演劇「まだ慌ててライブをやる必要はないよ」と僕に言われた昔の弟子が、「あの時言われた事の意味がわかるまで随分苦労しました」と数年後に半ば笑い話として語る事が多々あります。

笑って話せるようになればもう心配はいらないわけです。
「それにしても時間が掛かったなぁ。」と(笑)

譜面に全てが記された音楽なら、何をどのように間違っているのかが明確に指摘されますが、半分ガイドウェイに乗って、半分その場で作っている演奏で「何が間違いか」を指摘するのは大変です。

しかし、演奏家としてキャリアがあると、その瞬間に弟子が「何を考えて」その「音」を出しているかくらいは軽く透視してしまいます。
なぜなら、いつも本番で共演しているミュージシャンに対して常にそのアンテナを張りめぐらしているからです。

ただし、決まったフレーズを演奏しているだけの相手にはそれとは違ったアンテナを立てる必要がありますが・・・

演劇僕のヴィブラフォンのレッスン生は、初期段階が終わりに近づくと曲を書かされます。
作曲です。

しかし、モーツァルトやハイドンのような作曲科を育てるためではなく、自分で作った曲を自分で演奏(含むインプロ)する為の作曲。

これ、将来は当たり前の作業になるのですが、言い方はともあれ「プロになるなら、いつまでも他人のフンドシで相撲を取るべからず」。

演奏家として生きて行く為のサバイバルな訓練と言ってよいでしょう。

まぁ、これを完遂できる人は全体の何パーセントでしょうか。
インプロのレッスンと作曲のレッスンが兵糧攻めの如く・・・(笑)

そんなに厳しくはありませんが、この段階に来ると、どれだけその人の「耳」や「音感」と「知識」が融合しているのかが作った曲を見ると一目瞭然となります。

(そもそもクラシックなどに比べればジャズは随分いい加減な部分もあるのですが)ここまで教えた事を“いい加減”に解釈しているとトンチンカンな曲が出来てしまいます。

あるいは何処で身に付けたのかはわかりませんが「普通にやってはいけない」(ジャズは?)という先入観を持ってしまい、普通の流れに急にヘンチクリンなものが挿入されているなど、まぁ、個性豊かと言えばそれまでですが、なかなか「こちらに何がやりたいのか」を伝わる曲が書けないものです。

それを見て、そこそこ人前で演奏出来ているような気分が、鋭い人はこの時点で「恐怖」に変わるものです。

そう、「人前で何かやる」というのはとてつもなく大変な事で、「初めて怖さを感じた時」は、ようやくそれに気付いたという証しです。
だから何も怖がる事はなく、自分の中で「置き去り」にしている課題と問題点を冷静に見つけ出して「一からやり直し」すれば良いのです。

「あの時言われた事の意味がわかるまで随分苦労しました」・・・そう述べて最新の音源を手に僕の前に登場する弟子もいれば、そのままの人もいます。

ともあれ、自分の中で「楽しめる」音楽を持つ事が人前で何かやる時の、最低のマナーなのですね。
あなたが苦しんでいる姿を見に来るお客さんはいるかもしれないけど少ない。
あなたが楽しんでいる姿を実に来るお客さんはきっと多いはず。

未来のビジョンを描くなら、まずそこからです。


■豊かな音感を生かすべし


先週は提示したメロディーに常識的なコードをつけました。

インプロヴァイズの最中に、そこで響くハーモニーに「相対的」に反応しながらメロディーを作る、というのが本来の即興演奏の姿。

しかし、メロディーにどのようなハーモニーを付けられるか、という「引き出し」をたくさん持たないと「作曲」の時のアイデアが沸いてこないものです。

与えられたコード進行に対してメロディーやフレーズを乗せるのは得意でも、その逆となると自分はどのくらいアイデアを頭の中で鳴らせるの?

いきなり白紙にコード進行を作れ、と言われても慣れない限り良いアイデアは浮かばないもの。
そこで、そもそもコードネームを選定する時に「頼り」にしているペース音がコードの根音では無かったらどうなるのか? を考えるところからコード・センスを磨くことが出来るのです。

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先週と同様に1小節目は初回はメロディーのみの演奏でD.C.した時から1小節目にコードを入れる。
つまりこの曲の頭は2小節目という事。

「移動ド」感覚で譜面に調号を付けるとこの曲はBbのキーで出来ていることがわかる。
先週のコードと照らし合わせると、ピックアップの1小節目を除き、全てのコードトーンに「Bb」が含まれている。これを使ってベースラインの跳躍を制御してみると同じコード進行でも違った響きが生まれる。

つまり、今後はコードの転回形のサウンドもアイデアにプラスされうるわけだ。


次に、ベースラインに法則を用いてサウンドを変化させてみよう。

(1)カウンターラインを探して新たなベースラインを予知する

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頭(2小節目)からとにかく下に向う、という法則だけを決めて音を選ぶ。
とっても常識的なコードサウンドだけど、各所にコードの転回形が使われているのがわかるでしょう。
たかが転回形でも、音楽の流れ、音楽のポリシーに添った素晴らしいアイデアに今後はなりうるわけだ。

(2)ラインクリシェを探してベースラインを作り、必要最低限のコードを変化させる-その1

ここまでの例があまりにも「素直」なサウンドなので「もうちょっと何かしたい!」と思う人もいるでしょう(笑)
いいですよ、そういう意欲的な人、嫌いじゃありませんから。

ただ、最初から何でもゴチャゴチャにリハモナイズするのはセンスを疑うし、いざそれでソロを演奏するシーンになって難しいと投げ出して「わざわざ普通の演奏しやすいコード進行に置き換える」なーんてカッコ悪いまねはやめよう。

なるべくコード進行は元のまま、ベースラインの選定に於いてコードスケールに変化が起こる部分だけコードを置き換えよう。

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最終小節のコードをEbm7に置き換えました。
これはその後ダ・カーポするF7とベースラインをEbで揃えることが目的。
ココのEbm7は調号(フラット二つ)に限りなく近いコードスケールを選択するのでドリアン・スケール(調号以外にプラスするフラットはGb、Ab、Db)。

(3)ラインクリシェを探してベースラインを作り、必要最低限のコードを変化させる-その2

上記のバリエーションで選択したラインクリシェとコードを置き換える位置が異なる

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与えられたメロディーに何通りにもコード進行を置き換えてどんなサウンドがするのかを覚えて行くと良いのです。
演奏中に自分が「相対的」に反応をする時に、必ずそれらの「記憶」は、固定されたコードネームの狭い世界からもっと面白い音の世界に踏み出す「引き出し」になります。

一つのメロディーにいくつものコードの選択肢があれば、作曲する上で最適化したメロディーとコードの設定が可能で、そのセンスは曲で「何を描きたいのか」に大きく寄与します。

ヴィブラフォンもマリンバも鍵盤が「固定ド」的に並んでいますから、「いつもこの音が鳴るとこのコード」という風な視覚的固定観念に囚われやすい性質があります。
これを打ち破るのが「相対音感」で、打ち破るためには「自分が何調にいるのか」を自覚する尺度として「移動ド」が大いに役立つのですね。

そして、それらが自分の中で様々な「引き出し」を持つ事によって、初めて個性が明確に現れてくるものなのです。

演奏で「自分はちゃんと出来ているはず」と思う人は、曲を作ってみましょう。
自らの音感がどうなっているのかを直視できます。
その後は、あなた次第なんですね。

“まずは最初に曲ありき!”

“ジャズはインプロ(アドリブ)こそ命!”の前に僕はそう付けたします。




さて、クリスマスでしたね。
みなさんはいかがお過ごしでしたか?

本当に景気が落ち込んでいるようで、いつもならクリスマスは満車で入れないような施設の駐車場もガラガラ。様変わりです。

それでもクリスマスは楽しいものです。

今年はLEDの電飾をしてみました。

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いつもは小さなツリーくらいでしたが、ちょっぴり賑やかなLEDを導入しました。

クリスマス・ディナーは近所で人気のフレンチ・レストラン“CERISIER”のケータリング。

普段なら街の勢いに誘われてついつい買い過ぎてしまういつものクリスマスと違い、ちょっぴりリッチなものを食べれるだけ。それだけ街にクリスマス商戦の勢いがないクリスマスだったのかもしれません。

ワインは3本セレクト。
好みのカリフォルニア・ワインを家人からプレゼントされました。(嬉しー!)

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でも家人がやたらと気に入って殆ど飲まれてしまいましたー。(悲しー!)

