総合制の高校って・・・?  教育のはなし

 先日の日本教育学会で発表して、1960年代の私立高校の学校規模とその後の経営戦略の話もしたら、発表を聞いていた先生から「神奈川の桐蔭みたいな、大規模化しつつ進学実績も高めたところをどう位置づけるか」というコメントをいただいた。
 私立高校の「学校ランキング」みたいなものが難しいのは、こういったような、1つの学校の中にいくつもの学校があるようなところが少なくないからで、何十人の東大京大合格者と、中学生レベルの英語もおぼつかないようなドラフトで指名を受けた野球選手とが、同じ卒業式に一緒に並んでいる学校も珍しくない。
 都市部の大規模校でなくても、地方で公立高校の受け皿となっている私立高校の中には、上位校の受け皿となる特進コースと、中下位校の受け皿となる普通コース、それにスポーツコースや職業訓練コースなど、いろいろなコースを準備しているところは少なくない。
 なるほど、「いろんな生徒がひとつの学校で学ぶことが、民主主義の育成につながる」といってGHQが持ち込んだ「総合制」の高校とは、もしかするとこういう学校のことだったのか、なんて、ふと考える。
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2010/9/2  23:23

投稿者:K

たしかに。
GHQの想定して総合制は、基本的に希望者全入みたいなものだと思います。
となると、受験さえすれば合格するような高校こそが、GHQのめざした高校像?

2010/9/2  2:45

投稿者:Isaac

面白いなぁと思ったんですけど、
でもそういう学校は勉強もスポーツもできない生徒は入れないですよね。
その点では、GHQの想定した総合制とは違うような気がします。

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