2011/6/30

必然性があって残された音にこそ蔵出しがあるハービー・ハンコック・・・  木曜:Jazz & Classic Library


ジャズ・ピアニストは普段ピアノトリオによる演奏を基本的なフォーマットとしているからかもしれないけど、ある時急にラージ・アンサンブル(オーケストラやビッグバンドも含めて)に夢中になる傾向がある。

あれは一体何だろう?

ビッグバンドとは一見無縁そうな超コンテンポラリーな音楽をコンボで演奏しているにも関わらず、突然スコアを握りしめてフンコーしていたりするあれだ。

ビブラフォン奏者としての自分はまったくその心理を理解できないのだけど、自分の中の作・編曲家の部分ではそれが手に取るようにわかる。

ただ、僕らは楽器を演奏している自分と作編曲している自分を分離しているのだけど、どうやらピアニストにはそれをまるでごった煮のようにして平気な人が多いようだ。(よかったぁ〜、ピアニストにならなくて/笑)

まぁ、今でこそ作曲家として名を残しているモーツァルトもリストもみんなピアニストであったわけだから、ピアニストがラージ編成に傾倒するのはジャズに限った事ではなさそうだ。。

その“ごった煮”の王様が本日の主役!


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『FAT ALBERT ROTUNDA/Herbie Hancock』(warner Bros./1969年)

ハービー・ハンコックもチック・コリアと並んで現代ジャズ界のヒットメーカーだ。
ジャズを演奏する初期の頃にまるで登竜門のように愛され続ける“Maiden Voyage”や“Dolphin Dance”、“Watermelon Man”や“Cantaloupe Island”、お約束のような“Chameleon”...。
この世界に入って最初の頃のセッションで僕も何度演奏したか数えきれないほどだ。

さて、そんなハービー・ハンコックの作品の中で、僕が一番印象的で、今でも聴きたくなるアルバムのベストワンは1969年の『THE PRISONER』(blue note)。この中の1曲“I have a dream”。
そのラージ・アンサンブルの手法は、名アレンジャー、ギル・エバンスにインスパイアーされて手を染めた『SPEAK LIKE A CHILD』(blue note/1968年)の精度をさらに高めた感じで、おそらく僕が知っている限りのラージ・アンサンブルものの中で一番のお気に入り。

1970年代半ばの高校時代、木曜日の夜に音楽科の寮で聴いていたNHK-FMのジャズ番組【ジャズフラッシュ】でこの曲が流れた瞬間、全身に電気が走った。

「これだ!

しかし、学校があった岡山県の山の中の津山では翌日からレコードを探しても見つからず、休みで実家の松山に帰った時にレコード屋を片っ端からハシゴしても見つからず・・・・しかも曲名は覚えているがアルバム名がわからず探しようがなかった。
地方出身のジャズファンは皆同じような苦労をしているはずだ。今ならネットですぐに検索してオーダー出来る。ナント便利な時代だ。。。

まぁ、その時に何も収穫なしで満足出来るようなお行儀のよい制御の利いた高校生ではなかったから(笑)、取りあえず聴いた時に聞こえていたフリューゲルホーンとトロンボーンが入っていたハービー・ハンコックのアルバムを買っているのだが(それが『SPEAK LIKE A CHILD』だったりする/笑)、まぁ、満足などしていないわな。(笑)

アレがほしい・・・。

結局数年後、東京にレッスンに通っていた時に秋葉原の石丸で『THE PRISONER』の輸入盤を見つけるのだけど、その間にもハービー・ハンコックはどんどん進化していて、新譜として出ていた『SEXTANT』(cbs/1972年)の大胆なシンセの使い方にハマり、その後チック・コリアの『RETURN TO FOREVER』(ecm/1972年)と並んで、正に来るべくして来たという感じで愛聴することになる『HEAD HUNTERS』(cbs/1973年)へと怒濤の勢いで世の中ごとなだれ込むのでした。

この「ヘッドハンターズ」はメガヒット作となりましたが、当時の保守的なジャズファンはともかく、僕らにとってはチック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエバー」と共に、子供の頃から好んで聴いていたマイルス・デイビスやゲイリー・バートンの音楽などよりも、もっと身近で、世代的なリアリズムに溢れていて、ジャズに無限の可能性(ある意味では勇気)を感じさせてくれました。
そのおかげで、過激な方向からラブソングに転身しつつあったロック・ミュージックや、目新しさとパフォーマンスだけを追求した現代音楽にハマる事もなく、まるでテーマパークのように一日中これらの音楽の中で遊んでいられたのです。
それだけカッコ良かったのでしょうね。

恐らくあの時代に、これらのジャズアルバムに触れる機会がなければ、ジャズを生業とした人生を歩むことなど考えなかったでしょう。それだけ僕の中では比重の大きな部分にハービー・ハンコックの音楽はあるのです。

で・・・

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またまた実家のLPと重複するにも関わらず買い集めたこの時期のハービー・ハンコック作品。
左上から:『SPEAK LIKE A CHILD』、『THE PRISONER』、下段左から:『本作品』、『SEXTANT』

「ヘッドハンターズ」はリズムはファンクながら所謂ジャズ・コンボの編成(ハービー・ハンコック・クインテット)によるものなので今日の話しからは外れます。

実は、このアルバム『ファット・アルバート・ロトゥンダ』は長年未聴で2007年にCD化されて初めて聴く事が出来たものです。

『SPEAK LIKE A CHILD』と『THE PRISONER』はブルーノート・レーベル、本作はワーナーブラザーズ、『SEXTANT』は米コロンビア、とレーベルがコロコロと変わります。
中でもワーナーブラザーズ時代のハービー・ハンコックはちょっと他よりも注目度が低いせいか、市場でもあまり話題になりませんでした。
ただ、僕の大好きな『ザ・プリズナー』と本作の関係は密接で、主なメンバーはまったく同一、録音も半年の時間差、おまけに録音されたスタジオもジャズでは有名なヴァン・ゲルダー・スタジオで同一。

メンバーは、

Herbie Hancock(piano, electric piano)
Johnny Coles(fluegelhorn)
Garnett Brown(trombone)
Joe Henderson(tenor saxophone,alto flute)
Buster Williams(bass, electric bass)
Albert "Tootie" Heath(drums)

上記の『ザ・プリズナー』と同じレギュラーメンバーの他にクレジットされていないギタリストやホーンセクションが加わっている。

さて、このアルバム。
一般的にはマイナーなアルバムなのだけど、ヒットメーカーのハービー・ハンコックに相応しい“お宝”が収められている。

それは・・・

3曲目に入っている“Tell Me A Bedtime Story”

この美しいバラードは「スピーク・ライク・ア・チャイルド」〜「ザ・プリズナー」と精度を高めてきたハンコックのハーモニック・センスを代表するラージアンサンブル作品。

ところが、、、、

僕らはこの曲をミュージシャンズ・スタンダードとして数えきれないほど演奏して来たが、僕が最初に耳にしたのはアレンジャー、クインシー・ジョーンズ1978年のアルバム『Sound...AND STUFF LIKE THAT!!』(a&m)の音源で、あれから軽く四半世紀は過ぎた2007年になってこのアルバムがCD化されて初めてオリジナルのハンコックの演奏を聴く事が出来たわけです。

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今日でも演奏の機会があるハンコック作の“Tell Me A Bedtime Story”

僕が初めてこの曲を演奏したのは1984年頃で、ピアニスト福田重男君のセッションだった。以来何度演奏した事だろう・・・

さて、そんな“お宝”もあるこのアルバム。
ラージ・アンサンブル編成(68年の『SPEAK LIKE A CHILD』〜72年の『SEXTANT』の6作品)としてはちょうど中間にあたるのだけど、録音自体がコメディアン、ビル・コスビーの特別番組の為に録音されたという経緯からジャズ的な評価はお世辞にも高くは無い。
しかし、ハンコックは『仕事』の時に、実に素晴らしい作品を世に送り出している事を見逃してはならない。

ジャズ・スタンダードの仲間入りをしている“Maiden Voyage”(処女航海)だって元はと言えば化粧品のコマーシャルミュージックとして作られたものだし、アルバム『THE PRISONER』はテレビドラマの音楽、そして本作も同様。それらの中にジャズというニアンスを保ちつつ、キャッチーでメロディックな中にハーモニック・センスの光るヒット曲が生れているのがハービー・ハンコックなのだ。

だから「処女航海」は納得済みで聴いているのに「カメレオン」は拒絶するようではハンコックをDIG出来るはずがない。

ところが、当の本人はそういうところはまったくお構いなしに、ある時はアシッド・ジャズのフレーバーを引っ提げて登場したかと思えば、純然たるピアノトリオで聴衆を唸らせたり、、、とその変貌ぶりはまるでカメレオンそのものなのだ。

ただ、長いハンコックのキャリアの中で、このアルバムを録音した時代のラージ・アンサンブルだけはその後登場していない。
その意味ではとても貴重な音源と言える。

アルバムはテレビ番組用という事もあって、おおよそ三つのカテゴライズに分かれるといって良いだろう。

テレビで使いやすいビートものの1曲目“Wiggle-Wabble”、2曲目“Fat Mama”、4曲目“Oh! Oh! Here He Comes”、6曲目“Fat Albert Rotunda”、7曲目“Lil' Brother”はジャズ&ロックとモータウン・サウンドの原型のようなビートポップ。これがその後のメガヒット作品『HEAD HUNTERS』や『FUTURE SHOCK』(cbs/1983年)に結実するハンコックの一面だ。
特に“Wiggle-Wabble”はDJ達が取り上げた事で90年代のクラブシーンで・ヒットした。