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あ、先に着席して乾杯しようとしています・・・(コラッ!)

なにはともあれ、最後はレストラン“CERISIER”特製のマロン・ド・ノエルで!

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ワインとノエルで大満足のクリスマスでした。


コードスケールやペンタトニック・リックの解説など曲集とコード理論の基礎解説を合体!
本邦初のジャズマリンバ本・好評発売中!
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『レパートリーで学ぶジャズマリンバ&ヴィブラフォン/赤松著』(ヤマハ出版)

この本に掲載している『Fairy Tale 1982』と『同 - エピローグ』の2曲は今日の「まずは最初に曲ありき!」に目覚めた頃の曲。毎晩演奏から帰っては「二晩1曲、出来れば一晩1曲」のノルマを自分に課した初期のもので、とにかく書きたいメロディーを漏らさずに全て書いてみよう、という事で作った曲。
その後メロディーの音数はどんどん減って、やがてバークリーに留学となり作曲スタイルは完成しました。


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チェキラ!

2009/12/24

イヴの夜にヴィーナス盤のスティーブ・キューンってどうかなぁ?・・・  木曜:Jazz & Classic Library


本日は午前中サーバーメンテの為にご迷惑をお掛けしました!
今週火曜日のページにGoogleのストリート・ビューを埋め込んだところ動作が異常に重くなったので本日外しました。またブラウザでSafari(Mac、Win双方)では異常がありませんでしたがIEをお使いの方から翌日以降のアクセス時になぜかストリート・ビューから読み込まれるという不具合の報告が『拍手コメント』で寄せられました。お名前がわかりませんでしたが重要な情報をありがとうございました。ストリート・ビューを外した事でこれらは改善されたと思います。この件に関しまして何かありましたらメッセージやコメント、拍手コメントでお寄せ下さい。


さて。

ピアノ・トリオにしてダイナミックで、ついついトリオである事を忘れてしまいそうになるワイドレンジなスティーヴ・キューンの世界。
21世紀の最初の10年の終末にピッタリのピアノトリオ・ジャズだと思う。

ヴィーナスというレーベルは一度も買った事のないレーベルなのでポリシーがわからないのだけど、このところスティーブ・キューンを乱発しているのでCDショップの店頭ではいやがおうにも目に付いてしまう。
ただ、あくまでも個人的な好みの点で、

(1)脈略の無いスタンダード曲が多数収録されている事
(2)リリース・ペースが早すぎてアルバム1枚に対する完成度に疑問がある事
(3)大量発売でアルバム毎のカラーが外見からは伝わってこない事

と、いうところがどうにも好きになれず「買う」のは控えていた。
僕はどんなアルバムでも自分が買いたいと思えば買う。有名だろうが無名だろうが、アルバムを手にとって音を聴く前に伝わってくるものがあれば、だ。

もちろん「失敗」する事もあるが、自分で買ったアルバムは今まで一度もオークションに出展などした事がない。「失敗」と思っていたアルバムでも時間が経つと、自分の耳も時代と共に変化するので「その時代の音と自分」として手元に置いている。

この方法で買うと思ったよりも失敗は少ない。
試聴などしないで買うから耳がいつでも新鮮なままだ。
それに、一度買ったらそのまま、というアルバムも少ない。
「ふ」とした時にいつでも聴けるようにしてある。

さて、それで今回はヴィーナス盤の初スティーブ・キューン。


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『SING ME SOFTLY OF THE BLUES/Steve Kuhn』(venus/1997年)

このアルバムのおよそ8年ほど前にリリースされたアルバム『OCEANS IN THE SKY/Steve Kuhn』(owl/1989年録音)は誰に聞いても評判がいい。21世紀最初の10年の終末に僕の車ではこのアルバムが頻繁に流れているので乗った人は皆「これ誰ですか?」と興味を示す。
この20年来のピアノトリオ・ジャズのアルバムでは最高峰だと賞賛する。

その耳でこのヴィーナス盤を聞くと正直なところ幻滅した。
それは録音の悪さに呆れてしまったのだ。

何となくこのシリーズは“怪しい”・・・と感じさせていたのは、コレだったかー。
予知能力あり。

ベースは歪みまくり音量のバランスは最低に「デカい」。オン気味が好みらしい?
ドラムはどうしようもなくライブ音でレアな響きのまましかもオフ気味。シンバルもタムもスネアも余計な残響に粒立ちは掻き消され、ドラム一人が風呂場で録音させられたような本当にどうしようもない録音だ。まるでオーバートップのノイズ・マイク1式で録ったような音。無茶苦茶です。

単に全体の音質が悪いだけならまだましだが、ドラムは遥か昔の50年代のような音、ベースはアンプリファイヤされた70年代の音、ピアノはアナログ指向な90年代の音、と、楽器それぞれの質感がアンバランスで無茶苦茶なんだ。まさかドラム用のマイクが足りなかったとか・・・・あり得ない。。
もしも回顧主義でこのような録音バランスを取ったのなら悪趣味。
「嫌な音を無理矢理聴かされる」違和感。
音楽の内容以前の問題が多過ぎる。

レーベルにはレーベル毎のカラーがあってしかり。そういうセレクションを経由して手元に届くのがアルバムであり、そこには何人もの手を経て出来上がった形がある。
その形にはアーチストの思惑もあるが、ジャケットやデザインも含めたレーベルのポリシーが購買者の趣向と一致するかどうかで「贔屓の客」となるかどうかが決まる。

アーチストの次に重要なファクター。
それがアルバムの場合は録音センスだと思う。
同じマスター音源を違うレーベルに渡すと、まったく違う仕上がりになる。
いや、そうならない所はレーベルと呼んでほしくない。
そこで趣向がわかれるのがジャズの妙で不思議で面白いところかもしれない。

もしも「迫力」「ライブ感」などというものを誤解してこんなミックスにしているのなら見当違いもいいとこ。
事情でロウバジェットとしても、これはミュージシャンに対して失礼だ。
可哀相にドラムはきっちりとピアノやベースのモニタリングが出来ておらず、各所でズレまくり。
明らかにこれはミュージシャンのせいではない。
録音環境を整えられなかった側に責任がある。
これならライブハウスでワンポイント・マイクロフォンで録音したほうがずっと演奏はマシだ。

外見的には不可思議な選曲といい、乱発気味なリリース周期といい、実際に買ってみると最悪の録音といい、問題だらけ。

さらに加えると、CDジャケットの裏面はどうやらLP用(97年当時にアナログ盤を出していたのか!?)で曲目は無茶苦茶。1曲目から違う曲が始まるのでミス・プレスかと思った。どうやらCD化で没テイクを混ぜたらしいが、1曲目から違うのは「あり得ない」。

もう、ここまで読んで「最悪!」と同感される諸氏も多いだろうね。

ちなみにこのアルバムの1年後の同レーベルのキューンも同時に買っているのだけど、こちらはベースがデカ過ぎでサウンドが落ち着かないミックス。
どうもこのレーベルの「音作り」とは趣味が合わないらしい・・・・。
困ったものだ。

しかし、この僕にとっては劣悪な状況下で、それらの“障害や欠陥”に目をつぶりながら聴くスティーヴ・キューンは実に哀愁に満ちていて素敵だ。

よーし、それじゃぁ音響の悪いライブハウスで聞いていると思えばいい。(笑)
妙にベースが前にセットされてピアノのかなり後方でピアノからはちょっと見えにくい柱かなんかの向こう側にドラムがセットされている店だと思えばいい。(どんな店や!)

