本日はちょんまる会という経営者&経営幹部の勉強会でした。
「経営者と社員の感覚のズレを踏まえた単年度目標設定」というテーマを頂きお話をさせて頂きました。
@社長の決定は絶対か?
・ちょん丸会の皆さんに突然「あすから朝メンバーは全員1時間早く起きて頂く事に決定しました」と発表すると3〜4名の方は無条件で承認されました。
・30分で良いことににします。とすると大半の方が賛同されました。
・賛同できない方に「なぜですか?」と聞くと「目的が解らない」との事で「業績を上げるためです」と答えると「何故、早起きが業績向上につながるのか解らない」ということでした。
・私はこの方の疑問は正常であり私でもそれが解らなければ従えません。
・しかし、私はこのような方法で会社の決定事項を進めてきましたしそうされている社長は結構おられると思います。
・
社長が決定事項を伝えるには目的や理由をしっかりと伝えないといけないし、幹部社員さんはその決定事項を「納得」できるまで確認しなくてはいけません。・社員さんや幹部さんは「決定」したんだから「納得」してないが仕方ないと思いつつその事に意義や楽しみも感じないで受け入れる事が「ズレ」になると思います。
A目標は誰が決めているのか?
●会社の目標は社長が決めているか? との質問に殆どの方はYESと答えました。
・NOと答えた方は「社員さんや部門長から提出された数字を集計したから」という方もおられました。
・社長は「会社の目標は社長が決めている」と考えるべきでしょう。・社員さんや部門長から提出された数字を集計したとしても必ず「誘導」しています。
・会社の目標が達成しなかった時、「社員さんにお前が自分で決めた事をしないからだ!」という気持ちで怒っても社員さんは必ず会社のルールや現状を想定し数字をつくっただけで、「君ならできるだろう」と信じた訳なのですから...
・しかし、社長であっても固定費が決まっていて利益目標をたてれば必然的に「やらなければならない数字」が決まってしまいます。
・社員さんに社長がその数字をしなければならないという大きな責任や苦労をくみとれる気持ちがなければ「社長が勝手に決めた数字やし!」と考えいるようではここでもズレが発生します。
●社員さんの個人目標は社員さんが決めていますか? との質問でYESと答えたのは2人でした。
・この2人は大変素晴らしい心構えの方です。
・社員さんが「自分の目標は自分が決めている」と思えるような決め方をし、本人も自分の決めた数字なのだからと「責任」を持って取り組めば必ず「達成できる」でしょう。
・しかし、社長がまた、ここでも「お前が決めた事やろ!」という感情で接するとどうでしょう?会社のルールや報酬規程は会社が決めているわけですから「誘導」しているだけで本人の意思や考えだけで100%決めた訳ではないという事も自覚が必要だと思います。
●目標を皆さん持っていますか?
・ちょん丸会では殆どの方が目標を持っています。
・目標設定は会社からさせられていると感じている方もおられるのではないでしょうか?
・もし、目標がなければあなたは創意工夫、努力や勉強をしなくて良い訳です。従って成長しません。目標を持たないという事ほど不幸はありません。
・優秀な幹部さんを指名して今、やっている数値目標の2倍をやってくださいとお願いしてみました。
・自分の担当は粗利益管理なので売り上げがなければその目標は達成できませんという回答でした。
・では売上は責任を持って獲得しますからそれならできますね?と確認すると「職人さんの確保や私一人では無理なので社員さんを増員して頂かないと...」と、それを実現するために思考し提案されました。
・では確認します私のお願いが、今の5%アップだったらどうですか?5%なら少し業務スピードを上げて残業すればできると考えたでしょう?その場合は創意も工夫もありませんね?
・目標とは創意工夫、努力、勉強、提案などを生むために本当に大切なものなのです。
・そのような自分の成長の為に必要不可欠なものであるという自覚がない社員さんは当然ズレが出ます。
●何故ズレガ出るのでしょうか?
・知識、情報の違い。
・立場・権限の違い。
・視点・視野の違い
・責任感の違い 等色んな回答がありました。
突き詰めていくと社長は「社長は会社の全責任を背負っている」という意識だが「社員さんは自分のポジションの範囲内」で考えているのでここで起こるズレが一番大きいのではないでしょうか?
では社員さんも会社の全責任を背負っていると考えて頂けたら解決するのではないでしょうか?
いいえ、そう考えて頂く事が理想ですが現実的にはそれを実現することはなのかもしれませんし、そう考えて頂けたらと言って100%ズレがなくなるわけでもないでしょう。
しかし、大きなズレを軽減するには
「自分も会社の全責任を背負っている」と考えて思考、行動するよう心がけることが大切なことであると思います。
●社風が良い時とは「社員さんがワクワクしている時」だと思います。
・会社の目標数値というものは一番大きく、その気持ちを左右します。
結果が出た(と感じた)時
・キラキラ
・ルンルン
・クヨクヨ
・メソメソ
挑戦中
・ウキウキ
・ワクワク
・ドキドキ
・ハラハラ
・イライラ
ワクワク、ドキドキという感情は「目標達成できる自信」がある時感じる訳です。
社風を良くしようとするならば、目標を達成できる仕組みや方法を理解して頂き、皆が自信を持って挑戦できる環境をつくる事が社風の向上につながるのだと私は思います。
・夢・ビジョン
・チャレンジ(ストレッチ)目標
・コミットメント目標・責販
コミットメント目標だけを持ち、その目標にシクハクするのではなく、夢・ビジョンの為のチャレンジ(ストレッチ)目標を持ち、その為の戦略や戦術強化に創意工夫、努力、勉強、提案などをすることが必要だと思います。
そうなれば、コミットメント目標などはただの通過点となると思います。
社長として経営幹部に臨むことは「決断」する社長に適切にアドバイスや意見、アイデアを伝えその意思決定に良い影響を与える事、そして、意志決定されたことを社長の代わりに部下に徹底させ、実行する事です。