2010/10/29

【本日発売】『AXIS』(VEGA)赤松敏弘/vibraphone 佐藤浩一/piano 澤田将弘/b 樋口広大/ds+森川奈菜美/vo  ■Produce Notes レコーディングルポ


遂に発売されました。

■NEW ALBUM 『AXIS/赤松敏弘』
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VGDBRZ0044/3000円(税込)
発売元:(株)ベガ・ミュージックエンタテインメント http://www.vme.co.jp

発売当日の昨日と今日は、アルバムに関するココだけの話しを特別編で。

昨日のブログはコチラhttp://sun.ap.teacup.com/vibstation/1401.html

今日は収録された曲にまつわる話しをプロデュース・ノートとしてまとめておきます。
CDには児山紀芳さんの素晴らしいライナーノーツが添付されているのでココでは少し違った視線で。
アルバムを聴きながらご覧ください。

では、収録順に。

■□■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
RETURN TO FOREVER / 作曲:Chick Corea
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このバンドがスタジオでのリハーサルに入った二年前。最初に提示した曲がこの“リターン・トゥ・フォーエバー”とブラッド・メルドーの“The Boomer”でした。
チック・コリア1972年の同名のアルバムはジャズの歴史の上でも大きな変わり目を代表する作品。
当時音高一年生だった僕はこのアルバムを聴いて「ジャズがこんなに明瞭かつ自由であるなら、これは一生の生業(なりわい)とする価値はあるな」とジャズ、ヴィブラフォンを生業とする決意をしました。
今回は1980年代生まれの若いメンバーが揃った事もあり、このアルバムでは“クリスタル・サイレンス”や“ラ・フィエスタ”は過去に何度も演奏する機会があったにも関わらず、一度も演奏した事がなかった“リターン・トゥ・フォーエバー”にチャレンジです。
演奏しながら「初めて」というのはこうも面白くアイデアが湧いてくるものかと思いました。
オリジナルとは曲の構成(フォーム)を一部異にしますが、アルバムの冒頭に収録するのを念頭に録音した事と、今の時代らしいアプローチのしかたを探った結果、この形となりました。

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『RETURN TO FOEVER/Chick Corea』(ecm/1972年)

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OVER AGAIN / 作曲:赤松敏弘
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この曲は1989年2月のバークリー音楽大学在学中の卒業コンサートの為に書いたオリジナル。今回レコーディングする為に約20年振りにストックから引っ張り出しました。
僕はかなりの数の曲のストックがあります。23歳の時からほぼ連日演奏後に帰宅してから深夜にピアノやキーボードに向かって曲を書く、という事を繰り返しました。当時はライブをやり続ける事を一つの目標としていたので家に帰ってクールダウンする意味も込めてでした。週末は思いっきり遊ぶ事として平日の深夜は曲と対向していたわけです。その頃からバークリー在学中を経て今日まで・・・・なので膨大な数の曲が譜面として残っています。
曲と言うのは、作った直後が何よりも新鮮で演奏する自分が何のストレスもなく演奏出来る曲があるかと思えば、作曲直後の自分が演奏者の自分に優ってしまって演奏がジレンマに陥る曲もあります。
そういう経験を繰り返す内に、作った時点でどちらの曲とするかを決めて振り分けるようになりました。作曲直後に演奏レパートリーから外した曲は「タイミング」が来るまで寝かせるようになりました。
完全に第三者的なアプローチが出来るようになるまでどのくらい寝かせておくのかは自分でも予測がつきません。この曲のように二十年近く眠っている曲も多数あります。しかし、予測が付かないから新しい曲を書く、というエネルギーが湧いてくるのも事実です。

この曲は、今回の新人メンバーの大半が同じバークリー音大の卒業生で、ボストン付近の空気を肌で感じ取ったメンバーである事と、卒業直後の彼等の感性ならきっと描いた事を素直に捉えられるだろうと思いセレクトしました。時間は違っても曲に閉じ込めたモノは変わらないのです。大切なのは曲に触れた時の目線の違いです。若い彼等の目線で演奏されているのが何よりも大切なのです。

曲名の“OVER AGAIN”はそのまま言葉のニアンスを広げて受け止めていただきたいのですが、作曲の裏には「同じメロディーがセクションを超えて成立する曲」というちょっぴり様式を意味するタイトルであったりもします。
こんな事、作曲者じゃなければ語れません、ね。(笑)

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SOUND OF FOCUS / 作曲:赤松敏弘
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この曲も同じ1989年のバークリー・パフォーマンスセンター(通称BPC。学内のコンサートホール)で行われたコンサートの為に書いた曲。バークリー時代はヴィブラフォンを専攻しながら作曲科に所属し膨大な数の曲を書いて演奏しましたが、ブルース・フォームの曲を書いていない事に気付き、在学最後となるコンサートで披露したものです。
これまでの僕のアルバムでは聴けなかった類の曲かもしれません。
若いメンバーがリラックスして録音する為に用意した曲です。

曲名の“SOUND OF FOCUS”は上記の卒業コンサートでコンサートタイトルとして掲げました。
いろいろと学んだ最後に、シンプルな曲に行き着いた、という意味を持たせたのです。

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AXIS / 作曲:赤松敏弘
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今年の初頭に書いたオリジナル。メロディーを書いている時から昨年10月のツアーの時に、大阪のジャズクラブ「ミスター・ケリーズ」で初共演した森川奈菜美さんの声が聞こえていました。
その段階ではまだレコーディングに招く予定はなく、バンドでのリハーサルを進める内に、徐々に彼女をゲストで迎える事を模索するようになりました。
とは言え、東京と大阪。
こればかりはお互いのスケジュール次第です。

「もしも日程が合わなければ今回は見送ろう」・・・・
インストの曲としてリハーサルで完璧な形が出来ているのですから。

そう思ってレコーディングのひと月前に彼女にメールしました。
正に運命ですね、二日間しかないレコーディング日程の内、一日がドンピシャ。
見事に完全版を録音する事が出来ました。
ちなみに事前リハーサルは無し。
メンバーも僕が描く歌が入った状態を予測できたとは思えない状態で当日を迎えました。
結果はお聞きの通り、ピッタリとフィットです。

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SILENT BUTLER / 作曲:赤松敏弘
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これも今年の春に作ったピアノの佐藤くんとのデュオ用の曲。レコーディングの前に一度だけリハーサルをやりました。
そもそもこのバンドが結成に至るには08年に帰国したばかりの佐藤くんと僕が秋にデュオで共演する機会があったからです。
まだ場馴れしていない彼とデュオをやりながら思ったのは、彼が音楽をパルスで感じられる素養を持っている事でした。それならバンドに広げてみて面白い事が出来ないものか? そういう好奇心がこのバンドを結成する動機ですから、このデュオは言わば「もう一つの主軸(アクシス)」かもしれません。
この曲の譜面はピアノピースのような書き譜で一部分だけコードネームを付けているものの、大半は書かれた音からイメージ出来るサウンドを自由にチョイスしながら演奏するというスタイル。
コードネームだけに頼ったインプロからの飛躍を目指す一つの方法を取り入れています。
リハーサルを一回だけに絞ったのも、何回もリハーサルをするとお互いが「解釈を合わせてしまう」のを防ぐ為です。
今もって彼がどのようなコードを描きながら演奏しているのかは聞いた事がありません。

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CHEERFUL FLIGHT / 作曲:市川秀男
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ピアノの市川さんの曲をアルバムで取り上げるのは2002年の『SIX INTENTIONS』の1曲目に収録している“Reminiscence”以来の事です。その曲はアルバムの顔として今でも多くの人から「あの曲、あの演奏」と僕の存在を決定付けるようなトラックとなっています。
前回のアルバム(『STREAM OF LIFE』vega/2008年)では演奏に加わっていただいたりもしていますが、この二十年間ほぼ毎月共演を欠かした事がなく、次から次へと取り上げたくなるような市川さんのオリジナルが続々生まれています。

この曲は特にコンパクトでありながら主張もあり、それでいて一度聴いたら忘れないメロディーに、ちょっぴり1970年代の香りもする、という優れモノ。
前に取り上げた“Reminiscence”もそうですが、市川さんのバンドで演奏しているやり方とは少しフォームなどが異なっています。
オリジナル演奏では最後のバンプに入る前にデュオ・セクションは無いのですがアレンジして作りました。
先日このテイクを聴いた御本人から「とても良い!」というお墨付きをいただきましたので冷や汗が引きました(笑)。
見た事も会った事もない人の曲をアレンジする時は結構大胆なものですが、知り合いで、まして毎月共演している人の曲をアレンジするのはなかなか勇気のいる事なんです。
オリジナル演奏と聴き比べてみるのも面白いでしょう。
ちなみに市川さんのオリジナル曲の曲名はかなりの数僕が名付け親になっています。
なかなか気に入って使ってくれているようなので、音楽の核の部分の解釈は正しく理解出来ているのだと思います。