CDの本当の1曲目“This Is New”は聴き慣れたスタンダードなのに、感極まりそうなキューンのフレーズとコードサウンドが魅力。ベースのソロは「デカ過ぎ」だけど流石はジョージ・ムラーツと思う。ライドレンジなキューンとムラーツのソロを受けたドラムのピート・ラロッカの8バースは微妙にズレているのが残念だけど小気味良い。ひょっとしてラロッカがヘッドフォンを嫌ってモニターを直耳で演奏しているのかも? と思わざるを得ない。(もしもそうならドラムの音の悪さは理解出来る)

2曲目“Dance Only With Me”は静かにベースをフィーチャーしたワルツとして始まる。ところがキューンのソロが始まるとイーブン・フィールで自由奔放に駆け回って実に爽快。
キューンがソロの中で何度も1935年のミュージカル・ソングの“Little Girl Blue”のワンフレーズを弾くので、「あれ?これ曲名のミスクレジット?」と思ってしまった。(笑)

3曲目にしてLPでの1曲目であるキューンのオリジナル“Chickin Feathers”に。
ドラムの音が完全に炸裂しているのが気になって仕方がない。
経験上こういう録音になるのは、やたらと音のデカいドラマーという事もある。ラロッカはそんなに音がデカいのだろうか?
演奏はスリリングだけど録音が悪すぎてちょっと聴き辛い。

“My Funny Valentine”はピアノトリオの同曲の演奏と言うよりも、途中から60年代初期のマイルス・デイビスが出てきそうな雰囲気が漂う魅力的な演奏。
これは1960年前後にジョン・コルトレーンのバンドでマッコイー・タイナーのトラを勤めていた事を窺い知る事の出来る素晴らしい演奏だと思う。

アルバム・タイトルでもあるカーラ・ブレイの名曲“Sing Me Softly Of The Blues”はこれまでどのミュージシャンが演奏したトラックよりもワイルドでホット。そのキューンのnarcissismに思わずニヤリとしてしまう。

かつてのボス、コルトレーンの名曲“Naima”はソロで。こういう曲はキューンの音楽性にピッタリで一度コルトレーンのグループでの演奏を聴いてみたかったなぁ。
(嬉しい事に2009年にECMレーベルからコルトレーンのマテリアルを中心に演奏したキューンのアルバムがリリースされている。ECMというところがまた嬉しい。)

スティーブ・キューンの名前を高めた60年代終盤から70年代にかけてのトリオのレギュラー・メンバーでもあったベースのスティーブ・スワロウのエンドレスなワルツ“Sticky Kisses”はキューンの十八番。
スタンダードを遊ぶキューンもいいが、やはりこういう知的なオリジナル・ソングが一番よく似合う。

ガーシュインの“Who Cares?”、ジョンソンの“Lament”、最終曲の“The Very Thought Of You”はそれぞれスタンダードを軽く流す感じ。
最後の2曲はラロッカがブラシで演奏するのだけど、そうするとちょうど良いバランス(ベースは必要以上にデカいが)になる。

そうなると、最初LPを作るつもりでセッティングされたスタジオはそんなに大きくないところで、静か目に耳慣れたスタンダードでも軽くキューン立ちに流してもらったのを録ろうとでもしたのだろうか。

没になっていた“Dance Only With Me”、“Naima”、“Sticky Kisses”の三曲の演奏にこそスティーブ・キューンの魅力が詰め込まれているように僕は思ってしまった。

制作サイドの予想を遥かに越えたヴォルテージに演奏されたそれぞれのテイク、といった感じなのかもしれないけど、やはりキューンの音楽には“華”があるのだから、それを最良の方法でまとめないと、ホントもったいないよー。

音質はともかく、いつも以上に炸裂するキューンは、まるで60年代終盤のアルバムのよう。
聖なる夜に“Naima”や“My Funny Valentine”はお薦めです。



ところで・・・

今日はクリスマス・イヴ。

今年は初めてLEDの電飾をちょっぴりしてのクリスマスに。
そうなるとBGMはますますコレっきゃない!

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我が家の定番。

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『A GRP CHRISTMAS COLLECTION』(grp/1988年)

恐らくこれに優るクリスマス・ジャズソング集はないでしょう。登場以来21年。欠かさずクリスマスに流しています。

・・と。。
この写真を撮りにリビングに行くと・・・・

これを書いてる只今時刻は12月24日午前3時過ぎ。。

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何やらキッチンのほうでゴウゴウという音が・・・

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どうやらオーブンからの音のようです。

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なんだろー?

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くんくん?

辺りにはちょっとあまーい香りが漂っています。

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さっき家人は寝てしまったし。
いったいこれが何に変身するのだろう??

うーん、なんとも気になる「甘ーい香り」に包まれながら・・・

HAVE A NICE CHRISTMAS !


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チェキラ!
タグ: Jazz ジャズ CD

2009/12/23

コラボ駅弁・・・・  水曜:これは好物!


ちょっとちょっと、奥さーん。
コラボはコラボでも、ちょっとコッチのコラボは・・・・ねぇ。

某政権が発表した税制改正大綱にはがっかりしましたわー。
世の中がどんどん冷え込んでいるのは、世界的な不況の影響が半分、この優柔不断な政権の影響が半分だと思うわー。

もしも仮に「こども手当」を実施するのであれば、その為の資金を確保するための景気浮揚対策が先決だわー。基礎控除類などを一部の人の為に根こそぎ回すという強引なやり方はまずいわー。

「こども手当」は制度そのものが悪いわけではなく、それを実施するための資金をどうやって調達する「策」があるのかに注目していたが、、、、暫定税率の件、たばこ税の件、その他モロモロの流れと合わせて見ると、この政権は「先読みが甘く」おまけに「無策」と思えてしまうわー。

暫定税率を無くす、に賛成して投票した人もいるわー。
世の中を変えてくれ、と期待して投票した愛煙家もいるわー。
子供を持たない事情を抱えながら投票した人もいるわー。
他にもいろいろな思いや事情を抱えながら投票した人がいるわー。

このままではそれらの人を次回の選挙では全て敵にまわしてしまうわー。

海外への公約も何も決められず先送りで、前政権の専売特許と思っていた「玉虫色の決着」だわー。
さらには軸であるはずのマニフェストも揺れ始める始末だわー。

先走った「事業仕分け」の悪影響は音楽関係でも深刻で、特に音教関係への影響が濃くなりそうだわー。
ただでさえ音楽大学や音楽学校を卒業してもすぐに仕事があるような世の中ではない時代に、若き音楽家が生きて行くための一つの職種が崩れ始めたわー。

民間に留まらず「事業仕分け」の影響で今年自衛隊の音楽隊を受けたフレッシュメンの採用が宙ぶらりんで、採用試験は「事業仕分け」の遥か前に終えており、その結果も出ているにも関わらず合格者への通知を送れない状況に陥っているわー。最悪の場合は予算規模縮小によって合格していた者が不採用になるわー。通知が来るまでは就活も出来ないわー。
若き音楽家の将来を宙ぶらりんにさせて本当に平気? 

来年春まで持つかどうかと思っていたが、支持率の低下も加速し始めたので新年に入ってから連立崩壊や内部分裂で消えてしまうのではないかとも危惧されるわー。
まったくもって無責任な「机上の政策」と「見切り発車」だわー。

語尾に「わー」を入れると二丁目言葉になってシリアスな事も言いやすくなる、というのを昔スタジオの仕事の時に某ピアニストが編み出して効果絶大だったので採用してみました。

どうか新政権のみなさんも二丁目言葉で御自身の発言を今一度見直してほしいものです。

わー。



さてさて、本日は余りの落胆に前置きが長くなってしまいました。
本題に入りましょう。

長い、

と言えば、

長野!

(なんじゃそりゃ!)

長野と言えば信州!

そんな信州の風味をギュっと詰め込んだコラボ駅弁が出ております。

それがコレ!

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『信州野沢菜おごっそ弁当』(NRE日本レストランエンタープライズ製) http://www.nre.co.jp/

「おごっそ」と言うのはご馳走の意味で信州の方言とあるのだけど、京阪神や中国・四国でも「おごっそ(う)」と言うのでかなり広域の言葉だと思う。

それはともあれ信州の特産品を使って、長野のメトロポリタンホテルと日本レストラン・エンタープライズとのコラボ弁当だと言う。

池袋のメトロポリタン・ホテルは知っているが、長野のメトロポリタン・ホテルは泊まった事がないので如何なる理由から両社のコラボが提案されたのかはわからない。
JR東日本のデスティネーション・キャンペーンで秋に信州が対象となった事を記念して作られたそうだ。

いわゆる「わっぱ」容器に入った弁当だ。

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一見すると「和一式」の弁当に見えますが、そこはちょっとホテルが入った事で小技が効いてます。

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まずはメインと言える野沢菜飯。
ほんのり甘さの玉子を散らしているのは炒めた野沢菜の茶飯。
これだけでOK。
味付けも薄味で、ちょっぴり主張のある野沢菜とのコントラストが絶妙。

和食っぽいのにどこかちょっとホテル・テイストが入った事で新鮮さがあります。

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「いか大根」が信州の定番料理とは知りませんでした。
けっこう全国各地にありますが・・・
信州と言うからにはベースに味噌が使われてるのかな?
っと、思ったら普通に醤油でした。

