2017/8/11

ザ・タイムス なぎさの誓い  聞きたい365日

北海道にも短い夏が来た、海に行こうぜ!白い雲が浮かぶ水平線。

二人で渚を駆け、想い出たくさん作ろうぜ…何て青春マンガみたいな
イタい妄想をするのは、BB世代の勘違いオヤジ。

日本生産性本部のレジャー白書によると、昨2016年の海水浴客は
30年前に比べ5分の1に減っているそうです。8割減ですか??

道理でこの頃ダイビングの帰りもさほど渋滞しない訳ですね。納得。


高度成長期に社会人となった私の世代は、北海道の支店だけでも
毎年10名前後の男女新入社員が配属されるという賑やかさ。
会社のレクレーションで夏は海、冬はスキーに出かけ…という時代。

夏になれば小樽郊外の民宿に泊まり「懇親を深め」、鉄道の払下げ
枕木を買ってきて盛大なキャンプファイヤー
浜まで電源を引いて、有志によるバンドも登場して…そんな頃です。

例によって、甘酸っぱい思い出が無いのだけが心残り?ですが。


THE TYMESのSO MUCH IN LOVE(邦題:なぎさの誓い)が
全米bPに輝いたのは1963年の8月。なので私は後追いですが。

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タイトルのどこから「なぎさ」の邦題が付いたのかはわかりませんが
潮騒、カモメの声、フィンガースナッピングに導かれアカペラで始まる
印象的なこの曲は、確かに8月の今の時期に相応しい気がします。

80年代、元イーグルスのテモシー・B・シュミットのカバーで覚えて
いる方も多い事でしょうね。

テモシー・B・シュミットの枯草っぽい歌唱は、カントリー・ロックが
好きな私には嬉しいですが、「黒いビング・クロスビー」とも呼ばれる
タイムスのジョージ・ウィリアムスの少し塩からい声も大好きです。

このまま一発屋で終わるか?と思われたタイムスですが、10年後の
73年にリトル・トラスト・メーカーで全米12のヒットを飛ばし復活。

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今も歌っているのかな?地味だけど初期のフィラデルフィア・サウンド
好きです。


海水浴場の話に戻りますが、こちらも全国で年間10カ所を超えるペ
ースで減っているそうで、海水浴客減の他に砂浜が消えて…という
場所もあり、長崎の雲仙市では砂が流れ出し危険と判断したとか。

原因は砂防ダムなどで土砂が減った事、防波堤の大型化により潮の
流れが変わり、砂浜や磯が無くなったとも。


ダイビングでお世話になっている場所も今は玉砂利ですが、その昔は
きれいな砂浜だったが、防波堤拡張で潮の流れが変わったとか。
全国でそうして海岸線が痩せている所がずいぶんあるみたいです。

私の田舎でも子供の頃は、大潮の頃は磯が出てタイドプールができ
逃げ遅れたアブラコ(エゾアイナメ)の幼魚とかを捕まえましたが、今は
すっかり消えて…大型防波堤のせいばかりでは無いのでしょうが。

山菜取りに沢に分け入っても、こんな所にまで?と思うような場所に
まで砂防ダムがあって、砂を堰き止め川と小生物を殺しています。

役人の仕事作り(と業者の保護?)以外に誰が望んでいるのだろう
と思うような砂防ダムは見直す時期では無いのでしょうかね?
人口23000人が今、13000人を切った私の田舎の話ですが…

ともあれ、渚が痩せ、子供や孫(いないけれど)に、そんな磯遊びの
楽しさが伝えられないのは、本当に残念な事です。
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2017/7/29

ようやく水温20度の海のスケッチ  北のダイビング

今日は積丹町美国でダイビング。
週間予報では曇りでしたが、願いが通じ?無事晴れてくれました。

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秋冬の澄んだ海とドライスーツも良いけれど、やっぱり夏の日差しで
ウェットスーツが最高。毎回こうあってくれると良いのだけれど。

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海の中ではあちらこちらでウスメバルの稚魚が群れています。
沖縄の海の様にはいかないけれど、これはこれで満足。

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海藻に付いているのはホタテの稚貝-写真左(見にくくてすみません)

右の稚貝はホタテ以上に美味しい通称ババノテ(キンチャクガイ)
もっともこの貝は市場に出ることなく、漁師さんの特権みたいですが。

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またまた見えにくくてすみませんが、ミミイカです(目がわかりますか)
こんな小石以下のサイズでも、ちゃんと墨を吐いて逃げます。
驚かしてごめんね。

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怒った表情の子供を描く作家がいますね。
このサルエビも眠りを妨げられ、怒った子供の目になっています。