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『ON THE OTHER SIDE OF SUNDOWN/市川秀男×山木秀夫』(しおさい/2008年)

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HAVONA / 作曲:Jaco Pastorius
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僕はジャコ・パストリアスというベーシストが大好きで、彼がウェザー・リポートに入っているアルバムは昔夢中で聴きました。この『ヘヴィー・ウェザー』は1曲目のJ・ザビヌルの“BIRDLAND”が大ヒット。様々なカバーがありますが最終曲の“HAVONA”はあまりカバーを見掛けません。
僕は時代設定がイマイチ感じられない“バードランド”よりも1970年代の終わりから80年代の始まりの音がする“ハヴォナ”が好きでした。ちょうど僕が東京に出て来た頃の音世界と言って過言ではなく、セッション(プロの)でもこの曲は取り上げられて何度も演奏した記憶があります。当時はかなり技巧的な曲が好んでセッションでは取り上げられていたので今よりもテクニシャンが多かった(と、言うよりも、現在の技巧派がみんな若手だった/笑)と。
今回2010年の時代の音とすべく、イントロを全編リハーモナイズ、拍子をメロディーとジャコが弾いていたベースラインをパルス化して頭の中で描く内に気が付くと七拍子に。
あ、でも「不自然な変拍子」ではありませんよ。
メロディーとハーモニーのパルスからちょうどよい緊張感を拍子に持たせた結果です。
あくまでも僕の変拍子に対する考えは「聴き手が気がつかないほど自然な」変拍子。
やたらめったらと、これ見よがしの変拍子には、昔から飽き飽きしているんです。
それらを総合したら、こんなスタイルの“ハヴォナ”となりました。

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『HEAVY WEATHER/Weather Report』(cbs/1977年)

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I THOUGHT ABOUT YOU / 作詞:J.Mercer-Jr 作曲:V.Heusen
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最後はヴァイブ・トリオ(vibraphone+bass+drums)と唄(vocal)によるスタンダード。
いつもインストで曲を覚えている僕は、この曲の歌詞について選曲で浮かべた時点では何も知らなかった。
ヴォーカルでゲストに加わってもらう森川さんと打ち合わせる前にいろいろと調べてみると、これは夜汽車に乗って旅する状況に沿った歌。
「へえー」と思いながら、その資料を持って乗り込んだいつもの寝台特急サンライズ瀬戸の車中でつくづく思った。
これは鉄道旅行好き、鉄分多めの僕がチョイスするに相応しい曲だ・・・と。(笑)
ソフト&クリアーな森川さんの声は、澄み切った秋の暁のようにヴィブラフォンの音色と共鳴しながら憂愁の色に染まり、スペースたっぷりな音の世界で今回のアルバムは終わりを迎える。

参考としては僕が愛聴するこのアルバムのI Thought About Youを。
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『MY FUNNY VALENTINE/Miles Davis』(cbs/1964年)



      アルバム・プロデューサー:赤松敏弘
              【2010年10月29日記】


只今発売中!
【ジャズライフ11月号】
赤松インタビューや今月28日発売のニューアルバム『AXIS』のレビューなど。

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チェキラ!

■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)2010年10月28日発売
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赤松敏弘(vib)+佐藤浩一(p)+澤田将弘(b)+樋口広大(ds)=The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

ネットショップでも本日より発売!
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CD発売記念ライブ良い席のご予約はお早めに!

★11月4日(木)19:10- (3set) 2800円+オーダー
六本木『サテンドール』 予約03-3401-3080

★11月10日(水)20:00- (2set) 3500円
横浜『KAMOME』 予約045-662-5357

★11月12日(金)19:30- (2set) 3000円
青山・外苑前『Z-Imagine』 予約03-3796-6757

出演:赤松敏弘The NewQuartet
    赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ds)
    ゲスト:井上信平(フルート)11/4のみ


ライブ、イベントの詳細はコチラ→公式ホームページhttp://www.vibstation.com/

たくさんの御来場をお待ちしています。


世界のヴィブラフォン奏者と素晴らしい音楽仲間へ直結!
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掲示板に替わって登場、オフィシャルな(?)つぶやきTwitter
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2010/10/28

【本日発売】赤松敏弘vib+佐藤浩一p+澤田将弘b+樋口広大ds ニューアルバム『AXIS/赤松敏弘』  ■Produce Notes レコーディングルポ


いよいよ本日発売!

NEW ALBUM
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『AXIS/赤松敏弘』VGDBRZ0044/3.000円(税込)
発売元:(株)ベガ・ミュージックエンタテインメント http://www.vme.co.jp/

赤松敏弘(ヴィブラフォン)/Toshihiro Akamatsu(vibraphone)
佐藤浩一(ピアノ)/Koichi Sato(piano)
澤田将弘(ベース)/Masahiro Sawada(bass)
樋口広大(ドラムス)/Kodai Higuchi(drums)
ゲスト:森川奈菜美(ヴォーカル)guest:Nanami Morikawa(vocal)

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今までの紙ジャケットから一変して今回はプラスチック・ケース仕様です

アコースティックなサウンド×緊密なグループ・インターアクション。
過去と現在がシームレスに融合したジャズがここにある。


最新のオリジナル曲に加え、70 年代のジャズ界に新たな息吹をもたらしたチック・コリアの新グループ「リターン・トゥ・フォーエバー」のシグナチュア・ソングやジャコ・パストリアスの人気曲を、21 世紀の若手新人メンバーと共に表出。

日本のジャズ界を代表するヴァイブ奏者赤松敏弘の最新作がここに完成した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・【ライナーノーツ(解説:児山紀芳)より】


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≪アクシス収録曲≫
1. Return To Forever / 作・Chick.Corea / 10:51
2. Over Again / 作・赤松敏弘 / 7:53
3. Sound Of Focus/ 作・赤松敏弘 / 8:23
4. Axis / 作・赤松敏弘 / 7:49
5. Silent Butler / 作・赤松敏弘 / 5:18
6. Cheerful Flight / 作・市川秀男 / 6:09
7. Havona / 作・Jaco Pastorius / 7:19
8. I Thought About You / 詞・J.Mercer-J & 作・Van Heusen / 4:47

全国のCDショップ、他ネットショップで本日より発売なう!

レーベル公式『AXIS』専用サイトは→コチラ



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2010年の10月28日の朝はピリリと冷えております。

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秋を通り越して冬の空気に包まれた東京地方です。

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一体今年の紅葉はどうなるのでしょう・・・・
まだ樹木は青々としています。

さて、遂にやってきました。
ニューアルバムの発売日。

1990年11月1日発売の『アンファンIII』(ポリドール)から数えて通算10枚目となるリーダーアルバム『AXIS』。
ちょうど20年で10枚ですから平均すると2年に1枚のペースになります。
実際には2000年代に入ってからのリリースが多く、また過去作品のリイシューやコンピレーション盤も含めるともう少しハイペースになりますが、この20年に平たく並べると2年に1枚かと。

そんな中で、今回のアルバムは二つの「初めて」を形にしました。

一つは次世代を担う若いメンバーの起用。
これまでのアルバムは僕を中心としてその前後の世代を集めた「同世代」による演奏を収めた作品でしたが、今回はグッと若返って(いや、メンバーがですよ/笑)僕がこの世界にデビューした頃と同じ年代の若手と組むことにしました。

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佐藤浩一(piano)
ピアノの佐藤浩一は発売中の「ジャズライフ11月号」(10/14発売号)のインタビューでも述べた通り音楽をパルスで捉えられる数少ない仲間。

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澤田将弘(ac-bass)
ベースの澤田将弘は実に若く何事に対してもスポンティニアスな反応が出来る存在で毎回接する毎に学習している様子が頼もしい新人。

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樋口広大(drums)
ドラムの樋口広大はサポート、主張の双方でバンドのバランスを執る要となっているだけでなくサウンドの縁取りをも演出するキーマン。

二十代半ばから後半の彼等が持つ感性にどれだけ刺激を与え、どれだけ感性を引き出せるかがこのバンドのリーダーの役割でもあり、それを実行するのに今回の二年という時間は想定された範囲内でした。
それだけ優秀なメンバーと巡り合えた事がこのプロジェクトの具現化に大きく繋がりました。