いか大根って簡単なようで、実は烏賊が固くならないように煮るのはちょっと大変なんですね。
このいか大根は大根に滲みた汁も瑞々しく、烏賊は肉厚で柔らかく申し分のないもの。

余談ですが、最近我が家で「大根」を煮るときは皮を綺麗に洗ってそのままざく切りにします。
これが驚くほど大根の旨味を引き出せるのですね。
冬の大根は皮を剥かないで綺麗に洗ってそのまま、どーぞ。
身と皮の間が一番旨味のある箇所で、特に冬の大根は瑞々しくてこの部分が多いから美味しいのです。
是非お試しあれ。

「鮭の酒粕焼き」がありますねぇ。
長野県が全国で酒蔵が二番目に多いということからこのメニューだそうです。
酒粕の甘味と鮭がいい感じで、ごはんが進んでしまいます。

「ふき煮」はなぜか僕の好物の一つ。
好物ゆえに味付けにはうるさいのですが、バッチリです。

「栗と胡桃の茶巾絞り」がさりげなく佇むあたり、さすが信州です。
女性は特に喜ぶ一品でしょうね。
横にいた家人が“あっ”と言う間に強奪して行きました(笑)

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このエリアが実はメインかも・・・

やはり信州と言えば“キノコ”。
ちょっと洋風テイストにまとめられたしめじのソテーに隠れているのが・・・・

「信州福味鶏のグリエ」

野沢菜をバジルのように使ってキノコと和えたソテーソース。
これが実に美味。
福味鶏の柔らかいもも肉は七味唐辛子がスパイスに。
なかなか凝った作りに満足。

駅弁メーカーと地方のホテルとのコラボ弁当イケてます!
これからの冬の旅の御伴に是非どうぞ!


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チェキラ!

2009/12/22

アレは、やはりタダモノではなかった・・・!  火曜:街ぶら・街ネタ


朝起きたら・・・・・

・・・・・意外と腕も突っ張らず、これはシメたと思ってたぁ。。

朝起きたら・・・・

・・・・・意外と腕も突っ張らず、これはシメたと思ってたぁ。。

懐かしい歌の台詞ではありませんが、年末お掃除日記(笑)の様相を呈していますが、まずは“その後”の報告から。

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何の問題も無く晴天。晴れ男ですから何かやる時は必ずお約束です晴れ
昨日の剥しワックス剤も完全に乾燥し、今度は塗りワックス。
心配した肩や腕のコリもそれほどではなく、「意外なほど身体が軽い」と言うと、つかさず家人曰く「明日が問題かもよ・・・・」。

ふむ。
ほっとけ!

早速ワックスの下塗りから開始。
今回は完全に除去剤でワックスを剥したので二度塗りしなければならないんだ。

今日は「塗り奉行」の僕が面積の広いリビング担当。
リビングのテーブルやら椅子やらソファーやら照明やら・・・床置きの家具類をリビングの半分に集約移動。

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テキパキと下塗りをして、乾くまで待つ。
「晴天の日を選んで下塗り後30分は換気をよくして乾くのを待つ」と、ある。
だからリビングを半物ずつに区切って作業すると、一度塗りの後は30分休憩するわけだ。

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あ! しまった!

こういう時間を利用してベランダの窓ガラスを拭くつもりだった(泣)
ついうっかりとベランダ側全面からワックスを塗ってしまったぁ・・・・
これじゃ行くに行けない・・・

今さらベランダ続きにある家人の部屋から回り込んだとしても・・・・

物事、何事も始めは要領を得ないもので、このように昨日は頭の中で完璧に二つの事を同時進行させるつもりだったのに、ワックスを塗り始めたらすっかりその事を忘れてしまった。
曲のように作業工程をスコアリングすれば忘れることはないが、まぁ、そこまでする必要は、、、ねぇ。。

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玄関側の家人も下塗り終了。やはり30分待ち。

こういう時バラバラに、空いている部分をサクサクと作業したりすると、思わぬ兵糧攻めに遭い周りをワックス星人に囲まれて足のやり場が無くなってしまう事もある(笑)。

っま、CDでも流しながら飽きたらワックス星人に侵略されていない家人の部屋でピアノを弾いたりして遊んでいると30分なんてあっと言う間。

今度は「本気塗りー!」

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再び30分乾燥待ち・・・・・

下塗りを始めて早一時間。どうにも効率が悪い作業だが、何しろ相手は「ウルトラ・タフコート」と言うくらいだからウルトラ待ちは当たり前。なんせ完璧に乾くとウルトラにタフなコーティングが出来上がるのだから・・・。

よし!
乾いた!

本気塗りした部分を手で触って乾燥度合いを確認し、今度はこっち側にあったテーブルやら椅子やらソファーやら照明やら・・・床置きの家具類をリビングの向こう側に集結。

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いざ、下塗り開始!

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再び30分待ち・・・・

「あ、僕のコーラ!」

哀れ、テーブルごとワックス星人の領土に移動されてしまった。
ううぬ・・・
ったくー、今日は要領を得ないまんまだ。

なんだかんだと言いながらも何とか夕暮れまでに本気塗りを無事終了。

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乾燥するまでの間に近くのホームセンターへ買い物に出掛ける。

夕方の街は師走らしさが漂っていて、なにはともあれ急ぎ気味な行動を要求される。
まぁ、確かに年内に何かしようとしたら、もうそんなに時間は無いのだから。

帰ってくると、すっかり日も暮れてしまったが、しっかりとワックス星人は強固にウルトラにタフに床をコーティングしていた。

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ウルトラの威力発揮!

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リビングも、

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ウルトラ三昧!?

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片隅にグチャーっと寄せられていた家具類をいつものセッティングに戻し・・

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無事にワックス掛け終了!

と・・

ワックス奉行の爪を見ると・・・

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ううん・・・自分の爪までマニキュアよろしく、しっかりとウルトラに、タフに、コーティングされていました。

そうそう、

それでね、

今日の街ネタなんですが・・・・

只今首都高の工事で日替わりに様変わりする山手通りで、以前『きっと・・・それなりに・・・・』(09年9月22日のブログ → http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20090922/archive )で取り上げた、建物は普通なのにタイルのデザインがやたらと奇抜なビルの事、覚えてますか?

このビルの事なんですが・・・

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山手通り一帯は最近首都高の工事の足場などが取れて見晴らしが利き始めたんですが、先日このビルの手前で、しかも普段とは全然違うレーン(昨日は外回り側を走らされたと思ったら今日は内回り側を走らされるといった具合に同じ道路でも日々視野に入る景色が変わる)を走らされて信号待ち。

するとですねぇ。

おやぁーー?

アリャリャー!

ゲゲッ・・

そんなんなってたんですかー!?

と、言う衝撃の真実!?

コレ!

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う・・・・うっすーーーーい!

まるで夏のスイカを薄くスライスしたような、ペラッぺらな感じの三角形。

正面(道路面)からしか見た事がなかったので、後ろがこんなことになっているとはつゆ知らず。
コレは山手通りの内回り車線から写したものですが、ビルの直下の外回り車線からだとこのビルがこんなに薄いことはバックミラーでも注意して見ない限りわからないのですね。

9月は『きっと・・・それなりに・・・・』、と形容しましたが、いえいえ、これは『超それなりに・・・』であります。

それにしても、よくあの面積にあのビルを建てたねぇ。。。10点差し上げる!

Googleのストリートビューで見るとこんな感じ。

(やたらと重くなるので12月24日に外しました)


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チェキラ!

2009/12/21

年末で剥がす、はがす・・・・  月曜:ちょっと舞台裏


遅れていた寒さをここで一気に取り戻すかのような寒波の週末でしたが、みなさんはいかがお過ごしでしたか。
東京付近だけ雪が降ってない感じでした。ふーむ。

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先月買い替えたカメラをいじっていてオート設定に「ゆっくりカット」という機能があるのを見つけ、夜景を撮ってみたらブレブレに(笑)。
でも何となくクリスマスのイルミネーションのように写ったのでのっけちゃいました。

さて。

年末となると不思議と「やらねばモード」に入るのが大掃除。
と、言っても一気に全部をやるのは無理。
家人と手分けして、それぞれに気が付いた部分を処置して行くという完全分散型大掃除。

しかし、、、

どうしてもある程度一気にやらざるを得ないのが床のワックス関係。
毎年梅雨入り前の時期にワックス掛けをするのですが、今年はなんだかんだと時間が無く、やっと時間が出来ても天候不順であまりワックスモードにスイッチを入れられなかった事もあり年末に。
しかも今年は新築以来10年めとなるので一度これまでに塗り重ねたワックスを剥がして新たな気分で参りましょう、と。

えーっと、ナニナニ?