さて、昔からジャズ・アルバムの制作費はローバジェットであるのは代わりなく、この時期は特にアメリカではジャズ・ビジネスが崩壊していた事もあって(その後ハンコック達がジャズ・ファンクでヒットを飛ばして持ち直したのは言うまでも無い)、十分な制作費の出る「仕事」の時に、前々から温めていたアイデアをそれとなく披露する、というミュージャンが生きて行く上では必要な方法を実践していて、それが記録されている。

言うまでも無いが、3曲目の“Tell Me A Bedtime Story”と5曲目“Jessica”はそれに該当すると推測する。一般には前出のビート物のほうがウケるが、やはりそれだけでは用途全てに対応出来ないかもしれない。

そこで“蔵出し”を行うのだ。

ちょっぴり必要だね、

綺麗な曲・・・
静かな曲・・・

も・・

その時を待っていたかのように“Tell Me A Bedtime Story”や“Jessica”が生れる時(つまりレコーディングされるチャンス)が来るわけだ。

先にも述べたが“Tell Me A Bedtime Story”は前作「ザ・プリズナー」1曲目“I have a dream”の延長線上にあるハーモニック・センスをいかんなく発揮した作品で、さらに辿ればそれはアルバム『SPEAK LIKE A CHILD』、さらに遡るとあの名曲“Maiden Voyage”に結び付くだろう。
忘れてはいけないのは、このハンコックのハーモニック・センスが発揮された作品は全てスポンサーがあって生れた作品である事だ。これが二つ目のカテゴリーだ。

“Jessica”はアルバム『SPEAK LIKE A CHILD』の中の“Goodbye to Childhood”の延長線上にあるようなコンテンポラリーなジャズ表現だ。我々はこう言う演奏を一音も漏らさずに聴こうとするが、一般的には「雰囲気」としての効果が抜群として受け入れられる。これが三つ目のカテゴリーになる。

必然性があって残された音。「お仕事中」な音と言ってもいい。
しかし、その中に本当は発表する機会を待っていた音がある事を聴き逃してはいけない。
ハービー・ハンコックは、そういうジャズメンとしての生き方を、常に最大の好奇心と、最高のハーモニック・センスによっていつも斬新な形に描く事の出来るジャズピアニストなのだ。

彼にとってビートやリズムは、その時々の気の利いたスパイスってとこでしょーね、、、きっと。



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タグ: Jazz ジャズ CD

2011/6/29

シウマイはもちろんだけど、僕はコレが・・・・  水曜:これは好物!


昨日とは打って変わって、まるで梅雨明けのような天気の東京。晴れ

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まるで梅雨明け。抜けるような青空【Jun/28/2011 Tokyo】

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しかし、こうクリアーな視界だと、やはり威厳が無くなる似非エンパイアー・ステートビルもどき。

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やっぱり僕は昨日のように霞んだ視界のほうがゾクゾクするなぁ。。汗



どこぞの国が、また変な事を始めた。!
海外の技術提携を受けて作った高速鉄道の車両。
それを事もあろうか「自分で作った」と言って日本やヨーロッパで特許出願しようとしている。

高速鉄道の車両の前頭部と台車について、だ。

写真を見ればどこの国でも知っている日本の新幹線とドイツのICEである事はバレバレ。ブーイングNo.1!


どうも世界の仕組みがよくわかっていないようなので、周りはかな〜り冷ややかだ。
特許を取ってアメリカなど高速鉄道を計画している国でのビジネスに参戦しようとしているのだ。

ところが所詮コピー商品だから、空力学と安全の基準なんかあるわけもなく、故障や事故が起こった時の対処法もないので危なくて誰も買わない。

肝心のどこぞの国でも、最初は何の根拠も無く時速350キロ運転を謳っていたものの、実際には300キロでの営業運転しか出来ないようだ。

ただひたすらに、真っ直ぐな線路をぶっ飛ばしているだけならいいが、高速鉄道ではいかに早く安全に曲線を通過するかが大きな課題。
こうなったら自力で開発する以外に方法は無くなるだろうね。
きっとおかしなことになって・・・・

何とも情けないお話し。



どこぞの国は文明では見当違いな事を連発しているが、食文化に於いては実に世界中の料理に影響を与えている素晴らしい国でもある。

それはそれぞれの国に持ち込まれ、それぞれの国の味へと進化し、世界中で愛されている。
できればそっち方面で特許なりなんなりと騒いでほしかったが。。。

もう、メジャー中のメジャー。
“シウマイ”と書けば、首都圏の方はピンとくるし、その他の人もおおよその察しがつくのでは・・・?

はい。

王道の中の王道。

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『シウマイ弁当』(横浜・崎陽軒製)http://www.kiyoken.com/

あまりにもポピュラーだけど、この“駅弁”を時々無性に食べたくなるんですよ。

わざわざ横浜駅まで行かなくても主なターミナルのデパ地下や首都圏のデパートやショッピングモールにもたくさん出店しているので手軽に買い求める事が出来る。

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由緒正しき“駅弁”の証、駅弁マーク付きのパッケージ

っね。上手いもんでしょ? どこぞの国と鉄道の話題と駅弁でガッツリ関連付けちゃってるし(笑)

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なぜ“しゅうまい”ではなく“シウマイ”になったのか?
これ、結構有名な話で、昔の現場責任者が訛って「しうまい」と言っていたのをそのまま使ったとの事。しかも“美味い(ウマイ)”としゃれっ気もあるからなおいい、と。

ホントかウソかは知らないけど、言われてみればこのパッケージ、デザインの中に「シ」を収めずに一文字だけ外に飛び出している。だからデザインの円の中だけを読むと「ウマイ御弁当」。(笑)

っえ? 気が付かなかったって? 観察力は常に旺盛に!

しかし物事、最初はなんでも勢いだねー。

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僕がこの“駅弁”を、駅弁として食べたのは意外と遅く、1980年代の終りだったと思う。

なぜなら、高校時代からレッスンに通っていた東京だけど、使うのは新幹線か寝台特急。
新幹線だと新横浜駅だけど一瞬の停車時間にホームで買うのはあまりにもリスキー。寝台特急(だいたい最終の「ひかり」に乗り遅れての下りの“瀬戸”)だと東京駅で乗る前に食料は調達済み。
東京に出て来てからも横浜はしょっちゅう行っているが楽器があるので殆どは車。
だから意外と「正しい出会い」に恵まれなかった駅弁の代表格なのです。

それまで崎陽軒の「シウマイ弁当」と言えばデパートの食料品売り場で買うのが常だったので、これはやはり、一度ちゃんと(?)駅弁として食べないといかんなー、と思ったので、東海道線の鈍行で横浜まで行き、一旦ホームに降りてこの駅弁を買い、次の東海道線の熱海行きに乗り込んで「駅弁」体験とした。
時間が夕方で普通の車両で食べるのはちょっと恥ずかしかったのでグリーン車にした。
海が見えてから食べる、と言うシチュエーションにもこだわったが、「海」と「シウマイ弁当」は特に意味がある感じでは無かった。。。

この“シウマイ弁当”が好きな理由はたくさんある。

外包こそ何の変哲もない厚紙ケースだが、それを取るとちゃんと出て来るのが薄い木の皮の蓋と折箱。
昔の駅弁の幕の内弁当と言えばこの折箱が定番だったが、今やプラ容器全盛。
だから何と言うか、温かみを感じる。

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見た目だけじゃないよ。
この蓋にしている木の薄皮が炊きたてのご飯やおかずの湯気を上手く吸収してくれてベチョベチょにならないんだ。
おかしなもので、コンビニで「温めますか?」とプラ容器でビニールに包まれた弁当を“チン”などされた日にゃ、中身がベチョベチョでたまったものではない、、、、と、いつも「余計なお世話」と拒否するのだけど、これが冷めてて不味く、温めてベチョベチョで選択の余地がない。
温めなくても旨い弁当を作ってくださいな、コンビニさん。(温めて旨くなるものなど無いと思う。味音痴になるだけだ)

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崎陽軒のシウマイは好きだ。
独特の食感と風味はホタテからくるものが大きい。
しかも、これが一番大切なんだけど、冷めてても脂っこく無い。

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一個一個がくっつくわけでもなくサラリと取れる。
コンビニや他のメーカーだと一個取ると全部くっついて来るな〜んて茶番が日常茶飯事だ。
そんなところにも細かな神経を使っているのがわかるこのシウマイ、旨い!

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それだけじゃないよ。
この“おかず部門”の中、唐揚げ、玉子焼き、鮪のつけ焼き、やや厚切りの蒲鉾、とどれを取ってもまず問題がない味付け。どれも普通に美味しい。
で、

この駅弁が好きな理由のもう一つに、鮪のつけ焼きの向こうに隠れている筍煮がある。

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醤油と砂糖だけで味付けしているのだけど、これが実に印象的で、崎陽軒の駅弁となるとこの筍煮がシウマイの次に来る。

いい感じでしょ?