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赤松敏弘(vibraphone)
日本ではどこからがプロとされるのかが曖昧だけど、通常のライブ活動以外に全国誌などのメディアで取り上げられて一般的な認知度が上がり始めた頃をプロ活動のスタート地点とすれば、25歳の時に「ジャズ部門グランプリ」や「ベストプレーヤー賞」、「審査員特別賞」「ジョージ・デューク(ゲスト審査員)賞」などを一気に受賞した日本青年館で行われたAnnex'82(82年5月)を起点と出来るかもしれません。

当時、オリジナルを中心に演奏するジャズのバンドはまだまだ少なく一般的な注目度もフュージョン以外のオリジナル音楽には低かったかもしれません。そんな中で現状打破の突破口となった全国規模のイベントで、そんなところにノコノコと出場してくるヴィブラフォン奏者というのも皆無に等しかったものです。(しかも実は僕は誘われて出場したのでした。詳しくはHPの音楽体験記に→http://www.vibstation.com/ )
ちょうど今のバンドのメンバーとほぼ同じ年代の頃。
あの頃の自分が何を考えていたのかは今でもしっかりと覚えている。
いつの時代も初心忘るべからず!ですね。

今回は若い彼等に触発されて、リーダーとしてはそんな心意気のアルバムです。

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もう一つはライブを経ないバンドの音を求めた事です。
ここにきてジャズに限らず音楽は「やる」とか「見る」楽しみだけでなく、「聴く」楽しみにもっと重点を置かなければならないのでは? というのが近年思い続ける疑念。
本来なら「聴く」が音楽の第一だったのに、いつの間にか「見る」と「やる」に奪われているような感じ。
「聴く」とは・・・つまり音、アルバムなどの音を個人的に楽しむ、という事の重要性。

バンドについても同じ事が言えるように思えました。
これまでのレコーディングでは、スタジオに入って初顔合わせも珍しくないほどのプロデュース・セッションを記録してきましたが、今回は若手メンバーと約二年前からリハーサルに特化したセッションを定期的に行ってバンドのあるべき姿を作り上げた後の録音としました。
ライブを行わず、スタジオという隔離された中でじっくりとサウンド作りに時間を費やしたわけです。

僕自身、これまでのキャリアで「当日リハ、当日本番」を繰り返し、それが当たり前のように思っていたのですが、それで何でも出来てしまっていた事に少し疑念を持って現在のジャズシーンを見るようになりました。
その一つが、おそらく本番を連続させると“あっと言う間に通り過ぎてしまう事”に時間をかけてみよう、という決意でした。

結成1年目に唯一ジャズフェスティバルに出演し、ステージでのパフォーマンスを検証出来たのと同時に、強い支持も受ける事が出来、その一年後を目途にアルバム作りを目標としたリハーサルに入りました。

こうして出来上がった音楽は、限りなくピュアな状態を保った音となりました。

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森川奈菜美(vocal)
また、ゲストで大阪から迎えたヴォーカリスト森川奈菜美さんにオリジナル曲でヴォーカリーゼ、スタンダードでヴァイブ・トリオをバックとした珍しいセッションで、これまでのアルバムにない華を添えていただきました。
これも僕のリーダー・アルバムとしては初の試みで、これらは皆、初々しさに溢れています。

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みなさんに是非そういう音を楽しんでいただけたらと思っています。

今しか出来ない事。
今だから出来る事。
このアルバムにはそういう今を、ギュっと詰め込んでいます。

【2010年10月28日 赤松敏弘】


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2010/10/27

溶けて消える癖になるスポンジが絶品・・・  水曜:これは好物!


昨日はサーバーのメンテの為に長時間に渡ってこのブログにアクセスが出来ませんでした。
午前2時から午後5時。
凄いですねぇ、15時間もメンテとは。
これで快適な環境が約束されなければ嘘ですね。

それにしても寒いゾ、ニッポン。

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時計じゃありませんよ。

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今期初暖房です。

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こちらのレッスン室も暖房中。

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暖房が入ると、少しだけ「家好き」度が増します。
何をするわけでもなく、ただ外気よりも暖かい家の中にいるのが好きなのです。

しかし、最も好きなのはスチームによって家中がホッカホカになった状態。
寒い外から帰るとTシャツで過ごせるような状態。

残念ながら我が家にはスチームは無く、エアコンが各部屋で頑張ってくれるのですが、いかんせんエアコンはホッカホカとまでは行かない。

なぜ日本はスチームが無いのだろうねぇ。
電気や上下水道と同じようにスチームが各家庭に配給されているアメリカが羨ましい。

それでも日中はエアコンでも快適。
久しぶりに日中に自由な時間が出来たのでデータの整理整頓を。

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最近はパソコンそれぞれに役割を分割。
久しぶりにG4 CUBも立ち上げてみた。
カリカリカリ・・・・という懐かしい音と共に快適に立ち上がった。

外はどんどん気温が下がっているようだ。
リビングのガラスは何もしていないのに曇りだした。
外気が急激に下がった証だ。

夜にはマフラーがいる、と朝から天気予報で言っているが、どうやら本当のようだ。

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BGMはブラッド・メルドーのピアノソロ。
秋を飛び越えた冬のピリリとした空気によく似合う。

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基本的にはiMacで音楽関連のデータは管理しているが、今日は久しぶりにG4 CUBで管理している音楽データをiMacに移す作業に取り掛かる。
その間、ネットはWinで対応。
三台を同時に立ち上げて役割分担しながら作業を進める。

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なんだかんだと作業が一段落したのは、すっかり陽が暮れた午後7時前。
さてさて・・・・



こう急激に寒くなる、そして頭を使って少々疲労・・・・

こうなると恋しくなるのが・・・

やっぱり、、

コレ!

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なに焦らしてんの、って!(笑)

はい。

コレ!

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『ショートケーキ』(横浜十番館製)http://www.yokohama-jyubankan.co.jp/index.html

この横浜十番館のショートケーキが好きなんですねぇ。

超・オーソドックスながら、何と言っても素晴らしいのが、昭和の香りと味のするホイップクリームがいい。
特段に贅沢なものではないけれど、絶対に後悔しない味。
こう言い切れる、誰をも納得する数少ない昭和なホイップクリーム。
正にショートケーキの王道を行く味。

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さらに、もっと僕等を夢中にさせてくれるのが・・・・
驚くなかれ、口に入れると溶けてしまうスポンジの存在。
溶けるという表現は適切ではないけれど、他の似たような形のショートケーキでは類を見ない十番館独特のスポンジだ。
溶ける、というよりも、口の中でホイップクリームと一緒になると、不思議なことにスポンジが消えてしまったかのような錯覚に。

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こんなスポンジを持つケーキは日本中探しても滅多にお目にかかれない。

もう、この二つの絶妙なハーモニーで僕はこのショートケーキの虜だ。

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僕はこれをいつも馬車道十番館で買う。

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時々、どうしてもコレが食べたくなる時がある。
特に今日のように急激に寒くなったりして、「家好き」になった時など。。

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このスポンジが“消えてしまうような口溶け”を演出する

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もう待ちきれません・・・・

いった・だっき・まーーーす!

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これを口に入れると・・・・

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至高のときが・・・・

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横浜の人は当たり前かもしれないけど、十番館のショートケーキ、口の中で消えて行きます。
え? 食べてるから当たり前だろって?

そうじゃなく、本当にこの不思議な口溶けは、横浜に行く事があれば是非一度お試しあれ!
一度でハマってしまう事請け合いなりー。


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出演:赤松敏弘The NewQuartet
    赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ds)
    ゲスト:井上信平(フルート)11/4のみ


ライブ、イベントの詳細はコチラ→公式ホームページhttp://www.vibstation.com/

たくさんの御来場をお待ちしています。


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チェキラ!

