2008/4/22

新日曜美術館 モディリアーニ  文化・芸術

めったに見ない番組、でも今回展示会関連もあってかモディリアーニ、と気付き最初10数分欠けたけれど録画で。岸恵子がゲスト、この人がフランスの事等語る様子は好ましい感じ。モディリアーニのルーツの原始的美しさを持つ人間の本能の神秘、というアフリカの像、モンパルナスでの様子、結核を隠すため酔っ払いの振りをしているのでは、とピカソが見抜いていた、等。

印象的だったのは、静養のため訪れたニース、その近郊のカーニュでの話で、最近縁のあったルノワールとのエピソード。先日見たジャン・ルノワール作品「草の上の昼食」の舞台で、父ルノワールの晩年のアトリエもあった、のどかな自然の美しい所だけれど、パリから逃れて多くの画家が住んだ所でもあった、と。ここで珍しく「南仏風景」等風景画も描いていて、木々は細長の人物画の様式、と言われてみれば。

画家達が敬意を表してよくルノワールのアトリエを訪れ、モディリアーニも絵を持って訪ねたけれど、ルノワールがいつものように自分の女性の絵を撫でながら「ご覧なさい、何と美しいお尻でしょう」と自慢した時、興味ありません、と席を立ってしまった、とか、彼の絵の中に苦悩を感じ取って「君は絵を描いていて、楽しいかい?」と尋ねた、と。ジャンヌを描いた明るいタッチのものやヌードもあるけれど、ほとんど楽しみながら描いた、とは余り思えず、探求のような、というか。

この2人の接点、というのは、今回初めて聞いたと思うけれど、ルノワールが晩年、アンドレ(後にカトリーヌ)・ヘスリングという豊満な魅力の若いモデルを得て、明るい生命力を描いたのに対して、16才で結核に罹り逃れられない死、を見据えた仮面のような表情を描き続けたモディリアーニ、という対照が、芸術家、人それぞれ運命的個性、というものが、というエピソードのようで。

岸恵子も、モディリアー二の不遇さに肩入れしてしまう、と言っていたけれど、ルノワールのように好み、ではないけれどどこか気になる画家、というルーツにも触れたような番組だった。昨夜「TR 山崎貴」一部オンタイムで、「N.Y式ハッピー・セラピー」録画。(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2008/0420/index美の巨人たち モディリアーニモディリアー二と妻ジャンヌの物語展

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