冷めても美味しいシウマイ弁当。
やっぱり崎陽軒だねー。

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箸休めの杏もイカしてます。


でもパンチ

僕が、最もこの駅弁で好きなのが、実は他に・・・・

それが・・・・・

コレGOOD!

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ごはん
この、粒立ちが良く、食べ応えのあるご飯、実は炊いたのではなく蒸したのだそうだ。
そう言えば、昔の駅弁のご飯って、みんなコレだったよなぁ。
折詰に入って、きっとまだ熱い内に蓋をかけるのだろう、かすかに蓋の木の香りがご飯からも漂うあの感じ・・・・・
これが今日も変わらず毎日作られているのだから嬉しくなっちゃう。

美味しく食べた後にわかると思うのだけど、コレ、全部燃やせるゴミに出せるエチケット容器でもあるんだな。

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シウマイといい、ご飯といい、噛み締めれば噛みしめるほど味わいの増す崎陽軒の『シウマイ弁当』。
ベチョベチョ、ヘニョヘニョのビニ弁に飽きてるそこの君パンチ

今日のお昼にどーだいGOOD!

ウマイぞー!

急げ!デパ地下、崎陽軒!



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2011/6/28

Smog、もくもく、ゾクゾク・・・  火曜:街ぶら・街ネタ


霧は“Fog”、
霞は“mist”、

この辺りまでなら神秘的かもしれない。

いいねぇ、好きだねぇ。

でも、僕が最も“好きだった”のは・・・・

“smog”

ゴホ、ゴホ、ゲホ・・・・
なんじゃー、そりゃー!

いえいえ、間違いじゃありません、“好きだった”んですよ、スモッグ。

また変な奴がおかしな事を言い出した!!(笑)
そう思いながら読んでみてね。



昨日の東京はどっぷりじっとりと湿気に塗れて一日中、靄(もや)の中。。。
「早くスッキリと晴れないかなー」と、思った人も多いでしょうね。梅雨真っ盛りですから。

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【Jun/27/2011 Tokyo】(クリックで拡大)

でもねー、実は街好きとしては、この気象状態って最高のシチュエーションなんですね。

午後、羽田に車を飛ばした時の事。




そもそも、太陽が出ていると「うるさい」とノタマウ天の邪鬼ですから、一日の中で一番好きな時間帯は太陽が昇る前の「しらじら」とした時間帯だったりします。
草木の緑色は日中の太陽に照らされた時の色よりも、この「しらじら」とした夜明け前の時間帯の緑色にソソラれるわけで、そんな時間帯まで夜通し起きて太陽が昇る前にコーヒーを落とし、部屋の灯りを消してジョアン・ジルベルトなんかを小さな音で流しながら、太陽が出て来るまでを楽しむのがいい。
太陽が出て来ると「うるさい」のでカーテンを閉めておやすみ、と。

それと“smog”とどういう関係があるのか?って・・・

太陽が昇る前に朝靄(あさもや)というのがあるでしょ。
あれ、神秘的で好きなんですよ。
太陽が昇って気温が上がると消えてしまう。。

それが好きになったのは、高校で岡山県の山の中の津山という街にある音楽科に行ったのが切っ掛けだった。
吉井川という大きな川が街の真ん中を流れていたせいで、よく霧が発生していたんだけど、小高い丘の上にあった音楽科の寮の部屋からそれを早朝にみるのが好きになった。

霧が好き、というとロマンチストかなんかと勘違いされる。
そもそも、その“霧”の前に、“霧”の元となるものがあった。

それが・・・・

スモッグ

あ、ダメダメ、光化学、な〜んて冠をつけちゃダメだよ。
な〜んにもつかない、ストレートな“スモッグ”。

今でこそ日本は大気も川も海も綺麗になっていたが(原発の放射能汚染で現時点では厄介な事になっているが・・・)僕が子供の頃は、空も、川も、海も、本当にどうかしていた。

その代名詞ともいえるのが“スモッグ”なんだ。

田舎とは言え、地方都市の真ん中で育ったのでその頃の「どよ〜ん」と霞んだようなスモッグを下地に街の記憶がある。
都市部へ行けば行くほどスモッグが濃くなり、大阪や東京に出掛けると、まずそのスモッグに感激した。

だから子供の頃の空の色って、今よりも灰色がかった青なんだよね。
それが雨とかが降ると、急に遠くまで見渡せて、今よりも感激出来た。

ビル好きの僕にとって、スモッグはビルを鑑賞する時に無くてはならないアイテムだった。

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霞の中だとちょっぴり威厳を増す似非エンパイヤー・ステートビルもどき

小学生五年の時、夏休みの自由課題で実家界隈のジオラマをバルサ材を使って作った。東京ほどではないが中・低層のビルが林立する様を忠実に再現して提出したら、しばらくの間校長室に飾られていた。
ビル好きからすれば、こんなに楽で楽しい課題は無かった。本気で建築家になろうかと思った矢先にジャズと出会ってしまった。(笑)
結構大きいそのジオラマを、提出前に自宅で(例によって)地表目線で楽しんでいると、何か足りないと思った。
道路に自動車や電車、バスなどのフィギアを並べてみたが、まだ何か足りない。。。

なんだろう?

ああ、そうだ。。。
スモッグに汚れたビルの外壁とか、電車の屋根とか、そういうものが足りないんだ、と。

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その夏、ちょうどこのビル(霞が関ビル)が誕生したばかりで、僕はこの36階の展望ロビーに上がって東京の街を見下ろしていた。

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もちろん、東京の街は今よりもスモッグで霞み、どんよりとしたグレーに染まっていたが、それが実に、本当に、感動的だった。

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今でもあの時の光景は目に焼きついている。

Smog、もくもく、ゾクゾク!

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その時に36階から眺めて、目立ったのはこの東京タワーだけ。

後は中低層のビルと人とバスと電車とタクシーと都電と乗用車とトラックとカブと自転車がスモッグに包まれながら、その“超高層ビル”のひざ元に散りばめられていた。

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今じゃ36階建てなんて中層ビルのような勢いで、天辺を霞の中に突き刺した高層ビルが林立する東京。
でも、昨日のような霞に包まれた景色、実に好いと言うか、僕には懐かしいスモッグな頃を思い出させてくれる。

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でも、今でもハリウッド映画ではスモッグによる街の演出が当たり前に生きている。
それを見る度に、やはり子供の頃にスモッグに対して思っていた事は当たっていたのかなぁ、と思う。

スモッグは活気溢れる街の証!

排気ガス規制が始まり、高度成長期のピークを過ぎると、いつの間にか“スモッグ”は姿を消していた。
いや、完全にスモッグが消えたわけではなく、今度は大気中で化学反応を起こす光化学スモッグという、ややっこしくて、しかも実態が見えないものに“進化”して。

スモッグという言葉さえ知らない世代も多い。

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霧のロンドン・・・実はスモッグに霞むロンドンだったりする。
文明がもたらした、自然界には無い自然現象・・・・・スモッグ。
もちろん身体にいいわけない。
無くなっていいんだ。

でも、なぜか、子供の僕には街ブラの必須アイテムだった。

昨日の東京は、ちょっぴりスモッグな景色を見せてくれて、実に感動的だった。

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レインボウ・ブリッヂもお台場も、いい感じに霞んでます(Jun/27/2011 Tokyo/クリックで拡大)

あ、●●と煙は高いところが好き・・・・・!?

そうそう、今の中国の都市がテレビとかに写ると、いい感じでスモッグしてるんだな、これが・・・・




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2011/6/27

師匠の日??・・・・  月曜:ちょっと舞台裏


知り合いの会社員の中にもサマータイムで早朝出勤が始まった人や、休日の振替えで平日が休みになった人とかいて、何か複雑な夏が始まっています。

「節電」とか、「電気が足りない」と言う割には、もしも「足りなくなったらどうなるのか」を正確に説明している情報ソースが見当たらないのはちょっぴり腑に落ちない気もします。

なぜなら、水が止まるなら予め飲料水や浴槽への溜め置きなどで対処するでしょう。
ガスが止まるなら、カセットボンベとか何か代用品を用意して備えるでしょう。
でも電気が止まったら、どうなるのかを、もっと具体的に告知広報しないと、ただ「節電すればいい」「エアコン消せばいい」程度の意識と安易に挿げ替えられてしまったらたまったものではありません。

「パニックにならないように」という弁明も聞こえてくるけれど、原発事故の報道を見ればわかるように、事故がどのような事実と事態を巻き起こしているのかが正確に伝わっていないから、妙な客観心や余計な不安を煽っているわけです。
東日本大震災の被災地の状況にしても、テレビからは芸能レポーターのような人が現地に入り、まるで復興しているかのような場所からの様子しか流れないから、ゴールデンウイーク以降、遠方ではすっかり順調に復興が進んでいるものと勘違いさせられてしまうのです。

福島県民全員が放射線による内部被ばく検査を受けるとか、義援金が殆ど被災地に分配されていないとか、、、。遠方に伝わっていない深刻な問題が山積みで、ある日突然それが報道される状態が続いています。

「最悪の事態」を告げて、それをどのように回避するのか、疎開するのか、脱出するのかを考えるのが順当な手立てでしょう。

放射線量の事にしても、取りあえず我々にわかる範囲では「雨の日には放射線量が上がる」というのが各地で観測されているので、雨の日はなるべく濡れないようにするか、なるべく外に出ないか、という自衛策に至っているわけ。誰もパニックなんかにはなっていません。
むしろ誰をも、原発事故の最初の一週間に起こった事は(機器による測定記録が失われているとしても)海外のメディアが伝えていたように、想像を絶する事態だった事は察知しています。
天災や人災かで責任の所在をたらい回しにするよりも、そういう事実を受け止めて、どのように対処すれば良いのかを伝えるのが政府の役割なはずですが・・・・。ホント情けない。

現段階では、電気が“落ち”たら一日で復旧するのか、一週間で復旧するのか、一ヶ月で復旧するのか・・・??? こんな単純な事すら住人には知らされていないのです。
最初から「足りない」「危うい」という部分の論議ばかりが先行している気がしてならない。

電力消費のピークを超えそうになったら、電力会社が故意に送電をストップさせるのか、偶発的に送電が失われるのかも公表されていないのは、やっぱりおかしいんじゃないかな?