2010/10/25

ヴィブラフォン奏者はなぜか1月生まれが多かったりするのです・・・  月曜:ちょっと舞台裏


【メンテナンス実施日時】
10月26日(火)午前2:00〜午後17:00
※終了時間は状況により前後することがございます。

長時間のメンテナンスとなり、ご利用者様にはご迷惑とご不便をおかけいたしますが、
何卒ご理解とご協力のほどお願いいたします。


と、いうわけでサーバー管理会社からの伝達の通り、明日は夕方までこのブログがメンテで閲覧できないようです。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします。

メンテによって更新も不可となるので、明日の火曜日ブログは後追いで更新予定です。



週末は久しぶりに小川もこさんの番組のトーク・ゲストにお呼ばれで収録の為に午前中に出発。

。。。

途中まで快調に流れていた首都高4号新宿線。
ところが、急に流れが悪くなり状況が府に落ちないドライバーはイライラ。。。

特に何も護衛しているわけでもない「先導車」らしき回転灯を付けた車が明らかに後続車の流れを“妨害”している。

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前夜の横浜もそうだったが、どうやらAPEC(Asia-Pacific Economic Cooperation)に向けた様々な規制の訓練をやっているようで、この不自然な車の流れもその訓練に我々が付き合わされている感じ。

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それが証拠に、「先導車」らしき車の前はガラガラ・・・・
週末の正午前に意味の無い渋滞を作るんじゃない。
もっと世の中の空気を読め! だ。

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笹塚のスタジオで二週分の収録。
軽妙なもこさんのトークで見事な“オチ”に至りました(笑)

放送日・エリアは以下の通りです。

【FM MO' Cool Jazz】
DJ:小川もこ ゲスト:赤松敏弘-
ニューアルバム“AXIS”の音源を中心にたっぷりトークで・・vol-1
■FM富山 11月21日(日)21:00- 21:55放送
■ロサンゼルスTJS 11月26日(金)20:00-20:55放送
■FM徳島 11月27日(土) 20:00-20:55放送
■FM新潟 11月27日(土) 21:00-21:55放送

【FM MO' Cool Jazz】
DJ:小川もこ ゲスト:赤松敏弘
ニューアルバム“AXIS”の音源を中心にたっぷりトークで・・vol-2
■FM富山 11月28日(日)21:00- 21:55放送
■ロサンゼルスTJS 12月1日(金)20:00-20:55放送
■FM徳島 12月2日(土) 20:00-20:55放送
■FM新潟 12月2日(土) 21:00-21:55放送

もこさんとも三年振りくらいでした。
7年前には一緒に“徳島ジャズストリート”に出没して盛り上がったりしました。
今回も二週に渡って“熱い”スタジオ・トークに。
トークと同じくらいスタジオも暑かったりしました(笑)

乞う!ご期待。



土曜の夜はジャズ・ジャーナリスト児山紀芳さんがパーソナリティーのNHK-FMの番組【ジャズ・トゥナイト】のオンエアーでした。

放送前に児山さんからメールをいただいて「ヴァイブ特集で流しますよ」と。
流す、とはもちろん新しいアルバム『AXIS』からのセレクト。
10月28日発売というアルバムにとっては絶妙のタイミング。
感謝・感激です。
僕の年齢と生まれ年が間違って放送されたりするハプニングもありましたが(笑)、早速「随分ベテランになりましたねぇ」とメールやツイッターで“ツッコミ”される始末で、放送の反響の大きさにびっくり。

メールでは児山さんがアルバムからどの曲を選曲されたのか書かれていなかったので、文字通り放送を聴いてのお楽しみ、でした。

ヴィブラフォン自体の特集も珍しいので、僕自身も興味津々に聴きました。

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予めタイマーで予約してコンポのハードディスクに記録しておきました。
番組の途中から聴けたので終了後ハードディスクのデータをICレコーダーにmp3で移し、パソコンで再生しながら深夜にゆっくりと聴きました。

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週末の深夜は“いこいの時間”。
コーヒーを入れて、部屋をダウンライトにして・・・

ちょうど夕方に新宿のタワレコでまとめ買いしたCDも続けてリスニング。
コンポのスピーカーから録音したラジオ番組を聴いていると、中学-高校の頃に毎週聴いていたNHK-FMの「ジャズ・フラッシュ」を思い出しました。
その時も児山さんが担当されていました。

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当時、スイング・ジャーナルの編集長もされていて、ニューヨークから最新の情報や新春恒例の「ジャズフラッシュ特番」ではスイスのモントリュー・ジャズ・フェスティバルの特集など、とにかく最新の情報はこの番組から、でした。

児山さんの他によく聴いたのは本多俊夫さん。
このお二人の放送日にはいろんなミュージシャンの新譜や特集が組まれるので特に記憶に残っています。
1970年代の事です。

それから30余年経った2002年に初めて児山さんとお会いし、ジャズフラッシュの頃の話しなどをしました。
アルバム『SIX INTENTIONS』リリースの時で、この番組【ジャズ・トゥナイト】にゲスト・トークで呼んでいただいたのです。

10月23日放送のNHK-FM【ジャズ・トゥナイト】の「ヴァイブ特集」を聴きながらのメモです。

[放送された奏者と曲目]

1.Gary Burton / Missouri Uncompromised
2.Bobby Hutcherson / Spiritual
3.Stefon Harris / Langston's Lullaby
4.Joe Locke / Pharoah Joy
5.赤松敏弘 / Over Again
6.Jason Adacevic(スペルに自信なし)/ Bermint(バーミント。たぶんこのスペル)
7.Bill Ware / Django
8.Wallen Wolf / Bag's Groove

お聞きになった方はわかると思いますが、ヴィブラフォンってけっこう人によって音色も演奏も違うのです。
こんな風に続けざまに8人も連続して演奏を聴く事がないので、実際にやっている自分が一番驚いたかもしれません。

こうやってゲイリーやハッチャーソンなどの大御所と一緒にアルバムの音源を流してもらうのは実に光栄の限り。

そんな中で取ったメモは・・・・

6.のジェイソン・アダシュビッチというヴィブラフォン奏者は初めて聴いたので彼の事はまったくの想像でしかないのだけれど・・・

◆2本マレット奏者は?
ボビー・ハッチャーソン、ステフォン・ハリス、ビル・ウェアー、ウォーレン・ウルフ、
◆4本マレット奏者は?
ゲイリー・バートン、ジョー・ロック、赤松敏弘、(たぶん)ジェイソン・アダシュピッチ、

●ヴィブラート装置を使っているのは?
ボビー・ハッチャーソン、ステフォン・ハリス、ジョー・ロック、ジェイソン・アダシュピッチ、ビル・ウェアー、ウォーレン・ウルフ、
●ヴィブラート装置を使っていないのは?
ゲイリー・バートン、赤松敏弘、

■生のヴィブラフォンを演奏しているのは?
ゲイリー・バートン、ボビー・ハッチャーソン、ステフォン・ハリス、赤松敏弘、ジェイソン・アダシュピッチ、ウォーレン・ウルフ、
■アタッチメント・ヴィブラフォンを演奏しているのは?
ジョー・ロック、ビル・ウェアー、

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ちなみに・・・

★1月生まれのヴィブラフォン奏者は?
ゲイリー・バートン、ボビー・ハッチャーソン、赤松敏弘、ビル・ウェアー、
(但し、ステフォン・ハリス、ジョー・ロック、ジェイソン・アダシュピッチ、は誕生日不明)

ヴィブラフォン奏者はなぜか1月生まれが多いのです。

他にも、有名なところではミルト・ジャクソンも1月生まれでした。
今回の特集に登場した8人の内、わかっているだけでも半分が1月生まれというのは、かなりの比率ではないでしょうか。。。

実に不思議な巡り合わせです、ね。



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★11月4日(木)19:10- (3set) 2800円+オーダー
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★11月10日(水)20:00- (2set) 3500円
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2010/10/22

アヴォイドノートを飛び越えろ!・・・その2  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第百九十二回目の今日は、10月1日の金曜特集の続きで「アヴォイドノートを飛び越えろ!・・・その2」です。

前週までの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!

ご案内いたしまーす。

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いよいよ迫ってまいりました!

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  赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ドラムス)
  ゲスト:井上信平(フルート)11/4のみ

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(速報)
■10月23日(土)NHK-FM【ジャズ・トゥナイト】23:00-25:00(DJ:児山紀芳)
今週の楽器別特集は「ヴァイブ界展望」と題したヴィブラフォン特集。
ニューアルバム『AXIS』の曲も放送されます。
乞うご期待!

