「支える世界観が違うだけで理性を持っている北朝鮮が自ら“はじける”ことはありません」
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北朝鮮への制裁検討は当然 核開発問題で麻生氏(共同)【脅威論】
自民党の麻生太郎政調会長は2日のNHK番組で、北朝鮮の核開発問題をめぐり「(制裁措置の検討は)当然だと思う」と強調した。
麻生氏は「原子炉の再稼働、燃料棒の再注入という話になると、原子爆弾を持とうという意図は極めて明確になる」と指摘。「相手は力の信奉者で、道義の信奉者ではない。(こちらも)ある程度力を持たない限り、どうにもならない」「経済封鎖などが効果がある」などと述べた。
同時に「(北朝鮮は日朝平壌宣言を有効と)考えていないだろう。一連の行動を見れば、はっきりしている」と北朝鮮の対応を強く批判。韓国の対話重視政策についても「金大中大統領の5年間の在任期間に、太陽政策で北朝鮮から何か引き出したかと言えばゼロだった」と述べた。
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Silent Tears さん:
北朝鮮は、「核」は使わない。
彼らの目的は、核戦争の恐怖を煽ることで関係各国から援助を引き出す事にあります。
実際に核を使ってしまったら金を取れなくなる。
だから使いません。
中央線さん:
確かに論理的な回答です。
しかし、金正日が絶望感から、暴挙に出ることもあるかもしれないと思うのです。
支える世界観が違うだけで理性を持っている北朝鮮が自ら“はじける”ことはありません投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 03 日
金正日氏及び北朝鮮政府は、日本などとは異なる特殊なものとは言え、「近代主義世界観」に基づいて物事を判断し動いています。
朝鮮戦争は、南北固定化が明らかになるなかで、半島における朝鮮民族の統一国家樹立を目指したものです。
(ベトナム戦争における北ベトナムと同じ考え方ですし、民族国家意識や民族自決権という近代の考え方に即したものです)
朝鮮戦争以降もずっと続いた韓国に対する非難も、対米追随や軍事独裁政権批判は付け足しで、民族の統一を放棄していることに拠っています。
今回の「核開発騒動」も、建前としては、ブッシュ政権の「“悪の国家”先制核攻撃論」への対抗とその標的から北朝鮮をはずすことを目指したものです。
北朝鮮の経済苦境も最悪は95年から98年の期間でしたから、食糧援助や原油援助(中国など)を受けている限り、自暴自棄になることはありません。
(中国や韓国も、北朝鮮の政権崩壊は大量の難民流入につながり、援助の比ではない膨大な資金負担を強いられるので援助を止めることはありません)
北朝鮮が“暴発”するとしたら、米国などから攻撃を受けたときの理性的対応だけです。
これも、近代国家というか共同体が歴史的に行ってきた自衛の戦いですから非理性的な対応ではありません。
理性的ではない政府(統治者)が、2000万人を超える国民を長期にわたって統治することはできません。
(いわゆる“洗脳”も理性的に行っているから成功しているのです)
戦前の日本を顧みれば、北朝鮮の世界観や価値観はそれほど理解できないものではありません。
戦前の日本は挑発に乗って自らはじけて「対米戦」を仕掛けてしまいましたが、北朝鮮は、日本などからの経済援助は求めていても植民地主義的対外権益を持っているわけでも求めているわけではないので、はじけることはありません。
米国の圧力のなか50年間国家を統治し続けてきたのですから、けっこうタフで理性的ですよ。そうでなければ、とっくに瓦解しています。
中央線さん:
興味深いお話ありがとうございます。
このお話に関する、具体的資料、ルポルタージュ
などで、適当だと思われるものがありましたら、
教えていただけませんか?
回り道をしながら、
自分で探し出すことは重要だと思いますが、
ご指導いただけると、ありがたく存じます。
具体的にはちょっと...
書籍などの名前は具体的にはちょっとあげられません。
(探し出すのが大変ですから)
朝鮮半島問題は、1945年8月15日の日本敗戦から「朝鮮戦争」までのあいだの南(米国支配)・北(ソ連支配)それぞれの政治史を確認することからはじめたらいいと思います。(これについては偏らない書籍もそこそこあります)
そして、どちらがいいかという価値判断抜きに、韓国は米国の庇護下での経済発展を志向し、北朝鮮は共産主義のちには“主体思想”に基づく民族統一を志向したというのが、朝鮮戦争後の長期にわたる南北対立構造です。
90年代以降は、相互に体制の相違を維持したまま連邦的(形式的)統一に向かおうという流れになっています。
北朝鮮政府の理性的対応については、好き嫌いを脇に置いて、メディア報道から価値判断的形容句を削ぎ落として冷静に見ていればわかるはずです。

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