「比の人たちの負担で養成された人たちが日本で働く不条理」
医療・臓器移植
比から看護士・介護士、06年度にも日本へ FTA合意[朝日新聞]【比の人たちの負担で養成された人たちが日本で働く不条理】(記事末尾に添付)に関しての質問です。
東京音頭さん:
「外国人労働者の受け入れは、静かに進む。
あっしらさん、日本の資金で養成すれば、受け入れ賛成ですか?
私は、今の看護士、介護士の労働条件のままでの受け入れは絶対反対です。何故かというと、
低賃金労働を、永久に低賃金労働にしてしますからです。
得をするのは、国とその産業内の企業経営者だけです。
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私は海外にすんでいますが、たくさんの、海外労働者が、特別なビザで働いています。
私が以前住んでいた町はキウイフルーツの栽培が盛んですが、あまりにも大規模な為、機械ではできない 木からもぎ取る作業の労働者が大幅に不足していました。その記事を読んだ私は、他の日本人と誘い合い、働こうと問い合わせをしました。これだけ、労働力不足なら、給料もそれほど悪くないはずだし、時間も、柔軟に設定できるだろうと考えたからです。
ところが、条件はとても悪く、時間も早朝から夕方遅くまで働かないとだめということ。
なんで、労働力不足のくせに、偉そうな態度をしているのか、不思議でしたが、後で理由がわかりました。
果樹園の持ち主らは、政府に働きかけ、果樹園労働用に 中国や、フィリピン、インド人などへの、特別ビザ発給を決めさせました。生活保護を貰っている人々 (主に貧しい国からの移民や、先住民ら)に、これらの労働を、保護をもらう条件にしてほしいとたのんでも、いました(これはあきらかに、職業選択の自由に定職する。 もちろん、法案はとおりました)。
そうか、移民社会では、企業は、給料を余分に払いたくなければ、外国人労働者を一時的に雇うと言う手があるのかと。私は、何か、ものすごい、理不尽さをこのとき感じました。果樹園の経営者が 土にまみれて、一族郎党総出で働いてもなおかつ、終わらない仕事というのではなく、こちらの農業経営者は、豪邸に住み、土なんか、さわりもしないのです。賃金を余計に払える余裕があるのです。
看護士は、女性の代表的低賃金労働として、長年女性達が待遇改善を訴えてきた分野です。労働条件を改善して、不足を補うのではなく、文句をいわない、貧しい国の人を雇う事で、誰が得をするのでしょう。又、介護士は、女性、特に下の世話も含めた、人の世話をしてきた主婦たちにとって、男性に対して珍しく女性に有利で、将来有望の技術職だったのです。不足してくれば、待遇もよくなるかもしれないと。 しかし これで、永遠の低賃金労働となっていくことでしょう。他の金儲け、高賃金を独占している分野で、外国人労働者を受け入れたら、いい。
又、受け入れるのなら、日本の永住ビザを与えなさい。きっと、他の仕事にはつけないビザなんでしょう。安い労働だけして、はい、帰りなさい、なんて、非人道的です。 もしくは、待遇をうんと上げて、さらに、入れたければ、入れればいい、絶対にしないでしょうが。」
Re: 低賃金労働は、永久に低賃金労働。誰が、受け入れを決めるのか投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 21 日
>あっしらさん、日本の資金で養成すれば、受け入れ賛成ですか?