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さて、



ツアーなどで少し間が空きましたが、前回までのお話しは、「コードネームを見て音を動かすなら“意図を持て!”」ということ。
物真似も悪くはないけれど、いつまで続けていても仕方ありません。

「自立」した音を自分に持つ事が全てです。

で、

そんな中でも、音が動く、という時にどのような意図を持つかについて知ると、自分でいろんな応用へと発展できるので「アヴォイドノート」との付き合い方について説明しています。

前回はコードの変わり目に要注意、という事と、メロディーを「おおよそこの辺りの音、音域」と定めて作る方法について書きました。
その中で、やはりアヴォイドノートをどのように対処するかで決まる、という事がうっすらとわかっていただけたのではないかと思います。

では、今回はもっと「ザックリ」とアヴォイドノートと付き合いましょう。

■メロディーをテンションから作る

初心者の演奏を聴いているとコードトーンからメロディーを探っているケースを多く見かけます。
コードトーンから始めること自体が悪いわけではありませんが、限られた時間の中で素早く聴き手にインパクトを与える為には、バックグラウンドで鳴っているコードサウンドと同じ音を鳴らしても同化するだけでサウンドの面白味は生まれにくくなります。

そこでメロディーは単旋律であると同時に、コードサウンドの縁取りも兼ねる意味合いを強く打ち出して、バックグラウンドとの間に新しい「うねり」を生みだしましょう。

その代表が、それぞれのコードに含まれているテンションを有効に活用することです。

前回までと同じコード進行を母体に説明しましょう。

まずは、それぞれのコードのコードスケールをアナライズし、その中からテンションノートをピックアップします。
この時にピックアップしたテンションノートの中に含まれるアヴォイドノートもマークしておくのがコツです。

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(クリックで拡大/以下同じ) ×=アヴォイドノート

現在はこの譜例のように音符に書いて提示していますが、これを譜面を見ながら頭の中で想定する練習を行ってください。
やがて実践に入ると次々に渡される譜面で、初見の段階でこれらの見極めを行わなければ仕事にならないのです。

まずは「意図」、つまりこの場での自分の法則を設定します。

1.メロディーは一つのコードに対して2音とする
2.各コードに対して最初に出す音は必ずテンションとする
3.各コードの2音めは必ずコードトーンとする
4.2音めとするコードトーンではコードのroot(根音)を使わない

コードトーンの中でも、バックグラウンドで必ず鳴らされているコードのroot音をメロディーに含まないようにするのは、小節の中でroot音の重複を避ける措置です。メロディーの音数が少ない場合は特に注意。

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最後まで演奏してリピートした時からはこの譜面とは違うテンションから始めてみましょう。
この場合だとGMaj7は9thの“A”から始めると繋がりが良好です。

たった2音のチョイスですが、ひとつをテンションノート、ひとつをコードトーンとする事でサウンドは安定します。
両方ともテンションになるといったい何のコードの中にいるのかわからなくなったり、両方コードトーンではサウンドに面白味が足りないままです。
テンションは緊張感があり、ある意味不安定な響きでもあるので、片方に安定したコードトーンを置くと「動き」としてのバランスがとれるわけです。

次に、もう少し音数を増やしてみましょう。

その時にこんな意図(法則)を設定して練習してみましょう。

1.メロディーは一つのコードに対して3音とする
2.最初の音はテンションノートとする
3.二番目の音は一番近くにあるコードスケール上の音とし、アヴォイドノートも含む
4.最後の音はアヴォイドノート以外のコードスケール上の音とする

これまで避けて来たアヴォイドノートをメロディーに取り込む練習です。
コードサウンドてしては避けるアヴォイドノートも、メロディーの中で経過(経由)する場合には必要な音となります。但し、メロディーの到達点である最終音には使えません。
現段階はコードサウンドとの対比を確認しているのでメロディーの最初の音からもアヴォイドノートを省略しましょう。

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少しメロディーらしい動きが生まれてきました。
この譜例以外の音から始めたり、下行だけでなく上行のメロディーも自分で演奏してみましょう。
ただし、ここで決めた意図(法則)は死守すること。

つづく。


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2010/10/21

ブラッド・メルドーは素朴なピアノマンだ・・・  木曜:Jazz & Classic Library


ピアノで個性を出すというのは簡単なようでいて実に難しい。
ヴィブラフォン奏者の僕が言うのも変だけど。。

個性というものを無くしてしまったら、わざわざお金を出してCDを買いたくなったり、同じくお金を払って生演奏を見てみたくなったりはしない。
だから世の中に何千万人いるかわからないプロと呼ばれるピアニストの、どこを「個性」としてリスペクトするかを一口で言い表わすのは難しい。

「音楽」が個性であるピアニスト。
奏でる曲、つまりはオリジナル作品という作曲センスに長けたピアニストがこれにあたる。
しかし、これだとジャズばかりではない。
僕がココで取り上げているのはジャズにまつわる音楽を中心とするので作曲で完結してしまったピアニストはクラシックを除いて含まれない。

「音色」が個性であるピアニスト。
どんな音楽を奏でても「音色」の良いピアニストは聞ける。いや、ピアノに限らずどんな楽器を奏でる演奏者でも、まずはちゃんと楽器を鳴らせるプレーヤーでなければ聴く気になれない。いくら上手なフレーズを奏でようと、いくらキャッチーなメロディーを作ろうとも、楽器をちゃんと鳴らせないプレーヤーの音楽は聞かない。
音の仕組みや形は誰でも真似できる。
しかし、音楽の全体の中でかなりの部分をしめる「音色」は一晩や二晩の練習では真似できないものだからだ。

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昨夜の市川秀男(p)Trio+赤松敏弘(vib) w/上野哲郎(b)二本柳守(ds)@横浜“エアジン”の一コマ
(僕は降り番の曲なので気楽に写真なんか撮ってられるわけだが・・・)

日本では、この市川秀男さんが飛びぬけて「音楽」と「音色」で個性を発揮している。
いつもこのバンドを聴いて思うのだけど、1970年代から変わらぬ姿勢で音楽に取り組む市川さんには脱帽だ。常に「新鮮な出来事」を音楽で求めている。

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へえーっ(エアジンの控え席の壁に貼られていた。誰かが面白ネタを見つけては持って来る)

昨夜は(エイペック)Asia Pacific Economic Cooperationの予行演習なのか夕方からヘリコプターが飛び交い帰りの時間には街中にパトカーが溢れて物々しい横浜だったけど、市川さんの音楽の余韻はそういう上っ面の不可解な事を打ち消してくれるほど痛快だった。

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譜面だって実に簡素。しかしこの中に閉じ込められている音宇宙をキャッチ出来ないと音は出せない

さて、

ピアニストとして、ブラッド・メルドーを個性的と形容するのは簡単な事なのだけど、実はとても「素朴」なんじゃないかと密かに思っている一人だ。


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『ELEGIAC CYCLE/Brad Mehldau』(warner bros/1999年)

クラシックで管弦楽(オーケストラと呼ぶよりもこの方が似合っていると思う)が好きな人に、「ラヴェルでもドビュッシーでも管弦楽で聴くよりもピアノで聴く方が好きなんだよね」と言うと怪訝な顔をされる事がある。

ナニ? あの管弦楽のカラフルなアンサンブルを君は嫌いと言うのか!?

はい。嫌いというのではなく、ピアノで聴いたほうがずっと心の中に入ってくるタイプの作曲家と、例えばストラビンスキーのようにオーケストラで聴かないとピンと来ない作曲家がいる、というだけなんです。

この境目はなかなか見えにくいのだけど、きっと僕が言わんとする事を理解してくれる人もいると思う。

ジャズでもそれは同じ事が言えて、ビッグバンドとコンボ、あるいはデュオやソロといった編成で聴くのを選びたい音楽がある。

決してジョージ・ラッセルをピアノソロでは聴きたくないし、キース・ジャレットをビッグバンドで聴きたいと思った事もない。

ただ、ピアノという楽器の響きは特別で、奏でるプレーヤーによってはバンドやコンボでは表わし切れない音をピアノ一台だと完璧に表現出来る場合がある。
それは僕がピアノという楽器を好きだからかもしれないけれど。

ブラッド・メルドーのこのアルバムは「ソロ」集だ。

一曲目“Bard”がアルバム全体のキーワードとなっているところから、まるで推理小説でも読むような気分で聴くといいアルバムだ。
Bard=吟遊詩人という意味だけど、メルドーの名前のスペルをアナグラム(Brad→Bard)した意も含まれているのかもしれない。そんな風にいろんな推理をしたくなる音楽。それがこのアルバムの最大の魅力だ。

物憂げな愛らしいメロディーが突然の転調で行き先を一瞬見失ってしまうかに聞こえつつも新しい調への移行が準備されている事が数小節の内にわかると、もうそこからは安心して、この、ちょっぴり優柔不断な道先案内人に進路を任せて聴き進むといい。

二曲目“Resignation”はクラシックの小品のようなアルペジオに埋もれつつも優美な展開を向かえるメロディーが実にロマンチック。

この辺りで、ブラッド・メルドーというピアニストが、かつてのチック・コリアやキース・ジャレットとはまったく別次元でピアノ・ソロを行っている事に気付くだろう。

メルドーはこれまでのジャズピアニストの誰よりもクラシックの香りを漂わせるピアニストだ。
それも表面的にクラシックっぽい事をするだけのピアニストではなく、ニュートラルな状態で音を紡ぎ出しつつ、そのサウンドにはジャズの方法論を飛び越えた衝動的な音を自己のオリジナリティーとして確立した姿がある。
これは凄い事だ。
ピアニストとしての技量がケタ外れに優れていなければ、つまり最初に述べた「音色」が備わっているからこそ「ハハハ、、、」と笑い飛ばされてしまうようなギリギリの線を行ったり来たり出来るのだ。