天気の良い日を選んで御使用ください。
ほう。。

一度で剥がれない場合は何度も同じ手順を繰り返してください。
なるほどね。

ワックス掛けは剥し剤が完全に乾いてから御使用ください。
はいはい。

ワックスを剥した翌日のワックス掛けをお薦めします。
ほいほい。

って、結局二日がかりでやれっちゅー事じゃん!
しかも晴天の。

幸か不幸か丸々二日間空いている日はない。
唯一今日の夕方までと明日が一日空いている。
もう、ピンポイントでココしかなーーーい!

こうなると晴れ男の本領発揮なるかーーー!

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どーよ。晴れ山

リビングから見える身欠け富士(単にマンションに隠れているだけだけど)もスッキリ、クッキリの日曜日の午後。

晴天で汗ばむほどの中、ワックス剥し作業はスタート。

既に先行している家人はリビングで黙々と作業中。
ならば、と僕は玄関からキッチン横までを担当。

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だいたいがそうなんだけど、こういう清掃剤は説明書に書いてあるほど現実は楽じゃないのが常。
剥し剤は一つなので専用といわれる付属のお掃除キットは一式。
それは担当面積の広い家人が使うので、僕は普通の市販品を使って作業する。

ところが・・・

剥し用のスポンジは“いかにも”それ用の厚さと強度があるのだけど、僕が使ったのがキッチン用の小さく柔らかいスポンジだったせいかなかなか上手くワックスが剥せない。

まぁ、なんせ10年の重みと申しましょうか、塗り重ねですから、、、、しかも光沢仕上げの厚塗りコーティングタイプが好みだったものだから・・・・

ほんの1uのワックスを剥すのにゼイゼイ息も切れ切れ、肩と腕は張りっ放し・・ひゃー。

けっこう楽器の出し入れがあるのでケースとか角のあるパーツが頻繁に行き交う場所なので床面保護の為にも厚塗りコーティングがベストな選択なのに、こういう“オチ”があるとは・・・トホホ。。

それでも気力を振り絞って10年分のワックスと汚れを落として行きます。

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おお@@; この色の違いは10年分?

ワックスが取れた部分とまだの部分の境目を見ると一目瞭然。
いやはや、たった数ミリにも満たない表皮(ワックスコーティング)とは言え、しっかりとガードしてたのですねぇ。
剥し剤を拭き取った後の床は新築の頃の色。
心なしか床面が若々しい。

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当時、フローリングとしては最新の技術を使った「浮き床構造」で歩くと柔らかく昔の縁側のような感触に馴れるのに時間が掛かった。
直張りではないので転んだり物を落としてもダメージが少ない長所があるが、果たして耐久性はどうなのだろう? とちょっと不安だった。

しかし10年経ってもまったく異常がなく、床自体も損傷箇所がなくホッ。

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やっとの事で担当箇所の処置を終え、家人のフォローにまわる。
何とか日が暮れるまでにワックス剥し完了!!

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それにしても、もう腕も肩も張りっ放しでピキピキ!

こんな事ではこの後使い物にならん、とばかりにヴィブラフォンのウォーミングアップ。
ひっひっひっー、腕が笑ってるゾー!
超速攻曲なら面白いようにテンポアップ出来るが、ミディアムテンポがどうにもこうにも(笑)
まぁ、ちょっとハードにウォームすると落ち着くのだけどね。

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さてさて、取りあえず10年分の垢(ワックス)を落として、今夜は若々しい我が家のフローリング・エリア。
明日は一日ワックス掛けして次の10年を乗り切ろうではないか!
エイエイオー!!

って、問題は、明日起きて身体の節々がどのくらいピキピキになっているか・・・・・だ!(笑)


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チェキラ!

2009/12/18

即興演奏は相対音感のココロ・・・  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第百五十七回目の今日は『音感と楽器演奏』についてのお話しです。

ライブやコンサートの後で御来場頂いた方たちと話していると、「演奏している最中は何を考えていますか?」というご質問を受ける事があります。

先日も弟子YKR嬢がライブを見た直後のレッスンの時に同じ質問をしていました。
時々メールでも「唐突な質問ですが・・・」と同様の質問を頂くことがあります。

僕もジャズを聞き始めて間もない中学生の頃、同じ質問をゲイリー・バートンやマイルス・デイビスに投げ掛けたくなった時があります。

自分が聴き手の立場から演奏者の立場になって、少なからずもその質問を受ける立場になれたということは、僕が「何か」を人前で発してそれをキャッチしようとしてくれる人がいる、という事なのでこの種の質問を受けるのに悪い気はしません。

で、その答えは・・・・?

それは・・・・ヒ・ミ・ツ!
(嘘です)


音をいろんなイメージに当てはめて楽しむ、というのは僕も大好きです。
勝手に自分で「お気に入り」のスポットを現実でも空想でも用意して、そこで音を楽しむのです。
どこでどんなスポットを作ろうと誰にも咎め(とがめ)られません。
自由で素敵な時間です。

人は姿形は違えども、そういうスポットを生活の中に持ちながら明日への活力を見出しています。
音楽などはそういうスポットになくてはならない物でしょう。

ところが、音を発する側に入ると、そのスポットと現実には大きなギャップがある事を知ります。
キャッチは出来ても、なかなか発信が出来ない、ちょっとだけ厄介な世界なのです。

生活をする上での空想はアイデアへと結び付き、それを具現化することで人生を歩もうとするのが音楽家や演奏家の生き方です。
だから、自分が出している音に対しての責任が負えるかどうか、が運命の分かれ道。

特に譜面だけに頼らないジャズを中心としたインプロヴィゼーションでは、音の選択権が演奏者自身にありますから責任は重大。

僕の弟子達も万障揃わぬ内にライブの現場に飛び出して、そのギャップに嫌というほど打ちのめされます。
打ちのめされるには原因があって、「なぜライブをやっているの?」という単純な質問にどう答えられるかで“打ちのめされ度合”がわかります。

「自分を磨くためです」「自分の存在をアピールするためです」・・・・
こういう気持ちでやっているとまず間違いなく失敗します。「自分」を先に掲げる場合、殆ど100%出す音の責任を負えていません。中にはかなりいい加減な事で済ませてしまうような人もいます。気が付くまでは。

「生活のためにやってます」
これなら将来は明るい!
でも、問題は生活のための、という「生活」本来の目的を見失わない覚悟。
何事も同じようにその世界の中に入るとちょっと厄介な部分はあるものです。

それにしても「覚悟」とか「責任」とか、、、なんだか話が重くなってしまいますね。
ふうーっ。

じゃ、
自分の音に責任を負う、というのはどういうことなのでしょう?


■豊かな音感を育むべし

いきなり「責任」から「感」ですか・・・(笑)
随分両極端な理論展開になりそうですねぇ、。

まぁまぁ、落ち着いて読んでくださいね。

「責任」ったってこの世界、誤りで命を落とす心配はありませんから厳しくはないのです。
「っま、それもありかなーー、みたいなー」で寛大な先輩は誤りも許諾してくれる場合もあります。
その逆に
「ダメ、ダメ、だめーー。全然ダメー。もう帰っていいよ!」
と雷を落とされる場合もあります。

どちらが本当に良いのかはわかりませんが、少なくとも「何も言われない」よりはマシ。
でも、自分一人で練習している時は誰も何も言ってくれない。
そうですね。
レッスンなどでも間違った解釈で一週間も放置していると、とんでもなく遠くに行ってしまう人もいますから。(笑)

まずは人前で何かやるなら、自分の中に指針を持ってからやりなさい、という事です。

指針とは?

