2009/9/19

「THE BEE」  演劇

「THE BEE」

告知を見落としており、あやうく見逃す所でしたが、
何とか観に行くことができました。

「たっちぼ」は音楽も演劇もということで、商店街で
イベントを企画・運営したり、地元ケーブルテレビに
出演したりと大活躍中です。今回の公演も愛媛、大分、
福岡と山口の4地域を巡演してきたようです。

たっちぼらしい、オリジナル曲とダンスを上手く構成した
公演で、特に主演の熱演(汗でシャツがびっしょりになった)
が印象的でした。

ただ作品は・・・。朝日舞台芸術賞のグランプリを2008年に
とったものなので、演劇的な評価は高いのかもしれませんが、
私には不快な感じしか残りませんでした。最後に演出が敢えて
挨拶をされて、確信的に公演されたことは良く分かったのですが、
私には合わない作品だったようです。

あまりに釈然としないので、ネットで感想を検索してみると、
人間の狂気や復讐の連鎖の虚しさ、異常でさえも日常化
出来てしまう人間への恐怖感、といったようなものが高く
評価されているようでした。オリジナルの公演での演出と
今回では大分違うので、何とも言えない部分もありますが、
私には唐突に残忍な本性に支配された男がそのまま破滅
していく様しか感じられませんでした。男の取った行動
から考えれば、男の取った残虐な行動は、本当は自分の
家族に対して密かに抱いていた悪意だろうとも思うのですが、
背景無しで見せられても共感を持つことは出来ず、ただ
不快でした。70年代が原作小説の舞台なので、学生運動の
陰惨な結末も想起させられますが、やはり人間がそこまで
追い詰められるには、もっと深い本質的な要因があるはず
だと思います。

結局、人間ってこんなに残忍で絶望的だって結論だけ観せ
られても「同意できない」という気持ちが先に立ち、後は
ただただ陰惨なシーンを不快なまま観せられるだけという
感じになった作品でした。


touch the bonnet third
「THE BEE」(約70分)

作:野田秀樹(NODAMA)

演出:岩本伸也

出演:因幡勇治、林涼子、細田昌宏、脇内圭介 ほか

日時:2009年9月19日(土)14:00-、19:00-
   2009年9月20日(日)14:00-、19:00-

料金:一般1200円、大学生1,000円、高校生以下700円(当日300円UP)

会場:CS赤れんが
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2009/9/25  21:42

投稿者:ノムじゅん

>岩本さん

コメントありがとうございます。
これも演劇のひとつの形なのだろうとは思います。
どうしても視野が狭くなる傾向があるので、
こうした問題作にも敢えて挑戦されることは有難いです。
今後の更なる活躍を期待しています。

2009/9/24  23:21

投稿者:岩本@touch the bonnet

ご来場本当にありがとうございます。
今回の公演は僕たちの中でも
やるやらないの時点でいろいろ意見が出ましたが
団体の前進のためにやることを決意しました!
貴重な意見ありがとうございます。
今後もよろしくたっちぼをよろしくお願いします

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