ご無沙汰しておりました。
東京へ行ってきたのです。
いろんなところで義理を欠いているので、あまり大きな声では言えないのですが、東京と岐阜で公演活動をしている
「ありどおろ座」の招きで、
オペラ「カバレリア・ルスティカーナ」に出演するためです。
村人の一人・・・という
役名の無い役なのですが、それでも引き受けてしまいました。
G5に対する出演依頼だったからです。G5がそれほど頼りにされている。これは応えなければいけません。
交通費は出すというのですから!
他のメンバーは28日朝出発しました。前日リハーサルがあるからです。
常に何かに後ろめたい思いをしている私は、一応仕事というかやることをやって、5時頃の新幹線に飛び乗りました。
リハーサルは間に合いませんでした。
明くる日は昼夜2回公演、失敗をしてみんなに迷惑をかけないよう、楽譜を読み返したりしなければいけないんですが、それにしても
楽屋でじーっと出を待つという、悠長な時間の過ごし方・・・日常にはないことで、うれしかったですねえ。いや、じーっとしているようで、出番を待つという確固たる目的を持っているわけだから、
時間は刻々と変化していく、そこがいいんです。
ふと現実に意識が戻ると、あれもこれも
中途半端にかかわって右往左往している日常が浮かぶ。そのうち全部
クビになってしまうかもしれない。そうすると、やはり時間は悠長に流れていくのだろうが、な〜んの変化も無い地獄の時間・・・なんて、
東京で首筋に冷や汗をかいたりして、ハハハハ。
東京まで来てオペラに出演して、ゆ〜ったりと時間を過ごしていることに
不安を感じたりする
典型的30年代日本型貧乏人は、自分の出番を終えてそそくさと荷物をまとめ、一目散に東京駅に駆けつけて、午後8時の新幹線に飛び乗ったのでした。

岐阜公演
「外套」では、
私の奥さんの役を演じてくれた女優さんと久々の再会、こういううれしいこともあったのです。