続く“Memory's Tricks”では並はずれた左右の手がバラバラに独立した表現力を持つ技量をフルに活用したアカデミックな表現。しかし、これをジャズのコードに当てはめると実にシンプルなコード進行がベースとなっているわけで、ある意味でルネッサンスやバロックといった音楽の核を応用したトリックとも解釈出来るから面白い。

“Elegy for willam burroughs and allen ginsberg”はオーソドックスなジャズ、あるいは感傷的なセロニアス・モンクといった具合。しかし、聴き進む内にこの素朴な曲の中にメルドーの本音が聞こえたような気がする。

そのまま連続するかのように“Lament for linus”へと。サウンドは感傷的さを増し、やがて祈る様に終わる。

まるで調子外れのピクニックのような躍動を聴かせる“Trailer park ghost”。
この辺りになるとクラシックの印象派やフランス近代以降のピアノ小品集のような表現でインプロが展開される。

“Goodbye storyteller(for Fred Myrow)”はリリカルでロマンチックな表現。ピアノという楽器が持つ内向的な美学を見事に表現し切っていると思う。

さてさて、そろそろ謎解きは最終段階に入ったかな。そんな場面転換を促すかのような“Ruckblick”。
メルドーの作る曲は理論的だ。
聴く耳には衝動的であっても決して曲は衝動的に作られていない。
頻発する転調も、通常の曲がスコアを左から右へと一方通行するのに対して、ある部分は先に数小節先の転回(展開)を見越して逆算している。つまりある部分ではスコアを一瞬右から左に逆送するとそこに「正解」が待ち受けている、といった具合で、これはクラシックの作曲家の発想に近い。

ジャズの世界で、この逆送の発想による展開を取り込んでいる音楽家は少ない。

それはとてもリスキーだからだ。

通常、ジャズは左から右へと展開して行く音楽であり、その左から右への展開の発想にジャズメンは命をかけている。
チャーリー・パーカーしかり、ジョン・コルトレーンしかり、ビル・エバンスしかり、キース・ジャレットしかり、チック・コリアしかり、ハービー・ハンコックしかり・・・・・

そんなジャズの習わしの中に忽然と現れた左から右への展開をも組み替えるトリックの名人、ブラッド・メルドー。
その全ての発想が、最終曲“The Bard Returns”に集約されている。
そう、このアルバムの最初に演奏されていた“Bard”に戻ってきたのだ。

リリカルなメロディーが突然突拍子もない変な音に飛んだ瞬間、それこそがメルドーの仕掛けたトリック。
「おや?」と思った次の瞬間には新しい調の中でその音が生き生きと輝いている。
そして、再び同じメロディーを通過する頃には、すっかりその突拍子もないメロディーは、何百年も前から我々の前で自然発生的に存在していたかのような錯覚に誘導され、安心して通り過ぎて行く。

音楽でトリックをやるとは、なんて奴だ!

その構造に気付きながら聴くと、メルドーは実に素朴な音を俗的なジャズの味付けを経由しないで表現出来る数少ないピアニストである事がわかってくる。

この発想は複雑でもなんでもなく、俗的な音の加工に手を染めていないだけなのだ。
だから「聴きやすく」なんて手立てはどこにもないのである。

この音の先に何かがある、ただそれだけを楽しむ、お薦めのアルバム。
ただ弾けるだけのピアニストでは、これだけの余韻は残せないのだ。


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出演:赤松敏弘The NewQuartet
    赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ds)
    ゲスト:井上信平(フルート)11/4のみ


ライブ、イベントの詳細はコチラ→公式ホームページhttp://www.vibstation.com/

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タグ: Jazz ジャズ CD

2010/10/20

美味い話しにゃ裏“も”ある・・・  水曜:これは好物!


男子が女子に比べてくだものをたべない理由。

その筆頭は・・・・・・

「手が汚れる」、だ。

果実が嫌いなわけではない。
出来るなら食べたい。

しかし、

食べるのに、いちいち皮をむいたりするのが面倒なのだ。
男子を代表して言う。

けっしてくだものが嫌いなわけではない。
できたら食べたいのだ。

でも、食べた時に、果肉の糖分で手がニチャニチャになったりするのが嫌なだけなのだ。

だから・・・・

「はい、どうぞ!」

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なーんて皮をむいた果物がコーヒーと一緒に登場したりすると感激するのである。
このところ毎日のようにコーヒータイムに出してくれる巨峰。

先日ヴィブラフォンの弟子“おっちょ”こと由香里嬢の実家から宅急便が届いた。
信州は塩尻から、いただいた“巨峰”だ。

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「うわーっ、凄いよー」

さっそく家人は冷蔵庫で冷やしている。

食べる寸前に冷やすのが美味しい、とか、蘊蓄(うんちく)は垂れるのだけど、実際今年は最近になるまで残暑も残暑、常温でチョコレートが溶け出す始末。やはりそうなると冷蔵庫に頼らざるを得ない。

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肉厚で見事な巨峰。
いろんな品種が出たけれど、結局はこの巨峰がいいな、と思う。

最近の食べ物はなんでも見た目だけで、結局「飽きない味」となるとオーソドックスながらロングセラーのものに落ち着く。
スナック菓子など、もうフレーバーだけで客を釣ろうと躍起になっているのだけど、見た目だけのフレーバーはオーソドックスなフレーバーほど長続きしない。
卑怯(ひきょう)にも『期間限定』の文字で客を釣ろうとするが・・・
もうとっくに飽きているので前のように売れるハズが無い。
そろそろまともな新商品を開発しなさいって事ですね。

くだもの。

くだものの世界もいろいろ。

でも、こうやって“巨峰”をいただくと、「あ、やっぱりコレだな」って思う味ですよ。

由香里嬢の御両親に心から感謝!!
ありがとうございました。
実に美味しかったー。

で、

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その“巨峰”の皮をむいてこのところ毎日出してくれる家人。
優しいねぇ、男子が果物に手を出さない理由をちゃんと心得ているじゃないですか。
ねぇ。

桃とかも皮をむいて冷蔵庫で冷やしてくれないと食べないという僕の習性を知っているから、かな?
(かなり呆れていましたが・・・・)

この心配りに、男子を代表してお誉めの言葉の一つも言わなきゃ罰があたる・・・・と
キッチンにいる家人のところへ行きますと・・・・


んっ?

おにょにょぉ。。

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ジャム!?

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なんと、むいた巨峰の皮はちゃーんと家人の御菓子作りの材料に。。
うぬぬ・・・

っま、でも、美味しい巨峰を、手をニチャニチャにする事もなく食べれるコチラも悪い気はしないし、
美味しい自家製ジャム造りのベースに巨峰の皮を使える家人も納得、、、、と。

美味い話しにゃ、ちょっぴり裏“も”あるわけです。。。



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2010/10/19

ついついウォーキングが長くなる街・・・・  火曜:街ぶら・街ネタ


ウォーキングしてるとついつい長くなってしまう街ってありますね。

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今月の6日、遠路ヴィブラフォンを積んで行きました、九州、福岡。
東京から一晩走って1.100キロ。
で、夜中の午前3時に出て福岡に午後3時前に着きました。
到着後は福岡の悪友カーコと会ったり、コンサートのリハーサルがあったりして、翌日の本番に備えました。

詳しくはこちら→10月7日のブログ『片道移動最長記録の更新と九州の・・・』http://sun.ap.teacup.com/vibstation/1384.html

で、翌朝、1.100キロ走った割には目覚めは快適。
ホテルは天神の近くにあるホテル・ニューオータニ博多だし、12Fの部屋から見える外は晴天なり。。

こうなるとちょいと天神界隈を歩きたくなるじゃないですか。
健康志向というよりも完全に“街ぶら”症候群。

午前9時に起きて、どうしようかと一瞬迷ったものの、じっとしてられるはずもなく、午前10時にはホテルの前の渡辺通りを歩いてました。(笑)

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宿泊兼コンサート会場となったホテル・ニューオータニ博多。連泊して大変お世話になった。

10月7日午前10時の福岡・渡辺通りはサラサラの風が吹く心地よさ。

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観光地ではない普段の街を見て歩くのが好きなので、広く整備された歩道はウォーキングに最適

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碁盤の目のようにストレートな道路で区切られた街もいいが、多少道が「折れ曲がった」城下町風のメインストリートの街は風情があって好み。天神方面も北側は大きく道が曲がっていてこの角度がなかなかお気に入りのシティー・ピュー。

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まずは『LOFT』

福岡の中心街とあって商業施設も充実。
いわゆる街のビル街というこの商業ビルの並びが好きだ。

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歩道には自転車パーキングが整備されているので放置自転車が無い。街の景観のレベルアップにかなり貢献している