単純な事でいいんです。
でも、単純に解釈して甘えない姿勢が必要で、仕組みがちょっとわかるようになると「邪念」に本筋が隠れてわからなくなってしまう時があるので厄介です。
人間は欲深いから「欲」に対してはいくつもの喚問があって常にセレクトされている、と思って進みましょう。

指針の一つに「音感」があります。

音を聴いてイメージが膨らむのも音感の一つ。
器楽奏者となると、自分が出す音が何であるのかを自覚して音を出さないといけない部分に音感が関わってきます。

音感を大まかに分けると、「絶対音感と相対音感」、「固定ドと移動ド」という流儀の違いがあります。
ジャズや即興演奏に必要なのはそれぞれの後者である「相対音感と移動ド」です。

そもそも、ジャズの即興演奏はメロディーを聞いて、それをそのまま真似したり、ちょっと変えてみたりして始まったものです。やがてコードネームが開発されると、そのコードのサウンドに対していろんなイメージを広げるようになりました。相対音感が必要なのは、この常に「何かに対して」という受動態の環境を楽器を演奏しながら持つ必要があるからです。

移動ドに関しては、もっと具体的に例を上げてみましょう。

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こんなメロディーがあります。
まず楽器で弾いてみましょう。

弾く内に、何となくこの曲が「何調」かが見えてくる人は相対音感にシフト出来る人です。

上の譜面は「絶対音感」と「固定ド」の人の音感(頭の中)を譜面で示したものです。
いつもそのように聴こえているのです。

では、

これに調号を付けてみましょう。

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臨時記号が少なくなって譜面が読みやすくなりました。
調号はフラットが二つなのでBbのキーであると予測出来ます。

それでも臨時記号が付いているというのは、そこの所はBbのキーではない可能性がある、というのを一瞬で見破る事が出来ます。

これが「相対音感」と「移動ド」の人の音感(頭の中)を譜面で示したものです。

つまり、鍵盤楽器というものは構造が「固定ド」なので譜面を見ながら正しく音板をヒットしないと間違った演奏になってしまいます。
しかし、頭の中は「移動ド」によって(調号によって)整理され、臨時記号の箇所に最大の注意を払って演奏しなければなりません。

このいちいち「固定ド」と「移動ド」を行ったり来たりするのが最初の内は大変なのですが、ここで「どっちでもいいじゃん!」と短気を起こすと、後々自分が出す音が「正しい」かどうかを判断する指針を失う事に繋がるので手を抜かないように。

万障揃わぬ内にライブの現場に飛び出して“打ちのめされた”弟子達もこの状態を脱していないケースが殆どです。何事も経験や実践の世界ではありますが、この部分が確実に育まれない内は何をやっても空回りに終わります。チャレンジ精神は大いに買いますが「まだ焦る事はないよ」と警鐘を鳴らしても気が付かないものです。本人次第ですが、それも一つのセレクトの瞬間なのかもしれませんね。


これまでココで演奏法として解説していたのは、「受動態」のケース、つまりコードネームによってストーリーが作られた上で「それに対して」という対処法の説明が中心でした。

でも、それは即興演奏というものの内では半分の考え方でしかないのです。

もう半分は音に対する「相対感を育む」という事から始まるのです。

先のメロディーに、移動ドであれば調性コードの選択に早く辿り着けます。
「早く辿り着ける」のが重要なのは、即興演奏中には「素早く分析と対処」が求められるからで、次々と浮かぶアイデアを具現化するには多くの選択肢の中からベストな音を選択する「音感」が必要なのです。

ヴィブラフォンもマリンバもピアノやキーボードと同じようにメロディー楽器でありハーモニー楽器です。それならばハーモニーに関しての相対的な訓練を楽器で行う必要がありますね。

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さっきのメロディーにコードをつけてみました。もっとも常識的な範囲のコードです。

・演奏する時は最初の小節はメロディーだけを演奏して下さい。
・曲の頭は二小節目です。
・D.C.した時は最初の小節にコードを付けて演奏して下さい。
・何度もリピートして下さい。

もう一度、今日最初に掲示した「絶対音感」と「固定ド」の譜面を見てください。
もしも、その譜面を見ながらこれと同じようなコードを思い浮かべられるなら、あなたはコード感覚に優れた人であると同時に既に「相対音感」を持ち合わせていると思って下さい。

そうでなかった人は恐らく「固定ド」だと思います。
「絶対音感」があるかどうかはわかりませんが、絶対音感は鍵盤楽器をやる上ではそんなに求められませんから相対的な音感(移動ド)や音程感覚をこれから磨いて行きましょう。
これはきっと楽しいですよ。

この続きは次週!

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チェキラ!

2009/12/17

ラリー・バンカーの未発表リーダーセッションが出ていたねぇ!  木曜:Jazz & Classic Library


師走らしい感じになって来ましたね。
演奏側に立ってからと言うもの「一体いつ音楽を聴く時間を作りたくなるのだろう?」と思っていましたが、どうやらこの師走の空気に触れると無性にいろんな音を聴きたくなる性分のようです。
(今ごろ気付いたなんて・・・)

それが証拠に今月に入ってからちょっと街をウロウロするとCDが・・・

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月頭に松山へ立ち寄った時には「まるいレコード」、昨夜新宿では「タワレコ」と「ディスクユニオン」・・・

この調子でまるで冬眠に備えるが如きにこれからいろんなCDを買ってしまいそうです。

でも、ネットで注文するのもいいけれど、やはり店頭で「偶然手にする喜び」のほうが自分には合っているのでなるべく出掛けて買うようにしています。
いつもジャズの情報は「真っ白」なので、今何が店頭に並んでいるのかさえ知らないのですが、それがかえってショッピング欲を誘うのでいいんです。

世の中に迎合してまで聞きたくありませんが、店頭というほど良いスペースくらいは「世の中の動き」というものを感じてもいいでしょう。

そんなですから、新譜にしろ再発にしろ、常に自分の中ではいつも「おNew!」。
こんな事でもしない限り個人的な新鮮さなど尊重されないんですから。

「え?その定番を知らないんですか?」

知りたくなったらいつでも聞くし買うんだから、聞きたくなるまで放っておいてくれよ。
そういうのが音楽では一番大切だって気が付かない方がおかしい。
だから、今でもどんな超有名盤でも、その場で目にしてその瞬間に買うか買わないかを選択するのが楽しいのです。



大好きなジャズドラマー、ラリー・バンカーが亡くなってから5年近くが経つが、唯一と言って良いバンカーの1963年のリーダーアルバムの未発表テイク集が出ていた。

ラリー・バンカーについてはこのブログでも再三取り上げているのでブログ内検索機能を利用してご覧頂ければと思う。

代表的なのはコチラ → 『マルチな人・・・Larry Bunker』2008年4月3日のブログ http://sun.ap.teacup.com/vibstation/718.html


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『UNISSUED SESSION Vol-1.(LIVE AT SHELLY'S MANNE-HOLE)/Larry Bunker』(amj/2009年)

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『UNISSUED SESSION Vol-2.(LIVE AT SHELLY'S MANNE-HOLE)/Larry Bunker』(amj/2009年)

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『LIVE AT SHELLY'S MANNE-HOLE/Larry Bunker』(amj/2009年/1966年LP発売)

ジャケットが同一である事が意味するようにこの三枚は同時期に録音されたライブ録音だ。
一番下のアルバムが元々のオリジナル盤でその事は2008年4月3日のブログ ( http://sun.ap.teacup.com/vibstation/718.html )で詳しく触れているので参照してほしい。

『UNISSUED SESSION』と題されて今回発売された二枚はオリジナル盤には含まれなかった別セットでの演奏ばかりを集めたもので、曲目こそ重複するものの演奏はまったく異なっています。

実はこの『UNISSUED SESSION』、未発表テイクと名打つものの10数年前に一度CD化されていてすぐに廃盤になっている。
当時のヴィブラフォンの弟子の横山くんが「こんなものがありました」と見つけて来た。
オリジナルのLPは持っているし、その時はてっきりオリジナル盤のテイクに未発表テイクを混ぜたものだろう、と思ってあまり触手が動かなかったのだけど、今回全て別テイクというのがわかって即購入した。

これはラリー・バンカーというドラマーの側面をたっぷりと堪能できるアルバムだ。
ただし、これが名演とかと言うものではないのは確かで、優れたテイクはオリジナル盤にまとめて1966年にLPで発売されている。

僕がたっぷりと堪能できる、と書いたのは僕らも日々演奏の場面で遭遇する「事件・事故」が『UNISSUED SESSION』には包み隠さず収録されている点だ。

偏屈な奴だなぁー、と思ってしまうかな(笑)
まぁいい。

想像ではあるけど、ワンポイント的にゲイリー・バートン(vib)をゲストにしたラリー・バンカーのカルテットの公演は1963年の12月10日、11日。
それぞれ3セットずつ組まれ、その内の後半2セットを記録した、とある。
二日間4セット、23曲の記録だ。