この後、泳いで逃避する所をガヤ(エゾメバル)に因縁?を付けられ
返す返すもごめんなさい。

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ウミウシたちほか、この日見た小さな生き物たち。
コモンウミウシは久しぶりに見た気がします。(2個体いました)

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ちょっと被写体が大きくなって、エゾアイナメとカレイの2ショット。

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もっと大きくなって、メガネ岩の所ではキツネメバル。
そしてオウゴンムラソイ。

ムラソイは道南の釣り人は「ハチガラ」と呼んでいたと思います。
ソイよりも身がしまって美味しいそうですが、僕らは見るだけ。
釣り人には気の毒だけど、釣り針には気を付けるんだよ…と。

水温ようやく21度。
もう2度位水温が上がって、イシダイの幼魚等が見られる様になると
本当の積丹の夏の海。

さあ今年はいつ頃かな?また来週が楽しみです。
どうか来週も晴れます様に。
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2017/7/25

泡盛の集いと下地勇ミニライブ  聞きたい365日

「泡盛を楽しむ北海道の集い」というイベントがあり、今回で24回目。
以前からある事は知ってはいましたが、今回初めてチケットを買う気に
なったのは、宮古のシンガー&ソングライター下地勇が来ると知って。

日本のフォークもロックもあまり興味が無いのですが、彼の歌は濃くて
ワールドミュージックなどと同じ感じで楽しめます。
というより、彼の歌は宮古の言葉(ミャークフツ)で歌われるので、より
その感が強く感じられ…というと申し訳ないのですが。

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広い会場一杯の盛況です。この手の会は北海道以外でもいくつかある
そうですが、いつも北海道が一番盛況なのだとか。
沖縄と北海道、縄文系のルーツが多い相性の良さなのでしょうか?

今回来ていただいた酒造所15のほか、蔵の方は見えないけれど酒を
用意していただいたのが6つの蔵。
その中で私は崎山酒造廠「黒の松藤」のボトルがあるテーブルへ。

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入口でもらったウェルカムドリンクのグラスで、各蔵の泡盛を飲み歩く
事になりますので、グラスに貼るシールが用意されています。
私は迷わずマンタのシールを貼ってスタンバイ。

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テーブルには大皿料理が二つ、その他にはビュッフェスタイルで料理が
スタンバイ。

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料理目当ての人、泡盛が目当ての人、下地勇のライブが目当ての人。
私は後者の二つがメインなので、グラスをもって興味ある蔵でじっくり。

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そうしているうちに、お待ちかね、下地勇の登場。

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CDはたまに聞くのですが、いやぁギター1本のライブは良いなぁ

80年代の終わり頃、ワールドミュージックのブームがあって、どこに
こんな人たちが埋もれていたの?と思う位、色々な人達が登場し
アルジェリアのシェブ・ハレドとか、ナイジェリアのエベネザー・オベイ
とかが印象に残っています。(韻を踏んだわけでは無いのですが…)

あの頃、結構好きだった血の濃さを感じさせる歌と、下地勇の歌声は
同じものを…体の底を静かに湧き立たせるものを…感じさせます。

ですので、オリジナル曲の合い間、ジプシーキングス ヴァージョンの
「ヴォラーレ」も披露。彼の濃い声とはとても合って魅力的でした。

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アコースティック・ロック満喫しました。ありがとうございました。

宮古の海は潜った事が無いのですが、彼の歌声から宮古の濃い青
(だろうと想像します)海を覗いた気がします。
酒を控えて小遣い節約して、来年は宮古島デビューを果たさなくては。


本来の?目的、泡盛は蔵の方から色々話を伺うことが出来、初めは
真面目にメモを取り、味の感想も書き込んでいたのですが、そのうち
だんだん怪しくなり、味見ではなく楽しく飲むことが目的に代わって…

ああ、仍って件の如しならぬ、「酔って件の如し」になってしまい…って
落語「垂乳根」のサゲになりましたが。

最後のお楽しみ抽選会、やはりお一人で見えていて「毎回来ています」
とおっしゃっていた方が、甕入り三升壷が見事あたりました。
おめでとうございます。私も毎回参加したらチャンスがある?かもですね。

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ラストはみんなでカチャーシー。

何かひと時の沖縄時間でしたが、先日は沖縄の友達からパーナップルと
マンゴーが届いたり、7月は北海道にいながら沖縄時間が楽しめました。

今年は石垣島に行って来たのだけれど、まだ潜ったことの無い沖縄も
いっぱい。来年は行くぞ石垣島!と、目標が出来てのお開きでした。


思い返せば昔マラソンでハイになっていた頃、次はトライアスロンで
宮古島へ行こう!と目標を立ててバイクを買い、カナヅチ克服のため
スイミングを始め、もう少しで100mに届くという頃、塩素かぶれが
酷くなり、諦めてダイビングに目標変更した事を思い出しました。

