6.28水害跡地のコシヒカリにイモチ病類似の下葉枯れが出て気がかりであった。今日も現地確認したところ、その疑いを全く捨てることは出来ない下葉の症状もあるが、前日よりは状況が良くなっている。新葉の伸び・立ち上がりが素直であるから心配ないと見てきた。
7月11日発表の、新潟県の技術対策資料によると、発病が認められても直ちに防除の必要はない。ただし、発病が多い場合は、云々・・となっている。
近年はこのようなイモチ病斑を見かけることはほとんどなくなった。
若年の農業者には分からない者もいる。
(写真はイモチ病農薬のパンフレットによる)
BL稲は、当初
イモチ病防除がいらないとの触れ込みで話題が広まった。
魚沼の現場ではそのことに不安があったし、県機関の発言も次第にトーンダウンして歯切れが悪くなってきたことと、
流通や消費者の反応も不透明で、その導入に慎重論・反対論が根強く残っていた。
結局種子の供給の事情とかで、実際の導入は、報じられていた予定より一年遅くなって、今年の作付けからとなった。
この遅れは魚沼の反対によるものとの、噂が聞こえたが、本当のことはわからない。
導入実施が決まっても、
イモチ病の防除の姿勢はどうするのか、なかなか現場に伝わってこない。不安の中で確認を求めても先送りになっていた。
スジ(
種子)洗いの前になって、下りてきた情報は、例年
イモチ病発生の少ない地域は防除不要。発生の多い地域は、生育期間中に1回の防除と云うことであった。
川口町域ではこの1回防除に相当する地域との認識で、おおむね田植え前の苗箱での処理薬剤を利用していた。
それでもこの時期になって、イモチ防除をどうするか話題になることもある。田植えは作業委託に出していたので、薬剤が処理されていたかどうかわからない農家も出てきた。
指導機関からは、田植えの遅れた地域などに葉イモチ・穂イモチともに防除の徹底をするようにとの呼びかけ情報も流れてくる。
ある地域の共同防除には、イモチ防除の薬剤を入れるかどうかで、JAに問い合わせて不要との指導を受けていた話も聞こえてきた。
農業共済組合からの連絡では、< いもち病の防除は済みましたか? > となる文書も廻ってくる。
現場では、
やはりこの時期での緊張と、若干の混乱が生まれている。
導入初年度であるから、この程度の混乱はやむをえないのであろうか。
収穫時までの成果を慎重に見守りたい。
ところで、
収穫後の流通と消費者の反応がどうなるのか、次の不安が頭をもたげるのである。
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