故意に止めるなら、どのエリアから止めるとか、そういう実践的な説明がどのメディアからも聞こえて来ないのも不思議だと思うなぁ。。。
首都圏の電源が一箇所のブレーカーで“停まる”わけがない事ぐらい、子供でも想像出来る。
いろんな方面から電気は来ているのだから、必ず停まる順序があるわけで、それが首都圏の30%の供給を止めるのか、半分なのか、全部なのか、どのエリアから始まるのか、一度も公表されていない。
肝心な事が広報されていないのが一番パニックを呼ぶんじゃないだろうか。

だって、もしも停電したら、、、、、
誰もテレビの情報なんて観れなくなるのだから、事前にどの方向へ避難するとか、まるで「節電フェア」のような今の状態の内に指示があってしかるべし、だ。

「復旧目途の●●日間分の水と食料を各自で確保の上、節電にご協力ください」
だよね?



「父の日は師匠の日。だから、これ、はい」。

何が何だかわからないが、「はい」と言うので「はい」と応えて受け取った。
何だろう? 「開けていい?」と聞くと「開けていい」と応える。こだまですか?(笑)

ヴィブラフォンの弟子で現在最年少のAnnaちゃん。この春からめでたく高校生。
中学生の時からヴィブラフォンを始めてチック・コリアと格闘してスパニッシュ・フリージアン。
今は“Donna Lee”でチャーリー・パーカーと格闘している。
僕も中学時代からヴィブラフォンを始めたので教えていて面白くて仕方がない。
もっともコンデミに悩み、HMP5のビックウェーブに上手く乗り切れないと振り落とされてしまう曲なのだが(笑)。

で、彼女からのプレゼントなのだけど、「どれどれ〜」と開けてみると出て来たのは真田幸村のグッズ。

「はて?

この若きジャズウーメン予備軍の閃きを理解するのには慣れているが、これはどーいう意味なのだろうか? トンチか? う〜む。。。。

“落とし所”を巡って悩んでいると、一言。

「あっ! 間違えた〜」

どうやら同じ店で友達に買ったプレゼントと間違えたらしい。包装紙も大きさもほぼ同じだったらしい。

さすがのジャズメンも、その“落ち”には気付かなかった〜(笑)。

で、

「雪辱戦。はい、これ」と言って一週間後の昨日渡された。

おっ、開けていい? 開けていい、、、こだまですか・・・もういいっか(笑)

「父の日は師匠の日でもあるんだからね」と言ってプレゼントされたのが・・・

これ

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ヴィブラフォンのブックマーク

「おお! よく見つけたねぇ〜。ありがと〜

嬉しいねぇ。プレゼント。
しかも、この、ヴィブラフォンなんて滅多にこういうのに採用されないものだよ。

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しかも、こういう時の表記は「ビブラフォン」が多いのに、ちゃ〜んと僕らが推奨している「ヴィブラフォン」となってるし。(本当はヴァイブラフォンが正しい発音に近い表記だけどね、日本はビブラフォンと呼ばれていた時代が長かったから)

Bi=ビ、Vi=ヴィ。
ネット創世記にVibraphoneをどのようなカタカナ・キーワードで検索されるのがいいのかを予測して「ヴィブラフォン」を推奨する事にした。

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なんだかブックマークにはもったいないような出来だよね。

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何か妙案を考えて大切に使う事にしよう。
Annaちゃん、ありがとう〜

で、

彼女は自主的「師匠の日」と言って父の日に僕にプレゼントを、母の日に女性のピアノの師匠にプレゼントをしたのだそうだけど、世の中には「師匠の日」ってあるのかなぁ?

「パンの日」とか「ケーキの日」とか「タクシーの日」とか、最近じゃ「ムダ毛無しの日」に「ビートルズの日」、「渋谷ギャルの日」にはたまた「オロナミンCの日」まであるらしいゾ・・・・

そんなのに比べたらずーっとマシな記念日なはずだから・・・・・と検索してみたものの、該当無し。

ちなみに記念日の王道、「母の日」って国によって随分違うんですねぇ。

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僕は暦にまで密着した生活を経験している国は日本とアメリカくらいなので他の国の記念日までは知りませんでしたが、へぇ〜、こんなにバラバラなんだね〜

結局日本は世界の中では多数派の5月第二日曜日ってところに収まってるのが何とも・・・・ねぇ。

っじゃ、「父の日」はどーよ?

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あらら。。
こちらも世界でバラバラですねぇ。

やっぱりここでも日本は多数派の6月第三日曜日ってところに収まってますねぇ。。
さすがノンポリ国家、流れの渦には逆らわんって事ですかね。

さっきの記念日で検索しても出て来なかった「師匠の日」。
ググルってみたら、ナント、お隣の国、韓国にはちゃんと「師匠の日」なるものがあるんだそうです。
さすが儒教の国ですね。

5月15日。
毎年そうなんだそうです。

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「渋谷ギャルの日」があるのなら「師匠の日」ぐらい日本も作ってはどうですかねぇ。

世界の風習や習慣って、ちょっとした事に違いがあって調べると面白いですよ。
しかし、「渋谷ギャルの日」とか「ムダ毛無しの日」って一体何をどうする日なんでしょう?

そろそろこういう“お遊び”はやめてもいい御時世ではないかと、思ったりもするのですね。



ガンバレ東北!
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2011/6/24

dimとaltは鵜呑みせざるべからず・・・カモフラージュされたコードネームに御用心  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第二百十九回目の今日はコード奏法編で『dimとaltは鵜呑みせざるべからず・・・・カモフラージュされたコードネームに御用心』です。

ココまでの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!



今週はMusser VibraphoneのニューモデルM55GJとM55Jが市販され、それと同時に購入したヴィブラフォンの弟子達のところへ楽器が届き大いに盛り上がりました。

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Musser vibraphone New model / M55J と 市販品第一オーナーの見切れ“おっちょ”

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Musser vibraphone New model / M55GJ と 市販品第一オーナーの見切れ“みどりちゃん”

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我が家の Musser vibraphone New model / M55GJ-prototype

プロトタイプ(試作品)とほぼ同仕様で市販され、運搬後、組立てと確認をしましたが上等なコンディションでした。

楽器の詳しいルポは、先週の金曜ブログ『ニューモデル・Musser vibraphone M55GJ 導入記・・・補足』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20110617/archiveに。そのページのリンクを辿れば、さらに詳しいディテールを紹介したページへとリンクしています。

Musser vibraphoneの“J”シリーズ。日本だけの限定モデル誕生です。(M55GJ, M55J, M45J)




こんな譜面が目の前にあったとします。

クリックすると元のサイズで表示します
(クリックで拡大/以下同じ)

ジャズを始めるとこういう譜面と出会うのは日常茶飯事。

「フィールはストレート8系でテンポはミディアム、では、まいりましょう。ワーン、ツー、1-2-3-4

リーダーのカウントを聞いて、あなたはすぐに演奏しなければなりません。
テーマ(メロディー)を演奏したら、スラッシュのところからリピートマークの中を何度もあなたはソロ(インプロ)を演奏しなければならないのです。メロディーは簡単。気分良くソロに入ろうとしますが・・・

さぁて????