>私は、今の看護士、介護士の労働条件のままでの受け入れは絶対反対です。何故かと
>いうと、低賃金労働を、永久に低賃金労働にしてしますからです。
>得をするのは、国とその産業内の企業経営者だけです。
米国の不法移民(季節的不法滞在者)も、米国政府の建前的発言と違い、ご指摘の“企業の経済権益”のために黙認されています。
それは政治的にできないと思っていますが、日本の資金で養成したとしても、受け入れには反対です。
ひとは生れ落ちてから人々に支えられながら生きていると考えているので、その連鎖をできるだけ維持できるほうがよく、お金をより多く稼ぐために外国に移民する(しなければならない)現実を好ましいとは思っていません。
(移住や移民を禁止すべきという論ではありません)
フィリピンは、医者養成課程を修了した人が中東諸国などで家政婦に就業したほうが稼ぎが大きいと思うような状況になっています。
医者にしろ看護士にしろ、政府部門が資金を投入して養成したのは、政府や国民が自国のためにそれらが必要だと判断したからに他なりません。
そういった人たちが稼ぎのために出国してしまうということは、外国で看護士をやるにしろ家政婦をやるにしろ、フィリピンの厚生を劣化させます。
短期的には出稼ぎがフィリピンの経済を支えることは確かですが、それは、蛸が足を食って生きるに近いものですから、日本政府がそのような動きを促進するようなことはすべきでないと思っています。
受け入れについては、自国の問題を外国からの人の移動で解消しようとするのではなく、自国内の活動力配分で解決すべきだと思っています。
看護や介護が人手不足であるなら、それらの従事にする人たちの養成に資金を投入し、勤務条件も改善して補っていくのが筋です。(いわゆる3Kに不法滞在者を就業させている問題も同じです)
完全雇用状態であっても、看護や介護が人手不足なら、他の職種からの移動を促す政策を採ってでも国内で解決で図るべきだと思っています。
ねこさん:
「 ところで、フィリピンは国家的に外貨獲得のため資金を投入して養成していたりしませんでしょうか?
少し話はかわりますが、
韓国から来ているソフトウエア技術者と机をならべて仕事をしていたときがあります。韓国の場合、日本・アメリカに送り込むことを前提に、国家プロジェクトでソフトウエア技術者を養成しているということです。1年間の学費の50%を国家負担してくれるそうです。
(ただ、やりとりが「日本的」適当では済まないことがままあり、その部分の相互合意のコストを考えると、そんなに安くないかも?とか思いました。)」
フィリピン政府は「人の輸出」を主要な外貨獲得源と考えていますから...投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 22 日
フィリピンは海外出稼ぎ者の送金が年間130億ドルほどあり、国内経済(消費)を支えるとともに国際決済手段不足を大きく穴埋めしています。
そのため、フィリピン政府は相手先政府とも交渉しながら建設・運輸労働者や家政婦の海外出稼ぎを積極的に促進しています。
日本が看護士を受け入れるということになれば、費用対効果の計算によっては日本向け看護士の養成に国費を投入するだろうと予測します。
(それと同時に、ダンサー(興行)ビザの問題と同じように、“即席”養成の看護士を送り出したり、別の割りがいい職業に就くといった「不正問題」も出てくる可能性があると思っています)
フィリピン政府が既に端から海外向けとして看護士の養成に取り組んでいるのかは不明です。(日本に先行するかたちでフィリピンから看護士を受け入れている国があれば(これも不明)、そのような国策が採られている可能性はあります)
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比から看護士・介護士、06年度にも日本へ FTA合意[朝日新聞]【比の人たちの負担で養成された人たちが日本で働く不条理】投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 20 日
日本政府はフィリピンとの自由貿易協定(FTA)の交渉決着を受けて、早ければ06年度から看護師・介護士の受け入れを始める見通しとなった。受け入れ態勢の整備とともに受け入れ人数枠が今後の焦点となる。人数枠については両国の主張の隔たりが大きいため、政治決着になる可能性が高い。
受け入れ条件となった日本語の習得と国家資格の取得の義務づけ措置に関連して、厚労省は日本での滞在中、国家試験に合格するまで働く病院や介護施設を指定し、働く機会と場所を提供するなど「合格しやすい環境づくり」を進める。
現地での日本語研修については外務省が途上国援助(ODA)の技術協力対象とすることを検討している。ただ、自民党内から「ODAの目的とそぐわない」など反発の声もあり、流動的だ。
法務省は在留資格は技能実習生の外国人に発給しているのと同じ「特定活動」とする意向だ。4年程度経過しても合格できなかった場合は帰国させるほか、国家資格を取得後も指定した病院や施設で働くことを義務づけることで、不法就労や失跡を防ぐ狙いだ。
労働市場の開放をめぐってはタイなどが家事補助者などの受け入れを求めているが、政府は今後も単純労働者の受け入れは認めない方針だ。今回のような専門職・技術職について職種ごとに開放を決める形がFTA交渉の「人の移動」分野の基準になっていきそうだ。
(11/20 01:29)
http://www.asahi.com/business/update/1120/002.html

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