よく
『捻挫が癖になって・・・』とか
『肉離れを繰り返してしまう・・・』という話を聞きます。
果たして本当に『クセ』になってしまうのでしょうか?
足関節の内反捻挫は日常生活の中でも、わりと身近だと思います。いわゆる捻挫とは関節が外力により、大きく動かされてしまって、関節を構成している靭帯組織も伸ばされ過ぎてしまう事で、損傷(炎症が起きたり、少し切れたり、完全に切れてしまったり)を起こしてしまう事です。
個人差や健康状態の差などで多少の違いはありますが、靭帯組織が治癒して元通りに回復するまでには、ある程度の時間が掛かります。
また痛みという症状の現れ方は人それぞれで、痛みが治ったかどうかの目安だとは言い切れません。
しかし、捻挫を負った後に一番大切になってくるのが実はリハビリなんです。
安静と固定をしてさえいれば、日常生活レベルに支障をきたさない程度の症状の回復にはなりますが、この
靭帯の中にあるバランスを司るセンサーの器官が壊れているために、痛みはないのに何か不安定感が残るような状態になることが多いようです。
このセンサーをリハビリによって鍛えて、元の通りにしてあげないとこの不安定な感じや、また次の捻挫を予防してあげる事は出来ません。
人が立ったり、歩いたり出来るのは筋力や体力が充分に備わっているから、だけではありません。バランスが取れているから倒れないでいられるのです。
バランスを維持していくためには、バランスを崩さないようにする為のセンサーがキッチリ働いていなければなりませんから、これを回復させるのにはとにかくリハビリをする以外にはありません。
一言でリハビリといっても、その怪我の状況に合わせたものでなければなりません。
日用品を利用したり、専門的な器具を用いたり、体重を掛けたり非加重で行ったりと怪我の治癒の段階に合わせた内容や量であるべきなので、
必ず専門家に相談しながら実践すべきなのは言うまでもありません。
痛みのあるなしに関係なく、これから先はもう痛みを出さないよう努めることが大切ですね。
『クセ』になる前にリハビリをスタートさせて、楽しいスポーツライフを続けて生きたいものです。

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