■手っ取り早くコード・サウンドを伝えるコード表記と、固有のコードスケールを持つコードの違い

以前、dim(ディミニッシュ)コードの時にも同じ事を述べました。
詳しく知りたい人は左のツールにある“ブログ内検索”にキーワード「dim」と入れて下の【このブログを検索】にチェックマークを入れて検索すると過去の解説が読めます。

コードネームは暗号であると同時に、パッと見てすぐに弾いてほしい音を表現したものでもあります。
多少のコードの知識があれば、取りあえず弾いてほしい音(和音)くらいは弾ける、というものでなければ意味がありません。

しかし、その書き方はまだ整理されていない部分があり、取りあえず認識しているものも少なくありません。
誰だって自分が慣れ親しんだモノが良いのに決まっていますが、それをそのまま後世へと伝承するのは考えモノかもしれません。
いずれは理にかなったモノへと統一が進むでしょうが、もう少し時間はかかりそうです。

さて、dimと同じように、コード・インプロを行う時に「迷う」のが、altという略号のついたコード。

「alt」はalteredの意、オルタード、つまり変形した、という意味で使われます。

一般的なコード理論書にはAltered Scaleという固有のスケールを躊躇なく載せているものですが、これが「引っ掛かる」人って意外と多いのです。

理由は簡単。

オルタード・スケールには「完全音程が無い」という奇々怪々な形をしているからです。

まず、さっきの譜面をそのまま鵜呑みにして、オルタードのところを全てオルタードスケールと固定してアナライズしてみましょう。

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例として取り上げたのは、コード進行としての連携が重要視されるEb7→Abm7、F7→BbMaj7の部分。これに続くG7→Cm7、G7→AbMaj7(リピート)も同じ考え方でアナライズ出来るでしょう。

全てaltのところにはオルタードスケールをガイドに設定しました。
このコードスケールを使ってインプロでメロディーを作るわけです。

しかし、、、

これは僕個人が高校の頃、初めてコード理論の本を買って読んだ時に「疑問」に思った事に直結するのですが、レコード(今ならCD)を聴いていてaltと書かれた所のベースを注意深く聴くと、完全音程の5thを弾いている所と、それを弾かない所の二種類に分かれるのです。

理論本には「オルタードスケールは5thを含まない」とかと説明されているものですから、「これはどっちが怪しいんだ?」と、純粋無垢な高校生はここで「自分が納得出来ない事を鵜呑みにするのはよそう」というジャズ道に入ったのです。

この世界に入って、自分が知らない多くの曲と直面する事になってからは、あまりにもいろんな表記と解釈があるので、アレンジャーを紹介してもらってコード理論を習いました。だってみんな親切で新米のヴィブラフォン奏者にいろいろ教えてくれるのだけど、まったく説明も解釈もバラバラだから、そのままだと何を信じて良いのか混乱するばかり。東京に出て来た頃でバークリーに行く随分前の事。

そこでわかったのが、なぜ「alt」という表記をやたらと使いたがるのか?という疑念。
猫も杓子もちょっとコード理論をかじると「alt」と言うのだけど、「どうしてそこがオルタードスケールになるの?」という単純な質問に答えられる人が驚くほどいなかった。みんな何かを“鵜呑み”にしていたのだ。

そこで分析してみた。

「alt」という表記が欲しているサウンド。
それがあるからみんな使うわけだろ?

そのサウンドが欲しいから「alt」と表記するのが大多数なわけ。

その最たる音(サウンド)って何だ?


どうやら、それは・・・・「b13th」らしい。。。
この音は確実に欲している。

これまでの解説で「b13th」が含まれるコードスケールの代表にはハーモニックマイナースケール・パーフェクト5th・ビロウ(HMP5)があるのに気が付いた人は鋭いですよ。

それと同じ度合いに欲しているのが・・・「#9th」。
ジャズメンはこの音が好きだよね。ブルーノートって雰囲気をすぐに作れるからな。

しかし・・・ベースは完全音程を弾いている(P5th)。

ヲイヲイ、それじゃーオルタードスケールじゃねぇ〜じゃね〜か!?
このパターンが実に多いのです。

これ、前に出てきましたよねぇ。
欲するサウンドをコード・シンボル化した例・・・・そう、ディミニッシュ・コード。

そこでさっきの譜面、もう一度コードスケールを考え直すと、次のような解釈が成立します。

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(×印はアヴォイドノート)

さぁ、どうしてこうなるのか。。。。

以下次回!!!



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2011/6/23

節電の夏から秋にかけていかが?・・・気が付けば5年振りになるマイケル・フランクスの新譜  木曜:Jazz & Classic Library


変わらないという事が、これほどありがたいという事を再認識する年になりそうだ。

なんとか除湿だけで乗り切っていたのだけど、やはり35℃を越えると除湿ではどうにもならない。
こんな事では被災地の方々に申し訳ないと思いつつも、今年初めて冷房を入れた。
もちろん夜になれば再び除湿に戻すのは言うまでも無いが。。。

先日めでたくムッサーの新しいビブラフォンM55Jを購入した“おっちょ”ことYukari嬢が今日来て「今朝、届きましたハートx2」と喜びの報告。

やったね。M55Jの第一号オーナーだ。

ところが、「でも、組み立ててみたら、なんか音がするんです。。。」と。
どうやら初めてのビブラフォンで、組立てや調整の仕方がよくわからないようだ。

「じゃ、レッスン後、緊急お助け隊が出動するか」。

。。。

夕方の首都高はスムーズに流れ、あっと言う間に現場到着。

「どらどら・・・」

まだ梱包されていた段ボールもそのままに新しくピカピカに輝くビブラフォン。

「ペダルを踏むと、ガクガク音がするんですぅ。。。」

はっは〜ん。

確かにペダルを踏むと音がする。
しかしよく見るとペダルを踏むと、鍵盤も一緒にガクガクしている・・・

原因はすぐにわかった。

「ほら、これで大丈夫でしょ?」

この間30秒。

ペダルと連動するダンパーの深さを調節するネジが無調整のままだった。
「ここのネジを回して、基音側と派生音側の鍵盤が水平になるように調節するだけで・・ほら、ね」

「ほ〜んと、だハートx2

一件落着。
っま、よくある事です。
一件落着!めでたし

。。。。

そのまま帰るのももったいない時間だったから、新宿に直行。
この時間に新宿となれば、言わずと知れたCD散策だ。

何の下調べもしないで行くのがいい。
店内をあれこれ回って探すのがいい。
ネットショッピングだと「目的一直線」だけど、店頭だと「あらら?こんなのが・・・」って出会いがあって発見もあって楽しい。
まだまだパソコンの画面よりも店頭での視野のほうが広いんだ。

こういう今でこそ何でもないと思っている事が、どれだけ大切で尊い事か・・・・
もしも、CDショップが無くなってしまったら・・・
僕らは大きな楽しみを人生から一つ捨てる事になる。。

案の定、まったくメディアからの情報を遮断しているから陳列されたCDに目が釘付け
収穫のある日だった。

そして・・・

その中から、今日はこの“節電の夏から秋にかけて”のお薦めを。


クリックすると元のサイズで表示します
『TIME TOGETHER / Michael Franks』(shanachie/2011年)

本国でも先月発売になったばかりのマイケル・フランクス5年振りの新譜。
2006年の『Rendezvous in Rio』以来、CDショップに立ち寄ると必ず覗いていたマイケル・フランクスのパーテーション。旧作はずらりと並ぶのになかなか出ないなぁ。。。と、長年のファンからすればそれまでのコンスタントにリリースされていた新譜と比べると少々長い今回のインターバルに飽き掛けていた時だった。

こういう「偶然」がいい。
下調べしてたら、きっとリリースなんて知っていただろうけど、知らなかった方が楽しみが倍増だ。
「楽しみ」というのは、そういう風に突然と偶然によって育てられるものだ。
後はそれを自分がキャッチ出来る気分にあるかどうか、だ。
だから、いつでも、何にでも、そういう気分を持てるように心掛けている。

。。。

戻りはやや渋滞気味で家までは約30分の道のりと予測。
首都高に上がってしまえば楽だが、新宿駅周辺を抜けるのに時間が掛かる。
当然、待ち切れずに、このアルバムで車内に一服の清涼剤のような空間を演出する事に。

CD

1曲目“Now That the Summer's Here”が始まった瞬間から、まるで前作の続きを聞いているような空気に染まった。
いや、チャック・ローブがプロデュースした1曲めのイントロが、まるで前作の続きにワープするかのような仕上げなんだ。いや、そっくりというのではない。耳を澄ませば、そこかしこに2011年の音がしているのだ。

マイケル・フランクスの音楽に「変化」を求める人はいないだろう。
いつものマイケル・フランクスでいいのだ。

でも、それが、ちょっぴり年輪を重ねた成果と共に成立する「いつもの」フランクスでなければならない。

僕は1977年のアルバム『Sleeping Gypsy』(wb)からずっとリアルタイムに彼のアルバムを手にしているが、その「いつもの」を一度も裏切られた事がない。
1985年には、1985年のマイケル・フランクスがいて、96年には96年のマイケル・フランクスがいて、2011年には2011年のマイケル・フランクスがいる。
この当たり前の事が、当たり前に存在してくれる事へのリスペクト。
わざとらしく嘘っぽい変化ばかりがチラつく御時勢の中にいると、それをついつい忘れがちになってしまう。

2曲目“One Day in St, Tropez”はギル・ゴールドステインによるプロデュースで、これも従来の作品で耳慣れたゴールドステインらしいサウンド・テクスチャーが辺りを包み込む。

再びチャック・ローブのプロデュースによる3曲目“Summer in New York”。どこか懐かしいメロディーとサウンド。夕暮れの首都高にピッタリだ。

ベーシスト、スコット・ペティートのプロデュースによる4曲目“Mice”はデイビッド・スピノザのギター・イントロに続いてヴィブラフォンのマイク・マイニエリがフィーチャーされている。車では運転中だからアルバムの詳細など目にする事は出来なかったのだけど、家に着いてから確認したらマイニエリ氏に間違いなかった。

ジャジーなホーンのイントロから始まるキーボード奏者チャールス・ブレンジーがプロデュースする5曲目“Charlie Chan in Egypt”。チャーリー・チャンはビーバップの創始者の一人、アルトサックス奏者故チャーリー・パーカーの未亡人。マイケル・フランクスの歌にはジャズのエピソードなどを何気なく取り入れたものが多い。

