2018/3/12

7年という歳月  福島の猫たち

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2017年3月31日撮影(福島県浪江町請戸)
昨年訪れたここは、やっと「何もかもがなくなった」状態で、
水平線を見晴るかすこの高台は、墓園になっていました。
2011年3月11日のあの日、海岸から700メートルと離れていないところに建つ請戸小学校の生徒、職員がそこから2キロ近く内陸のこの高台まで避難して、全員が助かったという場所です。

5年近く手付かずで、あちこちに船や瓦礫があって。

今は。

町の有志が作った慰霊碑に代わり、高台には立派な慰霊碑が建立されていました。

15メートル近くの大津波が町を襲ったこと。
原発事故により、救助と捜索を打ち切って避難しなければならなかったこと。
200人近い尊い命が奪われたこと。

残された人たちの無念さと、後世に伝えたいという思いが、慰霊碑の文面から伝わってきます。

被災したこの辺りに、家を建てることはできません。

かつての町並みは失われ、帰ることもできない。

昨年のこの光景が、1年経った今年、大きく変わることはあまりないような気がします。

7年。

7年前、生まれた子どもは今年、小学生に。

7年という歳月が新しい生活を始めるのに充分な年月なのか。

まだ。

まだ、7年しか経っていないのに。

「被災地」と呼ばれる場所の
こうした風景を見ていると。

決して忘れてはいけないと、少なくとも自分は
命が果てる時まで決して忘れないと、心を引き締めなくてはと思うのです。

「誰もが明日は必ず来ると思っていたけれど、
明日が必ず来るとは限らないことを知りました」

この数日、震災のことを取り上げるテレビやラジオのいずれかから、頭に飛び込んできた言葉です。

今日、命があることに感謝して、自分以外の誰かの幸福を祈る。
生きている人が一人ひとりそうすることで、
少しはマシな「今」が続くのではないか。

逝ってしまったすべての魂が安らかでありますように。
今を生きる私たちが、覚悟を持ってよりよく生きることができますように。





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東北の長い長い冬もあとすこしで終わるはず。

春はもうすぐ。


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タグ:  里親募集 東北



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