「ロシアの秘密警察が1920年代に偽造したと言われ」とあるが、記憶に拠れば、流布しているのは、ソ連時代ではなく帝政ロシア時代(1905年頃)の警察関係者の偽造説ではなかっただろうか?(ご存じの方フォローをお願いします)
日本の古代関連文書もそうだが、偽書というのはオーソライズされていないというだけで、嘘か事実かということとは直接関係ない。
書かれた時代や伝承経緯を基に真偽性も問いかけられなければならないが、そういう内容を書いた人がいるということのほうが重要である。
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「シオン長老の議定書」偽書説について投稿者 あっしら 日時 2002 年 11 月 19 日
「シオン長老の議定書」は、なかなか洞察力がある人が書いたと推察できるものであり、それが誰によって書かれたものであっても歴史的に重要な文書である。
ユダヤ人組織が「シオン長老の議定書」を書いたかどうかはわからないが、ユダヤ人を貶めるために誰かが書いたとしたら、その人は、破格の陰謀力と歴史的見通しを持っていると言える。
ロシアの警察関係者が書いたとしたら、それほどの人物を抱えていたロシアの歴史はもっと違うものになっていたと思われる。
SAKONさん:
シオンの議定書(シオンの長老の議定書 Protocols of the Elders of Zion)ですが、私の保有する「Microsoft Encarta 97」によると、当時燃え上がっていたポグロム(ユダヤ人虐殺)を煽動するため、1905年にロシアで初めて出版されたとあります。
歴史的事実として、ポグロムを煽ったのは、当時の帝政ロシアの右翼・軍・警察とされているので、帝政ロシアの警察(よく秘密警察だとも聞きます)が版元である、という説は信憑性が高いと思われますが、真相は不明のようです。
ご存知のとおり、その後、アメリカのフォードが再出版したり、ローゼンベルクがナチのプロパガンダに利用したわけです。
で、私も、あっしらさんの説には賛成です。
「シオンの議定書」といえば、陰謀論者のバイブル扱いされ、トンデモ本扱いされるか、「偽書」のひとことで切り捨てられているのが現状です。
私は決して陰謀論に全面的に与するものではありません。しかし、結果的に、その内容がマスコミなどを利用した大衆の愚民化手法や、金融による経済支配のノウハウなどを正確に述べているとしたら、出典がどうあれ、問題の書であることは間違いないと思います。
ただ、現状は、ユダヤタブーが世界に蔓延しているので、仮にあっしらさんのような考えが大マスコミで流れただけでも、大問題になるでしょうね。
不思議なもので、マーケットニュースなどでは、
「今日のNY市場は、ユダヤ教の祝日のため閑散…」
などということは平気で流れるのに、少しでも、金融支配であるとか、マスコミ支配、という表現を使うと、この間のテレ朝のキャスターのように、すぐ大問題化します(たしかに、市場参加者にユダヤ系が多い、というのと、「支配」は違いますが…)
ついでといっては失礼かもしれませんが、この阿修羅にも良く書き込まれている木村愛二さんなどが主張されている、ホロコースト600万人誇張説について、あっしらさんはどういう見解をお持ちでしょうか?
よろしかったらお聞かせください。
私は、虐殺は明らかにあったと思いますが、600万人の根拠は弱く、また、戦後のイスラエル建国のプロパガンダに利用さられていることは、否定できないと考えます。だから、「懐疑説」をネオナチとレッテルを張り、抹殺しようとしているのはやはり問題だと考えます(ネオナチが主張しているということもまた、事実ですが。)
「ホロコースト600万人誇張説」について投稿者 あっしら 日時 2002 年 11 月 20 日
「シオンの長老の議定書」に関するフォローありがとうございます。
ナチスドイツの「ホロコースト問題」は、その真偽もしくは規模に関して触れることが国際的タブーになっていることが最大の問題だと考えています。
日本国内でも、天皇を悪し様に語ると右翼がわめくように、ホロコースト否定論を叫ぶと左翼が罵るという構造になっているようです。
そして、全くトンチンカンで根拠にも説明にもならない理屈で、ユダヤ人やホロコーストでひどい目にあったのだから、パレスチナにイスラエルを建国するのは当然だと考える人たちもいます。
民間人が論理に対して価値観でわめくのは致し方ないとしても、ドイツやフランスなどのように国家が歴史的論議を刑法罰で封印しようとしているのはとんでもないことです。
木村さんたちが頑張っても入手できる資料は限られていますから、旧連合国やドイツが、ホロコーストに関するあらゆる資料を公開し、それに基づいて厳密な検討が行われる必要があると考えています。
