私は今タームでは、アウトドアの授業も持っているのですが、つくづく、芸は身を助く、であると感じています。先週の授業の日はあいにくの雨で、出かけることもままならず、体育館内でテント張ってコンロで湯を沸かしてコーヒー作って飲んだり、梁にロープを引っ掛けてレスキュー隊のようなことをしてみました。これはたまたま日本にいたときに山岳会に属してクライミングをやっていたことをお茶を濁す程度にやったものですが、よもや山の経験が山が無いデンマークに来て役に立つとは思いませんでした。たまに授業で教える空手も、初段の端くれ程度ですが、経験者がほとんどいない外国では教えるのには十分です。ピアノやギターも、音大を目指して挫折した身ですが、その程度でも最近は朝の集会で伴奏するぐらいには役立っています。人間、やってきたことは決して無駄ではなく、長い人生の中でなにがしかの役には必ず立つもののようです。