2008/2/4

「恋人よ」五輪真弓そして徳永英明  他ミュージシャン

「恋人よ」は1980年、五輪真弓 作詞・作曲の大ヒット曲でレコード大賞金賞を受賞している。当初、B面に収録されている「ジョーカー」がA面の予定だったが、レコーディングの際に「恋人よ」の方が受けがよくて変更したそうだ。
この曲は、五輪真弓がデビューした当時のプロデューサーで、この年の春に交通事故死した木田高介の事を思って、書き上げた曲でもある。究極の恋の歌を作っていた矢先、家族ぐるみで交流のあった木田の死、その死に対して、決して忘れたくない、死んだことを信じたくないと言った思いも込められている。
2006年に徳永英明によってカヴァーされた。
20年来の徳永英明ファンの僕は、最近、徳永英明の「ボーカリスト1・2・3」を聴いて、この「恋人よ」に感動した。

枯葉散る夕暮れは
来る日の寒さを ものがたり
雨に壊れたベンチには
愛をささやく歌もない
恋人よ そばにいて
こごえる私の そばにいてよ
そして一言
この別れ話が 冗談だよと
笑ってほしい
……
「恋人よ」歌詞・コードへジャンプ



恋人と別れた後は、すべてがさびしい、道行く人を見て、忘却を望む自分がいる。季節がめぐり、さようならと現実を認めざるを得ない、別れた日に光った星の光も無情に輝くだけ。でも、本当はかけがいのない恋人よ、凍える私を暖めて欲しい、そして、あの別れは冗談だったんだと、笑って言って欲しい。と言う内容。

1980年代のある日の夜のこと、北新地にある日本料理店で打ち合わせをしていると、突然、五輪真弓が入ってきた。大阪フェスティバルホールでのコンサート終了後だったと思う。小さな子どもの手を引いていた。僕は日頃から彼女の魅力に感銘していたので思わず会釈をした、彼女も軽く会釈を返してくれた。背筋をぴんと伸ばした姿勢のよさはテレビだけではなく堂々とした雰囲気に強いオーラを感じた。
時が経ちそのことを忘れかけていたが、徳永英明の「恋人よ」を聴いていて思いだした。五輪真弓の「恋人よ」は素晴らしい。しかし、徳永英明の「恋人よ」も素晴らしい。
僕はアコギでこの名曲を弾き語りしてみたが、ほんとうに難しい曲だとつくづく思った。


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