ナチスに責を帰そうとしても、ナチス政権が国民の支持の上に成立し、国家総力戦遂行のなかで起きた問題ですから、国家としてナチスドイツを継承しているドイツ国民が、自らの“罪”を問い直すというかたちでこの問題の解明に向けた扉を開くしかないと思っています。
木村さんのを含めていくつかの関連書籍を読みましたが、次のように考えています。
まず、ナチスドイツ時代に、ユダヤ教徒のみならずポーランド人そして反ナチス運動家さらにはドイツ国内の“身体障害者”が、迫害や殺人により、おそらく数十万人から百万人単位で死んでいったのではないかと推測しています。
● ナチスドイツの対ユダヤ人政策
ドイツ領域からユダヤ人を一掃しようという政策を持っていた。
それは、殺戮というかたちではなく追放というもので、マダガスカルなど欧州以外の地域を考えていた。
ナチス政権は既にパレスチナで入植活動をしていたユダヤ人勢力とも交渉し、金銭的対価でそこへの出国も現実に認められた。
● 強制収容所の目的
強制収容所は、ユダヤ人・共産主義者・反ナチス活動家などの不穏分子を隔離するとともに、総力戦体制で不足する労働力を補う目的で運営された。
(ナチスドイツは、労働力不足に陥っても、その価値観から、日本の戦時中とは違って女性を工場に動員することを先送りした)
アウシュビッツなどの強制収容所が、ユダヤ人の“最終処理”(殺戮)を企図してつくられ、運営されたものとは考えていない。
ドイツの敗戦時まで生き残った収容者は多数存在し、施設・輸送・管理要因・食糧など収容所のために投じられた物的人的資源を考えれば、それ以上の見返りを期待していないと考えるのは不合理である。
殺戮なら、もっとコストをかけないかたちで行うはずである。
(ゲットーに押し込めて“兵糧攻め”にする。それでは、周辺地域が不衛生になるというのなら、ポーランドの森林にでも連れていっての銃殺でもいいだろう)
強制収容所の付属施設で毒ガスによる大量殺戮が行われていたのなら、その事実は隠しおうせるものではなく、一縷の望みに賭けた“反乱”が起きていたはずである。
● 虐殺ないし意図的な殺人はあったか
重病や負傷などで労働力にならない収容者を殺すというような処置がとられていた可能性があると考えている。(食糧や治療などのコストが“ムダ”だと考えて)
そして、犯行者や脱走未遂者の処刑も行われていたと考えている。
また、ペストなどの伝染病が発病したとき、罹患の疑いがある集団をまとめて殺したこともあるかもしれない。(伝染病の拡大を、“ローコスト”で防止するため)
これは、日本軍でも行われたことだが、収容者を使った人体実験(毒ガスも含む)が行われていた可能性もある。
何にしろ、不穏分子を労働力としてのみ使おうという意図で収容していたのだから、食糧・衛生・保温など生活条件は劣悪であり、病死や衰弱死は多発したと思われる。
直接の死因が何であれ、ナチスドイツのいわれなき迫害が発端であることは間違いなく、米国の原発投下、米英の日本・ドイツに対する都市空襲・日本軍の暴虐と同じように強く非難される暴挙であると考えている。
● ホロコーストという呼び方
ナチスのユダヤ人迫害及び虐殺を“ホロコースト”と呼ぶことに疑念を感じている。
(戦後アメリカの誰かがこの言葉を使い始めたようである)
一般的には、ホロコーストを“民族大虐殺”の呼び名だと受け止めている。
しかし、セム系宗教に造詣が深い人であれば、ホロコーストを“人身御供(人の生け贄)”だと受け止めるはずである。
ヘブライ人やフェニキア人などが新年祭で行った全燔祭のことをホロコーストと言う。
新年祭では様々な生け贄が供犠所で捧げられたが、最大の生け贄が人間だった。
「初子」や子供、そして、数日間統治者と同じような豪奢な生活を一時的にさせてもらった奴隷が統治者の身代わりとして犠牲になった。
全燔祭(ホロコースト)は、共同体=国家に降りかかった災厄の除去を願ったり、共同体や個人が犯した過ちの贖罪としてであり、さらには、共同体の今年の隆盛を祈願するものだったと言われている。
ナチスによるユダヤ教徒迫害をホロコースト(全燔祭)と呼んだ人が、このようなことを知らないはずはない。
ナチスのユダヤ人虐殺を、なぜユダヤ人にとっても神聖なホロコースト(全燔祭)と名付けたのかという疑念を持っている。
ナチスに虐殺された人々は、なにかの贖罪や祈願のための犠牲だったのだろうか。
(ナチスドイツが、薪であり炎であったり、捧げる主体でもあったかもしれないが、「ホロコースト」の名付け親ではないことは確かである)

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