ま、目的は変われど行きたい場所がここで一致。
来年までランチ節約し、陸マイル貯めなくてはなりません。頑張ろう!
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タグ: 下地勇 泡盛 宮古島

2017/7/22

祝 浜口庫之助さん誕生100年  聞きたい365日

60〜70年代アメリカンポップスが大好き!と言っている身ではあり
ますが、カバーポップス以前の事を思い返すと、その原点は外国曲に
詞を付けた唱歌であったり、昭和の歌謡曲だったりします。

バンド上がりの作曲家の作る、当時のいい方で言うと「バタ臭い」
歌謡曲等には惹かれたのだな?と、思い返すわけですが。

そんな代表格に、ヒットメーカーの浜口庫之助さんがいます。

良い曲も多いですし、何と言っても昭和30年代、まだレコード会社が
作詞家や作曲家を専属契約で縛り、作曲や作詞の領分にも厳しい
ルールがあったであろう時代に、詩も曲も書き歌手を育て、ヒットを
放って来たSS&Wであり、フリーランスの嚆矢でもあった人です。


学生バンドの結成、進駐軍回りのバンドマンなどを経て自身のラテン
バンドを結成し、紅白にも三年連続出場というその人気バンドを解散し
日本コロムビアの専属作曲家と転身したのは40歳の時だったそうで
時は昭和32年だったそうです。

最初のヒットは、スリーキャッツの「黄色いサクランボ」で、今聞くと
何て事のない歌ですが「ウッフン」などと言う声も入り、当時としては
中々のお色気のある?歌で大ヒットしました。(作詞は星野哲郎)

次に自ら詩も書いた守屋浩の「僕は泣いちっち」や「月のエレジー」等
もヒット。当時はまだ小学生でしたが、同級生A君がよく夜空の笛
「月のエレジー」を歌っていたことを思い出します。懐かしいです。

あの時代、何と浜口庫之助(通称ハマクラさん)は、オープンリールで
多重録音をしていたそうで、弟子のお嬢さん3人をコーラスグループ
に仕立て、お手本は多重録音を聞かせてレッスンしたそうですが
まだ昭和30年代の事ですから、他にそんな方はいないと思います。

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守屋浩の歌唱はロカビリーからの流れ?と思っていたら、後になり
ハマクラさんのセルフカバー集を聞くと、ああ、守屋浩のフレーズ感は
ここにあったんだと、すごく納得した事を思い出します。

因みに守屋浩の「夜空の笛」に効果的に使われているのは、シンセサ
イザーの元祖、電子楽器テルミンだそうで、何とも時代を先取りしてい
た人だったのですね。

他にも守屋宏「有難や節」とか、鈴木やすし社長さんはいい気持ち
などのノベルティソングは、明日は絶対今日よりいい日になる」という
高度成長期に入った高揚感でハイになっている時代の空気みたいな
ものが感じられるのは、同世代の皆さんなら伝わりますよね。
(有難や節は、元は巷間の流し歌の改作だそうですが)


昭和40年には日本コロンビアとの契約を離れ、フリーランスに。

日本ビクター所属、青江美奈さんのデビュー曲「恍惚のブルース」
(詩は川内康範)も懐かしいですね。
ちょっとドゥー・ワップ調の曲は、元々ポピュラーを歌っていた青江さん
の歌唱も心地良く、演歌の臭みがないので、素直に入って来ました。

ジョニー・テロットソンに提供した「涙くんさよなら」は、ジャニーズや
坂本九、マヒナスターズなどの競作となり、結果、ジャニーズ盤が
一番ヒットした記憶がありますが、会社を超えた競作は今では普通
でもあの頃は画期的だったはず。(作者不詳の歌は別として)

レコード会社の専属契約ではない事のメリットでしょうし、そんな
部分でも時代を切り開いてきた人だったのですね。


そして40年代後半にはグループサウンズや「フォーク」のヒットも。

スパイダーズの「夕陽が泣いている」は、それまでのノーノーボーイや
フリフリ等のモッズ系とは大きく違う歌謡曲路線ですが、だからこその
大ヒットでしょう。

そしてマイク真木の「バラが咲いた」や伊東きよ子の「花と小父さん」
アウトキャストの「えんぴつが一本」なども、フォーク風調の味料を
振り掛けた歌謡曲ですが、だからこそのヒットでしょうし。

