vCJD 患者が果たして「異常プリオン」によって発生するかどうかは,疫学的な調査が行われた段階であり,遺伝子レベルではまだ断定すべき所見は見つかっていません。
もともとプリオンという特殊なタンパク質は mRNA を転写する rRNA を取り込んでリボゾームのような振る舞いをしたりしますけど,所詮はタンパク質。ほとんどは内臓の消化器官によってアミノ酸レベルまで分解されてしまいます。
ということは,異常プリオンが体内へ進入する方法はクールー患者のように「日常的に異常プリオンを摂取し続ける」ことで,偶然的に粘膜などから体内へ吸収される以外には考えられません。
そうすれば,「疑わしき牛肉は食べない」,これが最も賢明な防御策であり,予防法も治療法も確立してないプリオン病に対する唯一の予防法だと言えるのではないでしょうか。
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