再びチャック・ローブのプロデュースによる6曲目“I'd Rather Be Happy Than Right”は軽快なボサ・ポップ調。かの『スリーピング・ジプシー』から受け継がれるマイケル・フランクスのファンにはお馴染みの曲調だ。首都高速が快適に流れているのと同期している感じ。このII-Vな転調の連続が彼の音楽の核を代表するスタイルでもある。

タイトルチューン“Time Together”が7曲目という位置にあるのも珍しい。曲名などのインフォメーションにも目が届かない車の運転中だと、この曲がタイトル・チューンだとは思わなかった。もちろん歌詞にちゃんと「Time Together」が入っているのだけど。プロデュースはギル・ゴールドステイン。

8曲目“Samba Blue”はチャック・ローブのプロデュースによる。アルトサックスのエリック・マリエンサルがフィーチャーされる。その昔、フランクスのアルバムでアルトサックスと言えばデイビッド・サンボーンだったが、今ではちょうどマリエンサルでバランスするのだろう。そんなところにも「ちょうどいい、いつもの」マイケル・フランクスが健在だ。

再びジャジーにホーンがイントロを飾る9曲目“My Heart Said Wow”では女性シンガー、ベロニカ・ナーン(Veronica Nunn)がゲストシンガーとして登場しマイケル・フランクスとデュエットを披露。これまでにもロック・シンガーのボニー・レイットや、ジャズ界の大御所ペギー・リーなど、その時々でスマッシュ・ヒットを飛ばす組合せが継承されている。チャールス・ブレンジーのプロデュース。

かつてペギー・リーを迎えてデュエットを披露した1995年の名盤『Abandoned Garden』(wb)を彷彿とさせる哀愁に満ちたメロディーがゆったりと時間を刻む10曲目“If I Could Make September Stay”。近年のフランクスが好むサウンドだ。夏の終りを感じさせる涼しげなサウンド・アレンジが光る。プロデュースはギル・ゴールドステイン。

今回のラストを飾るのは3曲目や8曲目に演奏でも参加しているベーシスト、マーク・イーガンのプロデュースによる“Feathers From an Angel's Wing”。そのせいかベースがイントロを飾るというところが変わっているのだけど、かつてパット・メセニー・グループで一世を風靡したイーガンのコーラスを使ったベースが光るトラック。

またね! と言わんばかりのさりげないクロージングが心地よいアルバム。

節電でこれまでとは違った夏になるかもしれない2011年夏。
こういう時は、「いつもの」マイケル・フランクスで、きっと後になって記憶に残る2011年の夏を、できるだけ「いつものように」過ごしましょう。

特別にとか、無理にとか、この夏には無縁ですからね。



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タグ: Jazz ジャズ CD

2011/6/22

美味しい支援しましょ!・・・・  水曜:これは好物!


なんの飾り気もないのがいいですねぇ。

しかも、紐で結んであるのがいい。

あの、紐を解くという行為が、その先の期待を何倍にも膨らませてくれるのです。

はい。。。


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『米沢牛炭火焼・特上カルビ弁当』(山形県米沢市・松川弁当店製)http://www.yonezawaekiben.jp/index.html

松川弁当店のホームページを見ると「米澤」と表されているのだけど、こちらの包装は「米沢」だったのでそのまま表記した。

駅弁激戦区、いや、もっと究極だ。
牛肉駅弁激戦区の山形県は米沢駅。

山形新幹線が開通した時から話題の『牛肉道場』(松川弁当店)とライバル店の『牛肉どまんなか』(新杵屋)。
単なる地方の駅の一つに過ぎない米沢駅、しかも新幹線とは言え通常は一時間に1本程度の頻度だから完全に在来線の特急と同じレベルながら、二つの駅弁業者が切磋琢磨している全国屈指の牛肉駅弁激戦区。

だから、お互いに米沢牛にかける愛着は我々の想像を絶するものだろう。

3・11東日本大震災以来東京駅でよく見掛けるようになった東北地方の駅弁。
その中でも松川弁当は容器が素朴で、陳列されるとかえって“いい味”を出している。

なぜ東京で?

それは東日本大震災の余りにも甚大な被害が大きく影響している。
GWまでに運転を再開した東北新幹線ではGW期間中の利用客が対前年比67%に。もっと深刻なのは秋田新幹線で対前年比39%。東北方面の基幹交通である東北新幹線でさえ3割強、秋田新幹線に至っては6割も利用客が減っている。

全国的に見るとゴールデンウイーク期間のJR在来線特急利用客の対前年比は、九州新幹線の全通が功を奏したJR九州が107%、JR四国が98%、JR西日本エリアで97%、と微増・微減で西日本はほぼ前年並みの利用率だったのに対して、JR東海エリアが93%、JR北海道が85%、JR東日本エリアは平均すると約70%と東日本の震災の影響は大きい。

鉄道が動かないと利用客が減るばかりでなく、当然ながら関連する業種は大打撃を受ける。

該当する山形新幹線も、この期間の利用客は対前年比72%と三割近くも減少。
ピーク時の数値がこれだから、平常時の落ち込みはさらに増す。
それらの減少はそのまま駅弁業者を直撃すると想像が出来る。

だから、今、東京駅では東北の駅弁業者を応援中だ。

何か出来るかもとノコノコと出掛けて足手纏いになるよりも、我々はこういう物品を購入する事で間接的な支援を復興が進むまで続けたい。

それにしても政府が全然頼りにならんなぁ。。。奴ら全員クビだ!
地方自治体が独自に復興策を推し進めたほうが10年後には「良かった」と思える気がする。

で、

支援とかと言うと、なんか無理やり買ってるみたいに思われるかもしれないけど、じつはこれが「美味しい」支援なのだから、逆に止めるのに必死(笑)。


松川弁当店と言えば、4月27日ブログ『B級とは名乗るけど・・・・』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20110427/archive で『B級グルメ米沢発・牛バラ肉焼き』弁当を紹介したが、今度はそれの上級編のお出ましだ。

「牛バラ肉焼き弁当」の方は、肉はもちろんだがタレが滲みこんだ玉ねぎが絶品だったのだけど、今度はどうかな?

さぁ、美味しい支援だ〜。

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やっぱり、この紐。
これがいいですねぇ。

東京駅ではNRE大増の駅弁が美味しいのだけど、さすがにこの紐掛け仕様はない。やはりNREとなると駅弁業界の大手なのだ。

ささっ、素朴にここを引っ張って・・・・

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つーーーっ、とほぐれるこの感じがいいんですよ、はい。

それにしてもこの包装紙、また素朴で、結構お洒落な容器が多い東京駅の駅弁コーナーだと、逆に目立つんですね。

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いいねぇ。
東北生れじゃないけど、なんか懐かしいねぇ。

山形新幹線なんて呼びません。奥羽本線ですよ。あれは、確かに。
この、正直なところがいい。

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さあ、いざ・御見参!!

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あ、じらしちゃった!

ホイホイ、これですよ!

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キター!

がっつり、どーです。
牛肉勝負ですよ、これは。

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秘伝のタレ、そこにゴマの風味。
超シンプル。

だから、肉が美味くないと食べれない。

どーよ。

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もー、これが、イケません、いけません。
絶妙の歯触りを生む厚さ、噛むと同時にトロリと溶けだす旨味、素朴でそれでいてしっかりと肉の旨味を引き出すタレ。。。

あー、この三種の神器が生み出すハーモニー・・・・

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また、このちょっと口が変わる「おかず」がいい。
この玉子、旨いゾ。

ごはんモリモリ、肉もモリモリ、ガッツリといただける満足感。
駅弁はビニ弁みたいに“チン”しないで食べるもの。
だから、“チン”しちゃったら何でも誤魔化せるものが一切入っていない。
冷めていて美味しい、という弁当としての基本、テーマが生きているのだ。
温めて美味しいと感じるのは味覚音痴の始まり。

美味しいものは冷めても美味しい、それを100%実感させてくれる王道の焼肉弁当だ。

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この厚さに切って、焼いて、冷めて、それでもなお柔らかい肉。
また、その時の食感を計算しつくしてカットされているその技。

“チン”って温めて柔らかくなったような気がする焼肉弁当とは一味も二味も違うのだ。

美味しい支援。

事ある度に実践中! (食べ過ぎには注意ダケドね)



ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!



