2009/11/16

5人の未来・・・  

 3年生には5人の男の子がいる。やんちゃ坊主が5人で徒党を組むと手がつけられなくなることがよくあった。『お前達はくびだ!』『さっさと出て行け!』・・・そんなことも何度かあった。しかし、みんな成長してきた。
 Jrコンクールには全員が出場することを目標にしていた。この5人と2年生の姫○の6人でどういうオーダーを組むかが思案だった。期間的に課題曲の他に新たな試みは出来ない。今までの練習してきたことを応用したい。チームの構成としては少し無理があるかもしれないが6人を小締太鼓で組むことにせざるをえなかった。しかしこれは逆に彼らのチームワークを育てることにもなった。
 この6人でリーダーとサブリーダーを決めさせた。スタッフからの口出しは一切していない。この役員を決めてから、この6人のチームはまとまり始めた。決まったリーダーの翔○とサブの允○の二人は人が変わった様に真剣な練習態度となった。それに牽かれるように他のメンバーも変わっていった。
 大会が近づく頃に新型インフルエンザが猛威を振るいはじめ、練習に全員が揃うことは無かった。一時は全員での出場は難しいかとも考えていた。しかし、ここで出場が一人でも欠けてしまえばその子だけが立ち遅れてしまう。何としても全員揃ってという思いだった。
 本人達も、そして家族も大変な努力をしてしてくれた。そして一人も抜けず本選に出場できた。これは大きなことである。全員でプレッシャーと戦い全員で満足感を共有できたのは、特にこの6人にとっては大きなことだった。インフルエンザにかかって練習に出れなかった子も自宅で練習していたのが感じ取れた。・・・みんな真剣に取り組んでくれたのがうれしかった。
 あのワルガキ軍団は大きく成長した。『自分だけ』という気持ちから『みんなと一緒に』という気持ちが芽生えた。これはもうワルガキ軍団ではない。もう立派な栗沢太鼓の戦士である。
 男の子5人の同級生達が揃って成長して行ったなら・・・未来の彼らの活躍を想像する・・・。
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