この年の夏にソルトレイクシティーでバンカーとバートンは出会い意気投合していて、ちょうどジョージ・シアリングのバンドを辞めて時間があったバートンがニューヨークからロスのライブハウスに駆けつけてバンカーとのセッションが成立したと。

その為に初日の演奏と思えるテイクはどれもリズムセクションとフロント(つまりバートン)との間で微妙なズレが生ずる場面が多い。
ある曲では完全にバンドのキープタイムが崩壊し、聞いているこっちまでがハラハラするシーンがあったりして非常にリアルだ。

これは僕らもよく経験する事だけど、普段やり馴れたメンバーで演奏する時には何のためらいも無く演奏出来る事が、初顔合わせとか、やり慣れないメンバーで演奏すると“ぎくしゃく”してしまう事がある。
相性と言ってしまうとそれまでで、そこで済ましてしまうとアマチュアの世界で終わってしまう。
プロだから誰とでも演奏できなければならない。

そんなバンドメンとしてのリアルな時間が記録されていて思わず手に汗を握ってしまう。

もう一つ難しいのが「住み分け」だ。

これも普段やり馴れたメンバーであればどうって事ないのだけど、初対面とか、やり慣れないメンバーとなると「どこまで」自分の領域とするか、どこまで「相手を尊重するか」の判断に時間が掛かる場合がある。

僕も何度も同じ経験をしているので、この演奏を聞いていてその光景と心理が痛いほどわかるのだけど、ピアノとヴィブラフォンがお互いにコード楽器である点でどのようにブレンドさせるか、が演奏の軸として必要だ。

その点でも初日(と思われる)の演奏ではピアノとヴィブラフォンが互いの領域と流儀を提示したままで上手くブレンドしていない箇所がある。

こんな事を書くと、「なんだいそりゃ、このアルバム、ちっとも良くないじゃん」って、思う人もいるだろうね。

でも、ここからが素晴らしいんだ。

フロントがそんな感じで“ぎくしゃく”している時にドラムのラリー・バンカーが何をしているかに注目だ。
彼はドラマーに限らずヴィブラフォン奏者としてもスタジオで仕事をしているし、ピアノも弾くほどメロディーを知っているドラマーだ。
僕がバンカーを好きなのも、その片鱗が彼のドラミングやブラシワークからビンビン聴こえてくるからなんだ。
リズムでハーモニーを出せる数少ないドラマー、それがラリー・バンカーの最大の魅力。

だからフロント同士が微妙にズレている時にバンカーはハーモニー的なアプローチのドラミングで統率しようと試みる。
「ここが頭だ!ガーン!」みたいなオヤジドラマーではないんだね。

どちらが“落ちた”などという低レベルな事でアプローチなんかしない。
音楽的にストーリーが優先される方をサポートしつつ、全体の修正とフォローに回るというプロフェッショナルな姿があちこちに見える。

そんなドラマー、本当に素晴らしいよ。
いくら正確無比でも音楽になっていないドラマーは相手を聞いて演奏していないところに欠点がある。

どのようにすればフロントが引き立ち、どのように支えればバンドのグルーヴが生き生きとするかを知っているドラマー。そういうことがこの未発表テイク集を聞く事でさらに浮き彫りになってくる。

やはりバンカーは想像していた通りの感性を持った人物なような気がする。

バンカーが参加していたビル・エバンス(p)のトリオももう少しエバンスが中毒から立ち直れて仕事になっていれば続けられたそうだ。僕はバンカーの入ったエバンス・トリオも大好きなのでとても惜しく思う。日本ではあまり注目されていないが、バンカーの入ったエバンスの演奏はとても瑞々しい。ハーモニーもコードもメロディーも知っているドラマーなんだから、何の心配もなく演奏出来たのだろうね。

さて、この三枚のアルバムに戻ろう。

そうやって初日のバンドスタンドでは混乱しながらも試行錯誤を経て後半のセットになる毎に、この四人での「住み分け」と「形」が見えてきたのだろう。
休憩時間にアイデアを出し合ったかもしれない。

数えるほどの客しか入っていないと思われる初日、又は前半のセットはいわばリハーサル状態。
しかし、それが時間や日数を経ると、生き物のように進化して行くのがバンドの醍醐味でもある。

オリジナル盤に収録された演奏がどれだけの試行錯誤の上に成り立っているのかを実感させられる思いだ。
たった二日間の中で「答え」に到達したオリジナル盤の演奏は、それはそれはこの時期のジャズ演奏として、ヴィブラフォンのジャズ史の上でも、そしてリーダー、ラリー・バンカーの生涯唯一のジャズアルバムとして光り輝いている、と思う。

でも一つだけ注意。
未発表テイク集はおりじなるな原盤から起こされたものとしてCD化されて納得なのだが、三枚目のオリジナル盤はLPを持っている人は決して買わないこと。
どう聞いてもこりゃLPから音を起こしてやがる。
レコードの溝のキズやノイズだらけのまるで海賊版もどき。
そんなもんを2500円で売る神経を疑ってしまう。
自分のLPをMP3で保存すればいい。

LPを持っていない人には貴重品かもしれないが・・・

ヘッドフォンビデオテープCD

時として僕らは世界のジャズメン達の、その「結果」や「答え」だけをアルバムや断片的なステージで見て来たのだけど、要するに洋の東西を問わずまったく同じ事をみんな同じように繰り返しながら進化している、という事だ。

さて、そういうライブが今の日本にあるかどうかと言うと・・・
日替わりメニューのようなところでは、なかなかそういう「結果」や「答え」には結び付かないような気がする。そういうのはもう「ライブ」とは言わない時代なんじゃないかとも思うんだよね。

1960年代初頭の「ライブ」を聞きながら。


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チェキラ!
タグ: Jazz ジャズ CD

2009/12/16

いつから名物?・・・・でもこれ、イケてます!  水曜:これは好物!


B級グルメという言葉がいつ頃から使われるようになったのか調べてみたら、1985年頃なんだそうです。

まぁ、例によって誤情報の多い電脳ウィキ辞典の情報ですからあまりあてにはなりませんが、そもそも“グルメ”という言葉が日本の中で市民権を得たのがその頃だったような気がしますから、1980年代なのでしょうね。

“グルメ”を決定的に根付かせたのが漫画の『美味しんぼ』。
掲載され始めたのが1983年、僕らの間で話題に上がるようになったのが1986年。なんとその“噂”は海を越えて当時ボストンに留学中だった僕らの間にも広まり、単行本を一時帰国した人が日本から買って来たり、ニューヨークの紀伊国屋で調達して来てはみんなで回し読みしたものだ。

記憶が確かなら・・・すでに“美味しんぼ”の中で「B級グルメ」という言葉は使われており、テレビなどでも盛んに使われていたように思う。

何をしてB級と呼ぶのか、その定義が明確に存在しないようですが、飲食店の「まかない料理」だったり、個人のちょっとした「秘密のレシピ」だったり、要するに「表メニュー」じゃないものを示していた時代に人々は興味を惹かれてその世界にのめりこんだのでしょうね。

最近ではそれに“御当地グルメ”が加わりかなりビジネス色が濃い分野になって来ました。
このまま行くと、少し前に流行って今は沈静化した感じの「御当地ビール」と同じ道を辿る可能性もありますね。

B級グルメであれ、御当地グルメであれ、要するに高級料理ではなく大衆料理の変形版、というのが実態のようで、その意味では独特の食文化がある名古屋グルメ圏がその道の王道でしょう。

そう思っていたら、名古屋の友人曰く「それは誤解。名古屋では当たり前(標準)なのだから大半の名古屋メニューはB級グルメとは思っていない」と。

確かに・・・

するともっと認知度が低いもの、という事。つまりはダークホースって事だねぇ。


いつだったか今年の夏前後にテレビでB級グルメ選手権のようなものをやっていた。
全国の“ダークホース”つまり隠れメニューが味を競うのだと言う。

B級グルメ選手権の公式ページ→http://www.b-1gp.cande.biz/

よく見ると「B級ご当地グルメ選手権」と書いてあるじゃないか。
先に見ればよかった・・(笑)

その中に突然現れた「今年のダークホース」に目を見張った。

ズバリ!

“津山ホルモンうどん”!

http://www.e-tsuyama.com/gourmet/b1.html

ふむ?