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2011/6/21

番外編【倉庫にて】ムッサー・ヴィブラフォン・ニューモデル M55GJ & M55J 量産タイプ試奏会?  火曜:街ぶら・街ネタ


ごとうび(五十日)なのに普段の夕方よりも空いている不思議な月曜日。
6月20日と言えば、上半期の締めくくりの時期なはずなのに。。。

。。。

全然某機関からの特命を受けたわけでもない我々が車に乗り込み、一路目指すはヨコハマ・たそがれ。。

これがまた、気味悪いくらい空いている。
第三京浜〜首都高横浜線とスイスイと流れ、約束の時間にかなり余裕で到着。

「山」、「川」」

合言葉こそないが、そんな秘密基地のような雰囲気の中を訪れたのは、ノナカ貿易。
巨大な楽器倉庫。

今回のムッサー・ニューモデルのくだりで、ココではすっかりお馴染みとなったノナカ直営店「アクタス」の西原氏と二週間振りの再会。

同行したのはヴィブラフォンの弟子“おっちょ”ことYukari嬢と“みどりちゃん”ことgreen-forest嬢。

今月上旬に導入したムッサー・ビブラフォンのニューモデルMusser pro vibraphone M55GJの市販タイプがいよいよ登場したのだ。 市販にあたっては、従来から人気の高いシルバー鍵盤モデルのM55Jも同時に登場した。

ニューモデル・プロトタイプ導入ルポや詳細なディテールはコチラから → 『ニューモデルMusser vibraphone M55GJ導入記・・・補足』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20110617/archive

僕はその市販タイプの観察に、二人は試奏、そして御購入に来たのだ。
目指せニュータイプのオーナー第一号、って事だ。

ショールームとかではなく、倉庫というシチュエーションがなんだか秘密めいていてちょっぴり面白い。

「上等のブツが手に入りましたぜ。。」

「おう。望むところよ」

「ささ、こちらへ・・・」

「おおっ!」

金と銀の延べ棒を前に怪しい取引き・・・じゃなかった(ついつい、ヨコハマ、倉庫、というキーワードからハードボイルドな感じに浸り切ってしまう一行)、ノナカ貿易の御好意で新製品の試奏をさせていただく。


打楽器類が保管されている某フロアへとエレベーターで上がる一行。
“おっちょ”は二度目だが“みどりちゃん”は初めてなのでキョロキョロ、興味津々。

用意していただいた小部屋に入ると・・・・
早速の御対面。

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!初見参! Musser vibraphone New Model / M55J

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!量産モデル登場! Musser vibraphone New Model / M55GJ

既にこのブログでアナウンスしているように、このモデルは日本限定モデル。米Musser社のOEMによってボディーを日本のSaito楽器製作所が造り、鍵盤を本国のMusser社より輸入して「良いとこ取り」した頼もしいモデル。

元を糺せば日本のPSE法によって、ヴィブラフォンに装着されたファンモーターや操作パネルの電気部品が規制に抵触し、本国から輸入して正規代理店を通じた販売出来なくなった事に起因する。
最初は、PSE法に抵触するモーターパーツの供給レベルから始まった話が、正に瓢箪から駒!、21世紀の奇跡!、ノナカ貿易の「仲人」によって日本限定モデルへと発展。

世界のロングセラーでもあるムッサーの鍵盤と、造りの良さでは定評のある日本製のボディーが合体するのだから、こんな頼もしいモデルはない。

工業規格(ビブラフォンの鍵盤はアルミ合金)の違いによってどうしても鍵盤作りではムッサーに及ばない国内メーカーのウイークポイントをOEMによって克服した事になる。

一番喜ぶべきは我々ヴィブラフォン奏者だ。

さて、初お目見えのニューモデル量産タイプ。

僕のプロトタイプ(試作品)との相違点・・・?

一目瞭然なのはコレ!

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M55GJ、M55Jに装着されたキャスター

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M55GJ-prototypeに装着されたキャスター

タイヤの径とストッパーの仕様が異なる。
量産タイプは見慣れたムッサーのキャスターで、ストッパーの構造もシンプルで使いやすい。
タイヤ径はプロトタイプよりも長く大きい。(=アジャスター機能ゼロの状態で直径の差の分だけ若干背が高い)

それ以外の外見上は、特にプロトタイプとの違いはなさそうだ。

さぁ、早速試奏

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僕の楽器では外してしまったので装着状態がわからなかったファンのコントロールボックス(M55J)

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こちらはM55GJのコントロールボックス

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M55J

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M55GJ

音色的に言えば、若干だけどM55GJ(ゴールド鍵盤)が“マイルド”で、M55J(シルバー鍵盤)が“シャープ”。塗装と磨きの工程が一つ違うだけだからそんなに違わないのだけど、ゴールドは「ちょっぴりまろやか」でシルバーは「ちょっぴり軽快」。
どちらも中・低音はしっかりと振動し、中音から高音にかけては、それぞれの特徴が出る。

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そうなると、やはり“見た目”が重要な選択ポイントになる。
価格的には3万円程度しか違わないのだ。
「金が似合うか」「銀が似合うか」・・・
女子だから、そうなると尚更だ(笑)

今回入荷したのは「金」一台、「銀」一台。
さて、どっち・・・・
二人が上手くバラけるとこの場で二人とも御購入&お持ち帰り。
二人の希望が重なると・・・・あと「銀」はもう一台がメーカーにあるが、「金」は本国から鍵盤を輸入するまで若干待つ事になる。
さて、さて、さて・・・

この先、この女子達の運命は・・・・

神のみぞ知る。。

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倉庫にお邪魔しているのも忘れ、思い思いに試奏が始まる

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さーあ、どーしよー・・・とyukari嬢

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こっちもいーなー・・・とgreen-forest嬢

彼女たちが夢中で試奏している間にもう少し量産タイプのディテールを確認しておこう。。。鬼の居ぬ間にナントヤラ、だ(笑)

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やはりこのロット用に本国から送られてくる鍵盤には「M55」(実際には55という数字だけなのだが)という刻印が入らないようだ。OEM生産の鍵盤の特徴のようだ。

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Musserのトレードマークもプロトタイプと同じプレートでシルバーの浮かし文字というちょっと渋い感じ。これはゴールド鍵盤仕様もシルバー鍵盤仕様も同じ色合いのプレートが使われており、どうやらOEM生産専用のプレートのようだ。

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同様に、先週御質問のあった「ムッサーのエンブレム」(高音側のフレームにあるシンボルマーク)も入らない事が確認出来た。

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ふむ、ふむ、ふむ、、、といろいろと観察しておりますと・・・・何やら背中に視線!?

ガールズからマレットを渡され「ここ掘れわんわん」ならぬ「はい、これ弾けコンコン」と試奏を強制される。
第三者が弾いた音を聞きたい、のだそうだ。

「う〜ん、そう。なるほどね〜」
「は、は〜ん、そうか〜。ふんふん」

何か人に叩かせておいて二人とも腕組みをして「第三者的」で「上から目線」な感じに。
うぬぬ。。。恐るべしガールズなり。。。(笑)

そんなこんなで、僕まで試奏させられて(笑)、ついに決断の時がやって来た目

二台各一種しかないのだから、ここは平等を期す為に、目を閉じて挙手をしてもらう事にした。

二人が「金」「銀」でバラければ、その場でお持ち帰りが決定!
もしも希望が「銀」で重なったら、先に申し込んだ“おっちょ”がお持ち帰り!
もしも希望が「金」で重なったら、次期入荷までしばらく“みどりちゃん”は我慢!

運命や如何に!?

ドラムロール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はい!

それぞれ目を閉じて挙手をした結果・・・

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!Yukari嬢に決定!Musser vibraphone new model / M55J (クリックでちょっぴり拡大)

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!green-forest嬢に決定! Musser vibraphone new model / M55GJ (クリックでちょっぴり拡大)

ナント、見事に二人が二つにバラけました。
ああ、めでたし!!

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こちらは我が家のMusser vibraphone M55GJ prototype。ほぼこの形のまま市販された。(クリックでちょっぴり拡大)

ヨコハマの倉庫でニュータイプのヴィブラフォンを試奏、購入というめでたい一日となりました。
しかも、どちらも希望した機種が手に入りホクホク満足気なガールズを乗せ、夜の首都高横羽線を一路都心に向けて走るのでした。

めでたし!

今日の番外編も無事終了。

。。。。

ニューモデルの試奏に御協力いただいたノナカ貿易様、アクタス様、に心から感謝致します。

Musser vibraphone new model M55GJ & M55J の御用命はコチラ!
『ACTUS ONLINESHOP』http://www.rakuten.ne.jp/gold/actus/



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2011/6/20

やっと終わってくれました!・・・が、しかし、、、  月曜:ちょっと舞台裏


やっと終わってくれました。

休日の高速道路特別割引。

これまで週末の移動が「億劫」になっていた身には、“ホッ”とする時がやって来ました!
いや、そればかりではありませんよ。
利用した人の料金を割り引いた分は高速道路会社の割引きキャンペーンではなく、国が補填しているわけですから、大震災が起こった時点でこんな愚策はただちに中止にし、さっさと被災地への高速ルートを無料開放する予算に回せばよかったのです。

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やっと終了! めでたし!!

そもそも、化石燃料の産油国でもない島国が、高速道路で輸入に頼り切った化石燃料を撒き散らす「おめでたい」方策そのものが安易。

切っ掛けはETC普及の為のキャンペーンの一環で、ETC搭載車のみ恩恵を受ける自民党施策で、これは納得済みだったのが、いつの間にか「ETC搭載車だけ恩恵を受けるとは不平等の他のなにものでもない(この論理自体むちゃくちゃ)」と民主党が便乗し調子に乗ってどんどんエスカレート。

事業仕分で「スーパーコンピューターは二番でいい。科学分野、宇宙開発予算なんて削減でいい」と言えば遥か彼方から日本の英知の結晶“はやぶさ”が奇跡の帰還をするし、「ウン十年後にはCO2排出量を1990年比25%削減」と休日の高速道路周辺の排気ガスを計測すれば大ウソがバレバレの方策をマニフェストに掲げつつ世界に向けて宣言し、「来るか来ないか分からない自然災害への防災費など削減でいい」と言えば・・・・もう言葉を失ってしまう。
この政党が“しゃしゃり出た事”は物の見事にひっくり返ッてしまう運命にあるようだ。

公共交通機関を叩くだけ叩いて脆弱にし、将来どの程度のツケが回ってくるかもわからない状態に追い込んだ愚策がやっと終わってくれる。
個人的には拍手以外の何物でもない。ゴメン

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観光地は大いに潤ったじゃないか、経済効果は大きいはずよ、って?