こうした「フォーク」が売れた事に嫉妬し?ハマクラさんの事を罵詈
雑言で歌った男と、それをカバーしたグループもありました。
「ロールオーバー庫之助」とか、「ロールオーバーゆらのすけ」等と
言う曲ですが、先に亡くなったチャック・ベリーの「ロールオーバー・
べートーヴェン」程のリスペクトは欠片もない男のジェラシーは聞き
苦しいです。
もっともハマクラさんは歯牙にも掛けなかった事でしょうしかれど。



クリックすると元のサイズで表示します 好きな曲をあげると、何と言っても
 島倉千代子さんの「愛のさざなみ」

 この曲は伊東ゆかりのカバー等も
 あるけれど、好きなゆかりちゃんを
 もってしても、お千代さんの歌唱が
 唯一絶対の存在。
 ほんとうに詞、曲、編曲と揃った
 畢竟の名曲と思います。

ちなみに、後述する浜口庫之助メモリアル100に入っているこの曲は
何かシングル盤とはテイクが違うような気がするのですが。
単にデジタル化にあたり、エンハイサーを強くしたのとは違うような…


そしてもう一曲あげると、高田恭子の「みんな夢の中」ですね。

アマチュアフォークからマイク真木のグループへ、そしてソロの歌手に
なる時に用意されたこの曲も大ヒットしましたね。

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ここでの高田恭子は、ごく僅かにリズムを食っているのですが、それが
つんのめった感じにならず、すごくナチュラルに揺らいでいる。
この時間の揺らし方、メリスマへかかる部分のグラデーションとかは
彼女の独壇場で、とても好きな一曲です。

もっとテンポを落とし、独特のノンビブラートで歌うおおたか清流の
カバー盤も同じくらい好きで、まだ少しヒリ付くような昨日までの悩み
や切なさを振り切ろうとする様な高田恭子。
過ぎ去った昔を回想する様な、でも切ないおおたか清流。

どちらも切なくて、しみじみ聞きほれる本当に良い曲。大好きです。


ハマクラさんは1990年の12月に亡くなられたのですが、その後
未亡人の渚まゆみさんの選によるCDが発売されました。
誕生90年を記念した浜口庫之助メモリアルコレクション100です。

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それまで密かに「浜口庫之助マイ・ベスト」を作ろうと、地味に中古
レコードを探し、英亜里の「花の手拍子」等を探していた私は、これを
知りヘナヘナと崩れ落ちたのですが、まあそれは余談。

他にもトヨタの「私のカローラ」とか、サンヨーのテレビ「薔薇の歌」や
ヤクルトジョアなどの懐かしいしCMソングもいっぱい聞けて…
しばし聞きふけってしまいました。

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最後に一つだけ自慢。こちらは札幌の名門グランドホテルのCM
ソングなのでしょうね?テレビやラジオでは聞いた事はなく中古店で
初めて知りました。非売品の様で、歌っているのはハマクラさん。

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住みたい街として人気の高い札幌ですが、札幌を歌った歌にあまり
好きな物が無い中、これはけっこう素敵な札幌讃歌にもなっています。


今日7月22日は浜口庫之助さんの誕生から100年。
CDを取り出して、ゆっくり聞かせていただく事としましょうか。


【関連の過去ブログ】 2013/11/09 島倉千代子/愛のさざなみ

【参考文献】
キング/浜口庫之助メモリアルコレクション100 解説:磯田勉
テイチク/KURANOSUKE HAMAGUCHI forever 解説:本庄和治
2008/3/2朝日新聞/浜口庫之助は終わらない 篠崎宏編集委員

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2017/7/17

初めての焼尻島、天売島  北海道ぶらり旅

海上保安庁のホームページによると、北海道を取り巻く海には大小
合せ508からの島があるそうで、そんなに!と驚きましたが。

ロシアに占拠されている島を別とすると、その内、有人島は五つ。
人口順で言えば利尻島、奥尻島、礼文島、天売島、そして焼尻島。

先の3つは行った事があるのですが、天売、焼尻は初めてで、今回は
楽して?パックツアーに乗っかって行って来ましたが、さて…

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当初予定の11時発フェリーの予定が欠航となり、小平で足止め。
「北海道」の名付け親、松浦武四郎の像とゆっくり対面できたのも
道民の日(7月17日)が近い、この時期のご縁でしょうか。

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14時の便は出る事になり、その間は留萌まで戻り黄金岬で休憩。
ハマナスもほぼ散り実を付けている海岸、なるほど結構波はありそう


