16日にコペンハーゲンの北部で、中国系デンマーク人の男児5歳が、母親の目の前で誘拐されるというショッキングな事件が起きました。身代金を要求する電話もありましたが、幸い、翌日には、男児は無事救出され、7人の中国人が逮捕されました。監禁場所は学生寮でした。容疑者は20代6人、30代1人。男児の家族は中華料理店を経営しており、中国人コミュニティーの中で、容疑者グループとは面識があった、との報道もされています。
中国人は現在、好景気を後盾に世界へどんどん飛び出しています。もちろんしっかりした人も多いのですが、密入国などの不法なケースもあり、犯罪に手を染める者も少なからずいます。年間100万人もの中国人が訪れるという日本では、私が記者時代に警察を担当した時期でも、不法入国者の誘拐では警察を頼りにするわけにはいかないため表沙汰にならないケースがほとんどとのことでしたが、警察沙汰になった中国人同士の誘拐事件を何回か手がけました。デンマークでも中国人はどんどん増えており、今回はそのひとつの表れともいえます。これがまたぞろ、外国人排斥の論調形成につながらなければいいが、と思っています。