洋の東西で、社会に自分を発信する際の家族の存在感とはかなり変わるものです。たとえば、米大統領選の民主党候補指名争いを続けている女性も以前はそうでしたが、西洋では女性の地位が高いこともあり、ファーストレディーに対する関心は高いもので、露出度も高いです。翻って、日本などのアジアでは、表にファーストレディーが出てくることは、なにかのレセプションや接待ぐらいでしかないでしょう。私も寡聞にしてか、現在の日本のファーストレディーについてはまったく知りません。
さて、デンマークでは、現在のアナス・フォー・ラスムセン首相の夫人は、アンナ・メッテ・ラスムセン。夫が3期目の首相職に挑んでいますが、自分は幼稚園の先生を変わることなく勤め続けています。外国から要人が来たり、外遊の際は、「休暇」を取って「ファーストレディーを演じている」そうです。しかし、「ファーストレディー」という職はないため、なんと「無給」だそうです。さすがに立場上、政治的な中立の姿勢をみせる必要があるためか、組合には加入していないそうです。
ちなみに、このご夫婦、現在スキー休暇に行っているそうです。年末年始とお盆ぐらいにわずかの休みを取れるだけの日本の首相とは大違いです。

デンマークのファーストレディー。