ダーバンフィルムフェスティバルが先週の水曜から始まっている。Dが居る分かなりのリミットがあるが、既に観に行ったもののリストアップ。
JERUSALEMA
南ア映画:ヨハネスブルグにあるHillbrowというかなり荒れた地区を舞台にした人情味もある、それでもバイオレントがかなり見ていてきついギャングもの。もうバイオレント映画は観ない。あまりにもたくさんの南アの問題を詰め込みすぎたみたいで、いい俳優さんばかりだったのに、なんだかもったいないことをしたような映画だった。
PARANOID PARK
米、監督ガス・ヴァン・サント:すごくすごく疲れていたのに、いい映画というのは(どういう内容であれ)こうも人間をリフレッシュさせてくれるものかと思った。疲れも吹っ飛んで終わった後にバーに飛び込んでしまう勢い。相変わらず可愛い男の子を見つけるの上手いなぁ…と同時にスケートボーディングをあそこまで徹底してスローモーションでとるという斬新さとその映像の美しさ。荒れた空虚なものを対象にしても(だからこそ?)とても美しいものになるという、大満足の映画だった。
ZULU MEETS JAZZ
イタリアと南ア合作映画:いわゆるスムーズな南アジャズは苦手だけど、びしっと典型的なジャズのコードが混ぜ込まれた音はとても心地よかった。お年寄りのズールジャズミュージシャンたち。アパルトヘイトの抑圧された中でも、制限された状況下で楽器を使う機会を最大限に利用し練習し音を作り続けた 才能ある人たちと伝統に根付くリズムや音がとてもおもしろかった。イタリア領事館が絡んだ分、なんだか知り合いがシーンのところどころに登場するのは、とても複雑な気分だったけれど。
余談として、、、友人チチリアが北野武監督の「監督万歳」を観に行ってとっても興奮していた。「よかったよかった。悲しくって、、、よかった」と。日本では評判が今イチだったはずなのに、「ZATOICHI」のベネチア映画祭のウケといい、北野武監督って とてもイタリア人に通じるところあるのだろうなぁ。