そんな食べ物あったかなー?
僕が高校・大学と津山に居た1970年代には一度も口に、いや、そのような食べ物のメニューすら見た事がない。

津山と言えば、横綱の「横綱ちゃんぽん」とランプの「南蛮焼き」、それと時々食堂にあった「洋カツ丼(つまり今のデミグラ丼)。それ以外は特に特徴のある食べ物は無かった。

そうなると興味津々。
B級グルメ大好き人間の血が騒ぐ。
ちょうど秋にはツアーで津山に行く事が決まっていたので、これは楽しみダ、と仕事以外のモードの中でかなーりヴォルテージを上げていた。

。。。

ツアー当日。

さぞ勇ましく津山市内各所で「津山ホルモンうどん」と染め抜かれた幟(ノボリ)が舞っているだろう事を予測しながら街に入ったんだけど・・・

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JR津山駅前は街のスタート地点だから所狭しと「津山ホルモンうどん」の幟がたなびいているかと思いきや・・・・ううん。思いのほか静か。。駅前の喫茶店“サクラ”(赤いテント)が昔のまんまあるのに感激はしたのだけど・・・

ネットでチラリと見た情報では駅前の映画館のところに第一弾が出現するハズなんだけど・・・

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「ホルモンうどん」どころか、時々映画を観に行った映画館は閉館し今津屋橋までの短いアーケードはシャッター街と化している風にしか見えない。

ホテルにチェックイン後も翌日も、翌々日も滞在中に街をぶらぶら歩きしたが「津山ホルモンうどん」という幟も店も発見できなかった。
あったのかもしれないけど、名物と言うし、今年のB1グランプリの時にテレビで紹介されているにしては宣伝が目立たない。
ってか、津山在住の友人や知人の口から一言も「津山ホルモンうどん」という単語が出て来ない。

あれー?

一応「津山ホルモンうどん」のホームページは以下にあります。
http://www.e-tsuyama.com/gourmet/horumon/index.html

が、御当地グルメならいちいちホームページなど見なくても現地に行けば必ず目立つインフォがあるものだ、と過信していたのがいけなかったか・・

ううん・・・

金曜日から日曜日まで滞在し2回のライブとコンサートで様々に盛り上がりと発見の連続でやや興奮気味に津山から離れる時に、やっぱりこの「津山ホルモンうどん」の事が心残りに(笑)

そこで津山インターから東京を目指す前に編み出した案が、御当地にあるスーパーかモールの惣菜コーナーをチェキラしゲットせよ、というもの。

ホテルからインターの間に意外と大き目のスーパーがなく少々焦ったが、インターの入口手前に巨大なイオンモールを発見!@@;
迷わず直行 。。。

前にも書いたと思うけど、全国のいろんな名産品をいただく内に、もっとその土地の味覚に触れたいと思った時から、このデパ地下&スーパー探索が何処へ行ってもかなりの成果を産んでいる。
特に車の時は、その地域にしか無いネットワークのスーパーはお宝の宝庫。
普通の醤油、ソース、マヨネーズのたぐいから惣菜まで、本当に全国にはいろんな味があるから楽しい。

今回は画一的なイオンモールだけど、これだけ話題になった「津山ホルモンうどん」くらい惣菜コーナーにあるでしょー。名物だもの。

これから750km先の東京目指して走らなきゃいけないのに、オレはスーパーの惣菜コーナーでいったい何をしてるんだ? という疑念が沸かないわけではなかったが、それもまだ見ぬ御当地グルメのため。

っとー、、

かなり広い惣菜コーナーを駆け足で回ったのだけど、「ホルモン」の「ホ」の字もなーい。
ありゃりゃ・・・
津山の人ってそんなに奥ゆかしかったっけなぁ・・?
もうちょっとアピールしてもいいのに。

意気消沈して車に戻り、まぁ、またの機会に今度はちゃーんと下調べしてから来るっか!
と、いつものように早い切り替え。

そのままイオンモールを後に津山インターから中国縦貫道に入る。
中国自動車道、中国道と最近は記憶していたし表示もそのようになっていたが、津山にいる時に何人もの人が「中国縦貫道」と言っているのを聞いて「そうだった!」と思い出した。

僕らも昔は「縦貫道」と言っていた。
いつから「中国自動車道」になったんだ??

「津山ホルモンうどん」といい、「中国自動車道」と言い、いったいいつから? という疑問符を乗せたまま縦貫道を走ること数分!

「あ!もしかして・・・・それ、名案!」と閃いた。

徐々に全速力体勢に入っていたアクセルを緩め、スルスルスルーっと入ったのがココ。

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中国縦貫道「勝央サービスエリア」上り線
http://www.w-holdings.co.jp/sapa/index.php?institution_id=2195

津山インターを入って数キロだもの、ココに無きゃ嘘だぜー。

勇んでサービスエリアに入ると・・・・・

おお!

あったー !

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もちっとデカく

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ナイス・アイディアでしたね。
最近のサービスエリアは商売熱心だから、街で見かけなくてもココにあるってこと。

逸る心を抑えつつ、その時を待ちます・・・・

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「Aのひゃくさんじゅうよんばんの“津山ホルモンうどん”さぁーーん」

いえ、僕には名前がちゃんとありますが僕の食券は134番ですケド、、、(どーでもいいっか!)「ふぁーい」。バイバイ

来ましたー!

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いらったいましぃー「津山ホルモンうどん」

待ち焦がれた割りには、かなり軽薄なデザインの皿に盛られています。

カレーとかにはお似合いかもしれないけど、ホルモンうどんにはどーかなー(笑)

でも、まぁ、妙にブラッキッシュで重厚な器にでも盛られて出てきた日にゃー確実に引く。
だってホルモンだもの。

これくらい気楽なほうがいいっか。

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余計な紅しょうがは端っこにドケて、さっそくいっただっきまーす!

ううん・・・
ホルモンですなぁ、このちょっと独特の香りは。

うどんですなぁ、塩焼きの。

初めて食べるのに、既に過去に何度も食べている味がする。

この焼きうどんには特別なタレやソースがあるわけでもなさそう。

懐かしさと言うか、馴染みの味で表現すると、焼肉屋でレバ刺しとか食べる時に出て来る「ごま塩」。
あれですよ、あれ。
ごま油と塩の絶妙なまったり感で食べるレバ刺し。

あの旨味が牛ホルモンとうどんに染み渡って玉葱など野菜の甘味が加わって味を複層にしているんですね。

津山近辺は作州牛というブランド牛の産地。
なので肉は京阪神に出荷して残ったホルモンを焼きうどんに入れた、というのが発祥だそうです。

なので豪州の牛のような臭みは無く、旨味のある牛ホルモンがホルモン好きの食欲をソソります。

っんまい!

食感的には、コシのあるうどんとホルモンの噛み具合が心地良く、それも旨味を増す要因でしょう。

うーん、なるほど、なるほど。
これが津山で名物になったわけですね。

と、初めてであるにも関わらず、何の違和感もなく、想像通りと言えば想像通りの味がする「津山ホルモンうどん」との第一次接近遭遇は無事に達成され、心残りする事もなく津山を後にしたのでありました。

ただ一つ、これはチラリと思ったのですが、B1のような、言わば邪念が必要な場で目立つためにはあまりにも「想像通りに美味しい」この姿では優勝には至らないだろうなぁ、と。
見た目的にも味覚的にも、もっと邪念の固まりのようなデコレイト、例えばフォンドボウをベースにした「洋風ホルモン焼きうどん」にするとか、同じ岡山のB級名物のデミグラ丼に習って意外性のある組み合わせを作るとか、なにかないと余りにも素直。

でも、僕はそんな邪念な世界の事なんか気にしないで、「ただ美味しいから日々研究しながら作っている」ホルモンうどんの方が100倍旨いと思うのでした。

個人的には同じ岡山の麺メーカーの飛竜さんとコラボして袋麺の焼きうどんシリーズに「津山ホルモンうどん」を是非ラインナップして東京でも売ってほしい、と思うのであります。

日本一美味しいと僕は思う「飛竜の焼そば」の兄弟シリーズで是非いかがでしょう? <飛竜 岡崎さん、見てるかな?

津山ではたくさんの人からいろんなものをいただきました。
でも一番のいただきものは、みなさんと出会った事です。
これから何度でも出会って行きましょう。

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Thanks!(Y田くんこと吉田君/新高梨ありがとう。デカい!)

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Thanks!(ありがとう。母校・岡山県作陽高校音楽科のみなさん!)

その他たくさんのいただきものをありがとうございました。

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津山銘菓の「いちま」。まるで笑ってるみたい。

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津山ホルモンうどん、ばんざい!!(笑)ってね。


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