今日葺いて来た屋根はログハウスの屋根の段葺きでした。屋根勾配は一尺!(一尺勾配の事を「矩勾配(かねこうばい)」といいます。)45度あります。スキー場で例えると30度(約6寸5分勾配相当)でもかなり急に感じられるのに、45度の傾斜は絶壁の様な勾配です

もちろん私達屋根職人でもこんな急な屋根の上では普通に立ってはいられません。足を滑らせれば確実に屋根から落ちますから
よって屋根の上に格子状に足場を組んでの作業となります。この足場は高すぎても低すぎても作業しにくくいのです。高すぎると体を伏せた時に支えにならないし、低すぎると屋根材を葺き難くなるからです。ちょうど膝からお尻くらいの高さがベストです。しかし足場があっても足元が滑っては何にもなりません。普段履いているシューズだと滑らなくても踵が脱げてしまうかもしれません。
そこで、この日の為に各自「
地下足袋」を用意しました。地下足袋だと底は生ゴムで滑らないし、踵が抜けることもありませんから。実は10年ほど前は当社の職人は毎日、地下足袋で作業していました。屋根職人として地下足袋が当たり前だった時代でした。今では、履き易さと安全(大きな現場だと安全靴が必須)の面から安全足袋靴やルーフシューズを履いてます。久しぶりに履く地下足袋の履き心地といい安心感はさすがの物でした
実はこの現場での乗り込みの日、ルーフィング敷き中に屋根の上からカッターを落としてしまい、下にとめてあった隣家の高級外車に傷を付けてしまいました。ちょっとした手元の狂いで大変な事となってしまいました。二度とこの起こさない様にすぐに足場に養生メッシュをしてもらいましたが、今後は作業前に危険予知をに行い、危険防止の措置を行ってから作業するよう徹底しなければならないと肝に銘じました

車はボンネット交換となり、修理代は相当な額でしたが、幸い当社は
工事保険に加入しているので全て保険で直す事ができました。工事保険は使うことがなければ一番良いのですが、工事保険で工事期間中の損害に全て対応できますからあるとやっぱり安心ですね

屋根工事完了!