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街の定番『三越』。天神の中枢・西鉄福岡天神駅と直結している

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西鉄大牟田線が高架で三越の3F部分にあるホームに向かう

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鉄道の上はバスターミナル。この造りは名鉄名古屋駅の現代版のような感じ

以前来た時はまだ隣の「薬院」駅が高架になったばかりで、この西鉄福岡駅の変貌ぶりには驚かされた。

少し見ない内に随分と変貌した天神の駅界隈なのだけど、福岡と言えば老舗のデパート『岩田屋』。
渡辺通りから見れば駅を挟んだ向こう側にあるのだけれど、地方のデパートの統廃合で『福岡三越』も『岩田屋』も同じ三越伊勢丹ホールディングスの経営とあって、かつてはライバルだったデパートがなんだか複雑な関係になってしまった。

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福岡と言えば昔から『岩田屋』!でも昔の建物とは場所も造りも違う

道路を挟んで新館とのスカイウォークまである『岩田屋』だけど、駅の目と鼻の先の『福岡三越』との住み分けはどうなっているのか今回は時間が無かったのでチェックできなかった。

三越の対面には・・・

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『大丸』

思い出したが、昔の『岩田屋』は現在の三越の並びにあったように記憶する。

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ちょうど現在『PARCO』のある位置、一瞬わからなかったが、建物もそのまま改装されて使われているようだ

なぜ駅の反対側に行ってしまったのかはわからないが・・・・再開発なのだろうね。

そんな天神からちょっぴり中州方向へ

この辺りにはかつて福岡県庁があった。

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『アクロス福岡』

ここは覚えている。

東京のように前からあるビルを何棟も壊してその後に超高層ビルを建てるような再開発ではなく、周りの建物と違和感なく建て替える感じだったり、元からあるビルを改築して新装オープンしたりする中心街の再開発の中ではこのアクロス福岡はかなり異質な存在。

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モニュメントにも注目

何となく覚えている建物の間に見慣れぬ建物。
まぁ、軽く十年は来ていなかったので変わるのは当たり前だけど、やっぱり突然的に建った物には目が行く。

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旧福岡県庁の先にある天神橋

この橋、普通の橋なのだけど、何か違う・・・

うん?

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バス停・・・

あれ?

ここは橋なはず・・・

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さっきからバスがガンガンやって来てはここで乗客をどんどん降ろして行く

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ほらね、一本北の橋から見るとちょっぴり不思議

鉄道で橋上ホームというのはたまにある。何かの理由で駅のホームが河川の上に伸びている駅のことだ。
有名なところでは阪神電鉄の武庫川駅や伊予鉄道の石手川公園駅があるが、さて、バス停が橋の上というのはあんまり記憶にない。

橋の強度は大丈夫なんだろうけど、ねぇ。

いろいろ見ると面白い福岡の街ぶら。
いや、ウォーキングだ。

こんなだからホテルの周りをちょいとウォーキングなーんて事では納まらず、当然ながらこのブログも一日では納まらず、ここから先の歩みは次回へと続くのでありました。

この続きは来週のココロなのだ!(TBSラジオの小沢昭一的に・・・・)



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2010/10/18

『AXIS』の音が良いのはDSDレコーダーの威力・・・  月曜:ちょっと舞台裏


10月28日の発売に向けていろいろなところで少しずつ取り上げられ始めたニューアルバム『AXIS』。

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『AXIS/赤松敏弘』(vega/2010年10月28日発売)

先日の福岡や松山の公演では先行販売も行い、すでにお聞きになった方もいらっしゃる。
いろいろな感想をいただく中で、音楽の内容の他に今回は「音が良い」という意見が目立つ。

只今発売中の『ジャズライフ11月号』(2010年10月14日発売)のインタビュー(赤松敏弘:ジャズの未来を切り拓く新機軸はコードに頼らない音の存在だった/インタビュアー:富澤えいち)の時も、インタビュー前の雑談で開口一番に「今回の音、いいですねー。ヴィブラフォンの音とベースのガッツリ感がたまらないです」とインタビュアーの富澤さんやジャズライフのスタッフからお誉めの言葉。

誇張無しに言うと、それは僕もレコーディングしている時から感じていた。
しかし、それがゆえに、レコーディングの時に従来の経路の音(たぶんPCM録音)とDSD経路の音がヘッドフォンで混ざると「とんでもないタイムラグ」を感じてしまい「ずれてやりにくい」とチーフエンジニアに伝えて改善してもらったほどだ。
ヴィブラフォンはアタック音重視の楽器なので、そのアタックの瞬間の許容範囲は他の楽器と比べるとかなりタイトなのだ。

これまでのレコーディングでもマイクを変えるとモニタリングまでのタイムラグがマイクのメーカーによって異なるのもわかっている。ノイマンのマイクはその点が平均値にあるので音色はともかくも正確さの点では信頼している。

今回の録音に関するエピソードをひとつ。
レコーディングが終わってラフミックスを家に帰って流していた時のことだ。
僕の音に聴き慣れている家人がキッチンで料理の仕度をしていたのだけど、隣接するリビングのスピーカーでやや大きめにラフミックスを再生していたら・・・

家人曰く「楽器を弾いていたのかと思った」と。

我が家はリビングにもヴィブラフォンがあり、1曲目のイントロはヴィブラフォンだけなのでその後ドラムやベースが入ってくるまでの数小節間、家人は僕がそこにあるヴィブラフォンを弾いているのだと勘違いしていたのだ。

家人曰く「音、すごくいいねー」

もちろんこれはラフミックスの音。
この音のままCD化されれば、それはそれは幅広い音、臨場感にあふれた音、生き生きとした音がCDから飛び出してくるのだけれど、残念ながらこの後で(僕等の感覚では)音をスケールダウンして通常のCDプレーヤーで再生しても遜色ないようにマスタリングで「音を詰め込む」。

以前ビクターでxrcd24のマスタリングをしている時にxrcd開発者の方と話をしていて、彼がしきりに言っていたのが、「まだCDは持てる能力の半分も利用されていない。このままmp3などに移行するのはもったいないメディアなんです」と。その言葉が意味するのがこの「音を詰め込む」という間口の狭さ。この間口をもっと広げればCDはアナログと同等のなめらかな音まで到達すると誰の目にもわかっているのに、もう次のメディアの戦略に躍起。理由は書かなくてもわかるよね。

さて、その作業を経ても、今回の『AXIS』は音の色褪せが少ない。
これもマスタリング・エンジニアの石井氏の腕の素晴らしさがあるのだけれど、やはり元音がこれまでにない「鮮度」を保っていたからだと言える。

これまでにいろんな録音を経験してきた。
また、自分のアルバムも通常のCD(16ビット)のものからxrcd24による高音質盤(24ビット)まで様々。
この16ビットとか24ビットとかと言うのは、デジタル化された音の指針なのだけど、わかりやすく言えばインクジェットのプリンターを想像してくれるといい。

噴射ノズルに16個の穴が空いているプリンターと、同じく24個の穴が空いているプリンターとでは印刷物の仕上がりで繊細さに差が出る。噴射ノズルの穴が多いほうがより「なめらかな」印刷仕上がりとなる、あれと同じだ。ビットというのは点(それも四角い点と解釈すると尚わかりやすい)の事だから、点をたくさん使って形を表わした方が「なめらか」な表現が出来るわけだ。

しかし、音となるとそれが僕等の耳には「ギザギザ」に聞こえていた。
初期のデジタル録音ではその「ギザギザ」が空気振動をもデータ化してしまって、ヴィブラフォンのように空気振動が激しい楽器はピアニシモが「汚くなる」という大問題を抱えていた。
ある音圧以下の振動に対して、デジタル処理が「無音」と「有音」のどちらと解釈するべきか迷ってしまい、挙句の果てに「ジリジリ・・・」みたいなデジタル・ノイズを作ってしまったのだ。

1990年頃のレコーディングではこの現象がよく見られ、エンジニアの人もこちらも頭を抱えるシーンが多かった。

「CDは音がいい」なーんて嘘っぱちだ!
磁気テープ特有のヒスノイズが無いだけ・・・・・それが僕の正直な感想だった。

ピアニシモに弱いデジタル録音の有名な話。
あるジャズのバラードをCDで聴いたOLさんが「これ、音悪くないですか?。だってバラードの時にずーーっとノイズが鳴ってますよ?」と。

「え?ずーっと? そんんなはずは無いと思うのだけど・・・・」

「・・・え?でも、ほら!聞こえませんか?シーシーザーザーいってますよ」

(笑!!)