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島に渡るには羽幌からフェリー。平らな床にごろ寝のオーソドックスな
伊豆諸島スタイル?のフェリーオロロン2と、椅子座席で座間味仕様?
の高速船さんらいなぁ2のいずれかになります。

それにしても高速船のこのイラスト、これ必要ですかねぇ
これで島を目指すアニメファンが増える…とは思えないのですが…ね。



などと憎まれ口を叩きながら、なんとか最初の目的地焼尻島に到着。

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当初2時間半の予定の島内観光は、ギュッと一時間に圧縮され、羊の
群れも車中からと慌ただしく、駆け足観光となりましたが、とりあえず
要所は行かせていただきました。

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オンコの荘は樹齢150程となるオンコ(イチイとかアララギとも)の
木が、強風と積雪のため、場所によってはこれハイマツ?と思う位の
低木となって生えている場所です。

この幹の太さや、風に抗うこと出来ず横に伸びた枝は凄いですね。

短時間ではありましたが、その分濃縮されたガイドドライバーさんの
ギャグ連発に社内は爆笑の渦。
M家さん、ありがとうございました。とても楽し旅になりましたよ。



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泊は天売島。離島の宿の楽しみと言えばやはり新鮮な海の幸。

アワビは一人一個、ウニは殻2個分ですが、やけに身がギッシリと
詰まっているなと思ったら、合わせて6個分入っていたそうで幸せ。

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食後はウトウのナイトウォッチング。さっそく歩道で雛を発見。

夜はよく穴から出てくる時期の様で、駐車場のトイレにはこんな
注意書きが貼られているくらい。

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ウトウの巣穴が凄くたくさんありますが、ウトウ約80万羽、40組の
夫婦が子育てをするそうですので、穴もそれ位あるのでしょう。

因みに夫婦は一生パートナーを変えず、毎年卵は一個だけだそう。


ウトウが帰るのを待ち構え、ヒナの餌を強奪しようとカモメが待機。

ウトウは呑み込んで咀嚼せず、小魚のまま咥えて来るので格好の獲物に
なるみたいで、大きいのが小さいのを苛めるのはと、思わず…ですが。

一回だけ戻って来たウトウがカモメに襲撃されたシーンがありましたが
この時はウトウがタッチの差でかわし、巣穴に潜り込んでセーフ。
とても安堵しました。
カモメにも生活があるのでしょうが、自分の食い扶持くらい自分で
稼げよ…と、一人でツッコミを入れながら見ていましたが。



悲しい事ですが、あちらこちらにヒナの死骸が横たわっていて、日中は
3度も役場が回収に来るそうで、空腹に耐えかね穴から出て来た所を
カラスに狙われ、食べられ、食べ飽きたら遊びでいたぶるそうで。

自然界の弱肉強食とは言え、悲しい話です。


元々ウトウはイカナゴを食べていたそうですが、それが捕れなくなって
20年ほど前からカタクチイワシに変更。
それも海水温の変化で激減し、それもヒナが飢える原因の様です。

地球温暖化がこうして海鳥の生活にも変化が及ぶ。考えさせられます。


クリックすると元のサイズで表示します  ちなみに、あちらこちらで悪役のカラス
  ですが、この島では生ごみを羽幌町まで
  持って行き処分するようになったそう。

  生ゴミを断たれカラスは飢え死に…なんて
  訳は無く、上手にウニを狙って漁師さんの
  船から掠め、道路に落し割って食うそうで。

  なんともまあ…ですが、青ツブなども掠め
  道路に落し、車のタイヤで潰されるのを
  待って喰うのだとか。

知能の高いチンピラ?はタチが悪いですねぇ。

でも知能が高い分、ひらがな位は読めて?この土産物店の張り紙も
それなりに成果が上がっているのでしょう??


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オロロン鳥もウトウの成鳥も生では見られなかったので、海の宇宙館の
展示パネルよりお借りして載せてみました。

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こちらは海路で見かけたウミウでしょうか?

生憎の天候でフェリーの欠航、霧と強風の中でのナイトウォッチング。
霧と小雨の天売島観光…と言えばかなりネガティブなのですが、そんな
事は無く楽しいくて、これは記憶に残る旅です。

心は勝手に青空をバックに広がる牧草ロールと羊たち。
青い海に広がる絶壁と海鳥達と、フィルターのかかった想い出が一杯。

さあ、来年はダイビングも兼ねてまた来ようと今から思っています。


【関連ブログ】 萬谷旅館 ウニやアワビ、海の幸の夕食


【参考】海上保安庁第一管区海上保安本部より北海道周辺の主な島

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