いや、ついに。ついに。ついに、取りました。大型バスの運転免許。さんざんブログ上で愚痴をこぼさせていただいていましたが、昨日、実地試験を受け、苦節8カ月かけた末、無事合格しました。昨日の試験官は、普段の人が休暇で休みだったため、代わりに来たとかで、ほとんど細かい質問はなく、走り回ったフレデリシアの町もそれほど詳しくはなかったため、単純な道が多く、拍子抜けするほど簡単でした。写真は、本物の運転免許証が2週間後に送られてくるまでの一時的免許です。下部のB+D+DEPの、Bは普通免許、Dは大型バス、DEPは大型バスの二種、を意味します。これで学院のミニバスの運転はもとより、職にあぶれれば公共バスのバス運転手にもなれます(笑)。早速、午後には水泳の授業で学生をプールに連れて行くのに運転しました。
思えば、デンマーク語、デンマークの交通法規、デンマーク人の慣習、などにさんざん悩まされながらも、返ってデンマークを深く知る一助になったのも確かでした。多くの難民が職を求めて大型バス免許取得に挑み、そして外国人には外国での生活がいやおうなくハードルが高くなるさまも体感しました。さらに、これまでの人生の中で試験というものにこれだけ悩まされたのは初めてでもあり、人生修養のひとつにもなった、かな。それにしても、あらゆる教官、試験官から、「なんで新聞記者だった君がデンマークに来て、大型バスの免許を取る必要があるんだ」と聞かれたのはちょっと閉口しました。たしかに疑問も分かるけど、ほっといてくれ、という気分にもなりました。免許は日本への書き換えも可能なので、将来は、九州の山奥で木炭バスの運ちゃん、というのもいいかも。そんなときには「デンマークでなんばしよったと?」なんて突っ込みはなしでお願いします(笑)。