静かなバラードの時に、ドラムがブラシを使って演奏している。
彼女はそれを「雑音」だと思っていたのだ。

笑い話だけれど、確かにそのブラシの音は艶が無く、痩せ細ったカリカリの音になっていた。
オリジナル盤(LP)の音を知っていたので、確かにこりゃ酷い、と思った。

それから時代は進化し、デジタル録音もどんどん進化して我々の耳もデジタル音に慣れた事もあって、もう違和感を唱える人は、一部のコアなアナログ・マニアを除けばいなくなった。

今回の『AXIS』に関してもDSD(Direct Stream Digital)録音という新しいシステムをチーフ・エンジニアの今関氏が導入して、その成果がアルバムを聴いた人から寄せられているわけだ。

録音単位のビットという感覚を「小さな点の集合体」から「限りなく大きな1点」という発想に変換した理屈に近いと説明されたように記憶するが、そこのところは今関チーフ・エンジニアのブログに詳しいので興味がある人は彼の奮闘記(?)を読んでみてほしい。

今関チーフ・エンジニアのブログ→http://kunihirock.blog58.fc2.com/blog-entry-102.html

ちなみに彼のブログ・タイトル『E PRECISO PREDOAR』は(たぶん)ボサノヴァの曲名で、1976年のスタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトの再会セッションで僕は初めて聴いた曲。
短いブリッジを持つ曲で大変気に入っていた曲なのだけど、本当に彼がその曲からインスパイアーされてブログのタイトルとしているのかどうかは定かではない。

だって、その話し、まだしてないし(笑)

それはともかく、

今関チーフ、あんたはエライ!!



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2010/10/17

西新宿三井ビルコンサート2days終了。たくさんの御来場ありがとうございました・・・  ■ツアー特集:東海道〜南海道右往左往


さすがに終わってしばらくしたら・・・・お迎えされてそのまま熟睡でした。
今月に入ってからの移動の連続で疲れもピークに達していたようです。

西新宿三井ビルコンサート、たくさんの御来場ありがとうございました。

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本日は午前10時50分過ぎに出発。
ソロリソロリ。。

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本日の東京地方は快晴。気温は24℃。汗ばむ陽気ながら風はサラサラで心地よく確実に秋の気配。
ソロリソロリ。。

ソロリソロリ・・?

そう、本日はマリンバの松島さんの車とツーリング状態なんです。

。。車。。

だからペースを合わせてソロリソロリ。。

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バックミラーに白い松島カーを確認しながらソロリソロリ・・・

あのデカイやつ、5オクターブのマリンバを積んだ車ですからおいそれとスピードは出ません。
こちらは昨日の終演後にヴィブラフォンを控室に保管して帰っているので車が軽くピューっと加速気味。
だからソロリソロリ。。

普段であれば高速の料金所はETCレーンを使うのですが、本日は諸々の経費は全てこのプロデューサー兼鉄板叩きが取り仕切るので一般レーンへ。

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土曜日とあって長い列になっているETCレーンを横目にガラガラの一般レーンへ

意外と知られていないETCカードによる一般レーンでの清算。
首都高速や均一料金区間では、仕事で今日のように何台かで連なって利用する時(支払いを一台がまとめる時)や、同じく領収書が必要な時などに僕はよく利用します。

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首都高や均一料金区間で領収書が必要な時と、週末ETCレーンが渋滞している時にやるETCカードによる一般レーンでの清算

松島カーの分もまとめて支払い、領収書を受け取る。

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首都高高井戸付近からの“新宿マンハッタン”

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本当に週末の首都高からはトラックの姿が消えました。見える限りの普通車の大洪水・・・これで低炭素社会など築けるのだろうか・・・?

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渋滞ではないものの、ゆるゆる行列走行が続く土曜日朝の首都高4号新宿線

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やっと・・・という感じ。新宿ランプで週末割引狂騒曲から脱出

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西新宿に到着。所要30分。平日午後の所要時間の倍はかかっている。

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西新宿三井ビル(青梅街道側)

午前中はマリンバの組み立てと調整に費やし、昼食は西新宿三井ビルの中庭で心地よい風に吹かれながらベンチで。
午後(ゴゴイチ)にサウンドチェックが始まると週末のオフィスビルながら隣接する居住棟や散歩に訪れる人達がこの巨大な木琴と鉄琴を興味津々に取り巻く。
チラシを食い入る様に見つつ、目で目の前の光景を確認しつつ、「午後三時から是非どうぞ」と声を掛けると殆どの人が時間になると戻って来た。
やはり見た目のインパクトの効果は凄いね。さすがフルサイズ・マリンバ。ヴィブラフォンだけでは見た目ではかないっこありません(笑)

午後3時開演。

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(左から)本日の主役・松島美紀/mar 初登場・峯尾未紀/mar 二日間連チャンの・赤松敏弘/vib

最初からいきなり三人合計10本のマレットが宙を舞う。

客席はこのコンサートを目的として来られた人、さっき興味津々で覗いていた人、たまたま通りかかった人でどんどん埋まって行く。
フリーコンサートの場合は出入りも自由なのでなかなか客席は落ち着かないものだけど、一度座ったら最後まで聴き通して楽しんでくれる人が多い。
コンサートを見に来られる人はもちろん、前夜はこのビルのオフィス棟で働く人、今日はこの周辺にお住まいの人、というまったく違う客層向けという一面もある2days。

そのせいか今日はカメラを持って写真を撮っている方が多い。

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二階の吹き抜けとなっている回廊からも楽しめる

演奏と同じように毎回MCの上達も著しい松島美紀。

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このコンサートの音響を初回から担当してくれるH氏も「毎回上手になってくるので楽しみ」と。

確かに、最初の頃はこちらまでヒヤヒヤさせられましたが(笑)、今はもうしっかりと自分のペース。
客席にはリピーターのお客さんの顔も。

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レディースによるマリンバで今年はラテン、マンボ、などを加えた王道メニュー

やはりマリンバはラテンとの相性が良い。松島さんのオリジナル・アレンジも面白い。

今回のハイライトは何と言ってもガーシュイン。
ラプソディー・イン・ブルーをマリンバでやってみたらいいんじゃない?
という僕の発案から連日奮闘していたようで、マリンバ独奏としてこの日初お披露目されたラプソディー・イン・ブルーは圧巻。

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大迫力だった松島さんのソロによるラプソディー・イン・ブルー。フルサイズ・マリンバの魅力と迫力が結実した演奏だった。

ひと際客席が湧いた後は、似非マリンピストの登場(笑)

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春に“アトリエひらり”でお披露目した似非マリンピスト vs マリンピストの対決!?

対決??
いえいえ、今度は二人で音を出して静かな演奏にしよう、というもの。
一人で静かは当たり前ですが二人で静かに、というところがミソ。

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特等席は会場内にあるスターバックスのテラス席。飲食しながら楽しめるので人気がある

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最後は木琴 vs 鉄琴!?

2:1でのバトルではありませんが、最後は三人で合計12本のマレットが宙を舞い、今年の2daysコンサートも無事に終了。

アンコールもいただき、まったく打ち合わせにないラテン・ナンバーに僕も飛び入りという「どこでどう終わるか」はその場で決めようと。
無事に着地が決まり、この瞬間に僕の秋の東海道・南海道右往左往も無事に完結。

福岡・横浜・松山・東京と日本列島の南半分をジグザグにヴィブラフォン担いで車で走った4.000キロ。
各地でいろんな人に会う事が出来ました。
感謝です。

さぁ、今度は来月頭のニューアルバム『AXIS』のレコ発ライブです。
アルバムともども宜しくお願いしまーす!


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(速報)
■10月23日(土)NHK-FM【ジャズ・トゥナイト】23:00-25:00(DJ:児山紀芳)
楽器別特集「ヴァイブ界展望」でニューアルバム『AXIS』の曲が放送されます。
 乞うご期待!



■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)2010年10月28日発売
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VGDBRZ-0044/3.000円(税込)

赤松敏弘(vib)+佐藤浩一(p)+澤田将弘(b)+樋口広大(ds)=The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

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他のサイトでも順次予約が始まります。どうぞご利用ください。

CD発売記念ライブ良い席のご予約はお早めに!

★11月4日(木)19:10- (3set) 2800円+オーダー
六本木『サテンドール』 予約03-3401-3080

★11月10日(水)20:00- (2set) 3500円
横浜『KAMOME』 予約045-622-5357

★11月12日(金)19:30- (2set) 3000円
青山・外苑前『Z-Imagine』 予約03-3796-6757

出演:赤松敏弘The NewQuartet
    赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ds)
    ゲスト:井上信平(フルート)11/4のみ


ライブ、イベントの詳細はコチラ→公式ホームページhttp://www.vibstation.com/

たくさんの御来場をお待ちしています。


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