それは物産関係に限定すればの話で、実は宿泊業界などは、最初は潤ったものの、だんだん右肩下がりの様相でトータルすると思ったよりも潤ってはいない。
当初の渋滞があまりにも激しくて、遠出に疲れてしまったドライバーが近くて日帰り出来る場所ばかり目指すようになったからだ。
さらに大口となる休日の観光バスが高速の渋滞で団体旅行のスケジュールが立たず目減りという所もあったようだ。
リーマンショック、東日本大震災の影響も大きい。

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結局、高速道路の休日特別割引で誰が一番得をしたのかを冷静に見てみると・・・・

間違いなく「儲かった」のは高速道路株式会社。
「割引き」分は国が保証してくれるのだから、自分のところは痛くも痒くもない。
それどころか利用者はウナギ登り。その分はどんどん国が負担してくれてバンバン入って来る。

しかも・・・・

休日の高速道路のサービスエリアを一度でも見た人はピンと来るはずだが、観光地よりも売り上げが上がったサービスエリアの商業施設。土産物だって、飲食物だって、みんな本家の観光地よりも客が殺到。
だって渋滞してて走れないんだもん。
そうなるとサービスエリアで渋滞が減るまで過ごす事になる。

っね。
上手く出来てるでしょー。

み〜んなそのレールの上に乗せられて、まるでベルトコンベアーのように右から左へとお金を落として行く。

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それに気が付いた人は休日の高速には乗らなくなった。
でも大半は気が付いているにも関わらず・・・・取りあえず乗っちゃえ、みたいなー。

そんな事してる場合ではないよ。
東北の復旧はまだまだ時間が掛かりそうなのだよ。

海外のメディアが述べていた。

日本では、予想される事態の最悪の事を警鐘として述べるのはタブーで、少しでも軽症な見込みを述べた上で精神的に安心させて復興に導こうとする。
欧米では、予想される最悪の事態について述べた上で、結果最悪よりは軽症である事を喜びとして復興に勢いを持たす。

これは多分に宗教的な思考回路の違いから来るものとされるが、原発事故の報道や発表を見る度に「史上最悪の事態だから我々にこうしてくれ、となぜ言えないのか?」と疑念ばかりが沸く。

先々週、金曜日の街は人出で賑わっていた。
しかし、今回は賑わっていなかった。

その大きな理由の一つが“雨”だ。

原発事故以来、“雨”の日の人出がさっぱりだ。
環境放射能の線量が雨と共に上昇するのを皆知ってしまったからだ。
ただでさえ雨の日は人出が少ないものだが、今や“雨=放射能”と見なし用事が済んだら一目散に帰宅する。



終わった物があれば始まるものもある。

いよいよ節電の夏だ。
その第一陣が24日から始まる。

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JR東日本の日中ダイヤ削減だ。今月24日から9月半ば過ぎまでの予定らしい。

おおむね1時間あたり片道6本以上の線区が対象で、当初は正午から午後3時の間と発表されていた「節電ダイヤ」だけど、実際に発表された内容を見ると線区によっては午前10時頃から影響が出るところもあり、普段使っている電車の駅の掲示板や時刻表を確かめた方がよさそうだ。

JRに続いて各民鉄も「節電ダイヤ」に移行する。
不便になるのは覚悟しなければ・・・・

そうなると・・・・

「節電疎開」

今年の夏は益々東京の景気が「疎開」してしまうゾ。

浮かぬなら、
秋まで待とう
ホトトギス・・・



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2011/6/17

ニューモデルMusser vibraphone M55GJ導入記・・・補足  金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック


毎週金曜日はVibraphoneやMarimbaをやっている人向けのお話し。
金曜第二百十八回目の今日は先週からの楽器編で『ニューモデルMusser vibraphone M55GJ導入記・・・補足』です。

楽器の詳しいルポは、先週の金曜ブログ、
『ニューモデル・Musser vibraphone M55GJ 導入記・・・まとめ』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20110610/archiveに。そのページのリンクを辿れば、さらに詳しいディテールを紹介したページへとリンクしています。

通常金曜日はビブラフォンやマリンバでジャズを演奏する為の奏法やセオリーを中心にお届けしています。
ココまでの金曜クリニックをご覧になりたい人は左のカテゴリー(またはこの記事のタイトル右側にある)「金曜:vibraphoneやmarimbaの為のジャズクリニック」をクリック。この記事に続いて過去の記事全てを見る事が出来ます。チェキラ!



いよいよ今週末から量産タイプ(市販タイプ)が入荷し、本格的に販売が開始されるムッサーの新型ビブラフォンMusser pro vibraphone M55GJ(ゴールド鍵盤) と M55J(シルバー鍵盤)。

Facebookでの反応に加えて、ブログへのメッセージやメールでのお問い合わせが集中したので、急きょ本日はニューモデルに関する「補足」編。
やはり、おもに外見的な仕様についての質問が多かったので以下にまとめます。
楽器の外見ってやはり重要ですね。

演奏クリニックは来週から再開します。

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Musser vibraphone New model / M55GJ Prototype

このモデルは日本限定モデルで、鍵盤等主要パーツは米ムッサー社、フレームとファンモーター等電気部品を日本の(株)サイトウ楽器製作所が作るOEM(Original Equipment Manufacturer)製品です。
僕が導入したのはプロトタイプ(試作品)なので若干市販品とは仕様が異なるものの、ほぼこの形で販売される予定です。(目に見えて違うのはキャスターがもう少し大きいサイズになる程度)

週明けには市販バージョン(M55GJ、M55J)も試奏する予定なので実際の仕様の詳細は後日報告します。

■なぜOEM?
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2007年に音楽界で大騒ぎとなった国内法のPSE法を覚えてらっしゃる方は多いと思いますが、音楽団体や個人の反発から特例措置によって「ビンテージ楽器は対象より除外」されたにも関わらず、楽器そのものが新製品として輸入されるヴィブラフォンの電気部品は適応除外。

「PSE法・特別承認に係る楽器等一覧」http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/tetsuduki_annai/vintage/list070604.pdf
「PSE法・ビンテージに該当しないモデル」http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/tetsuduki_annai/vintage/list070604taisyougai.pdf

ムッサー社なら同じメーカーのマリンバは正規輸入販売ルートで入って来るのに、ヴィブラフォンはPSE法によって輸入が禁止されてしまったわけです。
そこで、PSE法に抵触するフレームは日本のメーカーが製作し、主軸となる鍵盤と仕様は米ムッサー社が輸出するという「良いとこ取り」が実現。

フレームは圧倒的に日本製が優り、鍵盤類は圧倒的にムッサー社が優るのですから、理想的な組み合わせなのは誰の目にも明らかですね。

七転び八起き。瓢箪から駒。不幸中の幸い・・・・ヴィブラフォンの軌跡。

■エンブレムは?
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さすがに楽器の事には詳しい方が多いですね。
アップされた写真を見て、真っ先に質問が飛んできたのが「マッサーのエンブレムが見当たりませんが・・・」という質問。

はい。

従来のムッサー(マッサーとも呼ぶ)製品には必ず高音側にエンブレムがありました。

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高音側の前面にエンブレム。これは我が家のM55の442チューニング・バージョン

しかし、今回のOEMバージョンには確かにエンブレムがありませんね。

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OEMだから省略しているのか、試作品だから付いていないのか、近々に市販タイプと対面しますから報告します。

■トレードマークのプレート化?
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なんか皆さん凄いなぁ。
観察力が。
まるで車やブランド・バッグを品定めしているみたいだ。(汗)

そうです。
このニューモデルのプロトタイプではMusser社のトレードマークがプレート化されています。

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M55GJのトレードマーク

従来のムッサー・ビブラフォンではトレードマークはホワイトのプリントが成されていましたが、この試作品ではプレート仕様となっています。
これが量産化に反映されるのかどうか。これも週明けに実物を見て報告します。

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M55GJの試作品ではトレードマークがシルバーの浮かし文字で光ります。メタリックとまでは行きませんが・・・

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なかなか渋いです。しっかりと®(registered trademark)付き

照明等が薄暗いとちょっとトレードマークは霞んでしまいますが、ライトが当たったりすると光るのがちょっぴり新鮮かもしれませんね。

■価格は?
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僕が販売するのではないので詳しくは販売するノナカ貿易の打楽器専用サイト「アクタス」をご覧いただくのが一番です。

ノナカ貿易直営店「アクタス」http://item.rakuten.co.jp/actus/c/0000000534/

今のところ入っている情報では、定価がM55GJ(ゴールド鍵盤)で80万円台半ば付近、M55J(シルバー鍵盤)が80万円台前半付近で、「金」と「銀」の差は3万円程度との事。
ゴールドとシルバーの鍵盤の違いは色の他に若干音色でゴールドの方が磨きに一工程多い分「まろやか」で、シルバーの方が「シャープ」との事。
これも実際に市販バージョンを試奏して報告しましょう。

お問い合わせのあった事で、今日の段階で僕が答えられるのはこんな感じです。

新しい楽器の誕生に、乞うご期待!



ガンバレ東北!
がんばろうニッポン!



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