展覧会の搬入は、病院外来が休みの日曜日に行われました。
朝9時から夕方6時まで、休みなしの立ちっぱなし。
しかし職員が様子を見に来たついでに、院内目線でアドバイスをくれたり、見守ってくれたり‥‥。ありがたかったです。
これは壁面にどの程度設置するか並べているところ
ギャラリーとは違い、壁に額をかけるための釘を打てず、また椅子やベットなどとの色彩的・空間的な兼ね合いも考えねばならず、作品の位置決めに非常に手間取りました。

壁面設置の山岡さんの作品を、数点減らすことになりました。
いつも、完璧な計画を立てて展示に挑む硬派な山岡さんにとって、予想外の搬入作業になってしまったかもしれません。
こちらは中井さん。窓に小さなものを沢山貼っています。
ある程度の展示プランがあったものの、実際に会場でその場の雰囲気を探りながらの作業は、ある意味ライブペンティングのようでした。
展示は、夏休み中に入院していたこどもの作品を起点にアーティストが色々な要素を付け加え、病院職員と話し合いながら仕上げました。
美術館やギャラリーと違うところは、さまざまな人の思いがぎゅーっと詰まりに詰まった展覧会だということ。
初日に行ったら、すでに院内のあちこちに案内掲示がありました。
展覧会は、約10ヶ月にわたるプロジェクトの最後のイベントなのですが、
なんだか、これから、いろんなことがはじまりそうな気がしています。
(ディレクター 中西美穂)

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